2019/06/07 - 2019/06/07
50位(同エリア1370件中)
かっちんさん
釧路湿原は、釧路川に沿って広がる面積約180k㎡の国内最大の湿原です。
昭和55年(1980)には我が国で最初のラムサール条約登録湿地に指定され、昭和62年(1987)には釧路湿原国立公園に指定されるなど、豊かな自然環境に恵まれています。
釧路湿原は、ヨシ・スゲ類植生にハンノキ林が分布する低層湿原、ミズゴケ類植生の中間・高層湿原からなっています。
塘路湖(とうろこ)から岩保木水門(いわぼっき すいもん)までの釧路川流域の植物はヨシ・ハンノキ・ヤナギ高木からなり、動物はエゾシカ、キタキツネ、オジロワシ、オオワシ、タンチョウ、アオサギ等が生息しています。
釧路湿原は大雨の時に水量を一時的に取り込み下流に大量の水が一気に流れ出すのを調整する「自然の遊水機能」を持っています。
塘路湖の標高は10m、岩保木水門の標高は5m、その間の直線距離が10kmなので、勾配は緩やかな0.5‰(パーミル)。蛇行している釧路川はさらに距離が長くなり、穏やかな流れであることがわかります。
釧路湿原をカヌーで巡るツアーの業者とコースはいくつかあり、その中から北海道認定アウトドアーガイドが代表の「ヒライワ」を選び、前日に予約します。
カヌーツアーコースは、釧路湿原をじっくり楽しめる「塘路湖~細岡~岩保木、2区間(16km)」。乗艇時間は休憩を含み3時間30分ほど。
カヌーは貸切でガイド1名が付き、料金は15,000円/人。
「ヒライワ」は釧路市内にカヌーショップがあるので、市内のホテルに宿泊していれば、当日8:00に車で迎えに来てもらえます。
今日の旅はホテル東横インにお迎えに来てもらい、塘路湖へ向かいます。
カヌーの「塘路湖」出発は9:00。塘路湖からアレキナイ川を通って釧路川に入り、「細岡カヌーポート」まで釧路湿原を1時間45分楽しみます。
ここで45分ほどトイレ休憩し、再び釧路川を進み「岩保木水門」まで1時間30分、13:00に到着します。
その後、釧路湿原を望む「細岡展望台」まで車で送ってもらい解散です。
釧路湿原の楽しみ方は3つあります。
①展望台から湿原と蛇行する川の風景を眺める(キラコタン岬、釧路市湿原展望台、細岡展望台、サルボ展望台)
②湿原の木道や鶴居村営軌道跡の散策(温根内木道、釧路湿原探勝路)
③湿原を流れる釧路川のカヌー体験
今回の旅は③カヌー体験で、これで3つのポイントを訪れることになります。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・ヒライワの釧路湿原カヌーツアーHP
・釧路湿原自然再生協議会「釧路川保全と利用のカヌーガイドライン」
・国交省「Ⅰ釧路川水系河川・湿原環境の現状と課題について」、「Ⅲ 釧路川水系の治水の現状と課題」、PDF
・北海道開発局「釧路川水系河川整備計画(案)(国管理区間)」、平成19年12月
・たびらい「釧路湿原観光 水の上から原生自然を満喫する方法」
・釧路シャケの会 公式ブログ「春の岩保木水門」
・LiG、ゲストハウス「カヤックてなに?ボート・カヌーとの違いを紹介します」
・アイヌと自然デジタル図鑑「スゲの類、ヤチボウズ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
カヌーポート塘路湖
送迎の車の屋根に載せてきたカヌーを駐車場から塘路湖へ運んでいます。 -
釧路湿原カヌーツアーのコース
カヌーツアーは塘路湖の湖岸「カヌーポート塘路湖駅」から出発し、「アレキナイ川」を通って釧路湿原を流れる「釧路川」に入り下流へ進みます。
途中、「カヌーポート細岡駅」で休憩し、「岩保木水門」まで16kmのコースです。
この間、湿原と野生動物に出会うことができます。 -
塘路湖とカヌー
ガイドさんが準備しています。
カナディアンカヌーには、かっちん夫婦が前と真ん中に座り、ガイドさんが一番後ろに座ります。
ライフジャケットを身に付け、持ち物は防水袋に収納。 -
塘路湖を出発
波の立たない静かな湖面を進みます。
漕ぐ道具は「パドル(櫂、かい)」と言い、各自1本持ちます。
自分でも漕いでみましたが、ガイドさんに漕ぎを任せることができ、写真撮影に集中できます。 -
最初の出会いは「オジロワシ」(塘路湖)
樹木の高い枝にとまっているのは「オジロワシ」。
ガイドさんが見つけてくれます。 -
「ベカンベ」の葉(塘路湖)
「ベカンベ」は菱の実のことで、水面に葉が浮いています。 -
釧網本線の「塘路川橋梁」
塘路湖から流れるアレキナイ川に架かる釧網本線の「塘路川橋梁」の下を潜ります。
アレキナイ川は釧路川に合流します。 -
「アレキナイ川」の風景
左岸が塘路集落と丘陵地、右岸が釧路湿原です。 -
河岸の「ヤチボウズ」(アレキナイ川)
湿原で長い年月をかけスゲの仲間の根が盛り上がってこぶ状になったものを「ヤチボウズ」と言います。
アイヌ文化では、これを妖怪の類と考えていました。ぴょんぴょんと飛んで歩くことがあるといい、それを見たときはお祓いをしなければならないといいます。 -
樹木から飛び立つ「アオサギ」(アレキナイ川)
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イチオシ
釧路湿原を流れる「アレキナイ川」
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まもなく釧路川と合流(アレキナイ川)
釧路川はアレキナイ川と合流後、流れが急に右側に曲がり、その上に釧網本線が敷設されているので、河岸が鉄骨で保護されています。 -
幅広い釧路川
釧路川の源流は屈斜路湖です。 -
くねくね曲がる樹木(釧路川)
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積み重なる泥炭層(釧路川)
泥炭は1年間に約1mm積もります。
河岸に見えている泥炭層は1m以上あるので、1,000年以上の歴史を感じます。 -
森に挟まれた釧路川
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「アオサギ」の飛び立ち(釧路川)
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「ヤナギ」の高木(釧路川)
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蛇行している釧路川
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「ハンノキ林」(釧路川)
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山が迫る左岸(釧路川)
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川の中から湧き水(釧路川)
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大きな鳥の巣(釧路川)
「オジロワシ」の巣です。 -
イチオシ
威厳のある「オジロワシ」のつがい(釧路川)
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只今警戒中・・・(オジロワシ)
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イチオシ
いました!可憐な「タンチョウ」(釧路川)
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イチオシ
「エゾシカ」もいます(釧路川)
動物たちの棲みかにお邪魔しています。 -
大きく蛇行する釧路川
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住居跡(釧路川)
ここに住んでいた家族のお子さんが通学時、近くを走る釧網本線の列車がわざわざ停車してくれたとか。 -
森の中の「エゾシカ」(釧路川)
こちらをじっと見つめています。 -
別のカヌーに追い越されます(釧路川)
私たちと同じ「ヒライワ」のツアー客です。
お父さんもパドルで漕いでいるので速い。
私たちは写真をパチパチ撮っているので、パドル操作をガイドさんにお任せしています。 -
あっ、あそこに何かいる・・・(釧路川)
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タンチョウが水平飛行中・・・(釧路川)
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イチオシ
カヌーが左に曲がります(釧路川)
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大きく蛇行し、今度は右へ(釧路川)
ここは釧網本線が間近に走るところです。 -
列車から見える釧路川(車窓)
午後のノロッコ号に乗ったとき、この場所でカヌーツアー客と列車の乗客がお互いに手を振ります。 -
イチオシ
釧路湿原に棲む「エゾシカ」(釧路川)
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「細岡カヌーポート」に到着
ここでカヌーを降り、45分ほどトイレ休憩します。 -
カヌー愛好家(細岡カヌーポート)
ワンちゃんを乗せて漕ぐカヌー愛好家。
ご夫婦が一人一艇(てい)ずつ乗り、釧路川支流を達古武湖(たっこぶこ)へ向けて出発するところです。 -
かっちん夫婦の記念撮影(細岡カヌーポート)
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細岡カヌーポートを出発(釧路川)
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後ろが気になります(釧路川)
ことわざ「頭隠して、尻隠さず」にならず、後ろが気になるようで・・・ -
アートのような流木(釧路川)
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釧路川に注ぎ込む支流
この支流に少し入り、カヌーの上で休憩。 -
コーヒータイム(支流の舟上)
ガイドさんの用意してくれたシュークリームと飲み物でひと休み。 -
湿原とキラコタン岬(支流の舟上)
広大な湿原の中から周りの景色を眺めています。
カヌーなので、湿原の中まで入れます。 -
再び釧路川を南下
カヌーは岩保木水門へ向かいます。 -
ヨシ・スゲ湿原(釧路川)
低層湿原の景色です。 -
また「エゾシカ」との出会い(釧路川)
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山の中腹に細岡展望台(釧路川)
展望台から釧路川と湿原が見えるのですね。 -
これは「キタキツネ」(釧路川)
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ヤナギの「リュウジョ」(釧路川)
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流木(釧路川)
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釧路川と新釧路川を遮蔽する仕切り板
岩保木水門の手前です。 -
イチオシ
昭和の歴史を感じる「岩保木水門」
釧路川新水路の開削に伴い、昭和6年(1931)に岩保木地点に水門を設置。
洪水時に新水路へ全量流下させ、平常時には木材流送のため従来の釧路川へ流れを分流しました。
しかし、同年の釧網線全線開通による木材の陸上輸送への転換及び釧路港内の土砂滞留防止のため、昭和8年に岩保木水門の利用制限が行われるようになり、その後、水門は閉鎖されました。 -
「岩保木水門」の正面
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カヌーの回収(岩保木水門)
カヌーは車の屋根に載せます。 -
「サバンナ」みたいな景色(岩保木水門)
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新岩保木水門
老朽化された岩保木水門は、平成3年に新しい「新岩保木水門」に改築。
これにより「旧岩保木水門」は河川管理施設としての機能がなくなりました。 -
細岡展望台
釧路湿原が見渡せる「細岡展望台」まで車で送ってもらいました。
展望台の下に釧網本線「釧路湿原駅」があります。 -
釧路湿原の眺望(細岡展望台)
湿原の中を流れる釧路川とキラコタン岬の丘陵地が見えます。 -
湿原を蛇行する釧路川(細岡展望台)
この後、ノロッコ号に乗り車窓から釧路川を眺め、塘路の「サルボ展望台」へ向かいます。
釧路湿原の景色を釧路川のカヌーから眺め、多くの野生動物と出会うことができました。
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