フレンチコロニアルなサイゴンを知る：ホーチミンシティ週末旅

2019/12/06 - 2019/12/08

週末を利用してホーチミンシティを訪れました。時間に限りはありましたが、ベトナム人の友人に案内をしてもらいながら、フレンチコロニアルなかつでのサイゴンを知る楽しい旅になりました。数年前に訪れたハノイとはずいぶんと雰囲気が異なり、より近代的で活気あふれる街でした！フォーやバンミーなど、あっさりすっきりとした味のベトナム料理は日本人の口にもとてもよくあうと思います。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

空路でベトナムのホーチミンシティに到着！深夜だったのですが、タンソンニャット国際空港の到着口はすごい人！タクシーやトゥクトゥクドライバーの客引きも多いので気をつけてください！

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

ダウンタウンにホテルをとり、深夜でしたが少しだけ街歩きをすることに。ベンタイン市場の近くにストリートフードマーケットというアーケード状のフードコートが深夜営業をしていました。

ベンタイン ストリートフードマーケット 市場

ストリートフードマーケットで食べたお米の麺を使った豚肉とチンゲンサイの焼きそば。３ドル弱くらいでした。

ベンタイン ストリートフードマーケット 市場

朝一でベンタイン市場に行きました。ローカルのマーケットながら、外国人観光客の定番のお土産スポットにもなっているようです。

ベンタイン市場 市場

ベンタインマーケットは、Tシャツでもカバンでも宝石でもドライフルーツでもなんでも手に入ります。値段は最初は高く設定されているので、たくさん買って値切るとよいと思います。夜になると、市場の外でさらに露天がでてより賑わっていました。

ベンタイン市場 市場

ベトナム人の友人がサイゴン中央郵便局を勧めてくれたので観に行きました。フレンチコロニアル様式の建物で、とても趣がありました。

サイゴン中央郵便局 建造物

サイゴン中央郵便局の中は内装が当時のままそのされており、とってもレトロ感のある素敵な建物でした。

サイゴン中央郵便局 建造物

ここには昔、文字がかけない人のために手紙を代筆する仕事をする人が一日中いたそうです。窓口も天井も、映画のセットのようです。

サイゴン中央郵便局 建造物

ベトナム料理といえばフォー！ベンタイン市場のすぐそばにあるフォー2000というお店にいきました。

フォー2000 地元の料理

チキンフォー。３ドルくらいでした。もやしとカボスのような柑橘、ハーブ類が薬味のような感じで出てきますので、好きな量だけつまんでいれます。おしぼりは有料なので、必要なければ使わなくて大丈夫です。

フォー2000 地元の料理

フォー２０００にはアメリカのビル・クリントン元大統領がフォーを食べに立ち寄ったそうです。店内にはクリントン元大統領の写真と当時の新聞記事があります。

フォー2000 地元の料理

ホーチミンシティの中心部はみどころが結構歩いていける範囲にあります。バイクがひっきりなしに走っているので、横断歩道を渡る時は要注意！

フランス植民地時代に建てられたホーチミンシティの市役所。共産党の本部建物でもあるそうです。とっても雰囲気のある建物で、街のシンボルのようです。内部を見学できないのが残念！

グエンフエ通り 散歩・街歩き

市役所の前にあるグエン・フエ通りの池にきれいなハスの花が咲いていました。

グエンフエ通り 散歩・街歩き

グエン・フエ通りには、街の由来にもなったベトナムの政治指導者ホー・チ・ミン氏の銅像があります。

グエンフエ通り 散歩・街歩き

グエン・フエ通りを降っていくとハスを象った噴水がありました。

グエンフエ通り 散歩・街歩き

夜になるとライトアップされてこんな感じになります。雰囲気があってきれいでした。

グエンフエ通り 散歩・街歩き

こちらもフレンチコロニアル建築様式のサイゴン・オペラハウス。とても優美でした。現在もオペラハウスとして使われており、くるみ割り人形が上演中でした。

ホーチミン市民劇場 劇場・ホール・ショー

ちょうどサッカーのアジア杯の試合があり、パブリックビューイングをする人たちで大盛り上がりでした。

グエンフエ通り 散歩・街歩き

南北ベトナム時代の政治と歴史を学びに、統一会堂に行きました。元はフランス植民地経営のための総統本部だったそうで、建物も今の様式とはことなり、フレンチスタイルだったそうです。一度は放棄されたそうですが、その後、ホーチミンシティがまだサイゴンだった頃、南ベトナム時代の政治と軍事の中心施設になったそうです。

統一会堂 建造物

日本語の音声ガイドを借りて統一会堂を見学しました。ベトナムの歴史には詳しくないので聞いてもなかなかピンとくるところは正直少なかったのですが、冷戦時代（南北ベトナム時代）の複雑な国際情勢を感じることができます。

統一会堂 建造物

統一会堂で目を引く絨毯。日本もそうですが、ベトナムは中国の文化的影響を大きく受けています。

統一会堂 建造物

大好きなベトナム料理。生春巻きは日本で食べるより大きくてガチガチしている気がします。香草と野菜がたくさん入っていて、とても美味しいです。ソースはピーナッツの味。

フランス植民地時代にベトナム人がご当地の食文化とフランス版を融合させたバンミーを食べました。バゲットがサクサクのパリパリで、世界一おいしいサンドイッチといっても過言ではないかもしれません。そしてこれで１５０円くらいです。