登別

2019/12/14 - 2019/12/16

冬の始まりの登別温泉。美食と硫黄と凍てつく寒さに心躍るひととき。

エリア 登別(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

札幌からバスでおよそ1時間半。
この日は高速が事故で通行止めになったりしたので3時間。日本有数の温泉地登別に到着！
お世話になる旅亭　花ゆらさんです。

冬はイルミネーションの彩りが楽しい気分にさせてくれますね。

旅亭　花ゆらロビー内。
クリスマスをイメージした装飾が随所に。

今回は客室露天風呂付き和室！古さはありますが、小綺麗で落ち着くお部屋。

このドアの向こうが露天風呂です。

なんと、お部屋の冷蔵庫にはビール2種類と水とお茶。これ、サービスなので自由に飲んで良いんですって！！思わず「ビールも良いんですか？」とテンションMAX（笑）

夕闇に包まれようとする露天風呂。ほのかに木の香りもして・・・早く硫黄に包まれたい！笑
お湯は源泉掛け流しなので、刻々と変化します。水でうめないと入れないほど熱いときもあり、拍子抜けするほど温めのときもありました。はやる気持ちを抑え、湯搔き棒で混ぜてから入りましょう（笑）

ご飯の前に少し散歩。
閻魔大王さまですね。
温泉街のメインストリートまでは2分ほど。そこからプラプラ歩いてぐるりと周ってホテルに戻ることができます。

夕食は個室の食事処でいただきます。
掘りごたつ風の板の間は床暖が入ってポカポカです。

お品書き。真心のこもった料理の数々。どれも美味しかったです。

セレクトできるメインは白老牛！鉄板でジューとやいていただきます。くちびるで千切れる（？）ほどのやわらかさ!

キンキの雲丹焼き。美しくてウニも濃厚で美味でした。

温泉の効能を忘れないように。やはり硫黄泉ですねぇ！

何度も何度も湯浴みを楽しみ、1日目の夜が明けました。朝食はこの御膳と湯豆腐と湯葉、ご飯、味噌汁のほかにバイキング形式でパンやソーセージや海鮮丼などが自由にいただけます。
手前の鮭やシシャモはお好みで目の前の鉄板で温めることができます。食べ過ぎた(*_*)

朝食のあと少しゴロゴロしてたら眠ってしまいました。連泊の余裕( ´∀｀)
少し歩いて地獄谷へ行ってみます。
中国人しかいない？と思うほど中国人だらけでした。そして整備された木道が滑りやすいこと‥‥景色に見とれていると足元の危険を忘れてしまいます。

雪化粧をした地獄谷は初めて。綺麗でした！地獄谷といっても全体が熱いわけじゃないんですね。
陽が当たる所にはダイヤモンドダストのように雪がキラキラと煌めいていました。

わさびを扱う藤崎わさび園さんへ。ついこの前、熱烈ホットサンドでやっていたので行ってみたかったのでした。
わさびの入ったクリームチーズやわさびと昆布の佃煮など、商品を味見しながら選ばせていただきました。

ホテルへの帰り道、間欠泉の近くで「ドコドコ」という音がしたので急いで行ってみます。囲われていなければ8mもの高さまで噴出するという間欠泉。一度の噴出で2,000ℓのお湯が放たれるそう。噴出はおおよそ3時間毎のようなので、見られたのはラッキー！
しかし太鼓のような地鳴りのような、何とも言えない音がしました。まさに地獄からの・・・？

ホテルに戻って部屋に荷物を置きました。部屋は清掃中だったので、お昼ご飯を食べに行く前に少しあったまろうとラウンジへ。こちらは24時間利用できて飲み物も用意されています。

ラウンジ。本もあります。時間があったらゆっくりと本でも読みたいところでした。

コーヒーをいただいたり談笑していると、「こちらかな、と思って」とわざわざフロントの方が部屋の清掃が終わったことを教えに来てくださいました。細やかなお気遣いありがとうございます。

再び外へ。温泉市場で閻魔焼きそばをいただきました。鉄板でしゃかしゃかと作っていただいた焼きそばはピリ辛で美味しかったです！
ここにもまぁ中国人の多いこと‥

外は本当に寒かった。とりあえず温泉！
ひどい寒さに源泉も頑張ってくれたのか、確かめずに足を入れたら物凄く熱い💦

大浴場は14:00から。こちら花ゆらさんは、専用大浴場のほかに、隣の雅亭さんのお風呂ももいただけます。花ゆらにはないパーク泉と12号泉を目当てに出かける前にまずクラシックを一杯！！

昼寝をしたりサービスで貸していただいたフェイススチーマーなどを使っていたら、あっという間に陽が傾いてきました。

2日目のお品書き。お造りが変更になっています。

お酒に合いまくりの前菜の数々。クーッッ！！

分厚いキンキの鍋は味噌仕立て。

和が中心のメニューの中にアヒージョが。（幸せのえびとおっしゃってたかな？）プリプリしたえびと大王茸とツブのアヒージョでした。

今夜の白老牛は部位が昨日と違います。聞くのを忘れちゃいましたが、上品な脂が最高！鉄板に乗せるとかなりはねます（笑）

ご飯は海鮮丼。イクラは醤油漬けです。ウニは甘くて、元気に育っていたのか、箸で強めに挟んでも崩れません。

綺麗なディスプレイにホンワカした気持ちになれます。

二泊三日の滞在なんてあっという間。刹那的(;_;)
二度目にして最後の朝食はこちら。ほかに帆立とアスパラやキノコの焼き物がありました。

旅亭　花ゆらのスタッフ様には本当にお世話になりました。
楽しいことしかない二泊三日でした。