2019/11/09 - 2019/11/11
3068位(同エリア8707件中)
hito-kunさん
- hito-kunさんTOP
- 旅行記31冊
- クチコミ1592件
- Q&A回答0件
- 341,099アクセス
- フォロワー3人
赴任先のラオスでの三連休を利用して、ずっと行きたかったアンコールワットの街シェムリアップに行ってきました。骨休めを兼ねて無理なく遺跡巡り、街歩きを楽しめました。三日間で主だった観光スポットはだいたい廻れましたので、シェムリアップの街での滞在はこのくらい(三日くらい)の期間が丁度良いと思いました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ビエンチャンからバンコク経由のタイ航空でシェムリアップに向かいます。シェムリアップに近づくにつれ飛行機からみえる風景は一面水の平野。一種神秘的な風景にみえ、憧れのアンコールワットの街に期待が膨らみます。
-
シェムリアップ国際空港に到着。空港は平屋でこじんまりと情緒があります。建物自体は新しくきれいでした。アライバルビザもスムーズに取れ(30USDを支払うだけで、結局わざわざ用意してきた写真は要りませんでした)、入国審査と合わせても飛行機を降りてから空港を出るまで30分程でした。
-
空港の建物を出ると、まずは右手にあるSimカード屋でカードを購入。二店舗並んでいますが値段は同じ(最短一週間5USD)でサービス内容も大差ないので、どちらでもよいと思います。その後出口左手に戻り、空港からホテルまでのシャトルタクシーを申込ました。ホテルまで10USDということで、それなりにリーズナブルかと思いましたが、もっと安く上げたい人はGrabアプリを使うと空港外に何台もGrab登録のトゥクトゥクが待っていて大体5USDでホテルまで行けます。空港外と言っても建物出口から空港敷地外まで歩いて5分もかかりません。空港からホテルまで40~50分ほどでしたが、その間運転手からアンコールワット遺跡巡りの勧誘を受けると思います。最初は40USDと言ってきますが、そのうち30USDに下げてきます。私は結局その誘いには応じず、ホテルを通じタクシーでなくトゥクトゥクを手配し一日25USDでした。
-
今回のホテルはイビススタイルズシェムリアップです。シェムリアップ市内南で市中心部やシェムリアップ川に近く、便利な立地です。一泊6千円ほどとリーズナブルなのとプールがあるので選びました。
-
部屋は一番安い部屋で予約しました。私の部屋は建物内部に向いていたので、窓を開けても外は見えず、眼下にみえるのはフロントデスクでした。外の明かりが入らないので常に電気をつけないといけない暗い部屋でしたが、内装は新しく清潔で気持ちよく過ごせました。
-
ホテル到着が午前中でしたので、荷物を置いて、早速シェムリアップの街の散策に出かけます。まずは目抜き通りのシヴォタ通りを北上し国道6号線まで出てみます。通りの両側にはレストランやお店が建ち並び、車やバイクの往来も頻繁でにぎやかです。ただ乾期ということもあり、やや埃っぽいです。
-
国道6号線に行き当たるとシェムリアップ川を目指し右折します。北側にロイヤルインディペンデンスガーデン、南に王様の別荘をみながら国道を進むと、シェムリアップ川がみえてきます。この日は翌日から水祭りがあるということで、橋の上にはきれいなデコレーションが飾られていました。橋の手前を川に沿って、今度は北から南にホテルに向かって帰ります。
-
川沿いにぶらぶらとお寺などをみながら戻ってくると、やがてオールドマーケットがみえてきます。このマーケットでは生鮮食料品から貴金属、お土産物までありとあらゆるものが売っていて、地元の人も観光客も大勢のお客さんが訪れていました。
-
シェムリアップ第一日目はこんな感じで、街中を南北に道を変えて何度か散策。シェムリアップの中心部はそれほど大きくないので、一日歩けば大体主だった道沿いは散策できます。写真は国道6号線、ロイヤルインディペンデンスガーデン前あたりの中央部にあるミス・ジェイティエット像。願いをかなえてくれる女性の神様らしく、多くの地元の人々が入れ替わり立ち代わり拝みに訪れていました。こんな地元の人の日常を眺めるのが好きです。
-
一日目の最後に有名な夜の通りパブストリート。まだ夕方で人通りもまばらですが、夜になるときらびやかな電飾と行き交う観光客でにぎやかになります。私は夜この通りに繰り出すこともなく、シヴォタ通りのお客さんが多く入っていたアジア料理の食堂で焼飯と卵焼きをテイクアウト、ホテルでビールを飲みながら美味しく頂き、翌日の遺跡巡りに備え、早めに就寝しました。
-
二日目は遺跡巡りの日に充てていたので、朝早くから始動します。まずは7時にホテルの朝食レストランへ。明るい雰囲気です。
-
卵料理や麺類はオーダーメイドで、その他の料理も種類が多く、美味しく頂きました。
-
前日ホテルを通じ予約しておいたトゥクトゥクで8時にホテルを出発です。ドライバーに入場券を持っているか聞かれ、持っていないと答えると、まずは入場券売り場に連れて行ってくれます。皆この時間にチケットを買いに来るなら時間がかかるかな、と思っていましたが、窓口がたくさんあり、係のお姉さんの手際も良く、すぐに入場券を入手できました。私は今日一日しか廻らないので一日券(USD37)を購入しました。
-
トゥクトゥクで入場券売り場から30分ほど風を切って走り、まずは何と言っても一番有名な寺院であるアンコールワットを見学します。さすがに世界文化遺産です。巨大にして精巧、その配置の妙も見事としか言いようがありません。大きくて広い遺跡ですので、じっくりと全て観て回ると2時間くらいかかると思います。写真は外観を裏から撮ったもの。アンコールワットは観光の一番の目玉なので午前中に行くケースが多いと思いますが、その時間帯は正面から見ると全景が逆光で黒くなってしまうので、写真は裏からのほうがきれいに撮れます。
-
ちなみにアンコールワットの前は大きな池。きれいな蓮の花が咲く池を、浮橋を渡って敷地に入っていきます。
-
遺跡内部の第一回廊の壁画。見事な彫刻が延々と続きます。
-
ガイドブックにあった森本右近太夫一房の墨書もちゃんとありました。日本人としては見逃せません。江戸時代にここへきた日本人の落書きだそうです。
-
中央塔からの景色。登のにかなり行列に並ぶ必要があります。
-
だいたいのところを観て回ったら、広い敷地を歩いてトゥクトゥクが待っている場所まで戻り、ドライバーと落ち合います。遺跡がかなり広いので、できれば朝早めのまだ涼しい時に訪問した方が良いと思います。次の遺跡はバイヨンです。
-
バイヨン近くまでくると像が歩いていました。車やトゥクトゥクと同じ道を通っています。
-
アンクルトム南大門前にある神々と阿修羅がナーガの胴体を引きあう像。この像もなかなか面白い。
-
いよいよバイヨン到着。東門から入ります。
-
大きな顔の彫刻がお出迎え。
-
遺跡は顔だらけ。建物の造りも整然とはしていなくて、どこか違う世界に迷い込んだ様です。上り下りがあって歩きづらく疲れますが、非常に印象深い遺跡でした。
-
タ・プロームに行く前に、ドライバーからタ・ケウに登るか聞かれて、時間もあったのであまり深く考えず登ると言ったのが運のつき。非常に急で危なっかしい階段をひたすら登る羽目に。だからあんなに念を押されたのか。でも登ってみると景色もよく、これはこれで良かったなと思いました。下りるときも大変でしたが。
-
最後にタ・プローム。ここは自然の力を明らかにするために、樹木の除去や本格的な積み直しなど修復の手を下さないまま据え置かれている遺跡とのこと。何ともすさまじい樹木の生命力。
-
まざまざと自然の力を思い知ります。長い年月かかってこうなったんだろうな、と思い感心。ここで遺跡巡りは終わりです。この時点で大体お昼の一時くらいでした。トゥクトゥクは一日ということでチャーターしたので、まだ他にも行っても良かったのですが、朝から炎天下相当歩いて疲れていましたので、一旦ホテルに帰って休むことにしました。
-
部屋で少し休んだ後ホテルプールでクールダウン。泳いでいると疲れた足が心地良いです。この時間帯他に誰もいなくてゆっくりできました。夕方には、また少しホテルの周りを散策してこの日も終了。
-
三日目です。この日はお昼過ぎに空港に向けホテルを出発するので、朝しばらく、これまで行っていないシェムリアップ川東側を散策。中心部とは雰囲気も違い、地元感が出ていてよかったです。写真はワット・ダムナック。
-
朝の散策を終え、しばらく部屋でゆっくりした後ホテルをチェックアウト。空港へはGrabアプリでトゥクトゥクを呼びます。トゥクトゥクはすぐにきて、空港まで5USDでした。空港でのチェックインや出国手続は実にスムーズですぐに制限エリアへ。制限エリア内には吉野家もありました。
-
予約はタイ航空で行ったのですが、復路の機材はバンコクエアウェイとのコードシェアでしたので、バンコクエアウェイに乗る人が誰でも入れるラウンジに行ってみました。カジュアルでしたが、パンなどの軽食も置いてあり、なかなか良かったです。
-
私はプライオリティパスを持っていたので、次はバンコクエアウェイラウンジの向かいにあるプライオリティラウンジに行ってみました。シェムリアップ国際空港のラウンジはこの二つのようです。このラウンジはなんと私の今までの経験でも三本指に入るくらい素晴らしいラウンジでした。天井高くゆったりと豪華な造りになっていて、食事テーブル、プライベートブース、ソファーと用途に応じ席が選べます。
-
ヌードルバーもあり、汁そば、焼きそば、パスタと種類も豊富です。
-
またドリンクバーでは、アンコールビールの生ビールがあり、まだお昼を食べていなかったので、ここで美味しい料理とうまいビールをゆったりと楽しめました。写真は焼きそばですが、この後パスタもオーダー。美味しかったです。
-
しばらくラウンジでのんびりした後、搭乗時間も近づいてきたのでゲートに。今回の旅は二泊三日とそれほど長くありませんでしたが、シェムリアップの街や世界文化遺産のアンコールワットをゆっくりと堪能でき、ホテルライフもそれなりに楽しめたので、言うことありませんでした。またこんな旅がしたいです。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シェムリアップ(カンボジア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
35