2019/10/15 - 2019/10/15
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にゃんこ姫さん
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ネモフィラの花で有名な「国営ひたち海浜公園」。
春、丘一面に咲いていた青いネモフィラは、それはそれは、
きれいでした。
今、その『みはらしの丘』で、コキアが紅葉の季節を迎えている
そうです。
別名「ほうき草」。
折りしも旅行会社の広告で、もこもこ丸い形のコキアが、
真っ赤に紅葉して丘をうめつくしている写真を見て、
ぜひ行ってみたくなりました。
日帰りバスツアーで、ランチは那珂湊漁港での握りずし、
午後からはビール工場見学(試飲つき)と、魅力的な内容。
さっそく申し込んで、楽しみにしていたところ・・・なんと!
直前の3連休に台風19号が関東地方に来襲して、
茨城全域で河川が氾濫し、道路は寸断されるし、被害が
ひどいというニュースが飛び込んできました。
つい先月、台風15号で被害をこうむったばかりなのに、
これはもうツアーどころではないな~!
てっきり催行中止になるだろうと諦めていたのに、
前日になっても、旅行会社からは音沙汰なし。
ギリギリまで策を練っているのかと、夕方まで
待ったけれど、不安も頂点に達したので、ついに
電話で問い合わせてみました。
休日受付の窓口の返事は、「催行します。」と。
え~っ!?
嘘でしょ?と念を押したけど、
「会社のほうでも、確認した結果ですから。」
との返事なので、半信半疑ながら、翌日、集合場所へ
出向きました。
受付の添乗員さんにも訊いてみたら、
「だいじょうぶです。」
とのことなので、ともかくも行けることを喜んで、
オットと2人、バスに乗り込んだのであります。
コキアのほうは、「海浜公園」のHPで検索して、
「整備して、13日(だったかな?)の午後から
開園しました。」
との情報を得ていたので、なんとかなりそう、かな。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
常磐自動車道から北関東自動車道を経由して、
まずは、那珂湊港へと向かいます。
途中、やはり台風の影響で、道路が水没して
いました。 -
どこまでが川で、どこが道路なのか、
見分けがつきません。
元通りになるには、どのくらいかかるのでしょう。
見ていると、辛くなります。 -
バスのルートは普通に走ることができて、
無事、那珂湊港に到着しました。
時刻は、午前10時半。
ここでランチをとるのですが、まだ
かなり早いので、市場でお買い物タイム
です。
せっかく来たから、予定していた海産物を
買いました。
持って帰ることを考慮して、負担に
ならない程度の量ですが、欲しかった
物が買えて、満足。 -
ずらっと並んだ市場の中で、
きょうのランチは、このお店です。
この旅行会社の御用達の店のようで、
お買い物もしやすいし、お食事も
まあ、おいしいです。 -
2階のレストラン(というより「食堂」ですね。)
で、握りずしのランチ。
あさりの味噌汁つきです。 -
ネタはさすがに新鮮です。
でも、食事の時間が11時から正味25分間って、
どうよ!? -
市場の裏側に出ると、海が見えます。
といっても、もともといい景色というほど
ではないけれど。
きょうは曇り空だから、よけい寂しげな
感じです。 -
ジャスト12:00、「国営ひたち海浜公園」に
着きました。
西口「翼のゲート」から入ります。
グループでぞろぞろ歩いたので、写真が撮れなかった。(>_<)
添乗員さんの案内で、一直線に奥の『みはらしの
丘』まで歩きます。
10~15分くらいかな。
歩くのが大変な人は、入り口近くから出ている
園内バスを利用すれば、丘まで直行で行けます。(有料) -
コキアの手前に蕎麦畑があって、一面に
白い花が咲いています。
地味ですが、これもなかなか良いです。 -
隣は、コスモス畑。
近ごろはどこでも、オレンジ色の「キバナコスモス」が
主流になっているけど、私は昔ながらの日本のコスモスが
好き。
黄花も明るい感じで、嫌いではありませんが。 -
背の高い植物だから、やはり台風の影響を
受けたようで、花がとっても少ない。 -
コスモス畑のむこうに、コキアが
見えてきました。 -
3連休明けで、台風の後で、しかも
こんな空模様では、さすがに人もまばらですね。
ネモフィラの頃は、丘の下から上まで
人人人でしたが。 -
HPで検索した通り、コキアの紅葉は
かなり遅れていて、まだ緑の部分も多い
です。 -
でも、真っ赤なコキアも、もちろん見事には
違いありませんが、このグラデーションも
独特な趣きがあって、いいなぁ~♪ -
場所によっては真っ赤に色づいているのも
あり、さまざまな表情が楽しめて嬉しい。
なんだか、得した気分。 -
ゆるい坂道をゆっくり歩いて、頂上まで
行きます。 -
コキアは丈が低いのと、この丸い形のせいで、
台風の被害が(私が)思ったより少なくて
すんだのでしょうか。
それでも、横倒しになって枯れてしまった
木もあちこちに見られて、痛々しい感じです。
(手前のほうとか。) -
丘の頂上に来ました。
公園のスタッフの方々の頑張りなのでしょうが、
見た目はそれほど不自然ではない程度に整えられていて、
感心しました。
ネモフィラの時も、これだけの広さの丘で、
たくさんの人たち(ほとんど女性)が、
一生懸命手入れに精を出していて、頭が下がりました。 -
標高58m。
これでも、ひたちなか市の最高地点
なのだそうです。
ここの名物「みはらしの鐘」です。
(愛の鐘?)
カップルで来た人たちは、みんな好んで
鳴らしています。
丘の下まで、澄んだ音色が響いて、
ロ~マンティック! -
丘の上から見下ろした「古民家」目ざして、
別の道を下ります。
こちらは道が舗装されていなくて、ススキなどが
生えていて、田舎道~。
遠くに、「プレジャーガーデン・エリア」の
大観覧車が見えますが、このエリアまで行くには、
絶対的に時間が足りません。
なにしろ、総面積350ha、現在開園している部分だけでも
200haという広さですから、ツアーではたいてい、
「みはらしの丘」周辺しか行きません。 -
ススキの間から、コキアがちらちらと・・・。
-
だいぶ遠くになってしまいました。
-
まだ見足りなかったので、丘のふもとから、
もう一度さっきの道に戻って、じっくり
眺め直します。 -
うん! いいなあ、この色合い!
絵心をそそられます。
帰ったら、描いてみますか。 -
「古民家」。
約350年前の茅葺古民家を移築・復元した
ものです。 -
意外に若い人たちが興味深げに
見ていました。
今では、このように人為的に保存されたものしか
見られませんものね。 -
茅葺屋根も、原料の茅が手に入らないし、
屋根を葺く職人さんも、高齢化でいなく
なったりして、維持するのが難しいようです。 -
家の前に広がる蕎麦畑。
当時の農村風景を再現しているそうです。 -
蕎麦の花。
小さくて目立ちませんが、清楚できれいです。
たくさん集まると、けっこう見ごたえあり。
コキアの赤との対比も素敵です。 -
春先は、ネモフィラの他にもチューリップや水仙など、
見どころがいっぱいあって飽きないのですが、
今どきは花が少なくて、寂しい限り。
秋の花、萩の茂み。 -
来た時と同じ道を通って、帰ります。
ここは「西池」。
噴水があってきれいな池ですが、この天気では、
寒々とした風景になってしまいます。
晴れていれば、もっといい感じになるのですが。
画面中ほどの橋は、サイクリング・コースに
なっています。
奥のほうに小さく見えるのが、西口「翼の
ゲート」です。
羽を広げたような形をしているので、こう
呼ばれます。 -
道の右手に、往路では気づかなかった
橋がありました。
どこへ通じているのか気になりましたが、
カフェに行く道のようでした。
(たぶん。)
集合時間が近いので、寄り道して
確かめるひまがありません。 -
西口近くの記念写真スポット。
無料で写真をいただけるそうですが、
ずらっと行列しているので、諦めました。
ちょっと残念! -
これは園内で売っている物ではないのですが、
旅行会社のオプションで販売していた
お土産のお菓子「コキアの微笑み」。
可愛いパッケージです。 -
グラデーション・コキアをかたどった、
期間限定の販売だとのこと。
中は干し芋飴が入っていて、かな~り
甘い。
※これには後日談があって、書こうか
どうしようか迷ったのですが・・・。
家に帰って食べてみたら、表面が
カサカサした舌触りで、しっとり感が
なかったのです。
製造元に電話したところ、いかにも職人気質
といった責任者の男性が応対して、
「そういうモノなんだ。」
という調子で、認めたくない様子でした。
それでも、しぶしぶ代りの品を送って
くれるとの返事をとりつけました。
そして数日後、届いた代替品を食べて
みたら、やはり先日の品とは明らかに
違っていました。
(つまり、今回のはマトモでした。)
もともと乾燥しやすい作りのようで、
表面がフィルムで覆ってありましたが、
数ある中には、不完全なのもあったようで
・・・。
製造元には、受領通知と感想を書いた
手紙を送っておきました。
製造元の名誉のためにつけ加えておくと、
今回はたぶん、たまたまだったのだと
思いますが。 -
じつはこのあと、「ビール工場見学・試飲」
があったのですが、私はうっかりして、
カメラをバスの中に置いたまま下車してしまい
まして・・・。
「どうせ、工場内は撮影禁止だから、まあいいか。」
と思ったのですが、これまで何回かの見学時は一切
禁止だった写真撮影が、今回はまったく自由に
なっていました。
「え~っ、聞いてないよ~!」
と悔しがっても、後の祭り・・・で、この部分は
残念ながら写真がありません。
生産ラインの見学は、とても面白くて有意義な
ものでしたが。
それに、工場で出来たてを味わうビールは、
店で買ったり居酒屋で飲むのとは、ほんとうに、
ひと味違うのです。
ビールは非常に繊細なので、温度管理はもちろんの
こと、振動にも弱いのだそうです。
そういえば、たぶん店に並んでいるビールは、
振動のことまでは配慮していないでしょうからね。
納得!
試飲できるビールは、見学する日によって違い、
本日は、「スーパーDRY」「黒ビール」「ストロング」
の3種。
後の2種類は、通常、お店には出ないのだそう。
とてもおいしくて、お店でも買いたかったのに。
最後に工場のショップで、ビールに合うつまみを
買って帰りました。
「缶つま3個入り(ほたて、カキ、牛タン)」とスモーク
したチーズ。
このチーズは、お値段はヒジョーに高いけれど、(また値上がり
した!)おいしいから、つい買ってしまいます。
これで、本日の行程はすべて終了。
心配した台風による道路状況の悪化も
なく、スムーズに出発地に帰れました。
楽しかった♪
でも、被災地の方々は、とっても大変な思いを
されているのですよね。
それを考えると、なんだか後ろめたいような、
複雑な感情も湧いてくるのです。
ー完ー
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