2019/11/23 - 2019/11/24
39位(同エリア319件中)
こぼちゃさん
この週末は3連休だったので隠岐諸島に行くことを目的とし自転車(carry me)を輪行してサイクリングも兼ねて島根に出かけてみた。
1日目はサイクリングで出雲大社から一畑電車の全駅を各駅停車しながら穴道湖沿いを走り大根島、江島を経由して境港まで行き、2,3日目は隠岐の島の島前(知夫里島、島津島、西ノ島、中ノ島)と島後(名前の無い島、松島)をサイクリングした。これにより新たに8島を開拓することができ通算の訪島数は230島(このうち陸路でアクセスできない島は130島)となった。
島後の空港のある島が隠岐の島という島なのかと思っていたが、実はそうではなく空港のある島には島の名前が無いということが分かり驚いた。
隠岐島諸島は起伏が激しくサイクリングには適さないと思った。また、紅葉が見られるかなと思ったけれど紅葉は見られなかった。
隠岐諸島めぐりをする際、難関となるのが知夫里島へのアクセスと島前と島後を結ぶアクセスであり、ここさえうまくつなぐことができれば、島前は連絡船が頻発しているので容易に周遊することができる。
隠岐諸島の船などの移動シュケジュールは下記のとおりとなった。
7:55発 松江駅
8:35着 七類港
9:30発 七類港
11:30着 来居港(知夫里島)
13:00発 来居港
13:18着 菱浦港(中ノ島)
14:00発 菱浦港
14:15着 別府港(西ノ島)
17:15発 別府港
18:30着 西郷港(島後)
14:40発 隠岐空港
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これ、昔の京王線だなー。かっこういいなー。
バタ電の出雲大社前から川跡までの5駅(8.5km)と電鉄出雲市から松江じん湖温泉の22駅(33.9km)の全駅に立ち寄りながら各駅停車でサイクリングした後、真っ暗になった大根島と江島を走りベタ踏み坂を越えて境港に行った後、電車で松江に戻り1泊した。 -
松江から自転車で七類港まで行こうと思ったが30キロくらいの距離があるので、早朝に出発しなければならず寒くて暗いのであきらめてバスで移動した。バスは補助席も使用して満席での出発となった。
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港の食堂で朝食を食べた。
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まずは一番アクセスが難関な知夫里島に向かうことにした。
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高い山に囲まれた知夫里島が見えてきた。
港には何も無いようだ。 -
30秒くらいで自転車を組み立て完了し速攻で出発だ。
ここでの滞在は90分で島津島にも行っておきたいので結構時間が無い感じだ。
自転車の後ろには島根観光キャラクターの「しまねっこ」を貼り付けてある。
大きさ的に自転車にちょうどよくて、しっくりくる感じだ。 -
港のループ道路を上まで登るのは遠回りでしんどそうなので集落から迂回しようとしたら、いきなり急坂の洗礼
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ご当地(ご島地)マンホール
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一山超えて下りになった。
学校の校舎が大きくて立派だった。 -
また一つ山を越えて下り坂に差し掛かった時、島津島が見えた。
リュックサックが重たくてしんどいので藪の中に隠して帰りに回収しようかと思ったが頑張って背負って坂を登った。
この島は赤壁の崖が見どころのようだが自転車でアクセスするのは現実的ではないと事前に判断していたので、島津島に行くことだけが目的となった。 -
自転車でそのまま島に突入する
この橋がとても急で自転車でギリギリ登り切ることができた。 -
海は綺麗だ
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牛が出入りしないように柵がある
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あまり時間が無いので島の奥には行かず戻った。
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帰りも同じ坂を登るのかと思うと憂鬱だったが、帰りは橋の突き当りの崖に階段があるのを発見したので自転車を担いでここまで一気に登ることができて助かった。
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集落は廃れている感じはしない
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少し紅葉しかけている感じだ。
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河井の地蔵さんの水
この狸から注がれる湧水がとても美味しくて驚いた。
普段は一口しか飲まないのだが、柄杓3杯も飲んでしまい、お茶が入っていたペットボトルをわざわざ飲み干して空にして湧水を注いでお持ち帰りまでしてしまった。
山の上から出ているのではなく、地下に貯められた水が海水により持ち上げられて湧いていると言われている。 -
帰りは楽なのでループ道路を走って港に向かった。
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島前は島前内航船が頻繁に運行されていて300円均一で利用できるので行動しやすい。22時過ぎまで運航されているから驚きだ。1日フリー券を600円で購入して乗り込んだ。
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中ノ島に到着。
港にはお土産屋さんや飲食店もあり道の駅みたいな雰囲気になっていた。 -
ここで昼食してのんびりしようとしたら狙っていたお店が閉まっていてあてが外れた。他のお店で外国人のお店の方がここでも食べられますよというので買ったサザエ丼。量がとても少なくて700円と激高。味は悪くないがお土産とかで売られているサザエご飯の素をまぶしただけっぽい感じ。
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コインロッカーが無料なので荷物を預けて身軽になりとりあえずサイクリング開始。
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普通過ぎる景観であまりインパクトが無い。
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地図で軽く見てみたが特に見どころも無さそうな雰囲気だった。
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バス停がしゃもじの形している
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突然、やる気が無くなり、当初の予定より100分も早くこの島を切り上げることにした。
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先ほどとは違い車も載せられるフェリーで西ノ島へ到着
西ノ島も坂がきつそうで意外に広いため片道はバスで移動することにした。
バスの本数が極端に少なく、この辺の時間帯でバスに連絡する船はこれしかなかった。 -
ロッカーに荷物を預けようとしたら、この島だけ有料の200円だったので預けるのをやめた。バスでもう一つの大きな集落の浦郷へ
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窓のところに大量に柿が干してある
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浦郷の末端まで来た
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ご当地マンホール
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西ノ島は2つの島が合体したような形状をしていて運河があるため運河を見に行く
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突然信号が現れここだけ立派な町になっていた
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運河に来た。
大正初期に造られた運河だ -
反対側
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下から
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岩肌が美しい
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港でサザエ定食を食べた。
入店した時、喫茶バーのような雰囲気でバーカウンターで調理しているため失敗したと思ったが、意外に味は良かった。サザエご飯はレモングラスみたいな独特な香りがして不思議な味だった。1200円。 -
港付近はわりと繁華街
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隠岐諸島ではじめて飛行機が飛んだのは西ノ島でここに飛行場があったらしい。
いそっ子という海鮮焼酎が名物なようなので記念に買って帰った。
後日この記事を書いている最中に思い出したので一旦、記事を書く手を止めて開封して飲みながら記事を書くのを再開した。どうせ普通の焼酎だろうと思ったが磯の香りがして美味しい。 -
大型船で島後に向かう。
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港では妖怪がご挨拶
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日が沈んで暗くなっていく
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真っ暗になった島後に到着後、レンタカーで隠岐温泉へ
最終ギリギリだったので誰もいなくて快適だった。 -
また西郷に戻ってきた。
出雲大社の分院らしいので翌日、帰る前に出雲大社の飲食店でもらったおみくじを結び付けておいた。 -
適当な飲食店が見つからず適当に入った居酒屋。
おにぎり雑炊とバイ貝の刺身とウーロン茶一杯の3品でお会計2800円!?
えっ!?えーーーっ!!二千八百円!!!
ウーロン茶300円、雑炊600円、刺身一品700円~
700円~という「~」の表記に落とし穴があったようだ、、、
しかも、飲み物はと聞かれたので車なのでいらないですと言ったら必ず1杯頼んでくださいと半ギレな感じで言われ良心的じゃなかった。こんな店に入るんじゃなかったと深く反省した。
昼に食べたしょぼいサザエ丼といい大外れでついていない。 -
島後は宿泊費が高かったので車で野宿した。
保温シートに包まってたくさん厚着して寝たのだが寒くて耐えられず真っ暗な5時頃に目が覚めてしまった。夜は星がとてもきれいで天の川らしきものも確認できたが、明け方は寒すぎて死にそうになり三途の川が見えかけた。
舟屋がたくさん並んでいて素晴らしい。 -
見どころの一つ壇鏡の滝
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いい雰囲気の道を進む
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来た
崖の上から滝が流れていて素晴らしい -
滝の裏に回り込める
写真左側のもやもやした帯が滝 -
超広角レンズが欲しいところだ
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岩や木々に囲まれているので穴の中にいるみたいな感じ
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続いて素掘りのトンネルを見に行った
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車だと走り難そうだと予測したので車は乗り捨てて自転車に乗り換え廃道を進んで正解だった。
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シェルターの左側に素掘りの小さなトンネルが2つ見えて萌えた
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昔はこんなところを歩いたものと思われる
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かなり状態はいい感じだが天板がいつ剥がれてもおかしくなさそうな感じだ。
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雰囲気があっていい
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小さなトンネルも歩いてみた
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なかなか見応えがあった
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島の最北端だと思い何となく立ち寄った白島展望台には他の国に略奪されそうな島の方角が掲げられた看板が建っていた。
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紫陽花の花が残っていた。
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続いて奇岩のひとつと言われるトカゲ岩を目指した。
900m先と書かれていてこんな急な階段がお出迎え -
100mもしないところから眺めることができたので、これで満足して引き返した。
山の右下にポコンと出たやつが奇岩(写真中央より少し上に写っているやつ) -
昨日は真っ暗なのでレンタカーの傷確認もできなかったが、ボロボロの車だ。
傷チェックなんて有って無いようなものだろう。 -
自転車は畳まずに軽自動車に入れることができるのでとても便利だ。
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続いて乳房杉
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適当に立ち寄ってみた港にあった平島という島に鳥がたくさんとまっていた
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すごい偶然だけど防波堤でアクセスできる島を発見してしまった。
これは逝くしかない!逝けーーーー! -
逝った!
松島というらしい。
後ろから見ると島の岩の模様がサザエの貝殻みたいだ。 -
左側にしめ縄が付けられ板で渡されている岩があったので渡ってみた。
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あの島の右下にある明らかに人工的に掘ったっぽい穴がとても気になった。
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黒岩展望台から黒岩を一枚
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西郷に戻ってきた。
竹島って隠岐諸島なのか。ATR42就航というポスターも気になった。 -
飛行機の時間まで余裕があるので適当に見つけた店で海鮮丼を食べた。
魚屋の上でやっているので新鮮なネタを期待したが5種類くらいのネタのうち3種類は炙ってあった。すべてのネタにみずみずしさが無くいまいちで1700円近くした。これが原因か分からないがこの後、腹を下した。
今回の旅の食事は総じてあたりが無く残念すぎた。。。でも腹だけはあたった。 -
旧隠岐空港に来てみた
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飛行場後は牧場として活用されている
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現行の隠岐空港にも立ち寄ってみた。
西郷からここまで自転車で行けそうか確認してみたのだが坂が長くて高低差がありすぎるため断念し路線バスで空港に向かうことにした。 -
西郷に戻りレンタカーを返却し自転車で西郷をサイクリングした後、バスで空港に向かった。
路線バスは520円もする。
レンタカーの走行距離は180キロだった。 -
特典航空券で大阪行きのフライトを取った。
JALのエンブラエルに乗るのははじめてだ。J-AIRに乗るのもはじめてかもしれない。 -
隠岐空港は新空港建設時に滑走路を新たに造ったのだな。
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伊丹で乗り継いで帰った。
乗り継ぎ時間を多めに確保して大阪で遊んで帰るのもありだと思ったが家でのんびりしようと思い最短乗り継ぎで帰ることにした。
帰りは贅沢にリムジンバスで帰ったが道路が渋滞していて途中で高速道路を降りたりして電車よりも時間を要してしまった。
久々にガッツリ国内旅行した感じだ。
今シーズンのサイクリングはこれで最後なので自転車をワックスがけして袋にしまった。12月からは自転車ではなくスノーボードに乗る。
おしまい
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