エミレーツのA380-800 に乗る。KIX-DXB EK317。予想通りの荷物扱い。安いからしょうがないのかな。

2019/10/26 - 2019/10/26

今回は，安かったので，エミレーツ航空にしました。エコノミーの客は，荷物扱いです。それを覚悟で乗りました。搭乗前，最後の人間扱いをしてもらいました。ラウンジで。

エリア 関西空港・泉佐野(大阪)

• 旅行の満足度: 1.5
• 交通: 1.5

• 交通手段: JALグループ

関空からのエミレーツは３回目かな。

関西国際空港 空港

初回は，エコノミーの客が荷物扱いなのに驚きました。

２度目は覚悟していたので，無視しました。

今回は，ギャレー（台所）に近い席だったので，騒音がたまりませんでした。

座席番号が52Bでした。
従業員（キャビン・アテンダントと呼ぶにはおこがましい！）の仕事ぶりが良く観察できました。

従業員はそれぞれ自分の仕事をしています。

仕事に重複はないようです。

機体データを書いておきます。
A6-EEO
Serial number 136
Type 380-861
First flight date 03/06/2013
Test registration F-WWAX
Plane age 6.4 years
Seat configuration F14 C76 Y399
Engines 4 x GP7270

完全な分業が徹底しています。仕事の連絡もせずに，自分の担当業務をテキパキとやっています。

よほど仕事が多いのでしょう。そのテキパキぶりがすごいのです。わき目も振らず，歩き回り，手を振り回しているのです。

（この写真を撮ったら，従業員が寄ってきて，写真をチェックしました。恐ろしい。）

ものの出し入れに音を出さないように配慮する余裕などありません。

力いっぱい，大きな音を立てて，出したり入れたりしています。

周囲のお客に配慮しよう，などということは微塵も考えません。

A380の大量の客に食事と飲み物を運ぶには，立ち止まっている余裕などないのです。

きっちり，しっかり，自分の仕事だけ，さっさとやり遂げます。

みごとなものです。家畜を飼う小屋ではこうなくては仕事にならないのでしょう。効率第一です。

恐れ入りました。

まあ，エコノミーの客は「客」ではなくて，荷物か家畜なのですから，エサさえ与えていて，飢え死にさせなければいいのでしょう。

機内食の写真など撮る人はいません。恥ずかしいのですから。

悪いのは「従業員」ではありません。

こんな飛行機をつくったエアバス社が悪いのです。

どのエアラインも，こんな非人道的な機体を飛ばすことがためらわれたのでしょう。

結局，注文するエアラインがなくなりました。
（ＡＮＡは現代世界が読めてないですね。ハワイ線に買った１機はさっさと売却すべきです。）

A380は生産中止です。

そしたら，エミレーツはどうするのでしょうか。

（もちろん，エミレーツは，自国民を輸送するために，この飛行機を買ったのではありません。他国民（家畜？）を輸送するために買ったのです。）

エミレーツはアジア・オセアニアとヨーロッパをつなぐドバイ便をA380で成功させましたた。立派な見識でした。おかげで，ドバイ空港は大賑わいです。はやく，こんなことはやめさせなくてはいけません。
（ロシアや中国，そして，中央アジアの各国はこんなビジネスを思いつかなかったのでしょうか。エミレーツの先見の明は評価します。）

石油で儲かっている国を，さらに，エアライン・ビジネスで儲けさせてはいけません。シンガポールや香港のような小国は，エアライン・ビジネスでやっと生きていけるようになりました。そっちを応援すべきです。産油国に，さらに，お金をつぎ込んではいけません。

逆に，産油国からはお金を引き出させなくてはいけません。彼らからお金を二期出す事にもっと智恵を働かすべきです。これが出来ない西洋と日本は，絶滅します。

ドバイ国際空港 (DXB) 空港

さて，次の便はどれかな。またまた，A380のようです。