ICUフェスティバル2019と泰山荘公開

2019/11/03 - 2019/11/03

　今年も国際基督教大学（ICU)の学園祭が11月3～4日の2日間行われ、それに合わせて付属の泰山荘が公開されます。
事前申込制で抽選でしたが、友人の申し込みが当選したので一緒に出掛けます。
　泰山荘は実業家の山田敬亮が昭和14年に建てた別宅で、焼失した母屋を除いて六ッの建物が雑木林の中に点在、現在は国の登録文化財です。
　しかし主要な建物は撮影禁止で写真はありません、残念です。
　尚帰途隣のルーテル学院大学に立寄り、教会で聖歌を聞いて来ました。
　
　

エリア 吉祥寺・三鷹(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

　11月3日午前、ICUの正門に到着。
ゲートが出来ています。

　ゲートをくぐると両側にテントを張った模擬店が並びます。

　模擬店を通り抜けると正面には教会が。

　教会は日曜ミサの最中でした。

教会を出て進むと右側にあほ山と呼ばれる芝生の広場。
広場にはステージが設けられイヴェント開催中。
　広場を挟んで建つのが本館、旧中島飛行機の研究棟を増改築して使用しています。

　更に木間を抜け進むと、煉瓦造りの建物が。

　正面に回ると、ICU博物館、湯浅八郎記念館とあります。
でもオープンは午後からでした。

　学内の立派な並木道を進むと。

　林の中に瀟洒な洋館が建っています。
アラムナイハウスと呼ばれ、大学と同窓会交流の場として建てられました。

　入口を入ると、立派な螺旋階段があります。

　階段下の窓からの眺め。

　階段を上がり今度は上から。

　2階はロビーになって居り、小さなカフェが設けられていました。
今日の設営は特別なようです。

　2階の窓から。

　丁度12時になりました、食堂棟に向いましょう。

　食後は林の中を通り泰山荘に向います。

　萱葺きの表門が見えて来ました。
今日は公開日、係員が出迎えて呉れます。
　泰山荘は山田敬亮が昭和14年に建てた茶室付別荘です。

　門を入ると正面に受付、許可証を厳重にチェックします。

　昭和41年に焼失した母屋跡の芝生では野点の会が催されています。

　野点道具

　お師匠さん

　泰山荘案内が始まります。
先ず待合。
　江戸大崎にあった岡山池田藩下屋敷の茶室”池亭”を移築しました。
寄棟造り、茅葺、平屋建です。　

　近くで写す事が許されないので木間越しに。

　次は書院。
昭和11年築、当初は焼失した母屋と渡廊下で繋がって居ました。

　次はこの道を通り泰山荘一番の見所、茶室”高風居”に向います。
これから先は一切写真撮影禁止です。
　高風居は、入母屋造り、茅葺、平屋の建物で、”一畳敷”と呼ばれる畳一枚の書斎と茶室、水屋からなります。
　明治19年に北海道の命名者”松浦武四郎が、全国の古社寺の古材を集めて建てたもので、古社寺の数は80以上にも及びます。
勿論法隆寺、平等院も含まれます。

　最後は倉になります。
昭和11年築。

　ICUの見学を終え、出口に向います。

　隣のルーテル学院大学MEGUMISAIに入ります。

　入口正面にある教会。

　教会内で行われている聖歌隊コンサートを聴いて本日は終りとします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　終