「冬の関西1デイパス」で巡る滋賀の紅葉＜後編＞

2019/12/02 - 2019/12/02

12月2日（月）は、予報通り朝から雨になりました。

いつもは早朝から活動する私たちですが、ゆっくり出発して江戸～明治・昭和のレトロ感が漂う長浜の町歩きや、ラコリーナ近江八幡でのランチも楽しみ、早めに帰宅しました。

前日と違って空がどんよりとして写真映えしない旅行記ですが、参考になることがあればご覧下さい。

エリア 滋賀

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２／２（月）

夕べは夜遅くまで星が瞬いていたので少し期待したのですが、朝起きたら空はどんよりとして、既に雨も降り出しています。

長浜城方面は少し明るいような。。。

私たちが食泊したホテル「グリーンホテルyes長浜みなと館」は、少し広めの（ホテルの中では）ツインにしていました。

琵琶湖レイクビューの7階で、長浜城だって見える素敵なお部屋なんです。

それなのに窓の外は雨。。。(^^;)

いつもなら早朝から活動する私たちですが、おとなしくテレビでも見て小降りになるのを待つことにします。

やっと小降りになったので、10時頃チェックアウトして駅のコインロッカーに荷物を預けた後、町歩きに出発します。

商店街の入口には、長浜曳山祭りの醍醐味になっている、子ども歌舞伎の装飾があります。

こちらの入口には中国風の装飾。

中島屋食堂は、明治30年創業のレトロな風合いが良いですね。

開智学校

以前松本に行ったときに見た開智学校と外観はそっくりですが、一回り小さいです。移築されて、今はレストランになっています。

明治4年で、松本より古い建築だそうです。

長浜タワービルは、昭和39年建築の建物です。

東京タワーのようなタワーを造りたいと意気込んで造られたようですが、「bilding」のスペルが「bill（支払いや紙幣の意味）」になっており、英語に慣れていない当時が微笑ましい、、、って、正に私の年代ですね～～。

電柱が邪魔ですが、良い感じの町並みです。

こちらも♪

と思ったら、場違いな恐竜のフィギュア！

フィギュアミュージアムもあります。
好きな方には、楽しいミュージアムのようですよ。

素敵な通りですね。

こんなマップ（こちらは看板）を手に、地図を見るのが得意な友人について行きます。

私は方向音痴なので。。。

江戸時代には、北国街道（ほっこくかいどう）の宿場町として栄えた町です。

商業の取引に課税しない「楽市楽座」を採用していたので、多くの商人が行き来したそうです。

長浜八幡宮の祭礼として、毎年４／９～１７まで「長浜曳山祭り」に使われる山車のミニチュアが、展示してありました。

江戸時代の伝統芸能を結集した「動く美術館」とも呼ばれる美しいものだとか。
一度、実物を見てみたいものです。

豊臣秀吉が開いた町ということで、千生り瓢箪がマンホールなどにも使われていました。

黒壁ガラス館

前身は明治33年に建てられた百三十銀行長浜支店。平成元年に市と民間により、ガラス館として蘇りました。

黒壁スクエアのお土産物屋さん。

古い建物にクリスマスの飾りが新鮮です♪

ギャラリーのようですが、派手すぎず上手く調和していますね,ﾟ.:｡+ﾟ★

旅籠（はたご）白忠は、江戸時代の油屋の町屋を再生した、蔵のある宿屋です。

木造船の廃材を利用した「舟板塀」は、舟が水と関わりがあることから防火の願いを込めたと言われています。

パッチワークのような塀が、可愛いです。

夜は水銀灯に灯が入り、更に良い雰囲気になりそうですね。

橋の欄干も、黒い壁にマッチしています。

こちらは古い建物ではないようですが、町の景観に合わせて造られています。

小川には、黒い水鳥が気持ちよさそうに泳いでいます。

冬の到来でしょうか。

時間があれば行きたかった、長浜浪漫ビールの建物も素敵です。

朝の雨に濡れたサザンカは、私の好きな薔薇に似て清楚な華やかですね。

長浜駅に戻ってきました。

ガラスの町らしい、レトロな表示が目を引きます。

近江八幡からバスに乗り、15分くらいだったかな？

「ラコリーナ近江八幡」に到着しました。

小さな村のようになっていて、刈り取られた稲が組み上げられていました。

山々の紅葉が美しいのですが、残念ながらの曇り空で映えませんね。

夏なら青々としている屋根が、今は秋色に変わっています。

ガレージの中は、クリスマス仕様に彩られていました。

外もかわいい♪

外の景色を見ながらお食事できるレストランで、ランチにします。

「たねや」さんのカステラに使われているのと同じ卵を使用した、オムライスです。トマトは甘くて、お出汁が優しいお味でした。

セットでふわふわカステラ（あんこ付）もいただきました。

本当にふわふわで美味しかったのですが、大きすぎて完食ならず。

実は来る前に「生ドラを食べようね。」と話していたのに、すっかり忘れて注文してしまいました。

当然お腹はいっぱいで、生ドラは指をくわえて通り過ぎました。
次回にリベンジしたいで～す(^^)♪

2日目は雨になり（途中でやみましたが）、竹生島クルーズや近江八幡の町歩きなどは諦めました。あまりに人の多い京都を避けての選択でしたが、滋賀は魅力的な町だなと新たな発見をし、また季節を変えて来てみたいと思いました。