酒田・米沢を列車で巡る旅　その1酒田

2019/11/19 - 2019/11/20

　令和元年11月19日から1泊2日で酒田・米沢を訪れた。これまでの私の旅はほとんどが旅行会社のパックツアーであったが、今回は大人の休日倶楽部ジパングクラブの特典(JR乗車券3割引)を使って、ゆっくり・のんびりと気ままに
旅を楽しむため、自分でプランを作成した。
　初日は最寄りの土気駅を7時7分発のそとほうせん外房線の快速で東京駅へ。東京駅からは上越新幹線「とき311号」で新潟駅へ。新潟駅からは羽越本線特急「いなほ3号」に乗り、最初の目的地酒田へ向かった。酒田駅到着は13時3分。
　酒田では本間美術館・鶴舞園・清遠閣・山居倉庫を訪れた。山居倉庫の近く若葉旅館に宿泊。
　二日目は朝食前に猛烈な風の中を最上川沿いの山居倉庫を訪れた。朝食後、酒田駅９時24分発の羽越本線普通列車に乗車、余目駅で陸羽西線普通列車に乗り換え新庄駅へ。新庄駅からは山形新幹線「つばさ140号」で米沢駅へ。米沢駅着は12時28分。
　米沢では上杉神社を参拝。隣接する伝国の杜で特別展の「上杉本洛中洛外図屏風」をじっくりと鑑賞した。その後、上杉御廟所を訪れ、与沢の観光を終了。
　米沢駅発17時41分発山形新幹線「つばさ154号」で東京へ。東京駅からは京葉線と外房線を乗り継いで21時21分土気駅に帰着した。

エリア 酒田(山形)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線・あつみ温泉駅。羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線・鶴岡駅。羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

羽越本線・余目駅。羽越本線特急「いなほ3号」の車窓から・・・。

「いなほ3号」終点の酒田駅構内。

酒田駅。

本間美術館正面。
江戸時代の酒田は北前船の拠点として「西の堺、東の酒田」といわれるほど栄えていた。その酒田でとびぬけた豪商であり、大地主であったのが本間家であった。その本間家が蒐集した品々を所蔵展示しているのが本間美術館である。
本間美術館は鶴舞園と清遠閣を巡った後に入館した。

鶴舞園。鶴舞園は鳥海山を借景に池を中心とした回遊式庭園。鶴舞園を挟んで本館(清遠閣)と新館(本間美術館、昭和43年竣工)がある。丁度、紅葉が見ごろであった。

鶴舞園。

鶴舞園。

鶴舞園。

清遠閣。江戸時代は庄内藩主のお休み処、明治以降は皇族や政府高官、文人墨客を接待する酒田の迎賓館の役割を果たした。昭和天皇も皇太子時代に宿泊した。

清遠閣から鶴舞園を見る。

清遠閣。

清遠閣の2階からの眺め。

清遠閣の2階からの眺め。

鶴舞園。

鶴舞園。

鶴舞園から見る清遠閣。

本間家旧本邸。幕府の巡見使一行を迎えるための本陣として、本間家が明和5(1768)年に新築して、庄内藩主酒井家に献上した二千石格式の長屋門構えの武家屋敷。巡見使一行が江戸に戻ると屋敷は本間家に下げ渡された。桟瓦葺平屋書院造の武家屋敷と商家造が一体となった建築様式は全国的にも珍しいという。

本間家旧本邸。

本間家旧本邸。

本間家旧本邸。

本間家旧本邸。

夕暮れ時の山居倉庫。山居倉庫は明治6(1893)年に建てられた米保管倉庫。「おしん」のロケ地ともなった。

11月19日に宿泊した若菜旅館。山居倉庫のすぐそばに位置する。「おしん」の撮影スタッフが宿泊したという。

若菜旅館のロビー。こけしがいっぱい・・・。また、旅館内のあちこちにこけしが飾られていた。

ロビーのこけしの一部。

若菜旅館の夕食。大変おいしかった。

若菜旅館の夕食。

若菜旅館の夕食。

若菜旅館の夕食。

若菜旅館の夕食。

若菜旅館の夕食。

若菜旅館の夕食。
11月20日については、次回にまとめることとした。