2017/11/26 - 2017/12/02
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この旅行記のスケジュール
2017/11/29
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電車での移動
台湾高速鉄道(新幹線)で台南から台北へ移動
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せっかくフォートラベルの会員登録をしたので今更ながら2017年11月の台湾旅行について記憶を辿りつつ記しておこうと思います。元々台湾が大好きな夫婦ですが2012年生まれの息子が4歳の時に初めて3人で台湾旅行をしました。
定番の観光名所をメインに子連れなので無理のないスケジュールで高雄、台南、台北の3都市を巡りました。
2017年11月28日(台南)29日(台南→台北)の2日間の記録です。
初めて「地獄巡り」を体験した息子。果たしてその結末は!?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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11月28日(火)3日目。この日は天国と地獄体験をしに麻豆代天府を目指します。
台南駅から台鉄で隆田という駅まで約30分。隆田駅から麻豆代天府まではタクシーで約15分。駅前で麻雀を楽しんでいたタクシー運転手さんに声をかけると、「いいよー。帰りはどうする?迎えに来ようか?」というわけで1時間半後に帰りのタクシーをお願いしました。とても朗らかで親切な運転手さんでした。 -
「じゃ、1時間半後にここに迎えにくるね!楽しんでね。」とタクシーの運転手さん。早速水色のお堂が視界に飛び込んできました。
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ユニークな飾りがそこら辺にたくさん。
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蓮の花が可憐に咲いていました。
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どーーん。辰年の息子は台湾で龍と遭遇するとその都度テンションが上がります。ただこの段階ではまだこの後の「地獄」のことなど露知らず。
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まずは天国体験。
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天国とはこういう感じなのですね。
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ふむふむ。
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「へーこれって天国なんだ。」
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「ふーん。でもなんかちょっと僕が思っていたところと違う、、、かも。」なるほど、興味深い意見。
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天国は上へ上へと登っていく構造。最後はこの天女様に「萬事如意」と笑顔で見送られて
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龍の口から飛び出します。この時点で「あ、、、もしかして地獄を経験してから天国を経験するのじゃ、、、ま、いっか。」と順番間違いに気付きますが気にせず地獄コーナーへ。
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下から見上げた図。なかなかの迫力です。
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さて、一歩地獄に足を踏み入れた瞬間。息子絶句。
阿鼻叫喚とはまさにこの事なのね。という様々な惨事が目の前に繰り広げられます。死して尚痛めつけられる人々。一体生前に何があったんや、、、
何を言っているか分からないけれど「ぎゃーーーーー」「ごめんなさい、ごめんなさい、許してください」「私がわるぅございましたー」的な悲鳴と懺悔の数々。なかなか年季の入った機械で作られている為か音も動きも余計に怖さが倍増。
息子、「ぼ、ぼく、、、本当に嫌。これいやーーーー!怖いーーー!」と涙目。
目をつぶって耳を塞いで走り出したのでこれは物理的にも危険だと判断し即、退散決定。
ここは確かに大人でも怖いです。小走りで地獄を駆け抜けた為、地獄の写真はこの1枚のみ。貴重なショットになりました。
因みにもうすぐ7歳になろうかという現在の息子ですが未だにここの地獄の怖さは忘れられないようで「台湾は大好きやけど、あの地獄だけは本当に嫌。もう絶対行きたくない!」と言い張ります。
と言うわけで未就学児のお子さんにはあまり地獄巡りはおすすめできないかな(^^;) -
ゼーゼーハーハー言いながら涙目で地獄を駆け抜けた息子。既に天国のイメージは吹っ飛びました。見所いっぱいのお寺なのでじっくり見学されたい方には2時間程度の余裕を持っておくことをおすすめします。あと砂場やローラー滑り台など小さなお子さんが楽しめそうな場所もあったので、ベビーカーでお子さんを連れてきてのんびり遊んでいる地元の方も見かけました。
地獄巡りなしで天国体験とお外あそびコースとしては未就学児のお子さんでも楽しめるかなと思います。
約束通りタクシーの運転手さんに隆田駅まで送ってもらい冷たいお茶ドリンクで一服。 -
帰りの電車の中でも息子は「あんな怖いのは初めてだった。」と地獄の振り返りをし妙に聞き分けの良い「良い子」に変身。気を取り直して台南名物サバヒーをいただきます。あっさり優しいお味で家族3人美味しくいただきました。サバヒースープはお子さんにもおすすめ。大人の方は調味料で自分好みに味変するのも良いかと思います。
第三代虱目魚丸 シーフード
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一旦休憩がしたい父&息子と散策がしたい母。ここで母の個別行動開始です。
まずはサバヒー屋さんから近い府中街へ。府中街 散歩・街歩き
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歩いているだけで楽しい府中街。ここで黒輪(おでん)を食べたいと思いつついつもタイミングが合わず。近いうちに食べにきたいです!
府中街 散歩・街歩き
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絵になる風景。
府中街 散歩・街歩き
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ブーゲンビリアも綺麗に咲いています。
府中街 散歩・街歩き
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そしてお次はお昼間の林百貨店。今日はエレベーターで一番上まで登ります。
林百貨店 建造物
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林百貨店の屋上にお祀りされている末広社。今は再建されて美しく蘇っている林百貨店ですがところどころに戦争の爪痕が残っています。息子がもう少し大きくなったらそういう歴史的な部分についても見たり感じたりして欲しいなぁと思います。
林百貨店 建造物
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林印のついたレトロな郵便ポスト。本当に投函できるみたいです。
林百貨店 建造物
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エレベーターのインジケーターと照明。レトロで素敵。
林百貨店 建造物
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昔、祖父母の家にあった時計とそっくり。
林百貨店のお土産はおしゃれで職場の方や目上の方へのお土産としては最適だと思うのですが、個人的には販売されている商品よりも建物やその装飾、歴史に興味があります。林百貨店 建造物
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私が台南の中で一番好きかもしれないと思っている「臨水夫人媽廟」を参拝。出産や育児の守護神らしく提灯が華やかで美しい廟です。
臨水夫人媽廟 寺院・教会
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煌びやかなお廟の中をきゅっ、きゅっ、きゅっと歩くたびに音がなるサンダルで元気一杯ちっちゃな子どもたちが走り回っていました。お母さんと一緒にお詣りしていたみたいですがそんなゆる~い雰囲気もとても気に入りました。
私も息子の健やかなる成長と「母として成長できますように。賢母になれますように。」と手を合わせます。臨水夫人媽廟 寺院・教会
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臨水夫人媽廟のすぐ近くに位置する延平郡王祠。いつ見ても凛々しく男前な鄭成功。
そろそろ一人時間も終わりの為、今回はしゅっとした鄭成功の像だけを見てホテル方面に戻ります。延平郡王祠 寺院・教会
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ホテルに戻る前にどうしても豆花が食べたくなったので、台南ホテルからも近い台南病院前のフードコート?にある同記安平豆花(中山店)でタピオカ入り豆花をいただきました。さっぱりちゅるんと喉越し爽やか~美味しい~。
とそこへ主人から連絡がきて「合流しよっかな。確か豆花屋さんの隣に蝦捲屋さんがあったよね。蝦捲、食べたい。」と言うことで合流。
ここの青空フードコート、周氏蝦捲(中山店)もあります。蝦捲と豆花。最高の組み合わせ。
駅からも近いし目の前には新光三越もあります。立地抜群。お子さんと一緒に気軽にお食事するのにおすすめです!同記安平豆花 (台南中山店) スイーツ
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フードコートで思いの外まったり過ごして、向かった先は今夜も大東夜市。二日連続の大東夜市でございます。
台南大東夜市 露店・屋台
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息子、夜市のキラキラの光に吸い寄せられております。
大東夜市は規模が程よくて歩きやすく小さな子連れでも疲れず楽しめるなぁと言うのが個人的な感想です。台南大東夜市 露店・屋台
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父母はこんなんんとか
台南大東夜市 露店・屋台
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こんなんとかちょいちょいつまみ食い。
台南大東夜市 露店・屋台
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息子はひたすらゲーム。この日はパチンコでなかなか粘っていました。
台南大東夜市 露店・屋台
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お隣に夜市ゲーム遊び慣れた風地元の兄弟がやってきて「片手で一気に2つボール投げ」技を披露。それに触発された息子が早速真似っこ。お互いを意識しながら(?)楽しんでいました。
3日目も無事終了。台南大東夜市 露店・屋台
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11月29日 (水)4日目。今日は台北に移動します。
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台北移動の前にここはやっぱり家族全員で見ておきましょうね、と言うことで赤崁楼。
赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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息子はこの船の模型が気になったようで色々な角度から観察していました。
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筆を持った鬼の形相のような神様「魁星爺」。受験の神様として有名ですが、息子は「今日も夜市に行けますように。」と全然違う方向のお願いを真剣にしていました。
赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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赤崁楼の中には鯉がいっぱい。子連れの人たちは鯉に餌やりをして楽しんでいました。
赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
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せっかくなので赤崁楼の近くにある祀典武廟へもお詣り。お商売の神様、関羽が祀られています。私は臨水夫人媽廟とこの祀典武廟がなぜか好きなので息子にも行って欲しくて。
真剣に手を合わせていますが頭の中はやはり今夜の夜市のこと。祀典武廟 寺院・教会
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祀典武廟は月下老人も有名です。この時も若い女性数名が真剣な眼差しでお詣りしていました。
祀典武廟 寺院・教会
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お昼はぼいんちゃんのいる担仔麺屋さんで。
赤カン擔仔麺 地元の料理
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雰囲気良し。日本語メニューもありますし子連れにもおすすめのお店です。
赤カン擔仔麺 地元の料理
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すっかり担仔麺を気に入った息子。ここでもペロリと担仔麺を平らげて、写真手前の棺材板(くり抜いたトーストの中にトロトロのクリームシチューが入っている)もほとんど食べてしまいました。
お店の方がとても親切で「お料理が出てくるまでこれでお絵かきしていいよ。」と紙とペンを貸してくださいました。
台湾は本当に子どもに優しい人が多いです。
みんな言葉が通じなくても自然体で接してくれるので息子は「台湾の人、本当に優しいから大好き。」とこの旅行中もこの後も言い続けることになります。赤カン擔仔麺 地元の料理
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さてお腹も満たされいよいよ今回の旅の最終目的地台北へ向かいます。
台湾高速鉄道で台南から台北まで約1時間40分。
事前にKKdayで外国人限定のお得なチケットを購入しておきました。
ほぼどこでも眠ることのできる主人と息子。移動中はひたすら仮眠して急速充電です。私は主人や息子と真逆のタイプなのでぼんやり車窓を楽しみます。台湾高速鉄道 (台湾新幹線) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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台北駅から程近いコスモスホテル(台北天成大飯店)にチェックイン。台北駅のM3出口からわずか徒歩1分(もかからないかも)。前回宿泊したのが2010年頃だったのでかれこれ7年振り(2017年時点)でしたが綺麗にリニューアルされていてホテルランクも少し上がったのか、お値段も以前宿泊した際より上がっていました。
コスモス ホテル 台北 ホテル
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16階のお部屋から台北駅が見えます。
確かに駅近で便利だし、ホテルには日本人の方もいてスタッフ全員対応も良いけれどこれで前回の時のような価格設定だった言うことないのになぁと言うのが正直な感想です。
でも、初めての台湾家族旅行、子連れの方や高齢の方との旅行であれば立地抜群、日本語もOKだし対応も申し分ないコスモスホテルは安心感があるのでおすすめです。コスモス ホテル 台北 ホテル
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さて、お夕飯は「久しぶりに杭州小籠湯包に行こっか!」と張り切ってお店を目指すもびっくりするくらいの大混雑。どうやら団体さんが入店している模様。
というわけで杭州小籠湯包から程近い「盛園」へ。
ここはヘチマ小籠包が有名と聞いていたので迷わずヘチマ小籠包を。
ガラス越しにほかほかの小籠包が出来上がっていく様子を眺めて楽しそうな息子。
ヘチマ小籠包、美味しかったけれど父母はやっぱり杭州小籠湯包が好きなので(食べられないと思ったら余計に食べたい)次回はちょっと時間をずらして杭州小籠湯包へ行くことにします。盛園絲瓜小籠湯包 中華
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さて、息子のお待ちかねタイム。饒河街観光夜市を目指します。
ここはMRTで簡単にアクセスできるので子連れでも気軽に来れて良いと思います。
まずは夜になってライトアップされたギンギラギンの松山慈祐宮へ。
参拝を、、、と思ったところで息子、「早く夜市に行こう!」と(^^;)
残念ながら参拝は次回に見送ることに。松山慈祐宮 寺院・教会
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平日でもこの人だかり。ベビーカーだとちょっと気をつけないといけないかも。と思っていたら結構ベビーカー率も高くって老若男女問わずわいわい楽しんでいる感じ。台湾の良いところですね。
入り口近くの「福州世祖胡椒餅」はマストです!ここはいつでも長蛇の列だけれど意外とサクサク進みます。饒河街観光夜市 散歩・街歩き
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食べることがメイン(と私は思っています)の饒河街観光夜市なのでゲーム屋台は少なめ。ただそんな中でも目ざとくゲーム台を見つけ吸い寄せられる息子。
そう言えば饒河街観光夜市で日本人グループの方が「ダメだ。食べたいと思えるものが一つもない。」「食べ物が無理。」と言われていました。食べ物が口に合わないとせっかくの楽しい旅行も楽しさが半減しちゃいますよね。八角がダメなのか、それ以外もダメなのか。あのグループの人たちが少しでも「美味しい」「これはいける」と思えるものに出会えますように、と他人事ながら願わずにはいられませんでした。
翻ってうちの息子。正直、渡航前は「台湾料理、大丈夫かなぁ。口に合うか!?ダメならコンビニかチェーンで仕方ないか。」と心配したものの杞憂に終わりました。結構いける。全然いける。え、これも食べるん!?となる始末。父母としては、食事の面でほぼ何も気せず自分たちのお気に入りのお店に行けるのでありがたかったです。饒河街観光夜市 散歩・街歩き
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偶然だったのか、景品は台南の夜市に比べるとお菓子系が多かったです。ひたすら昭和ゲームを楽しんで4日目も無事終了。
4歳子連れ台湾旅行Part2、台南~台北編をここまでお読みいただきありがとうございます!
Part3は台北後編、十分天燈上げ、雨の九份、圓山大飯店に泊まるの巻です。饒河街観光夜市 散歩・街歩き
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コスモス ホテル 台北
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旅行記グループ 4歳子連れ初めての台湾旅行(高雄・台南・台北編)
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