お盆休み１人ルーマニア・ブカレストへ！歴史探訪の旅！

2019/08/10 - 2019/08/15

東西冷戦終結から30年！
30年前の「1989年」は、まさしく激動の年でした。
６月に天安門事件があり、11月にベルリンの壁崩壊。
12月３日マルタ会談で冷戦終結宣言。
そしてクライマックスはルーマニア革命！
１２月２５日クリスマスに、チャウシェスク大統領とエレナ夫人は銃殺されます。

今年の夏休みは絶対に東欧に行こうと決めていました。
社会主義時代の名残を見つけたいと思って。
『歩き方』を見ると、スリは多いは睡眠薬強盗に偽警官、あげくの果てに凶暴な野良犬が多いとのことで、相当ビビりながらブカレストを散策しましたが、いたって明るく平和な街でした。
チャウシェスク時代の遺構を訪ねた５日間です。

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空からエミレーツ航空でドバイに到着！
１０時間以上の長いフライトでした。疲れた。
フライトボードはアラビア語。「中東に来たーー」って感じます。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

マックもアラビア語。
外国のマックは何でこんなに美味しそうに見えるのでしょうか(*´▽｀*)

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

中東に来たら、これ食べないとね！
マックアラビアチキン！

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

ドバイからブカレストはフライドバイを利用。
エミレーツ航空とのコードシェアらしい。
LCCだけど一応、機内食は出た。美味しかったです。
けど、飲み物は有料。カップの水だけで過ごし、干からびる・・・

これに乗ってドバイからルーマニアへ。

ルーマニアに到達！！空港、思ったよりデカい！

アンリ コアンダ国際空港 (OTP) 空港

空港からバスに乗ってノルド駅へ。
「ノルド」は北という意味らしい。
日本でいう東京駅のはずが、こじんまりしている。
神殿のような造りで、駅っぽさがあまり感じられない。

ブカレスト ノルド駅 駅

ノルド駅の周辺。首都っぽさが全く感じられない(*´ω｀)
これぞ社会主義！！どこまでも続く団地と路面電車・・・
なんとも哀愁誘う街だ・・・

地下鉄は近代的。左下の国旗がイイね！
地上とのギャップがすごい。

統一広場。逆光で見にくいけど、ペプシにコカ・コーラに資本主義の権化まるけのビル。亡きチャウシェスク大統領が見たら、悲しむだろうなーー

統一広場 (ブカレスト) 広場・公園

パトカーと路面電車。
旧社会主義国は路面電車やトロリーバスが現役で走っています。

統一広場 (ブカレスト) 広場・公園

ここに来たかったんです！チャウシェスク大統領が贅の極みを尽くした国民の舘。ペンタゴンに次いで世界で２番目に大きい建物。デカすぎて写真に収めるのが一苦労でした。

国民の館 史跡・遺跡

ルーマニアの救急車とともに。

国民の館 史跡・遺跡

英語ツアーに参加して館内を見学。
3100もの部屋があるため、ガイドさんがいないと生きて帰れないかも・・・

国民の館 史跡・遺跡

きらびやかで巨大なホール。
こんなにも巨大なシャンデリアは他にあるのでしょうか?

国民の館 史跡・遺跡

テラスから統一広場を一望。
チャウシェスク大統領もこの光景を眺めていたのでしょうか。
ブカレストは通りや建物の大きさが巨大で、歩いていると感覚がおかしくなってきます。

国民の館 史跡・遺跡

旧市街で休憩。チョルバ（スープ）を飲み終えて、メインの肉料理が来るまで30分以上待たされました。味は美味しかったんだけれど・・・

ヨーロッパで最も美しい本屋と言われる「カルトゥレシュティ・カルセル」本だけでなく雑貨も豊富。

見覚えのある漫画たち。
ルーマニアでも日本の漫画は大人気のようです。
最新の漫画もあります！

スタヴロポレオス修道院。
こじんまりした可愛らしい教会ですが、ブカレストで最も古い教会の一つ。

スタヴロポレオス教会 寺院・教会

イコンが綺麗！東欧にいることを実感します。
天井の装飾も優美です。

スタヴロポレオス教会 寺院・教会

旧共産党本部。ルーマニア革命の舞台。
1989年12月22日、チャウシェスク大統領の演説が始まると爆弾が破裂し、群衆はパニック状態に。たじろぐチャウシェスク大統領の姿が国営放送で生放送され、翌日政権は崩壊します。

旧共産党本部 建造物

パリじゃないよ！ルーマニアにも凱旋門があるんです！！
第一次世界大戦の勝利を記念して建造されました。

凱旋門 史跡・遺跡

ブカレストからミニバスに揺られて２時間。
チャウシェスク夫妻が処刑されたトゥルゴヴィシュテへ。

「ドラキュラ」のモデル、ヴラド・ツェペシュの宮殿のキンディア塔

のどかな眺めです。
永遠と平原が続きます。

チャウシェスク夫妻が処刑された兵営。
現在は博物館になっています。
ここにたどり着くまでが一苦労。
現地の人に聞きまくって1時間以上探しました。
さらに、入口で土佐犬のようなデカい犬と目が合い、
心底ビビりました(*´Д｀)
けど大人しい犬でした(*´ω｀)

ルーマニア社会主義共和国時代の国旗。
真ん中のマークがカッコいいね！

チャウシェスク大統領が裁判を受けた部屋

チャウシェスク夫妻の「終の棲家」

チャウシェスク夫妻の処刑場所。
裁判後、即時処刑されました。
最後の望みが叶えられ、夫人のエレナとともに銃殺されました。
最後の瞬間は「インターナショナル」を口ずさんでいたらしいです。
銃痕や倒れた姿の白線が生々しいです。

1989年のクリスマスの出来事でした。

ミティティとビール！
「ミキティーーー！」ではなく、肉団子やソーセージに近いミティティ。
トルコのキョフテに似ているが、豚肉も使われており、ジューシーで美味(^^♪

何で目を書くんでしょうか？？？

寿司は普通に美味しかったです！