2019/12/29 - 2020/01/04
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qaz_taroさん
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2020年のお正月は、初のロシアを訪問。
モスクワも行きたかったが、お正月だし移動で忙しいのも大変なので、まずは欲張らずにサンクトペテルブルクだけ5泊の滞在に決定。
ロシアと聞くだけで極寒をイメージしていたけど、サンクトペテルブルクのこの年は東京の真冬とあまり変わらない気候で、ちょっと拍子抜けでした。
街はクレジットカードが大変普及していて、なんと滞在中一度も現金を使わないまま過ごせてしまった。
ルーブルを用意したのに、現金使う場所が全く無くて驚き!
そんなサンクトペテルブルクの街でロシアの年末年始を味わってきた記録です。
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2019年12月29日成田から初のロシアへ向けて旅立ちます。
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チケットはロシアのS7航空で予約しましたが、日本便の機材は同じアライアンスのJALが使われるので、モスクワまでは日本語が使えるJALに乗れます。
S7航空でチケット取った方が値段もかなりお得になりました。 -
久しぶりのJAL。
相変わらず機内食が美味しくありません(ー ー)
でもワインやビールなどアルコールはCAさんがじゃんじゃんくれるので、そこは大好き(^^) -
先ずはモスクワのドモジェドボ空港に到着。
ココでロシアに入国しS7航空の国内線へ乗り継いでサンクトペテルブルクへ向かいます。
今回一番心配した点はここの乗り継ぎ時間が2時間ちょっとしか無いこと。
飛行機降りてからダッシュで入国審査へ走り、何とか前から3番目に並べました。(汗)
外国人の入国審査は厳しいと言う噂通り、一人にとても時間がかかります。
パスポートの写真が古いせいか、しつこいくらい顔見られました(ーー;)
後ろのほうに並んでしまうと時間かかって大変だと思います。 -
審査を通過し、手荷物を受け取って、どうにか無事ロシア初入国です。
乗り継ぎ分のチケットは成田で発券済みのため、チケットを見せながらS7航空のカウンターを職員に聞きまくり、再度手荷物を預け直します。
日本からの飛行機降りてから乗換便に荷物預けるまでで約1時間経過。
やっと落ち着いて眺めたドモジェドボ空港はキレイで賑やかです!
でもまたセキュリティーチェックとかが混んでて乗り遅れると大変なので、どこも見る暇無く再び急いで搭乗ゲートへ。 -
と、焦って来たのに乗り継ぎ便は1時間の遅延。。。
冬の天候のせいなのか全体的にこの日は遅延が多かった感じ。
一気に時間を持て余したので空港内のカフェでロシアビールを1杯飲んでからサンクトペテルブルクへ向かいました。 -
1時間遅れで無事モスクワからサンクトペテルブルクのプルコヴォ空港に到着。
ホテルを予約したBooking.comで送迎車も合わせて予約しておいたので、お迎えの運転手が到着ロビーで名前の書かれた看板持ってお出迎え。
ここから車でホテルまで送ってくれます。
言葉が通じないので、これは楽で良かった。
車はどう見ても自家用車っぽかったけど、ちゃんと問題無くホテルまで運転してくれました。 -
今回のホテルは、五つ星のCorinthia Hotel St Petersburg
お正月だし少し奮発しました! -
ホテルのロビーはこんな感じ
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今回はエグゼクティブルームをチョイス。
早めに予約したお陰で普通の部屋とあまり変わらないお得なお値段でした。
部屋はとってもゆったり広々。
ベットも寝心地抜群^ ^
今回5泊しますが、これならのんびり出来そう。 -
バスルームも3畳くらいありそうな広さ。
バスタブとシャワーブースも別です。
バスタブのお湯も勢い良く出ましたが、お湯の色が少し茶色だった(T_T)
まあ、ロシアはこんな感じと思うことにして、移動の疲れをお風呂で癒し就寝zzz。 -
グッスリ寝た翌朝。
ホテルの朝食会場へ。
スパークリングワインが朝から飲み放題です(^^)v
おかげさまで毎日ほろ酔い。 -
朝食後は早速サンクトペテルブルク市内を散策。
ホテルを出発すると外はまだ真っ暗ですが、これで朝の9時くらいです。 -
歩いているうちに少しずつ明るくなってきた。
この季節なのに天気は雨。。
気温は3度くらい。 -
初めての土地なので、まずはガイドブック頼りに名所巡りといきます。
ホテルからトコトコ45分くらい歩いて、聖イサク大聖堂へ到着。 -
大聖堂の入場券は券売機でクレジットカードが使えます。
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一歩中に入ると聖堂内は息を飲むほどの装飾!
そして巨大な空間!
地味な外側からは想像も出来ない美しさです。 -
ドームの天井画
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主祭壇
荘厳! -
随所ホントに素晴らしいの一言。
ここは絶対見なきゃダメとガイドブックに書かれている理由も納得。
確かにお勧めです。 -
別料金ですが大聖堂の展望台も登ってみました。
エルミタージュ美術館が望めます。
天気が良ければ市内が綺麗に見えるのでしょうが、雨で寒くて早々に退散しました(ーー;) -
次はココから歩いて、血の上の救世主教会へ。
ところが、どう道を誤ったのか逆方向へ歩いてしまって寒い街を1時間以上さまようハメに。
ようやくメトロを見つけたので地下鉄に乗ってリカバリーする事にしました。
メトロやバスがsuicaのようにタッチで乗れるICカードの「Podorozhnik」を購入します。
地下鉄各駅にカードの自販機がありました。 -
このICカードもクレジットカードで購入出来ました。
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ゲットしたICカードのPodorozhnik
コレに同じ機械で使いたい金額をチャージ出来ます。
クレジットカードで希望額だけ入金可能です。
本当に現金使わなくて済むので日本よりも進んでる! -
地下鉄の駅は、どこも笑っちゃうくらい深いです!
エスカレーターの先が見えないくらいの駅もありました。
登り下りに時間がかかるので、結局あまり使わなくなりました。 -
ようやく血の上の救世主教会に到着。
少し工事中で残念。。
いかにもロシアらしい外観の教会で、近くで見ると見応えあります。 -
教会の中、綺麗なモザイク画が圧倒
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写真じゃうまく伝わらないけど、実にきめ細やかな装飾の数々
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これが全景(^^)
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昼間は街をぶらぶら散策し、夕方からはロシアのバレエを鑑賞しに行きます。
ネフスキー大通りを走るバスが便利で移動はほぼバスを利用しました。 -
バス停には地図に重ねた路線図があるので、行きたい方面のバスを見つける事が出来ます。
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ミハイロフスキー劇場にやってきました。
本当はマリンスキー劇場が良かったのですが、日にちの合う公演が無かったのでこちらを予約。
予約はホームページから出来ます。
演目は年末恒例「くるみ割り人形」です。 -
劇場内は中規模サイズで、月曜日でもほぼ満員。
座席はsecond circleの1番前を予約。
ホームページで座席表見ながら選べるので予約は簡単でした。
意外と横の席でもステージは見えそうな作り。
本場ロシアだけあり、踊り手さんも全体的にレベル高いかな。
22時くらいに終わりますが、ホテルまで歩いて帰りました。
ネフスキー大通り沿いなら、夜でもいたって安心な雰囲気です。 -
3日目の朝。
今日は朝イチでエルミタージュ美術館へ。
夜のように見えますが、もう朝の9時過ぎです。 -
エルミタージュ前の広場。
大きなツリーが煌びやか。 -
今回エルミタージュ美術館は現地でチケット購入にトライしました。
ネット予約出来るようですが、冬はそんなに混まないと言う情報を信じてきたけど、やはり不安なので正面玄関前に開館1時間前に訪れてみました。
すると10人くらいの列がもう出来てます。
慌てて並ぶと、その後も続々と人が集まり、あっという間に行列が伸び始めました。
結局、開館時間になると後ろに100人くらいは並んでいる感じだったかな。
大晦日なのに凄い人気です。
1時間外で待つのはやはり寒かった。。 -
待ち時間は寒かったけど、ほぼ1番で入館出来たので、ご覧の通り誰もいない!
ラファエロの回廊です。 -
素晴らしい名画たち
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世界中から集めた宝物
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見事な彫刻の数々。
館内が途方もなく広いので、かなり流し見にはなりましたが、それでも3時間以上かけて、素晴らしいコレクションを堪能させて頂きました。 -
エルミタージュ美術館のクロークは、満員電車のような人混みです。
コート預ける人も受け取る人も列がごちゃごちゃで一苦労。 -
エルミタージュ美術館を出ると、広場に今夜の年越しイベントの会場を設営していました。
ぜひ、夜来てみましょう! -
元参謀本部だったと言う新エルミタージュ美術館にも行ってみました。
ここの窓から眺めると、エルミタージュ美術館前の広場が一望です。
こちらにも、ゴッホやモネ、セザンヌ、ゴーギャンなどの著名な作家の絵がたくさん有りますので、見逃せない!
いやー疲れた。。 -
さすがにヘトヘトでお腹もペコペコ。
お昼と早めの夕食兼ねて、ジョージア料理レストランに。
ロシア通の友人から、ジョージア料理がとても美味しいよ。と聞いていたのでネットで探ておいた、Sulikoと言うレストランに
先ずはジョージアビールで乾杯。 -
ジョージア黒ビールも美味(^^)
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右からハチャプリ、ヒンカリ、あと一応ロシアなのでビーフストロガノフも追加。
どれも超美味しい!
日本人好みの味でペロッといけますね。
その後はホテルで一休み。 -
さて、大晦日も夜の22時。
そろそろ年越しイベント会場へ行こうとホテルを出てバスに乗りましたが途中で降ろされました。!?
みると、ネフスキー大通りはサドゥバヤ通りとの交差点からエルミタージュ方面が全面歩行者天国になってます!
バスも入れないんですね。
若者や家族連れが大勢エルミタージュ美術館のほうへ向かって行きます! -
道路封鎖の方法がユニーク(^^)
大型トラックを並べて封鎖していました。
テロ防止の意味もあるのかな? -
人がどんどん増えてきました
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カザン大聖堂にはプロジェクションマッピングの映像が映し出されています。
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会場のそばまで来ると、大勢の人々で立ち往生気味。
エルミタージュ美術館前の宮殿広場に入るのに、一人ひとりセキュリティチェックをしていたためで、辿り着くのにかなり時間がかかります。 -
無事セキュリティチェックを抜けて会場のステージへ到着!
お酒の瓶とかは持ち込めないみたいです。 -
ロシアの歌手やタレントさん達が登場して賑やかなパフォーマンスが披露されています。
観客も踊ったりして大盛り上がり!
言葉は分かりませんが楽しい!
さー、もうすぐカウントダウン!
でも、人々が徐々に帰っていきます??
あれ、あれ? -
いざカウントダウン!と思いきや、なんと!プーチン大統領がスクリーンに登場し、新年スピーチが始まりました!
そのまま2020年の幕開け。。
そして年が明けたところで、国歌が流れ出します。
うーん、さすがロシア!
まさかプーチン大統領の演説と国歌で年越しするとは思いませんでした。
だから、興味ない人は帰っていったのですね。 -
周囲では花火が上がって、ようやく新年気分(^^)
ネフスキー大通りのほうが、多くの人々が乾杯したりして盛り上がっていました。
ヨーロッパの新年に比べると、お行儀が良い感じ(^^)
今年も良い年になりますように! -
新年のお祝いにホテルからチョコのプレゼント貰いました。
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明けて、2020年元旦の朝。
今日はお店も休みが多いので、朝からのんびりホテルで飲みます。 -
朝食ビュッフェにあるこの魚の酢漬けがロシアっぽくてとっても美味しく、こればっかチョイス。
スパークリングワインが進む進む! -
今回はエグゼクティブルームに泊まっているのでラウンジも終日使えます。
ラウンジで朝食を取ると、好きな卵料理を作ってもらえます。 -
このホテルのラウンジは、朝から夜22時までずっと飲み放題(^^)
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午後からペトロパヴロフスク要塞だけ見に行ってみました。
でも元旦だけあって閑散としてます。 -
結局、早々に戻って、またラウンジでワイン。
完璧な呑み正月(^^)で1日終わってしまった。 -
1月2日、今回初めて晴れました!
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改めて晴れたネフスキー大通りをのんびり散策。
歴史ある建物や色々なお店が軒を連ねていて、この通り歩くだけでもとても楽しいです。
今日からお店も大体オープンしています。 -
通りにかかるアニーチコフ橋の馬の像
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1階に有名な高級食材店のエリセーエフ商店が入っている建物
お店の中は大混雑。。 -
何度も眺めたカザン大聖堂
晴れの日に見るとまた素敵ですね。 -
ミシンで有名なシンガー商会の建物
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奥の方には、血の上の救世主教会が見えます
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何度も訪れたエルミタージュ美術館も、日が当たるとやはり綺麗です。
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本場のピロシキを目指して有名店のSTOLLEに来たら年始休暇。。
1/4までお休みの貼り紙を悲しく見ました。 -
悔しいのでもう一つのピロシキ有名店、PIROZHKOVAYAを目指して来たら、こちらも同じく年始休暇(T_T)
年始はピロシキ屋だけ、どこも休みみたいです。 -
しょうがないので、街中至る所にある大衆食堂(スタローバヤ)に入ります。
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スタローバヤの店内。
セルフで食べたいもの伝えるなり、自分で取るなりして、最後に精算するカフェテリアですね。
料理もちゃんと暖めて貰えます。
簡単で、お手軽です。 -
スタローバヤに入れば、とりあえずピロシキやボルシチと言ったロシア料理は大体揃ってますので、こちらで頂くことに。
まー普通の庶民的な味ですが、お値段はかなり安い! -
赤ちゃんの顔みたいな包みで有名なロシアのチョコレート、アリョンカの直販店をネフスキー大通りで2店舗見つけました。
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直販店は商品が量り売りで買えるので、何種類も少しずつ買って試食し、気に入ったものをお土産に出来たので重宝しました。
味も美味しいです。 -
ワイン発祥のお隣の国ジョージアのワインも酒屋やスーパーに色々あってワイン好きにはたまりません。
重いけど頑張って買っていきます! -
モスクワ駅前の交差点。
夜みたいですが、まだ16時くらいです。
この周囲にショッピングモールやスーパーがあるので
周囲はもの凄い人です。 -
モスクワ駅に隣接するショッピングモールのガレリアでお土産探しします。
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ガレリア内に大きなスーパーがあったので、こちらでばら撒き土産を物色。
年末年始も開いてて助かりました! -
最後の晩ご飯は、またジョージア料理店来ちゃいました。
コレは牛肉の煮込みみたいな料理でとても美味! -
香菜の付いたスープ。コレも美味しいです(^^)
ロシア最後の夜はお腹いっぱい、ワインもいっぱいで大満足です。 -
帰国日。
地下鉄やバスも乗り慣れたので、空港まで地下鉄と公営バスで帰ることにしました。 -
地下鉄でモスコフスカヤ駅まで行き、そこから公営バスに乗ります。
バス停があちこちにありますが、空港往復の39番バスのバス停を探します。 -
39番バスが来ました。
スーツケース持った人が並んでるので、大体分かります。 -
僅か10分くらいで空港到着。
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最後まで雪は降らずまた雨。温暖化か??
でも、おかげで遅延も無く順調に旅も終わりました。
初ロシアでの年越しは大満足です。
さて、次は何処へ行こうかな!
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