杭州周辺桐盧、千島湖三日間

2018/11/05 - 2018/11/07

桐盧は杭州東駅から鉄道で約40分、４２元から行ける。漢方薬の主な生産地、水墨画の最高峰である名画が生まれた場所、現在宅配業界最大手4社の創設地、、、古来名が轟かせているところだが、近所にもっと名高い杭州があるため、あまり注目されていなかった。そのおかげ自然の姿がそのままたくさん残されたいる。杭州から現地ツアーに参加。

エリア 杭州(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 船
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

朝10時頃、桐盧に着く。杭州から鉄道で約40分。

中国最も美しい村と称されている村がいくつかここにあり、その中の一つ：環渓を観光。

村の入り口。

民家の見学も可能。

昔の金持ちの家。
今の金持ちの家も同県内にある。中国宅配最大手四社の創始者はすべて桐蘆出身である。

村には昔からの生活をしている様子を窺えた。

市場に胡麻煎餅やきな粉煎餅を粉引きから手作りしている。

村を出る時胡麻煎餅を買った。

大木奇木があちらこちら。

情緒ある喫茶店も。

標識もはっきり。

街頭で売っている饅頭が美味しかった。ちょっと甘みがあり、もっちりしている。1個2元。後ほどレストランのメニューにもあった。

昼食の時間。地鶏の鍋は鳥の味。ボイラーと全然違う。

一旦ホテルにチェックイン。町の中心部にあり、周辺商業施設が多い。桐盧世貿酒店。桐盧駅から徒歩でも十数分。

部屋は広い。

午後からは桐君山へ。車で十数分。

入り口で入山料10元払う。

山門

山の海抜はたったの60メートル。登りやすい。

漢方薬の鼻祖桐君の彫像。彼が桐の木の下で休んでいるところ名前を聞かれ、木を指したので桐君と称されたそうだ。山も県もそれに因んで桐君山、桐盧になった。

薬師堂前の鶴亀。

山には有名な漫画家葉浅予の博物館もある。

画家葉浅予の像。中国国画院初代副院長。桐盧生まれ。

山頂から望む富春江の景色は最高。遊覧船に乗ることもできるが、明日することに。

下山したら博物館へ。

新しい博物館で、斬新な設計にハイテックな展示。

桐盧は杭州市管轄下の県で、田舎だと思ったが、とても洗練されている。

繊細でシック。

翌朝ホテルのブッフェ朝食。お粥が数種類有って豊富。

今日は東漢時代の名士严子陵ゆかりの釣台を観光。

遊覧船で30分ほど富春江を降り、対岸へ。

厳子陵祠

厳子陵は東漢皇帝劉秀の同窓で、一緒に兵を起こしたが、劉秀が皇帝になった後、誘いを断ってこの富春江の畔で釣りをする悠悠自適な生活を送っていた。隠居生活の第一人者とされた。

その生活態度が多くの人に崇められ、李白、蘇東坡を始め、讃える詩歌が数千にも登る。有名な詩が石碑に刻まれ、江南一の碑林と称される。

厳子陵が釣りをしたところへの案内図。70メートルの高台にある。奇妙だな。

歴代に千人以上の名士や文化人がこの地を訪れた。

茶聖陸羽が各地の水を飲み比べ、ここの水を「天下第十九泉」と評価した。

中国十大名画の一つである「富春山居図」。元時代の画家黄公望がここで4年間住んで完成した巨作。富春江両側の景色が描かれ、水墨画の最高峰と評価された。原作の半分は杭州の浙江省博物館、半分は台北故宮博物館に保存されている。

帰りの船中から見た富春江の風景。この先さらに進み、島が無数に点在する千島湖へ。

宿泊は温馨島にある蝶来リゾートホテル。島までシャトルカーで送迎してくれる。

部屋は広い。湖に面している。プライベートビーチもあり、リゾート気分満点。

ホテルで周辺観光ツアーの申し込みができる。

夕食はホテルで。上品な盛り付け。

中華料理にフランススタイルのようで美味しい上、上品。

島にいるだけでもいい景色が目の前で広がっている。

翌日、朝食も豊富。

遊覧船で一時間ほど千島湖を回る。1078の島が点在している。

途中別の島に上陸し、30分ほどハイキングしてからボートに戻る。

昼食は市内レストランで。有名な地元料理千島湖魚頭の鍋。絶品。

午後はよく晴れて、花が満開している花畑を発見。写真を撮りまくった。明日は蘭亭や咸亨酒店がある紹興へ。