2019/10/12 - 2019/10/14
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クルミ2012さん
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いつものドタバタがありつつも、同じパク・ウンテさんファンの方と合流して3公演を一緒に観たりと、一人旅ではない時間が新鮮で。旅の友がいたのは、初めてのソウル旅以来のことでした。
一方、日本の気象状況がとても心配で、心を痛めながら、祈りながらの旅でもあり、一人の時間は日本のことが心配でたまらずニュースや情報を見ては、こんなにもふるさとが大事なのだという思いと、帰って出来ることをしようと誓った旅でもありました。
だから、いつもなら帰ってすぐに書きたい旅行記なのに、2か月も経ってしまいました。写真もあまりなく、ブレブレで、落ち着かなかった気持ちがあらわれているようです。旅行以上に旅行記を書くことが好きなのに、現実は旅しているどころではないと思っていたからかもしれません。
今回も、ソウルの街の方々に親切にしていただきました。それは、本当にありがたかったです。
今も、大変な思いをされている方々が沢山おられます。私も、お力になれるように、微力ながら出来ることをしていきます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- チェジュ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
お天気模様に不安を抱きつつ、出発。おにぎりにお茶が、旅の朝食の定番です。
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定刻に出発になりました。
今回はチェジュ航空です。 -
今日は14時の公演に間に合うかギリギリで、ホテルに寄る暇がないため、事前に荷物配送サービスを頼んでいました。
バスチケットを買って、15分あるから大丈夫だろうと思ったら、預け先が空港の端っこ・・・。これは間に合わない、と急ぎ足でも無理でした。仁川国際空港 (ICN) 空港
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先ほど買った窓口の親切なお兄さんに、乗れなかったんです・・・、と初心者英語で必死に説明。
キャンセルだね、とササっと手数料をひいて次の便へ変えてくれました。
30分位待つし、蚕室まで混むだろうと、この時点で間に合うことを諦める私。 -
時間があるので、空港のパン屋さんで沢山サンドイッチが並んでいる中からテイクアウト。
バスの中で開けると、甘めのマヨネーズが韓国に来たなぁと感じさせてくれます。こんなに大きいから後で半分食べようと思ったのに、美味しくてペロリと平らげてしまいました。また行こう。 -
南山タワー、来ました、とご挨拶。
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高速を降りてからも混み、江南方面では渋滞で、開演時間を過ぎました・・・。
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開演から15分後頃到着。走ってチケットカウンターに行き、待ってました!とチケットを渡してくれる職員さんに感謝し、高速でエスカレーターを駆け上がろうとすると、
上からスタッフさん達の声「走ってはいけませんよ。危ないから」
そりゃそうです、はい、反省。
ドアの前で、男性スタッフの方が注意事項を仰っているのですが、私の韓国語レベルではよく分からず、困ったスタッフさんも私が日本人と分かると、「ヨボー」と奥様?を呼ばれました。
なんと!ご夫妻でシャルロッテ劇場のスタッフさんのようです。奥様は流ちょうな英語で、これまた私の語学力では話半分状態。身振りで時計を指さされます。
!!なるほど。以前、「笑う男」に遅れた時(よろしければ11回目のソウル旅行記をご覧ください。)、決まった時間に遅れた観客皆で一斉に入った時と同じ状況?
違いますよ、と首を振られるスタッフさん、?な私。初心者英語で座席表を指さしながら聞き返したところ、客席の一番後ろの列に、時間が来たら遅れた観客皆で入り、1幕が終わるまで座っておいて2幕から自分の席で観てね、ということでした。
暗転時に、一斉に入った我々4名、列の奥に座ってらした関係者らしい方びっくり。すみません。
1階最後列でもとても良く見えました。さすが、シャルロッテシアターです!シャルロッテシアター (シャーロッテシアター) 劇場・ホール・ショー
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むつかしいし、いわゆるカタルシスを得るというよりはシニカルな物語だけど、曲が素晴らしい「スウィーニートッド」の世界!確かに、途中で遅れた人が座席に入ってきたら集中力が切れる繊細な作品ですね。納得。
ホン・グァンホさんの表現力(もちろん歌はすさまじい)とキム・ジヒョンさんの芝居心が光りました。アンサンブルが素晴らしい。開幕したてで、まだ皆さん手探りな感じが新鮮でした。
お友達とも無事合流出来、想像以上に面白い舞台だったねとワーワー言い合いながら、一緒に2蚕室→6新堂→漢江鎮駅へ向かいます。 -
新堂駅での2→6号線の乗り換えはかなり歩くよね、という話など、ミュージカル旅あるあるをしながら行くと40分位かかる行程もあっという間です。
お天気の関係をお互いに心配しながら、ブルースクエアに着きました。 -
ウンテさんのポスターを見ると、遠くで知り合いにあったような安心感があります。ありがたい。
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私一人だと自撮りなどは絶対にしませんが、せっかくなので撮ろう!と騎馬戦のセットと一緒に写真を撮ったりしました。
終演後、疲れて、そのまま帰途へ。また明日会いましょう、と漢江鎮駅で別れました。彼女は私よりずいぶんお若いお嬢さんなので、まだまだ早い時間ですよ、と仰っておりました。私は23時までには部屋に着きたい心配性なので。 -
観る度に発見があり、深い「ベン・ハー」という作品
リサさんのエスターも良いしか言葉が出ない位好きです。ウンテさん、ユダ・ベンハーという役に巡り合って下さってありがとうございます、と拝みたくなります。1幕ラストの大ナンバー「運命」に、表現力の進化に、心からしびれました。 -
この日はカーテンコールが撮影可でした。
役替わりで千秋楽の方々の挨拶。提督のお話を真摯に聞くリサさん。先輩のウィットに富んだご挨拶に、ユダ役のウンテさん、メッサラ役のジョンウォンさんも、劇中ではシリアスな闘いから、役を離れたホッとした感じに和みました。 -
6漢江鎮→1東廟前→市庁
ホテルは市庁駅から歩いて3分程度のところにしました。 -
「ホテル グレイスリーホテル ソウル」
日本でよく利用しているので、ソウルに出来て嬉しいです。ホテル グレイスリー ソウル ホテル
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洗面台は独立しています(入口そば)
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お風呂がお手洗いと別室というのはありがたい。
空港で頼んでいた配送サービスで、スーツケースはちゃんとフロントに届いていました。預け場所が、空港内でもあれだけ歩くとは思わなかったけれど、時間に余裕があれば、そのまま目的地にいけるので便利ですね。
ホテルのスタッフさんも親切で、部屋にバスタオルがなくて、夜中で申し訳なかったけれど、フロントに取りに行きましょうか?と聞いたら、部屋まで持ってきていただいて、助かりました。 -
朝が来ました。
夜は、ずっとNHKワールドを見て、心配でたまらす、どうか・・・と祈っていました。 -
外に出て美味しいものを食べに行くのが、私の旅の楽しみですが、今回は、決めたミュージカル以外はホテルにいよう、と思いました。
ホテルの朝食は割引セールをしていて(9000w位)、ありがたかったです。 -
スタッフさん親切で、飲みものを部屋で飲んでもいいかを聞くと、カップには持つところがなきゃ、とわざわざカバーを出して下さって。
不安な気持ちだったので、あたたかいサービスが心に沁みました。 -
お買い物などをする気もせず、ホテルを出て、市庁駅方面に歩くことに
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空を見て、祈る。
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マラソン大会?があった後みたいで、人出がすごい。市庁前はテントなどのお店もあり、にぎわっています。
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人混みを避けて、徳寿宮の横を行こう。徳寿宮内も、マラソン後の方々で大賑わいで、また空いてる時に行きたいなぁ。
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石垣道(トルダムキル)、よくドラマなどのロケ地で観る並木道です。
徳寿宮トルダムキル (石垣道) 史跡・遺跡
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和やかに、日曜の朝をお散歩されている街の皆さん
思いを馳せつつ、私も歩く。 -
近くにアメリカ大使館もあって、警備もしっかりしており、凛とした空気が漂っています。
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徳寿宮内の国立美術館は現在改修中?で休みだよ、と入口近くの受付の方に教えていただき、逆戻りすることに。
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近くにはソウル市立美術館もあります。
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心も時間も余裕があったら行きたかったけれど、とモニュメントを眺める。
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清渓川を通って
清渓川 滝・河川・湖
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光化門駅近くまで来ました。
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遠くに景福宮を眺めながら、つながっている空。何をしていても、ふるさとを思わずにはおれません。
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漢江鎮駅でお友達と待ち合わせて、お昼ご飯を食べに行くことに。
昨日のスウィーニートッドの広告がバス停に。ソウルでは、結構ミュージカルの広告を見かけます。観客も日本よりもずっと若いし、男性も多いです。
日本の韓国も、どちらのミュージカルもそれぞれの良さがありますが、日本でもミュージカルが身近でメジャーな趣味になったらいいなぁと思います。 -
ずっと来たかった「parc」に来ました。
私はアナログ人間で、スマートフォンに使われているという状態ですが、友はさすがスマートフォンと育った世代だけに、自在に操って、お店も沢山調べてくださり、歩くGoogle先生のようです。 -
メニューを見てもよく分からなくて、とりあえず、魚とお肉のランチを両方頼みました。
自分の韓国語のレベルがまだまだすぎるなと痛感。 -
複数だとバンチャンが一緒に来るのは、何だか久しぶり過ぎて新鮮です。
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プルコギも、イカのピリ辛和えも、エビの揚げ物まで来て、あまりの量にランチなのにすごいねぇと言っていたら、やっぱり多すぎる気がする・・・
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ふともう一度メニューを見て、多分コースを注文してしまっていたことに気づく我々。お値段も一人25,000w位でした。
いつもミュージカル一人旅で、誰かとご一緒にお食事する機会もないので、せっかくだからまぁいっか。しっかりお料理を味わうことに。
ごはんも玄米など数種類から選べて、葉っぱのお味噌汁も、きのこの和え物もどれも美味しかったです。 -
公演まで少し時間があるので、近くのカフェへ。
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アメリカーノと、お互いミュージカルの話題はつきません。
彼女とは、偶然、ファンの方々の集まりでお話していた仲間で、今回渡韓時期が一緒だったので、同じ舞台を3作観ることになったご縁でした。
まったく違う場所に住み、年も、仕事も、全く関係なく、一期一会の出会いでこうしてお茶をご一緒している不思議。ウンテさんファンというつながりでいろんな方にお話しできて、ソウルの旅がふくらんできた気がします。 -
開演20分前に慌ててカフェを出、ブルースクエアへ。
ハン・チサンさんの「ベン・ハー」マッコンを観ます。 -
とても、感情が迸るような、すばらしいユダ・ベンハー役でした。チサンさん、圧巻です。
お母さん役のイム・ソネさんが最初から最後まで素晴らしすぎて、瞬きするのが惜しい位のお芝居と歌でした。あと1公演で大千秋楽のアンサンブルの皆さんも魂の舞台で。 -
この日もカーテンコール撮影可でした。
本編を離れると、エンターテイナーだけどどこかシャイなチサンさんの感謝のこもったご挨拶にジーンと。メッセラ役のパク・ミンソンさんの涙も迫ります。 -
ミュージカルって、私の安い日給よりもずーっと高いチケットを苦労して買い、交通費に悩まされ、作品の力量やその日の役者さんのコンディション、まして座席の周りの人の環境すらも、良いか悪いかは行ってみないと分かりません。
何も、物としては残らず、あるのは思い出だけ。よくミュージカル旅をしては体調を崩す私に、周りはあきれているのかもしれません。自分でもなぜに?と思う時があります。
だけど、
1幕後、チサンさんのすさまじい「運命」に感動しすぎて、休憩に入っても涙がとめどなく、同じく泣いている化粧室に並ぶ多くのファンたちと一緒の空間で。友は、その頃感動しすぎて、席を立てなかったそうです。
この日は、この胸の響きは、染みわたる感動は、困難な人生に立ち向かうためのエネルギーなのだと、だから私はミュージカルを観に来るのだ、と再確認させてくれるようなすごい舞台に答えがありそうです。
ありがとう、「ベン・ハー」 -
誰かと一緒だと感想を言い合えたり、移動も心強いです。
でも、先に帰国する友を漢江鎮駅で見送る時、昔、遠方に住んでいた妹のところに行って街中で妹と別れる時に、妹がさみしそうに泣いて走って行った日を思い出しました。
でも、ベン・ハーのテーマでもあるけれど、「生きなければ」。一人に戻って、ふるさとに、現実に、帰ろう。 -
パリバゲットのサラダと、おなじみのコンビニおにぎり。
そして、梨のお茶が、一瞬、不思議な味だなぁと思ったのですが、体に良い感じで馴染んでくると美味しかったです。 -
夕方からどこにも出る気がせずに、テレビから離れられず、ニュースに心が痛み、心配でたまりませんでした。
お友達は無事帰国されて、羽田空港で夜を明かされると聞き、若いってすごいなぁと尊敬します。また日常に戻って、立ち向かって行くのですね。 -
早朝、空港へのバスを待っていると同じく日本の方々が列を作っていました。
前に並んでいた3人組に、タクシーの運転手さんにいきなり声をかけられていて、不安になってるご様子だったので、「どうしましたか?大丈夫ですよ。待たないで今すぐ乗れると言っておられただけでしたから」と話しかけると、ホッとされたのか質問されて、現金でも空港リムジンバスは乗れるとお教えしただけなのに、ものすごく感謝されて、恐縮でした。
ちょっとだけ、私の韓国語もどなたかのお役に立てたかも(しれない)。一人になると、いつもより、ハッキリと物を言うのは一人旅の不思議です。 -
あっという間に仁川国際空港へ
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空港に着き、出国審査をするまでは、何度繰り返しても気が張ります。
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出国審査を終えて、免税エリアで、ラインフレンズの巨大ぬいぐるみがありましたが、今は「サメのかぞく」が流行っているんですね。可愛い。
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チェジュ航空の便は、トレインに乗り、実質ターミナル2です。
すごく歩くこと。実は、旅に出る前から、足の裏を痛めていて、旅で歩きすぎ、それが腰にまで影響してしまって、帰ってからしばらく痛みとの戦いでした。程々が肝心ですね。
ターミナル2のフードコートでビビンバの朝食。イカのお刺身が入っていてびっくり。作り手の方が、フロア担当者に「遅い!」と怒られていて気の毒で、「大丈夫ですよ」、とつい言ってしまうのは、お蕎麦屋さんでバイトした遠い日を思い出したからかもしれません。
一人だから荷物を手放せず、お箸を落としたら、おじさまがサッと拾って下さったり。お優しい方に感謝でした。 -
だれかと一緒の旅も、一人の旅も、どちらも良いところがあります。
そして、ふるさとは大事な存在だと、どんなにミュージカルを観ていても、心の底に心配が残っていたからだと、気づきました。
帰って、自分に出来ることを一つずつしよう。その気持ちを整理して、日常を乗り越え、旅行記として振り返るのは、今回は少し時間が要りました。
旅は、発見であり確認なのかもしれません。いつもの呑気な旅行記よりも、硬かったかもしれませんが、拙い文を読んで下さりありがとうございました。
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