2019/11/02 - 2019/11/05
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norikoさん
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10月中旬から、グレーな空と、最低気温零度を下回る日が続いているベルリンを脱出。ドイツ人の大好きな島、「ドイツ人のハワイ」と呼ばれているマヨルカ島に出かけました。
空が青い!! 海が青い!! 彼等が何度も何度も出かけて行く意味が、よぉく分かりました。晴天の日が年間300日以上、1年を通して温暖な気候で「地中海の楽園」とも呼ばれている島です。
ショパンが逃避行したバルデモサは、岩山に囲まれたとても可愛い町でした。100年前に開通した木製の列車は今だ健在で、世界遺産の景観を見ながらゴトンゴトンと揺られる旅はなんと贅沢な時間であることか。1000年以上も昔から、村人が一つ一つ積み上げて作っていったであろう石垣の段々畑は整然としており、観光地化されている現在でも、地元の人々はこれまでの暮らしを大切にしながら生活している様子が伝わってきました。
夏のハイシーズンに訪れて、きれいな海で泳ぐのも素敵ですが、時期をちょっとずらすと暑くなくてとても歩きやすく、町めぐりには最高だと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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パルマ・デ・マヨルカ空港。パルマ市内から12Kmほど東にある。1番のバスで市内中心部まで約20分と、近いし15分おきの運航で便利。しかし、郊外に向かうバスの値段は凄く安いのに、これだけは5ユーロ
パルマ デ マヨルカ空港 (PMI) 空港
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スペインらしい?真っ赤なトイレのドアにびっくり
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スペイン広場近くのAirbnbに着き、荷物を置いて、休む間もなくベルベル城を目指して出発。タクシーを飛ばして行ったのに閉館時刻18:00に30分切ってるからと、入れてもらえなかった。
「ベルベル」とは”見晴らしが良い”という意味。パルマの町と港が見渡せる。20世紀初期までは監獄として使われたこともあるそうベルベル城 城・宮殿
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仕方がないので、お城の周囲をうろうろして写真を撮る
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お城の前の道路から、港へ降りる階段がずっと続いている
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階段の途中にあった可愛いチャペル
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あっという間に日が落ちて、人通りが少なくなる。焦ってどんどん下っていくと、
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海岸通りに出て一安心
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レストランは大勢の人で大賑わい
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私達もまずは恒例のビールで乾杯!!
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色々な物を自由に頼んで、自分でテーブルに運んでくるタイプのお店。お腹がすきすぎて、写真を撮る間もなく食べた食べた。シーフードパエリアはやや固め。この日から毎晩パエリア~
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2日目。バルデモサを目指して出発。スペイン広場の前がパルマ駅
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パルマ駅は地下へ降りた所にある
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バルデモサまで所要時間はたった30分ほどだが、日曜はバスが1日6便しかないので逃すと大変、と、早く来すぎた為、すぐそばの公園で
時間つぶし(1) -
ナツメヤシの実がびっしり。こんなに実っているのに誰も採っていないということは、①食べることができない種類、②食べてもおいしくない、③そんなお行儀の悪い人はいない、④採ったら凄い罰金を払わされる、、、なんてアホみたいなことを考えつつ、
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時間つぶし(2)
駅から、徒歩5分の歴史ある建物、なんだそうだけど???
標識も何も無いので、何なのかよく分からなかった -
パルマ駅から道一つ隔てて、ソーイェル行き木製列車乗り場
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無事、バルデモサ行きのバスに乗車。バスはくねくねした山道をスイスイ進み、30分で到着。この村は、ショパンとジョルジョ・サンドの逃避行で知られている
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1838年、肺を病んでいたショパンの転地療養を兼ねてやって来た彼らが住んでいたのが、カルトゥハ修道院。年中無休のはず、、、だったのに閉まっており、観光客は一様にがっかり
バルデモサのカルトゥハ修道院 建造物
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ショパンたちが借りていた2部屋には、ピアノや楽譜、書簡など展示されているそうな
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修道院の見学を諦め、町の散策へ。
建物の間から岩山が見え、 -
本当に素敵な町だった
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蔦のからまる豪邸
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上の建物の表札
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通りには心躍るお店やレストランがズラリと並ぶ
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ここは行列ができていたパン屋さん。素敵な小窓から中の様子を
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一番ステキだったのは、小さい小さい八百屋さん。村で採れたものを持ち寄って売っている感じ
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高台から見た風景。まさに心が洗われる。窓枠が緑のペンキに統一されていて、壁や屋根の色も同じ
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でも、電信柱、じゃまっ!!
日本ではもうお目にかかれない、木の電信柱というところがいいけど -
家々の戸口には、この村が生んだ聖女カタリナの生涯を描いた絵タイルが飾られていて、どれも本当に可愛い
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10月なのにブーゲンビリアの花がとってもきれい。
ここからバスに乗って、ポルト・デ・ソーイェルに向かう。
海岸線沿いの道は片方が崖で、ちょっと(かなり)怖い細い道。バスがやっと通れるほどの狭い所もあり、運転手さんがぐるりぐるりハンドルを回す度にドキッドキッ。遠くの眺めは超素晴らしい。
途中にある、石造りの家が並ぶという美しい村、デイアにも立ち寄りたかったが、なにせバスの便が少なく、今日中に帰れなくなる為、断念。 -
バスに40分ほど揺られて、ポルト・デ・ソーイェル。
バルデモサとは全く違った風景にテンション上がりまくり -
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パトカー
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木製のトラム。これに乗ってソーイェルに行く予定だったのに、結構な距離を歩いたにもかかわらず停留所が見つからず、仕方なくタクシーを使うことに。タクシーは定額制なので安心。平日9ユーロ、土日10ユーロ
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10分ほどでソーイェルに到着。タクシーに「センターまで行って」と伝えたら連れて来てくれた教会
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教会前広場
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夕暮れ迫る風情ある街角
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標高1000mを超えるトラムンタナ山脈は、農地に適さない岩山だが、急斜面に石垣を積み上げて作られた段々畑は、目を見張るほど素晴らしい。世界遺産に登録されている
トラムンタナ山脈の文化的景観 文化・芸術・歴史
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彼が持っているのは、マヨルカ土産の定番「エンサイマーダ」と呼ばれる渦巻状のパンを入れる八角形の箱。大きいものは直径が50センチ位あり、粉砂糖がたっぷりかかっていておいしい
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念願の木製ソーイェル観光列車。パルマから片道18ユーロ、往復25ユーロ。圧倒的に往復運賃の方が安いけど、バス代はとても安くて、通る道が違って飽きないので片道はバスの方がいいと思う。
パルマ泊なら観光ルートとして、パルマ(バス)⇒ バルデモサ(バス)⇒ ポルト・デ・ソーイェル(トラムかタクシー)⇒ ソーイェル(列車)⇒ パルマがお勧め -
最終が17:00発だったかな。これを逃すとOUT
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トラムがやってきた。これに乗っている観光客を乗せて、列車は出発
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超レトロな車内
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ゆっくり進むので、窓から写真が撮れるほど。結構な数のトンネルがあって、恐怖を感じるほどむちゃくちゃ長いのも
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毎晩食べたパエリア。この日はイカスミ。これで一人前。直径30センチ弱位かな。底は浅いけど、一人では他の料理が食べられなくなる
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3日目。利用したAirbnbはマジョール広場の近くで、市場がすぐそばだったので行ってみることに
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色んなお店があって、超楽しい
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出た!イベリコ豚の生ハム。
一番向こうのは、1キログラム180ユーロ、20,000円也 -
ザ・職人という感じのパパと、彼に良く似たハンサムな息子が経営する生ハム専門店。目の前で切ってくれて、ワインにサラミやチェリソーのおまけがつき1人前12~15ユーロ。このワインが生ハムにピッタリで、店頭のカウンターで立って食べるんだけれど、う、うまい!その間、地元の人がグラムで買って行く。このお値段で、こんなぶ厚いイベリコ豚の生ハムを、それもお腹いっぱい食べるなんてことはもう無いんだろうなあ、、と思いつつ完食。上に乗っているピーナッツみたいなのは乾パン。脂のお口直しに、これまた最高の相性でございました
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たくさんの種類のオリーブ
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最後は鮮魚コーナー。さっき食べたばかりだけど、やはりビールも飲まなくっちゃ。これまた大好きなムール貝に、目の前で揚げてくれた白身と小エビのフライ。いくらでも食べられる私
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腹ごなしの町散策。うっぷうっぷ・・うっぷ・・・
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凄く古い出窓
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間口の狭い、本当に小さなお店が所々に
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パルマ大聖堂(カテドラル)到着。海を見下ろすパルマのシンボル。マヨルカ島をイスラム教徒から奪回したハイメⅠ世により1230年に建築が開始され、1601年に完成
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ここが入り口。右側が団体用。知らずに並んでいたら、目の前でドアがバタン
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中に入ると奥行き121m、幅56m、高さ44mの壮大さを実感する。これまで見たヨーロッパの教会の中で一番大きいかも
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20世紀初めに行われた改装で、ガウディが手掛けたという鉄製の天蓋飾りがある中央祭壇
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パイプオルガンも美しく大きい
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中庭
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馬車に乗っている小さい男の子が声をかけてくる。今日は月曜日だよ。学校に行かなくていいの?もうこの年で働いてるんだね
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大聖堂を出てすぐ下に噴水のある公園があり、そこから見えるアルムダイナ宮殿。今日は月曜なので休み。
宮殿は月曜が休みで、大聖堂は日曜が休み。隣接してるんだから休みは同じ曜日に、と考えないのがスペイン人?アルムダイナ宮殿 城・宮殿
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青空に映える!
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アルムダイナ宮殿は、現在でもスペイン国王の公邸の1つで、国王夫妻がパルマを訪問する際に利用されるそう
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パルマ湾
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要塞の上は歩けるようになっている
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イスラム時代の名残、回教徒浴場。3ユーロ。
おそらく10世紀頃のもので、マヨルカに残る数少ないアラブ遺跡の1つ回教徒浴場 (アラブ浴場) 史跡・遺跡
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中は薄暗く、
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12本の柱と半円形のドームに囲まれており、床が2層になっていて、その間を熱い空気が流れるサウナのようなものだったらしい
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天井の穴から光が差し込んでいる
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お庭
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市庁舎
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市庁舎前の広場
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市庁舎前のホテルで、「Porn Star Martini」スパークリングワインも付いて11ユーロ。オレンジ色とパッションフルーツがいい感じ
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出窓が素敵な家
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フライパンをたたくような鐘の音を鳴らしていた修道院?
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ドアは開いていたけど、中までは立入り禁止になっていた。誰もいなかったので入って見たいなあ、と思いつつ、、
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開いていたドアから見えた家の階段。上るのが楽しそう
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小さい広場には、オリーブやオレンジの木が植えてあり、実がなっている
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最後の夕食もビールのおいしそうなお店で。まず1串2ユーロのピンチョスを。色々あってどれを食べようか迷う。一口で食べられるものをピンチョスと言うと聞いたことがあるが、このお店のピンチョスは、小さいようで結構ボリューミー。向こうはスパニッシュオムレツのピンチョス。さあ、今晩のパエリアは何にしよう!
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