2019/06/08 - 2019/06/08
38位(同エリア608件中)
かっちんさん
北海道で最も歴史のある国立公園の一つ「阿寒摩周国立公園」は、北海道東部に位置します。
千島火山帯の活動によってできた阿寒・屈斜路(くっしゃろ)・摩周の3つのカルデラ地形は、火山と湖とのペアが狭い範囲で近接しています。
世界有数の透明度を誇る「摩周湖」、クッシーが出て来そうな「屈斜路湖」、「硫黄山」とイソツツジ群落、マリモ・ボッケ(泥火山)が見られる「阿寒湖」、公園区域の大部分が針葉樹林を中心とする天然林に被われ、見どころ満載の国立公園です。
今日は阿寒バスの定期観光バスを利用し、効率よくまわります。
表紙の写真は摩周湖展望台で見かけたシマリスです。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・阿寒バス「定期観光バス ピリカ号」
・環境省「阿寒摩周国立公園」
・フォトグラファー和田正宏のブログ「トウモロコシ畑」
・現地案内板「摩周湖」「硫黄採掘の歴史」「つつじヶ原自然探勝路」「ボッケ」
・たびらい「摩周湖第一展望台」「硫黄山」
・川湯エコミュージアムセンター「つつじヶ原自然探勝路」
・大鵬相撲記念館HP
・弟子屈ナビ「屈斜路湖」
・阿寒観光汽船HP
・路上の美術館「釧路市のマンホール」
・阿寒湖畔エコミュージアムセンターHP
・ウィキペディア「阿寒摩周国立公園」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
定期観光バス「ピリカ号」
釧路駅前から阿寒バスの「釧路湿原・摩周湖・屈斜路湖・阿寒湖を巡る1日コース」の定期観光バスに乗ります。
釧路駅前を8:00に出発し、観光地をまわり、釧路空港に16:10到着します。(釧路駅まで帰る場合は16:55着)
料金は4,300円(釧路駅着は4,600円)。昼食は料金に含まれず、阿寒湖畔の自由時間に食事をします。 -
観光バスのコース
釧路駅北部の「阿寒摩周国立公園」内に、摩周湖、硫黄山、屈斜路湖、阿寒湖があります。
国立公園の名称は当初「阿寒国立公園」でしたが、2017年に変更されています。 -
美しい彩りの「タイツリソウ」(釧路駅前)
北大通の歩道沿いに植えられています。 -
牧草地(鶴居村の車窓)
バスは釧路駅前を出発し、釧路湿原の西側を通り、鶴居村に入ります。
鶴居村は「日本で最も美しい村」の一つに認定されています。 -
植え付け作業(鶴居村の車窓)
鶴居村は酪農が盛んなところで、牧草と飼料用トウモロコシを栽培しています。 -
イチオシ
ストライプ模様の絨毯(鶴居村の車窓)
トウモロコシの苗を植え付けた「トウモロコシ畑」が一面に広がっています。 -
摩周湖に到着(摩周湖第一展望台)
「霧の摩周湖」で有名な湖ですが、今日はかすかに湖面が見えています。
摩周湖は火山の中央部が陥没し、底に水がたまってできたカルデラ湖で、世界有数の透明度を誇っています。
周囲はカムイヌプリ(摩周岳/標高857m)を最高峰とする高さ150~500mの急な崖に囲まれ、流入・流出河川が一切なく、ほぼ一定の水位を保っています。 -
カムイシュ島の浮かぶ摩周湖(摩周湖第一展望台)
最大水深は211.5mあり、このカルデラの底からそびえる中央火口丘の頂上が湖面に浮かぶカムイシュ島です。
湖の対岸には裏摩周展望台があり、25年ほど前にこの展望台を訪れたとき、湖岸まで下りて神秘の湖の水に触れることができました。 -
チップとデール(摩周湖)
遊歩道で遊んでいる「シマリス」を発見! -
長い尻尾を立てる「シマリス」(摩周湖)
何か探してるような・・・ -
イチオシ
背中の縞模様が可愛い「シマリス」(摩周湖)
-
「摩周ブルー」のソフトクリーム(摩周湖)
晴れた日の摩周湖は「摩周ブルー」といわれる美しい青色の湖面になります。
レストハウスで爽やかな味の「摩周ブルー」をいただきました。 -
白樺林の景観(摩周湖付近の車窓)
バスは展望台のある山を下り、硫黄山へ向かいます。 -
釧網本線(車窓)
途中、釧網本線「川湯温泉駅」近くの踏切を渡ります。 -
硫黄山に到着
山の形は溶岩ドーム状で岩がゴツゴツした印象があり、今も噴煙活動を続けています。
明治9年(1876)に硫黄山で硫黄の採掘が始まりました。
硫黄はマッチや火薬などの原料として使われ、世界的にも需要の高い鉱物でした。
掘り出された硫黄を釧路の港に運搬するため、硫黄山から標茶(しべちゃ)までは一日300頭の馬が使われ、標茶からは釧路川を船で下り運ばれていきました。 -
イチオシ
枯木とハイマツの風景(硫黄山)
硫黄山から出る火山ガスや、酸性土壌などに耐えられる高山性の植物たちが特異な生態系を展開しています。
硫黄山山麓は強風が吹かないため、「這っていないハイマツ」を見ることができます。 -
黄色い硫黄(硫黄山)
今も大小あわせて1,500ヶ所以上の噴気孔から火山性ガスを含んだ水蒸気が上がっています。
この火山性ガスには硫黄成分が含まれているため、硫黄山の周囲は硫黄の匂いがします。
噴気孔の周辺が黄色なのは硫黄の成分が結晶化したものがついています。 -
針のような「硫黄の結晶」(硫黄山)
-
イチオシ
真っ白な「イソツツジ」の群落(硫黄山)
硫黄山山麓に100haも広がる「イソツツジ」の群落があります。
この花が咲くのは6月。訪れた6/上はちょうど見頃でした。 -
毬のような「イソツツジ」(硫黄山)
小さな花がたくさん集まって毬のように見えます。 -
横綱「大鵬」の像(川湯温泉の車窓)
硫黄山から屈斜路湖へ向かう途中、「大鵬相撲記念館」の前を通ります。
第48代横綱大鵬が、少年時代を過ごし、大きな夢を育てた郷里の川湯温泉です。
かっちんは、「巨人・大鵬・卵焼き」の時代に育った世代です。 -
「クッシーの屈斜路湖」に到着
屈斜路湖は周囲57kmの日本最大のカルデラ湖です。
怪獣「クッシー」の噂は、昭和48年(1973)に排水工事をしていた作業員数名から、岸辺を泳ぐ巨大な2体の物体の目撃情報が寄せられたことが発端。
穏やかな水面を泳ぐ体長5~30mの黒い物体の目撃情報がしばらく続き、今なお人々のロマンをかきたてる伝説として知られています。 -
屈斜路湖
巨大な湖にも関わらず水がとても美しく、水源の8割が湧き水であると言われています。 -
砂湯(屈斜路湖)
湖畔には多くの温泉が湧出し、野趣あふれる露天風呂が点在します。
岸辺の砂を掘ると温泉が出て来ます。 -
最終目的地の「阿寒湖」に到着
現在の時刻は13時過ぎ。
ここで2時間ほど自由時間となり、昼食とエコミューシアムなどを散策します。
湖上遊覧船(一周85分)は時間があわず乗船できません。
但し、阿寒湖で途中下車して打ち切ることもできるので、別行動が可能です。 -
デザインマンホール(阿寒町)
雌阿寒岳を背景に阿寒湖に浮かぶ遊覧船と「マリモ」のデザイン。
他に2つ、違うデザインのマンホールを見かけました。 -
黒い消火栓(阿寒町)
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昼食は食事処「百味庵」(阿寒町)
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味噌ラーメン(百味庵)
名物クロレラ入り自家製「藪そば」がありましたが、味噌ラーメンをいただきます。 -
ウワミズザクラ(ボッケ遊歩道)
昼食後、温泉街の外れから遊歩道を通り、「ボッケ」の見学に向かいます。 -
カラマツソウ(ボッケ遊歩道)
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キノコ(ボッケ遊歩道)
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コオロギの生息(ボッケ遊歩道)
このあたり(ボッケ)は、火山性地熱地帯という特殊な自然環境(冬期間でも積雪がない等)が存在します。
この温暖な環境に依存し、縄文海進の温暖期に広く分布していた5種のコオロギ類が確認されています。
金網はエゾシカによる食害、踏み荒らしを防ぐものです。 -
「ボッケ」に到着
「ボッケ」とは、アイヌ語の「煮え立つ」という意味の「ポフケ」が訛ったもので泥火山のことをいいます。
100℃ほどの熱せられた泥が地下から火山ガスとともにポコポコと音をたて絶えず噴出しています。
泥は盛り上がり、そこに熱泥が積み重なり異様な灰色の光景を作り出します。 -
イチオシ
「ポコポコ」と2連発(阿寒湖畔ボッケ)
ずっと見ていても飽きません。
噴出した後、同心円の模様も綺麗です。 -
大きめのポコ(ボッケ)
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美しいブナの幹(ボッケ遊歩道)
遊歩道を戻り、エコミュージアムへ向かいます。 -
阿寒湖畔エコミュージアムセンター
ここは阿寒地区の豊かな自然をメインに展示しているので立ち寄ります。 -
「クリンソウ」(エコミュージアム)
外の庭園に咲いています。 -
「イトウ」(エコミュージアム)
「イトウ」は北海道東部に生息するサケの仲間で、日本に分布する最大の淡水魚です。
かつては様々な河川で多く見られましたが、現在は環境省の絶滅危惧ⅠB類に指定されています。 -
「マリモ」(エコミュージアム)
「マリモ」は北半球の高緯度地方の湖沼に広く分布する緑藻類の一種。
直径が15cmを超える球状の集合型マリモが群生する湖は、世界でも阿寒湖だけとなっています。 -
「ヒグマ」の大助(エコミュージアム)
この展示は昭和35年に北見の山林で捕獲した子熊を観光案内所で昭和42年まで飼育していたものです。
多くの観光客に親しまれていました。 -
釧路空港
バスは釧路空港に16時過ぎに到着。
空港前に、巨大なシマフクロウが鮭を捕まえているモニュメントがあり、北海道の大自然を感じます。
これで釧路を拠点にした道東の旅7日間を終え、羽田へ帰ります。
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