タイ国鉄スパンブリー線・白昼貸切列車運転に参加

2019/11/03 - 2019/11/03

普段夜か早朝に1往復しか走っていない路線に、貸し切り列車で昼間に走ろうという「タイ国鉄スパンブリー線白昼貸切列車運転」企画に参加させて頂きました。この企画はASIAEXPRESS様とアジア鉄道旅行計画様が5月頃から練られたという事でタイでの鉄道仲間より、こういう企画があるので行きませんか？とお声掛けを頂き実際に乗車して来ました。
本来バンコクフアランポーン駅-スパンブリの定期列車はバンコク 16：40発-20：04着スパンブリ、スパンブリ4：30発-8：05着バンコクという1日1本のみ、しかしながら今回はスパンブリだけでなく終着から1駅先の定期運行の無いマライメンまで特別延長され、バンコク7：30発-11：40着マライメン11：55発-バンコク18：30着というスケジュールでの運行
普段通らない昼間の運行ということもあり、スパンブリ線に入ってからは途中途中の踏切には遮断器が無く、列車側が徐行して踏切を通るという面白いスタイル。途中駅も駅舎みたいなものが無く線路の横でホームの無いところでの乗り降り等、普段体験出来ない事が出来ました。 マライメン駅は秘境駅として聞いていましたが駅横には大きな道路がありホテルやアパート、食堂があり、スパンブリ駅前よりも栄えている不思議な感覚です。帰りには途中のノンプラドック駅でJR北海道色のDD51があり有志作成のヘッドマークを付けて撮影会、また駅を通過する列車の撮影タイムで有意義な時間を過ごすことが出来ました。　途中では40分程遅れがありましたがバンコク到着時にはほぼオンタイムで到着。鉄道仲間しか乗っていない列車なので会話も楽しく過ごせました。
次回にまた同様の企画があれば参加したいと思います。

エリア その他の都市(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 2.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 団体旅行

タイのバンコク・フアランポーン駅。

フアランポーン駅

フアランポーン駅の中

今回貸し切りをしたTHN型気動車1100番型3両

車内3等車で扇風機でエアコンなし、窓全開にします

予定通り位に出発。フアランポーン駅を出てバンスー方面へ向かいます。

バンスー駅近辺
新しい駅を工事中

珍しい車両も止まってました

ゆっくりとチャオプラヤ川を渡ります。

隣にレッドラインの線路が並走。
まだ走行はしていませんが、実際に走り始めると便利になりそうです
レッドラインはタリンチャン駅辺りまで伸びてます

途中の踏切

車内の様子

先頭車からみた風景

運転手

別の車両にある運転台

のんびりした時間

連結部分に幌が無く開放的

途中でトンブリ発ナムトック行き列車と並走し、抜きつ抜かれつ

皆様一生懸命動画に写真撮影

ナコンパトム駅で飲み物や食料補給

ナコンパトム駅の真向かいにプラ・パトム・チェディが見えました。

駅前のパッタイを購入

ナコンパトム駅舎

行き先看板

有志が作成した「スパンブリー線特別貸切ツアー」のサボ

有志が作成したサボ、こちらはバンコク-スパンブリへの貸し切りサボ

ナコンパトム駅は端で停車、降りるときにはホームがありませんのでバラスト部分に降りる形になりました。

通過列車撮影です。

対向列車のトンブリ行きにバイク載せてました。

ノンプラドック駅近辺

ノンプラドック駅で5分程停車

ノンプラドック駅の行き先表示板
ここから、スパンブリ、カンチャナブリ、南本線との分技となります。

さぁ、出発。
大きく右に曲がりスパンブリ線方面へ

スパンブリ線へ

途中に牛が居たりして、徐行運転を繰り返す

スパンブリ線の前方風景、かなりのどかな場所を走ります。

動画も撮影

運転席もみながら。

踏切を渡る時は列車が徐行運転をします。
一応遮断器はあるのですが作動してなかったり、遮断器の無い踏切もあり、細心の注意を払いながら進みます。

のどかな車窓風景

ローカルな、トゥンブア駅。
こちらは駅名はあれどホームなし。

トゥンブア駅で撮影会

お花と列車を一緒に撮影

別のお花と撮影

次に、ローンリエン・ガンビン駅に停車
ここも駅名表示はあれどホームなし
駅の横に商店あり。

停車中の貸切列車

停車中の貸切列車

停車中の貸切列車

お花と列車

次に着たのがスリサムラン駅。
こちらも周りに何も無い駅
一応駅名看板あり

駅名看板

さて、一番驚いたのがこの　ドントン駅
駅名表示なし、ホームなし、ここが駅と言われても分からんよ。
踏切手前で停車して撮影

踏切と列車

何も無いところで停まってます。

車窓からの風景、鳥が沢山

結構大きな鳥が沢山居ました

ようやくスパンブリ駅に来ましたが一旦通過

定期運行の無いマライメン駅
ここは公式駅になっておらず普通は列車が走りません。
スパンブリ駅からほんの1キロ程度にあります。
しかし駅の周りにはブティックホテル、アパート、食堂があり、昼間だからか賑わってました。　駅から500ｍほどにはホームプロやBIG-Cもある。

駅名表示板あり

駅横の食堂、美味しそう
まぁ焼き鳥(ガイヤーン)とカオニャオ(もち米）買いましたが美味しかったです。

マライメン駅に停車中の列車

マライメンの駅看板と列車

近くにあった歩道橋からみた

歩道橋から見た列車

スパンブリ駅に戻りました。
ここで1時間休憩

スパンブリ駅にある観光地の案内

スパンブリ駅の駅舎は立派

スパンブリ駅停車中の列車。

スパンブリ駅の駅名表示板

スパンブリ駅辺りの線路、枕木もしっかりしてて、線路はいい状態

スパンブリ駅

スパンブリ駅から戻りは全て通過し、ノンプラドック駅に戻りました

ノンプラドック駅にある泰麺鉄道起点駅の看板

日本では見られなくなった、タブレット。
この列車はナムトック行き

駅に停車中の列車

このノンプラドック駅の操車場にはJR北海道のDD51が2両あります。
以前来たときよりもきちんと整備されて既に動く状態になっていますが、まだ実践には稼働していません。

DD51

有志が作成したヘッドマークを付けたDD51
「はまなす」が非常に映えます

角度を変えて「はなます」

やっぱこれだね「北斗星」

正面から「北斗星」

角度を変えて「北斗星」

「北斗星」

ノンプラドック駅の時刻表、この駅はローカルなので停車するのは普通のみ

駅を通過する優等列車、多分ハジャイ方面行き夜行列車

ノンプラドック駅を出発しバンコクへ戻る途中
ナコンチャイシー駅を過ぎてからSLがありました。

走行中に撮影したSL

バンコクに近づいてくると高速道路の下を通ります。
タリンチャン駅辺りからはレッドラインの線路も並走します

バンスー駅近くまで戻りました

バンスー駅横にある機関庫

バンスー新駅、2019年現在建設中

バンスー駅、建設中

バンコクフアランポーン駅に戻ってきました。
なかなか楽しい旅でした。

是非とも次回企画にも参加したいと思います。

フアランポーン駅

中華街で食事をしてフアランポーン駅に戻ると
イースタン＆オリエンタル・エクスプレスが到着してました。

イースタン＆オリエンタル・エクスプレス

イースタン＆オリエンタル・エクスプレス

イースタン＆オリエンタル・エクスプレス

イースタン＆オリエンタル・エクスプレス

フアランポーン駅
ここは2階にあるCAFE AMAZON 。21時まではこちらお茶でも飲みながらゆっくり出来ます。

この旅行記へのコメント （2）

• moejさん 2019/12/29 11:51:52

  いいですね！

  こんにちは。
  楽しく読ませていただきました。昼間に乗れ、しかも途中駅で下車して撮影できるなんて何とも羨ましいです。
  数年前定期列車でスパンブリーに行きましたが、途中で日が暮れて何も見えず。車窓を見たい派なので、がっかりでした。
  その時もマライメンまで乗りましたが、今は行かなくなったんですかね？終点の先にさらに駅があるなんて、不思議な路線ですよね。
  この手の企画列車がある時は、ぜひ乗ってみたいです！

  旅ねずみさん からの返信 2020/01/06 18:56:48

  Re: いいですね！

  moejさん、コメント有難う御座います。
  スパンブリー線は夜か早朝にしか走っていない路線で昼間に乗れるのは非常に珍しいですからね。今はマライメンまでの運行はありませんので、それも貴重な体験でしたよ。
  今度3月には日本の寝台車を連結させてカンチャナブリに行くという企画があるようです。他にもDD51を走らせよう的な物のイベントも有るようなので楽しみです。