2019/10/16 - 2019/10/18
563位(同エリア2152件中)
ぬいぬいさん
毎年秋になると仕事で旅に2回出かけます。
9月は私の会社が所属する業界の親睦旅行で、安芸の宮島と倉敷に行ってきました。
そして10月はお客様の接待旅行で、四国の徳島と高知へ。
旅が大好きな私にとって会社の経費で、贅沢な旅が楽しめる美味しい出張になっています。
今回はお客様38名と同行スタッフ5名の、合計43名の2泊3日の団体旅行。
初日は徳島空港から観光バスで鳴門周辺の観光
メインは鳴門の渦潮クルーズと大塚国際美術館の鑑賞。
1日目の宿泊はルネッサンスリゾートから昨年名前の変わったアオアオナルトリゾート。
2日目は四国八十八ヶ所霊場の一番札所の霊山寺、大歩危を抜けて高知に入り日本三大鍾乳洞の龍河洞
宿泊は高知の城西館
3日目は高知城とカツオの藁焼き体験と桂浜
そんな予定で、今回も旅の責任者として朝から晩まであわただしく駆けずり回っていました。
でも根っからの旅好きゆえ、しっかり旅を楽しんできました。
今回の高知県でフォートラの地図もすべて黄色く塗りつぶしができてようやく全国制覇が完了しました。
こちらでは、最終日の高知城、土佐神社、桂浜、カツオの藁焼き体験を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス ANAグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
- 利用旅行会社
- JTB
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2日間天気が良かったのですが3日目の予報は雨
今にも振り出しそうなどんよりとした曇り空です。 -
ホテルから100mほどのところにある、上町病院の片隅に龍馬生誕地の碑がありました。
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石碑があるだけですが、吉田茂の揮毫による文字が刻まれていました。
ここでは、毎年11月15日に「龍馬生誕祭」が行われるそうです -
朝食は7時から
食事会場の入口でお客様を出迎え我々スタッフが食事にありつけたのは30分後
旅も3日目に入りおいしいものを食べ続けた結果、体重はすでに2.5キロ増
だから、いつもよりも朝食も控えめに -
城西館は吉田茂ゆかりの宿
吉田茂の愛用品や飲みかけのオールドパーのボトルや書が数多く展示してありました。 -
展示室には吉田茂の銅像までたっています。
その隣には宿の先代の女将の銅像もありました。 -
バスの車窓から見る、日本三大ガッカリの一つ「はりまや橋」
高知の民謡の『よさこい節』やペギー葉山のヒット曲『南国土佐をあとにして』にも出てくるはりまや橋 赤い橋は復元したレプリカです。 -
きょう最初の目的地は土佐の国の一宮 土佐神社です。
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土佐神社は5世紀頃に建立された長い歴史を持つ神社です。
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本殿や拝殿、楼門など数々の重要文化財が並ぶ境内には、檜や杉などの巨木々がうっそうと茂り、厳かな雰囲気を醸し出しています。
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高知市屈指のパワースポットでもあるので高知に訪れた際には参拝することをお勧めします。
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今回は観光バスだったので特に問題はありませんでしたが、町中から少し離れた場所にあるので路線バスを使っての参拝になると思いますので要確認です。
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すぐ隣には百々山東明院善楽寺という真言宗のお寺があって、ここは四国霊場30番札所となっていました。
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バスが次に向かった先は、きょうのメイン高知城。
バスを降りて最初に目に入ったのが、高知城の初代城主の山内一豊の騎馬像 -
高知市の町の中心部にある高知城は、全国で唯一の本丸が完存する南海の名城と呼ばれるお城です。
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イチオシ
知城の表門にあたる追手門は、享和元年、今から約220年ほど前に建てられたもの。
母屋造本瓦葺で石垣を積み上げ、渡櫓をのせた立派な櫓門は、内部は見学できませんが侵入者に三方向から攻撃できたり、櫓の2階には石落としがあったり、武者隠しがあったりでど実戦的な造りになっているそうです。
ちなみに現存するお城で追手門と天守閣が両方とも残っているのは高知城を含め3つしかないそうです。 -
こちらの銅像は土佐出身の板垣退助。
自由民権運動の父とされ、暗殺されたいまわの際に残した「板垣死すとも自由は死せず」の名言は有名な言葉ですよね。 -
石垣から突き出してるのは石樋
昔から雨の多い土佐の気候に合わせ、築城の際の雨仕舞対策は重要だったそうで、高知城の石垣にはこんな石樋が16か所あったそうです。
今でも三の丸の石垣には石樋の構造を見ることができます。
昔の設計者もきちんと防災対策をしていたんですね -
司馬遼太郎の小説「功名が辻」はNHKの大河ドラマにもなりましたが、そこに描かれていたのは初代の土佐藩藩主となった山内一豊の妻千代の内助の功の逸話。
夫の山内一豊像は高知城の城外にありましたが、逸話のもととなった馬と一緒の妻の千代の銅像は追手門の内側の城内にあり、揮毫は吉田茂によるものでした。 -
11月8日からチームラボによる「高知城光の祭」が昨年に続き開催されるそうでその準備に入っていました。
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「チームラボ」は東京ではお台場や豊洲でもやっていますが高いですよね。
こちらでの開催は、2019年11月8日(金)~2020年1月13日(月・祝)
17:30~21:30
入場料は、大人1,100円 中高生900円 小学生500円 未就学児童無料なんだそうです。 -
イチオシ
現在の天守閣は寛延2年、今から約270年前に建てられたもので国宝に指定されています。
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重要文化財に指定されている黒鉄門
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高知城は、慶長6年、山内一豊によって着工され、息子・忠義が土佐藩主を務めていた慶長16年に、ほぼ全ての建物が完成しました。
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享保12年に、城下町の大火で追手門以外の建造物を焼失してしまいました。
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その後宝暦3年までに創建当時の姿に再建されています。
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廃城令や太平洋戦争、南海地震など、様々な危機を乗り越えたうえに、15棟もの建造物が現存している日本でも唯一の貴重なお城。
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当然日本百名城にも選定されています。
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町の中心にありながら天守閣は山の上にあるので、高知市内のパノラマが楽しめます。
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先ほど紹介した追手門からは、この天守も見えて1枚の写真に納めることのできる、全国でも珍しいお城としても有名です。
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しゃちほこを身近に、この角度で見ることができるのも珍しいかも
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決してきらびやかな姿ではないものの、長い歴史を感じさせるいぶし銀のような存在のお城で、高知では必見の観光スポットだと思いました。
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バスで30分ほど移動して今日の昼食会場へ
こちらは桂浜の少し手前にある、昔ながらのドライブインのような構えのかつお船
というお店。 -
イチオシ
昨日の宴会の時にホテルで見たカツオのたたきの藁焼き体験ができるんです。
自分で食べる分のカツオのブロックを銛に刺して、藁の炎であぶってからスライスしてもらいます。 -
イチオシ
こんな感じで自分であぶったたたきを食べることができます。
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それに同じく自分で作るシラス丼がついています。
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山盛りのシラスの横にある器の中身は漬物のみじん切り
シラスと漬物をかけて丼にのせて食べる郷土料理なんだそうです。 -
高知最後観光は桂浜
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高知の観光名所と言えば・・・真っ先に上がる一つが桂浜ですが、坂本龍馬の銅像と小規模の『桂浜水族館』があるだけで特に感動するような光景は残念ががら見ることができませんでした。交通の便の良くない所なのでわざわざ行くほどの価値はないような気がします。
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土佐が生んだヒーローと言えばなんといっても坂本龍馬。
坂本龍馬の像は全国のあちこちに存在するようですが、桂浜の高台に太平洋の遥か彼方を見つめるように、坂本龍馬の銅像が一番有名ですね。
この像は昭和の初めに高知県の青年有志が募金活動を行って、当時の金額にして2万5千円を集め建立したものだそうで、龍馬の一番有名なポーズでつくられています。 -
イチオシ
この像、予想を上回る大きさで、銅像そのもので5m以上あって台座を含めると13m以上ある立派なもの。
だから下から眺めてもよく見えないのですが龍馬の誕生日で命日でもある11月15日を挟んだ2か月間限定で隣に仮設の展望台が造られるそうで、私が行った時もその展望台があって、私は上りませんでしたが龍馬と同じ目線で海を眺めたり龍馬像を見ることができるのでたくさんの人が上っていました。ちなみにこの展望台は有料です。 -
最後に紹介するのは桂浜水族館
バスのガイドさんの受け売りですが、ひところ水族館の公式Twitterで、スタッフが地べたに土下座して、手を合わせる画像に、「お客さんがいなさすぎてこのままでは給料がでません!!うち、歩合制なんです!!!」という悲痛な言葉をツィートして話題になったのが、こちらの桂浜水族館。
本当にこのまま維持できるのか心配してしまうほど来場者は少なかった。
小さな水族館で手作り感のいろんな努力しているのはわかりますが入場料1200円では確かに誰も来ないかも。
次に来たときに閉まっていないかちょっと心配な水族館でした。
桂浜を訪れた際には行ってあげてください。
こうして2泊3日の接待旅行の全日程が無事終了。
幸い雨に降られることもなく持参した傘を使うことがありませんでした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- トラッキー☆さん 2019/11/12 16:11:02
- 47都道府県制覇、おめでとうございます♪
- ぬいぬいさん、4トラ日本地図塗り潰し完了、おめでとうございます♪
私はまだまだ12府県残ってますよー。
高知って、足がないと不便な感じがして、なかなか埋まらないんですよね。
どこかにマイルで埋めようかな。
カツオのたたき、自分で火に炙るのいいですね!!
この旅も盛りだくさんで、お客様もご満悦だったのでは??
っていうか、それ以上にぬいぬいさんが楽しんでましたね。
トラ☆
- ぬいぬいさん からの返信 2019/11/12 17:47:19
- ようやく4トラ日本地図塗りつぶし完了
- 高知が1県だけ白く残ったままの4トラの日本地図がようやく黄色く染まりました。
高知県て見どころが少ないのでプライベートで行こうと思う場所ではないのでこんなきっかけがないと多分行かなかったかも。
実はこれも偶然ではなく、ちゃんと綿密に仕組んでの結果でした。
お客様の接待旅行の責任者になってすでに10年
まずは旅行社にプランを依頼する際に、自分が行きたいところをちゃんと4か所チョイス
お客様の代表者に行先を決めてもらう際のプレゼンも自分で行い、そこに必然的に行先が決まるような誘導を織り込んでやってます。
だから10年間で、予想外だったのは去年の1回だけ。
来年は9月にある業界団体の旅行も、来年から自分がその団体の長になるので、そちらも仕込めそう。
9月10月は自分の懐を痛めることもなく、仕事でぜいたくな旅が楽しめるのでこれも役得。
接待で、朝から晩までどんなに忙しく走り回ってもちゃんと旅を楽しめるのはやっぱり旅好きだからなんだろうね。
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