春の海で素泊まりキャンプ_寝るだけでも良いじゃんか

2019/04/06 - 2019/04/07

高雄の旅行記で、「死ぬまでにせめて５０ヶ国は行きたいよぅ。」とひっそりと頑張る宣言しましたが、
その前に日本国内４７都道府県も全て制覇していないって事に「はっ！！」と気付いた。
東日本は完璧だけれども、西日本はまだまだで、今のところ３３で後１４か所。
ならば、まぁ日本人女性の平均寿命をまっとうするとしたら、余裕で日本地図の塗りつぶしは出来そう。

って、事でキューバ旅行記と台湾旅行記も未完でとっちらかっているけれど、
とりあえず地図を塗り潰したい気持ちが勝ってしまいました。

塗りつぶし先は、小さい頃から何十回も行っている静岡よ。
春先、去年の４月のお話です。

夫と息子Bが「釣り行きたい、行きたいよ～。」と五月蠅いので、
全く乗り気でない息子Aも連れて家族で西伊豆に行ってきた。

高校と中学のW進学に伴う支出で懐が氷点下の我が家。
みっつ違いづつの三人きょうだいを育てた両親へ尊敬の念を感じつつ、
桜が満開という西伊豆で春をチープに感じてきました。

エリア 土肥温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

鮎釣りが趣味だった義父（13年前に鬼籍に入っています）。
解禁の時期は毎週のように伊豆に通っていたらしい。

その義父の教えの通り、「伊豆に行くときは兎に角早く！早くに出発だ。」と夫が五月蠅いので、
６時に自宅出発。

東名から富士山の雄大な姿がくっきりと見えた。

途中、足柄SAで休憩。

足柄サービスエリア（下り線）フードプラザ グルメ・レストラン

マルシェで地産品が購入できるのは良いね。

「さくら棒」というらしいなが～～いふがし。
「静岡県民のソウルフード」って書いてあったけれど、存在を始めて知ったよ。
麩菓子なのに以外とお高いわ。と思ったけれど、まぁ、買ってみる。

そして、最初の目的地。
沼津魚市場に到着。

朝9時前の沼津港、閑散としておりま～す。
週末のお昼時は激混みなのに！
なので、駐車場もガラガラのこの時間がお勧めですよ。

本日、こちらで朝ごはんです。

魚河岸 丸天 みなと店 グルメ・レストラン

開いているお店が少ないので、必然とオープンしているお店に入るしかない。
なので、お店に入るとそこそこ席が埋まってた。

息子Aは「静岡だから、絶対これ！」のしらす丼。

私は朝に来た特権を活かして、限定の宝石丼。

お味は見たまんまです。美味しいです。
ただ、ずーっと生魚の味って飽きちゃうんだよな～。

きゅうりが入っているけれど、さらにアボカドが入っていれば、もっと美味しいと思うのに。
でも、この値段（￥1,250－）でこの量のどんぶりが食べれれるのは漁港ならでは。

夫には私の次候補の鯵三昧を押し付けて、
で、息子Bは「サーモン握り」とな。

「静岡でサーモン？」
「駿河湾でサーモン？」
「沼津港でサーモンを頼むのかい、お・ま・えは！！」
「社会で特産品等の地理の勉強したよね～～！！」とまくしたてたのに、
「車酔いしたくないから、あんまり食べたくないんだよ。」と言う。
本当に我が家で一番のコンサバ君。

かさご～～！！の唐揚げ君。

こちらも食べれます。

さて、本日の目的地、土肥のキャンプ場に向かいます。
カーナビに導かれて三津経由長岡まで国道、長岡からは修善寺道路を走る。

あれ～、戸田経由の海岸線ルートじゃないんだ～。
と思いつつ、
車窓からの桜に目が奪われる。

富士見テラスへのロープウェイ、混んでいるんだろうなぁ。

修善寺道路を降りると
何やら、初めてみる景色。

ん？どうやら、今年の始めに修善寺道路の先に「天城北道路」が開通して、
月ヶ瀬まで有料道路がのび、
その先は「下船原バイパス」も同時に開通して、
沼津ICから土肥までは「５５分」に短縮されたって。

久しく西伊豆には来ていなかったから知らなかったんだ。
西伊豆もアクセスが良くなってきたなぁ。
やっと。

有料道路を降りるとそこからは峠越え。
日本の原風景＝里山の景色を愛でながら桜吹雪の中、土肥大橋を超えて、土肥へ。

本日お世話になる土肥の「さざ波キャンプ場」に到着。
早速、テントを張るよ。

素直だった小学生の頃と違って、いちいち面倒くさがって、テントを張るのもすんごぉぉぉく時間がかかる。
父さん、母さんに手を借りず子供たちだけで、テントを張るくらいのスキルは身に着けてもらいたいものだわ。

結構な時間がかかりつつ、どうにか設営完了。
夫のお楽しみ、釣りに出かけますよ。

っと、その前に今回の我が家の冷蔵庫へ。

サザ波キャンプ場 キャンプ場

そうなのです。このこじんまりとしたキャンプ場は土肥の街のはずれにあり、
国道を挟んで目の前に「セブンイレブン」とドラッグストアがあるのです。

素晴らしい！
今回のキャンプのテーマは「素泊まり」。
まぁ、そもそもグランピング以外のキャンプは「素泊まり」が当たり前だけれども。
私が勝手に名付けた「素泊まりキャンプ」とは、
寝るだけ＝料理とか面倒な事は一切しないキャンプ！の事。
宿泊費をSave出来る事が重要って、本当にチープに旅行するだけの手段となってしまった我が家のキャンプｗ

朝ごはんががっつりだったから、おにぎり等軽食を購入して、いざ、土肥港へ。

東名ではくっきり見えていた富士山は霞んでしまって、うっすら・・・・な状態。
冬の晴れの日ならば、駿河湾を挟んでの雄大な富士山のお姿が望めます。

流石西伊豆、海が綺麗。

土肥港と清水港間を運航している駿河湾フェリーが港から出てきた。

航路が「国道２２３号」として指定されているんだってさ。

・・・・・・・・・飽きました。

それにトイレにも行きたいし・・・・・・・・・で、独りで街の方へ散歩に行くことにしました。

牧水さん。

その奥の松原公園のトイレに入れて、ほっ。
新しくはないけれど、キチンと掃除してあって気持ちよく利用できました。
公園のトイレって東京のでさえ、あんまりきれいじゃないからね。嬉しかった。

公園には有名な花時計があった。

世界一って事です。

私的には思ったよりも小さかったな・・・・・・・・。

世界一の花時計 名所・史跡

公園横の足湯。
花時計の前に観光案内所があって、そこで足湯用のタオルが購入できる。
１２０円也。

足湯はふたつあって、温いのと熱いのがあったので、熱い方に（写真では右側）。

土肥温泉 足湯 黄金の湯 温泉

「足湯なう」とＬＩＮＥしたら、
同じく釣りに飽きていた子供たちがやってきた。

直売所で、ニューサマーオレンジを買って、
山川の土手に座って、いただきます。

息子Ｂが川遊び。

まだまだ、おこちゃまですな～ｗ

潮がすっかり引いて、なんのあたりもない夫も断念。
一旦テントに戻って、昼寝をするとな。

さっき買ったおにぎりと足柄SAで購入した「ちくわパン」でおやつ。

夫以外はテントでスマホにＤＬした映画等を観ながら、だらだら過ごして、

１６時過ぎに再度チャレンジ。

昼間はあんなに暖かったのに海風はつめた～い。

昼間の釣りでは超ちびっちゃいのを釣った息子B。
頑張ってチョ。

お、今度は清水港からのフェリー。

西伊豆は夕日スポット。

昔の「金曜ロードショー」的な息子たち。

フェリーが清水港へ戻っていった。

そして、満潮時にも・・・やはりあたりは来なかった・・・・・・・。
大潮なのにぃ。

取り敢えず、温泉に入ります。
防波堤にすぐ近くの「弁天の湯」
大人：５００円。

カランは三つのこじんまりとした日帰り温泉施設。
温泉宿の露天風呂付部屋の規模の露天風呂がある。
小さいからお湯が熱いままで良い。

伊豆のお湯は熱いイメージはなかったのだけれど、ここのお湯は結構熱くて、
さらりとしたお湯で汗が引く感じで気持ち良かった。

シャンプー、石鹸等はないので、自分で持っていくか、購入する。
ドライヤーは受付で貸してくれます。

お湯からあげってロビーに戻ると、夫が受付のご夫婦から釣り情報を聞き出していた。
どうやら、土肥の釣りのオンシーズンは６月からなんだって。
その頃から、潮の流れが湾に入り混むのかな？

大潮だから、イカの爆釣！を期待していたのに～～。
いつになったら、爆釣！を体験できるのやら。

弁天の湯 温泉

キャンプ場近くのＭａｘバリューで食料と酒を調達して、
後は食べるだけ！のつもりだったのに、息子Ａが「ゆるキャン」のレシピを作りたい！と。

やだ～～、暗くなってからキャンプ場で食事の支度をするなんて、絶対やだ！
メンドクサー！
今回は買い食いキャンプのつもりだったんだもの。

「私は絶対に手伝わない！」の宣言をして、まぁ、つくってもらうことにしました。

「りんちゃん特選スープパスタ」。
息子Ａったら、いつの間にか、オタク化してしまって・・・・・・・・。

本人曰く、「おばさんにはわからないだろうけど、若い人はアニメ好きは当り前。」だ、そうです。

そーですか、そーですか。
若者でもリア充の人はそーでない風におばさんからは見えますがね・・・・。

折角、たき火もくべたけれども、「寒いから嫌だ。」と二人ともテントに早々と入って、スマホ三昧。
私は食器等を片付けたら、疲れちゃったのでウィスキーをあおって寝ることにした。

朝、早かったし。
夫はひとりで夜釣りにチャレンジに行きました。おやすみなさい。

以外とよく眠れました。

５時です。おはようございます。

夜釣りも「坊主」だった夫ですが、今朝もチャレンジするそうだ。
息子ズに声をかけるも起きる意志は無さ気なので、ふたりで出かけた。

山から登る朝日。

全く釣れる気がしない！！

釣り人を乗せ漁船は沖へ出て行った。

土地の人っぽいおじさんが沖を指さして、
「かもめが沢山飛んでいるところに魚がいる。
ここにはいないよ。」って。

目の前でかもめが何度もアタックしてて、魚影は確認できるものの釣れないんだよね～。

昨日から他の人の釣果も4匹程度だもん。
今回は全然ダメだったな～。

「海岸線をジョギングしてきた！」と息子Ｂがやってきたので交代して、
私は朝食の準備の為、徒歩で戻る。

知らない土地をぷらぷら散歩は落ち着くな～～。

実は、ここ土肥は私の旅行史で重要な土地だった。
・・・・・・・・・って事を思い出した！

土肥海水浴場 (屋形海岸) ビーチ

初めての友達だけでお泊り旅行をした場所だったのだ。

それは中学二年生の春休み。
友達のお母さんの実家が土肥で民宿を経営してて、そこに友達三人で遊びに来たんだった～～。

あの頃は新幹線で三島まで来て、それから２時間半のバスの旅。
物凄く遠かったな・・・・・・・・。

堂ヶ島で猿みた事しか覚えていないけれどｗ
で、その時物凄く仲良かった友達も３年になってクラスが変わってしまったら、いつの間にか疎遠になってしまった。厨房あるある。

民宿、名前を忘れちゃったけれど、まだあるのかな～。

なんて、考えながら歩いた。

ここは「屋形共同温泉」キャンプ場から一番近い日帰り温泉施設。
この時はボイラーが壊れてしまったので、閉まっていた。

海岸に咲いていたのは、「土肥桜」かな？

って、思ったけれど「土肥桜」は「河津桜」よりも早咲きのとても希少な桜らしいのでこの時期には咲くハズはないので違うっぽい。

また、ＭＡＸバリューで卵や牛乳を購入して戻ると、「誰もいなくて焦った！」と寝起きの息子Ａが待っていた。

結局、な～～んにも釣れないで今回の釣りは終了。
ベーコンエッグの朝食を食べて、テントを撤収して、キャンプ場を後にする。

「さて、これからどうする？」

「金山に行こうよ！」の息子Ｂの意見をスルーした私の「恋人岬にでも行っとく？景勝地だし。」をスルーして、
夫は「早く帰りたい・・・。」の息子Ａの意見に便乗したらしく、帰路へハンドルを合わせる。

取り敢えず、「御殿場アウトレット」に行くことにはなっていたので、そのまま御殿場まで直行だ。

先に書いたとおり、夫には「伊豆＝激渋滞！！」が刷り込まれているので、どうしても早く三島を抜けたいらしい。

実は朝ごはんの片付けの際にキャンプ場のおじさんと話をしていてもう沼津インターの渋滞は解消されたことは知っていた。

あの！日曜日の沼津インターの国道の渋滞が！
あの！柿田川公園に続く１３７号線の渋滞がないんですってよ！！

(@_@)な顔をしたら、
「あなた、大分伊豆に来ていないでしょｗ」って笑われた。

沼津から三島を経由し函南町までの「東駿河湾環状道路」が開通したので、沼津市内に出る必要が無くなったことにより渋滞が解消されたんだってさ～。

「アウトドア」な雰囲気は希薄だけれども、便利で中々良かったキャンプ場でした。

で、おじさんの言う通り、御殿場ＩＣまで一時間で着いてしまった。
西伊豆、凄く近くなったな～。
感動！

義父さんが生きていたら、西伊豆に行くときに５時半集合とか言われないね！
（１０時過ぎに法事に参加するのに大田区の実家に５時半集合と言われた・・・・・・・・・。で、熱海のファミレスで時間が潰すという納得できない思い出ありｗ）

アウトレットでは、個人行動。
子供たちに手がかからなくなったな～(*´▽｀*)
で、ゆっくりではないけれど自分の買い物が出来てほくほくの私であった。

しかし、アウトレット、激混み！！！

しかも、客の２割は大陸のお方です。爆買は下火になったらしいけれども、でもまだまだブランド好きはやめられないのね。

Ｇｕｃｃｈｉは入場制限されていたし。
ＴａｘＦｒｅｅだけれども、日本の消費を押し上げてくれているのは間違いない。
東京(銀座)じゃなくて、ここで物凄く買い物してくれるなら、凄く良いと思います！！
っと、自分勝手な東京人です。

っと、その時は思っちゃいましたがコロナウィルス拡散の現状では海外への渡航は自粛頂く様、何卒お願いしたい。
でも、いる時は五月蝿いなぁと思うけれど、来なくなったらそれを糧にしているインバウンド関係の方々は大変だろうなぁっと思ってしまう。
勝手な日本人です。

再集合してみたら、買い物したのは私だけだった事実ｗ

御殿場プレミアム アウトレット アウトレット

「腹減った～～！！！」と息子ズが五月蠅いので、
本当は今のうち（３時前）に東名に乗ってしまったら、渋滞無しで帰れそうだけれども、食べて行くことに。

私が待っている間に、行きたいお店を確認していた息子Ａ。
もう、東京まで待てない。
Ｇｏｏｇｌｅ先生によると、「待ち時間１５分」とのこと。

「１５分？本当に？信じられない～。」と思いつつ、私も一度は行ってみたかったから、
最寄りの御殿場店にやってきましたよ。

静岡県民のソウルフード、「さわやか」。

私の目からみると、どうしても「サイゼリア」にしかみえないロゴ。

さわやか 御殿場インター店 グルメ・レストラン

はい、ガセでした。
やっぱ、日曜日は混みますよね～～。

１６０分！！！待ちですわ。

夫「帰るぞ～！」
息子ズ「うえ～ん！！お腹空いた～～！！」

っと、すぐ近くに「さわやか」とクリソツな店舗をみたような・・・・・。
取り敢えず、行ってみよ！

コメダ珈琲だったか。

我が家の全員、未だに未経験だったから、丁度良かった。
全員「来てみたかったんだよね～♪」

それにしても、東海地方の方は山小屋風の建物が好き？なの？

喫茶店なのに結構な時間、待たされて、
やっとドリンクがやってきた。

待ち焦がれて夫がすぐさま、アイスコーヒーのストローをすするや否や、
「あまっ！！！」
っと叫ぶので、私の元祖「ゼリコ」をお姉さんがひっくり返しそうになって焦る。

突然大声だすなや。

初体験の私たちはわからなかったんだけれど、
甘いのがデフォなんだね。ここでは・・・・・・。

『独特の味とコクを引きたてるために、最初から甘味がついています。甘味抜きや別添えも承ります。』

・・・とな。ちゃんとメニューを読まないとね。

で、注文したフードも全然来ない。
３０分ぐらい待って、やっときた。

で、でかい。
そして、ぶっちゃけ美味しくない・・・・( ；∀；)
ま、腹はかなり膨れたけれども。

これが、あのコメダ珈琲なのか・・・。と思いながら、
チェックをみたら、6千円超。
ひとり、1.5千円以上だった。

名古屋の方ってやっぱお金持ちなのね～。
毎日、これ食べているんでしょ？

って、思って調べたら、皆同じ風に感じていて、ほっとした。

駐車場が完備されて、店内の一人のブースが大きくて、長居が出来るから、愛されている店らしいね。
ドトールとは用途が真逆かな。

私は徒歩で来店して、それなりに美味しくて安いのをささっと食べるって感じなので、
ドトールで良いで～す。
コメダさんには悪いけれど、二回目はないでしょうなぁ。

で、５時前には東名に乗れたんだけれども、
事故渋滞が２か所あって、家についたのは１９時半になってしまった。

っと、約1年前の旅行記を書いてみた。
今後、家族四人全員でキャンプに行くこと、あるのかなぁ・・・・ｼｮﾎﾞｰﾝ(´・ω・｀)。