19年12月3日(火)、日本からの友人を迎えての観光3日目。前夜からモンテゴベイ(Montego Bay)の手前にあるヒルトンローズホールリゾート&スパ(Hilton Rose Hall Resort & Spa)に宿泊中。まずは7時過ぎにビュッフェスタイルの朝食へ。朝からオムレツを作ってもらいたっぷり食べた。<br /><br />この日は午前中は観光に出掛ける。8時半頃にホテルを出発。30分余りでトレローニー(RaTrelawny)パリッシュ(Parish)のファルマス(Falmouth)から10分ほど内陸部に入ったマーサブレア川のいかだ下り(Rafting on the Martha Brae)の乗り場となるラフターズビレッジ(Rafter's Village)に到着。<br /><br />マーサブレア川(Martha Brae river)はコックピットカントリー(Cockpit Country)の奥深いウィンザー(Windsor)に源を発し、ファルマス郊外の小さな町、ロック(Rock)で海に流れ込む。プランテーション時代には、トレローニー(Trelawny)の砂糖農園とファルマスの港町をつなぐ重要な動脈として使用された。竹製のいかだは、ヨーロッパ向けの船に積み込まれる前に、砂糖や他の作物を港に浮かせるために使用されていた。<br /><br />川の名前はスペイン語でマテベリオン川(Rio Mateberion)と呼ばれていたのが訛ったもので、「マーサ・ブレアの伝説(The Legend of the Martha Brae)」と云うのがあり、先住民のタイノ族(Taino)の魔女マーサ・ブレアがスペイン人征服者に捕えられ、拷問を受け、金が隠された洞窟の場所をしゃべらされたのだが、その後川の流れを変えて、スペイン人たちを殺し、洞窟を守ったそうだ。その洞窟には未だに金が眠っていると云う。<br /><br />このいかだ下りは1970年にスタート。85人の免許を持ち経験豊富なラフトキャプテンがいるそうだ。約9mの竹製のいかだに乗り込み、美しい川を約5㎞下る。その間、アキー(Ackee)やパンノキ、カラバッシュ(Calabash)などの有名なジャマイカの果物を植えた木々のある密林を通り抜ける。<br /><br />このいかだ下りはイギリス女王のエリザベス2世( Elizabeth II)やブルース・リー(Bruce Lee)映画にも出演してた武術家で俳優のチャック・ノリス(Chuck Norris)、歌手のディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)やケニー・ロジャース(Kenny Rodgers)、ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)、元NBAスター選手のパトリック・ユーイング(Patrick Ewing)、ボンドガールのジェーン・シーモア(Jane Seymour)、そしてウサイン・ボルト(Usain Bolt)なども楽しんだそうだ。<br /><br />まずはチケット購入。ここは人数ではなく、1艘(2人乗り)単位で70US$。8400JM$(7000円弱)を支払うが、ジャマイカでは普通に使えるデビットカードが使えないと云われ現金で。1人では正直高いので、こうやって2人で乗れる機会を待っていた。<br /><br />しばらくチケット売り場辺りで待たされて、ライフジャケットを装着し、9時半過ぎにいかだ乗り場に歩いて移動。クルーズ船の観光客かしら、団体さんと一緒だったので、実際に我々が乗船したのは9時45分頃だった。終点のラフターズレスト(Rafter's Rest)まで、あとはひたすら川を下るだけ。上流の方が結構流れが速かったが、下流は緩やかだった。途中には何件も土産物が川岸にある。我々の乗ったいかだの船頭さんは、ハイペースでどんどんと先に出たいかだをパスし、45分ほどで終点に到着。1時間15分ほど掛かると聞いていたけど速かった。まあ、同じような風景の連続だし十分だったけど。<br /><br />ラフターズレストにもバーとギフトショップがあるが、トラックで出発地点のラフターズビレッジまで送ってくれるはずなので探すが、乗り場の案内など見つからなかったので、聞いたら、いかだを回送するトラックに乗れとのこと。自分の車で来る人は少ないんだろうな。ツアーやタクシーで来てる人は、戻る必要ないもんな。10時半過ぎ、後ろに改装いかだを何台か乗せた台車を引っ張るトラックの助手席にのせてもらい出発点へ戻り、10分ほどで到着。まあ、リピートするほどではないがなかなか面白い体験だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3527509057319093&type=1&l=223fe1adec<br /><br />10時50分頃、次の目的地に出発。いったんファルマスまで戻り、そこからしばらく東に走り、30分余りでディスカバリーベイ(Discovery Bay)に着くが、その町の少し東にあるグリーングロット洞窟(Green Grotto Caves)が次の目的地。ここは私は前にも来たところなので詳細は下のurlの旅行記を参照のこと。ここはジャマイカ居住者は1000JM$、非居住者は20US$で合計3580JM$(3000円足らず)だった。<br />https://4travel.jp/travelogue/11443718/<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3527520203984645&type=1&l=223fe1adec<br /><br />12時45分頃観光終了しホテルに戻る。ここで少しトラブル発生。部屋に戻り、着替えて、セーフティーボックスに貴重品を収めて出掛けようとしたら、なんとロック部の基盤とかが外れてします。スタッフに連絡して直してもらったけど、結構修理に時間が掛かった。で、ようやく部屋を出て、夕食のレストランの席の予約をしようとしたら、この日の夜は満席で、翌日の8時半になんとか予約できる。前日にさっさとやっておけば良かったなあと友人とちょっと後悔。<br /><br />で、3時前にようやくシーサイドレストランで昼食。私はチキンサンドイッチで友人はビーフバーガー。あとは夕方までビーチで一杯飲みながらゆっくり。日が暮れてきて、少しホテルの横にあるゴルフコースの方などを散策して、いったん部屋に戻りシャワーなどして、8時前からビュッフェディナー。前日は室内だったけど、この日はアウトドアビュッフェで、隣ではライブステージもあり、レストランの予約は取れなかったけど、これはこれで良かった。9時頃、今日も食後のカクテルを飲んでこのホテルでの2日目の夜、終了。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3527534833983182&type=1&l=223fe1adec<br /><br /><br />続く

トレローニーマーサブレア川のいかだ下り(Rafting on the Martha Brae, Trelawny)

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2019/12/03 - 2019/12/03

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19年12月3日(火)、日本からの友人を迎えての観光3日目。前夜からモンテゴベイ(Montego Bay)の手前にあるヒルトンローズホールリゾート&スパ(Hilton Rose Hall Resort & Spa)に宿泊中。まずは7時過ぎにビュッフェスタイルの朝食へ。朝からオムレツを作ってもらいたっぷり食べた。

この日は午前中は観光に出掛ける。8時半頃にホテルを出発。30分余りでトレローニー(RaTrelawny)パリッシュ(Parish)のファルマス(Falmouth)から10分ほど内陸部に入ったマーサブレア川のいかだ下り(Rafting on the Martha Brae)の乗り場となるラフターズビレッジ(Rafter's Village)に到着。

マーサブレア川(Martha Brae river)はコックピットカントリー(Cockpit Country)の奥深いウィンザー(Windsor)に源を発し、ファルマス郊外の小さな町、ロック(Rock)で海に流れ込む。プランテーション時代には、トレローニー(Trelawny)の砂糖農園とファルマスの港町をつなぐ重要な動脈として使用された。竹製のいかだは、ヨーロッパ向けの船に積み込まれる前に、砂糖や他の作物を港に浮かせるために使用されていた。

川の名前はスペイン語でマテベリオン川(Rio Mateberion)と呼ばれていたのが訛ったもので、「マーサ・ブレアの伝説(The Legend of the Martha Brae)」と云うのがあり、先住民のタイノ族(Taino)の魔女マーサ・ブレアがスペイン人征服者に捕えられ、拷問を受け、金が隠された洞窟の場所をしゃべらされたのだが、その後川の流れを変えて、スペイン人たちを殺し、洞窟を守ったそうだ。その洞窟には未だに金が眠っていると云う。

このいかだ下りは1970年にスタート。85人の免許を持ち経験豊富なラフトキャプテンがいるそうだ。約9mの竹製のいかだに乗り込み、美しい川を約5㎞下る。その間、アキー(Ackee)やパンノキ、カラバッシュ(Calabash)などの有名なジャマイカの果物を植えた木々のある密林を通り抜ける。

このいかだ下りはイギリス女王のエリザベス2世( Elizabeth II)やブルース・リー(Bruce Lee)映画にも出演してた武術家で俳優のチャック・ノリス(Chuck Norris)、歌手のディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)やケニー・ロジャース(Kenny Rodgers)、ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)、元NBAスター選手のパトリック・ユーイング(Patrick Ewing)、ボンドガールのジェーン・シーモア(Jane Seymour)、そしてウサイン・ボルト(Usain Bolt)なども楽しんだそうだ。

まずはチケット購入。ここは人数ではなく、1艘(2人乗り)単位で70US$。8400JM$(7000円弱)を支払うが、ジャマイカでは普通に使えるデビットカードが使えないと云われ現金で。1人では正直高いので、こうやって2人で乗れる機会を待っていた。

しばらくチケット売り場辺りで待たされて、ライフジャケットを装着し、9時半過ぎにいかだ乗り場に歩いて移動。クルーズ船の観光客かしら、団体さんと一緒だったので、実際に我々が乗船したのは9時45分頃だった。終点のラフターズレスト(Rafter's Rest)まで、あとはひたすら川を下るだけ。上流の方が結構流れが速かったが、下流は緩やかだった。途中には何件も土産物が川岸にある。我々の乗ったいかだの船頭さんは、ハイペースでどんどんと先に出たいかだをパスし、45分ほどで終点に到着。1時間15分ほど掛かると聞いていたけど速かった。まあ、同じような風景の連続だし十分だったけど。

ラフターズレストにもバーとギフトショップがあるが、トラックで出発地点のラフターズビレッジまで送ってくれるはずなので探すが、乗り場の案内など見つからなかったので、聞いたら、いかだを回送するトラックに乗れとのこと。自分の車で来る人は少ないんだろうな。ツアーやタクシーで来てる人は、戻る必要ないもんな。10時半過ぎ、後ろに改装いかだを何台か乗せた台車を引っ張るトラックの助手席にのせてもらい出発点へ戻り、10分ほどで到着。まあ、リピートするほどではないがなかなか面白い体験だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3527509057319093&type=1&l=223fe1adec

10時50分頃、次の目的地に出発。いったんファルマスまで戻り、そこからしばらく東に走り、30分余りでディスカバリーベイ(Discovery Bay)に着くが、その町の少し東にあるグリーングロット洞窟(Green Grotto Caves)が次の目的地。ここは私は前にも来たところなので詳細は下のurlの旅行記を参照のこと。ここはジャマイカ居住者は1000JM$、非居住者は20US$で合計3580JM$(3000円足らず)だった。
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12時45分頃観光終了しホテルに戻る。ここで少しトラブル発生。部屋に戻り、着替えて、セーフティーボックスに貴重品を収めて出掛けようとしたら、なんとロック部の基盤とかが外れてします。スタッフに連絡して直してもらったけど、結構修理に時間が掛かった。で、ようやく部屋を出て、夕食のレストランの席の予約をしようとしたら、この日の夜は満席で、翌日の8時半になんとか予約できる。前日にさっさとやっておけば良かったなあと友人とちょっと後悔。

で、3時前にようやくシーサイドレストランで昼食。私はチキンサンドイッチで友人はビーフバーガー。あとは夕方までビーチで一杯飲みながらゆっくり。日が暮れてきて、少しホテルの横にあるゴルフコースの方などを散策して、いったん部屋に戻りシャワーなどして、8時前からビュッフェディナー。前日は室内だったけど、この日はアウトドアビュッフェで、隣ではライブステージもあり、レストランの予約は取れなかったけど、これはこれで良かった。9時頃、今日も食後のカクテルを飲んでこのホテルでの2日目の夜、終了。
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続く