麗しの古都タリン、徒歩とレンタカーで

2019/08/06 - 2019/08/08

バルト三国のいちばん北、エストニアのタリンを訪れました

旧市街はコンパクトで歩いて散策するにはうってつけ
最後はレンタカーで新市街の端にあるタリンタワー（タリンテレビ塔）やカドリオルク宮殿へ

エストニアの前に訪問したフィンランドほど物価は高くなく旅人に優しい街でした

タリンという都市の名前は『デンマーク人の城』という意味だそうです

エリア タリン(エストニア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フィンランドのヘルシンキからフェリーでエストニアの首都タリンへ

幾つかの会社が運行していますがヘルシンキ市内から近くてトラムの電停から歩いていけるバイキングラインを利用

約4時間の船旅でした

フェリー内はレストランやカフェはもちろん、スーパーやカジノまで設置されてます

タリンの街が近づいてきました

真夏ですが曇天で、全く暑くはありません

フェリーターミナル

初のバルト三国です

タクシーで港から旧市内の予約しているホテルまで

しかしタクシーは旧市内と新市街の境まででした
旧市内は石畳なので一部のタクシーしか乗り入りしていないようです

なので石畳をキャリーケースを持ち上げて移動（引きずるとキャリー部分が壊れる心配がありそうでした）

タリンはヨーロッパの古い城壁都市

ぐるっと旧市街は城壁に囲まれています
旧市街と新市街は全く趣が異なりますね

印が付いた場所が泊まったホテルなどです

この素敵な外観と値段の手頃さで決めたホテル
ヘスティアホテル・バロンズ

二泊します
朝食付きで9%の消費税込みで216ユーロでした

ヨーロッパの古いホテルでたまに見かける扉が手動のエレベーター

大勢は乗れません
荷物があれば2人程度

あとしっかりきちんと扉を閉めないと安全装置が働いて動きません
ブザー等は無いので『故障したのか？』
そう感じてしまいます

ホテル室内

趣のある外観のホテルですが内装がほとんど木造
通路も部屋のドアも木造で前の通路を他の部屋の宿泊者が通ると部屋の中までけっこう音が響き、きしみます

これからタリンに行かれる方は旧市内の古いホテルか新市街の新しいホテルかで選択を考えたほうがいいかと思います　（湯水のようにお金がある方は別）
観光にいいけれど値段高めで施設が古い旧市街か観光には不便ですがエコノミーな値段と新しいホテル

ホテルの洗面等

風呂はシャワーのみの部屋にしました
バスタブ付きだとホテルにもよりますが値段が1.5倍から2倍になります

荷物を置いて旧市街を散策開始

ホテル前から風情のある眺めです

石畳が続きます

観光客がそこここに

観光案内所へ来ました

フェリー到着時には路面が濡れて曇天だったのが快晴に

日本語無料パンフレットも　（左下）

画像には写っていませんが、かなり混雑しています

地図ではタリンホールスクエアとなってる場所

市役所前広場、そんな感じですね
観光客が多い

市役所前広場の一つ北の路地

かなりの混雑

翌朝のホテル朝食会場
２階にあります

ビュッフェ方式のアメリカンブレックファースト

ヨーロッパはコンチネンタルの朝食で温かいものはほとんど無くてパンとチーズ程度
そんな意識でしたが今回の旅ではラトビアの安ホテル以外は全部アメリカンブレックファーストでした

やはり朝ごはんは充実したほうが嬉しいですよね

ヴィル門

こんなに青い青空は久しぶりです
この青空の色に癒やされました

ヴィル門の内側にはマックが

条例でしょうか、派手な看板はありません

旧市内をそぞろ歩き

Rimiというコンビニのようなスーパーなような店が幾つもあります

後に訪れる他のバルト諸国にもありました

聖カタリーナ教会

教会入り口にはこんなモニュメントが

教会内

他の教会とは全く異なるシンプルで不思議な空間でした

教会横の聖カタリーナ通

こちらのほうがタリンの観光スポットとして有名ですね

Rimiに入店

お土産、生鮮野菜、冷凍食品、菓子、お惣菜、各種パン、各種飲料、酒タバコと豊富に品揃え

惣菜パンを買いホテルで食べる

左のパンは緑色の惣菜が入っています
ほうれん草のようなものでした

旧市内にはこんな観光客向けの移動手段も

タリン名物三人姉妹という建物

ホテルとしても使用されているそうです

聖オレフ教会

修復工事中で上以外は防護柵に覆われていました

歩いているとエストニア医療博物館

購入していたタリンカードで無料で入場

エストニア医療博物館の中

いろんな展示があります
画像は先進的なものですが、コーナーによってはかなり変わったものも展示されています

Tornide valjak 塔の広場という城壁へ

中に入れます　
やはりタリンカードで無料に

前の画像に写る城壁の中の回廊

右手が旧市街で反対側が壁の外です

旧市街側

今度はパットクリ展望台へ
賑わっています

初めはパトリックだと思ってました
パットクリです

ここに来るには2つのルートがあって、たまたま使用したルートが階段を登るルート
帰りはゆっくりとした坂

行きも帰りも坂がお勧めです

パットクリ展望台からの眺め

向こうはバルト海

パットクリ展望台からすぐにタリン最古の教会、聖母マリア大聖堂

聖母マリア大聖堂の中

マリア大聖堂近くの店の看板

HANSAと書かれています
学校の授業で出てきたハンザ同盟に関連してるんでしょうね

聖母マリア大聖堂から坂を下るとアレクサンドルネフスキー大聖堂が

特徴的な聖ロシア正教の外観

これがゆったりとした坂です

路上には物売りや画家がちらほらと

ヘスバーガーという東欧に多いハンバーガーチェーン店に入りました

ハンバーガーとダイエツトコークのセット

短い夏を楽しむように花屋さんは彩りも花の種類も満艦飾

花屋さんなどのショップの上は緑地帯になってます

旧市内と新市街との境界

太っちょマルガリータの塔

こちらも修復中

中にあるという水族館は閉鎖されています

ホテルに帰って就寝

夜中にトイレで起きたらもう朝焼けが
時間は2時過ぎ

緯度が高いから夏は昼の時間が長い

ホテル朝食

昨日と全く同じ内容です

チェックアウトして石畳が無くなる所までキャリーケースを持ち上げて歩きます

タクシーで新市街にあるハーツレンタカーの支店へ

エストニアのタリンで借りてラトビア、リトアニアと周遊してリトアニアのビルニュス空港で返却

レンタカー使用料金より乗り捨て料金のほうが高くなりました

フォルクスワーゲンか同等クラスの予約が日本車トヨタのカローラに

左ハンドルですが乗り慣れた日本車なので運転しやすい
サイドブレーキはありません

レンタカーのカローラ内部

液晶画像が使いやすい

自分のスマホの地図案内を車の液晶にブルートゥースで飛ばせないか
そう色々と試しましたが私の能力では無理でした

タリン新市街からも外れたタリンタワーへレンタカーで

テレビ塔と観光タワーとなっています

ここもタリンカードで

タリンタワー展望台

東京までの距離が出ています

観光で来ていた人にお願いしてスマホで撮ってもらいました

『どこで売っているのか？』
『日本の民族衣装なのか？』

この旅でよく訊かれたラメの鷲柄で背中が赤富士のシャツで

カドリオルグ宮殿に来ました

レンタカーは路駐で大丈夫そうでした

カドリオルグ宮殿はキャサリンの谷の宮殿という意味だそうです
美しい

そしてしっかりシンメトリー（左右対称）

カドリオルグ宮殿は水が各所からこんこんと湧き出ています

壁の人面の目からも噴水に

タリン市街を走ります

トラムと並走する箇所も幾つか

エストニアからラトビアへ高速道路で向かいます
特にインターチェンジはありません
そしてもちろん無料

途中で昼食
数キロおきに小さなパーキングエリア兼用の食堂が

食事や買物をしないとトイレは有料です

食堂オススメのスペシャルセットを

オススメは何のことはないハンバーガーとポテトのセットでした・・・

エストニアとラトビアの国境

以前は通関に厳重だったんでしょう
しかし今は名残のゲートはありますがノンストップで通過出来ます

せっかくなので寄ってみます
無料トイレもあるし

内部です

お土産売り場やちょっとしたレストラン、清潔なトイレとありました


これでエストニアの古都タリンの旅日記を終わります
コンパクトで治安の心配の無い女性一人旅でも安心に楽しめる街だと感じました

最後までご覧頂いてありがとうございました
次はラトビアです　↓
https://4travel.jp/travelogue/11584454