ヨーロッパ落穂拾いの旅第２弾：アンドラ、西、スロベニア、マルタ、伊旅行【１５】（2018年年末年始 ５日目③ リュブリャーナ俯瞰）

2019/01/01 - 2019/01/01

ヨーロッパ未踏破国も遂に残りひと桁の9カ国となりました。昨年、落穂拾いの旅ということでモナコやサンマリノなど小国を巡りましたが、今回はその第2弾として、残りの小国、アンドラ、マルタと中欧にぽっかり残ったスロベニアを中心に、アンドラの入口バルセロナとイタリア5大都市のうち未訪問であったナポリをも回る欲張りな予定を立てました。山間の小国アンドラでは、現代的な街並みが広がっているのに驚き、久々のバルセロナはガウディ建築群の特異さと施設入館料の高さに目を瞠り、それほど期待していなかったブレッド湖やリュブリャーナなどスロベニアの美しい風景に触れ、地中海の交差点マルタの歴史建築物に圧倒され、ポンペイ遺跡や雑然たるナポリの街並みに南イタリアの風土を感じました。相変わらずの詰込み雁字搦め旅程なので無理があった部分もありましたが、なんとか巧く熟して行って来ることができました。

日程は以下の通りです。

1日目（12/28）羽田 ⇒ 北京
2日目（12/29）⇒ バルセロナ、アンドラ観光、バルセロナ移動
3日目（12/30）バルセロナ市内観光、
4日目（12/31）スロベニア移動、ブレッド湖観光
5日目（1/1）リュブリャーナ観光、マルタ移動
6日目（1/2）マルタ島内観光
7日目（1/3）マルタ島内観光、ナポリ移動
8日目（1/4）ポンペイ観光、ナポリ市内観光
9日目（1/5）ナポリ市内観光、ローマ移動 ⇒ 北京
10日目（1/6）北京 ⇒ 羽田

今回は５日目③です。

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

市庁舎前の道を歩いて行くと、ボロいビルに行き合いました。
（市庁舎9:09 ⇒ 9:22お城）

見えにくいですが、案内板があり、ここを右折するとお城へ登れます。城内部の開館は10時からなので、まだ開いていないため入城はできませんが、高台から市街を見てみたいと思い、行けるところまで行ってみようと思います。ちなみにケーブルカーもあり、乗場は直進と書いてあります。

お城へ登る道ですが、広くはなく、密集する家屋を両脇に見ながら少しずつ登ります。

案内板もありました。

道はさらに細くなりました。路地裏のようですが、本当にこの道でいいのでしょうか。

建物はなくなり、崖の縁を回りこむように登ります。斜度もきつくなってきました。

と、それほど時間はかからずお城が見えてきました。時計塔は見覚えがあります。

周囲は広くなり平になりました。どうやら登り切ったようです。

市街を俯瞰します。標高はそれほど高くないし、木々の枝も邪魔なのですっきりとはしないですが、それでも眺めは良いものです。
（お城9:22～9:43）

フランシスコ会教会が見えます、角度を変えて見るとまたいいものです。

三位一体聖堂と共和国広場方面に目を転じます。

近くだと見上げる感じの三位一体聖堂も全体像が見えました。

山頂にはユーゴ時代と思われる軍人関係の像が建っていました。

リュブリャーナ市街を見下ろしたところで、今度はぐるっと回ってお城の裏手に来ました。実際はここまで車で上がって来られるようなので、本来こちらが玄関口となるようです。

こちらが入口。

入口に各種値段表が掲示されています。まだ開館前なので入れませんが。

さて山頂は楽しんだので下山します。途中山麓、市街地から山頂を結ぶケーブルカーの線路が眺められます。

と、ケーブルカーが静かに登って行きました。電車のような乗物ではなく、箱がそのままするすると動いているようです。

登山口まで降りてきました。短いですが、これで概ね市街地を見て回りました。あとはもう一度プレシェーレノフ広場へ行ってみます。
（お城9:43 ⇒ 9:54ﾌﾟﾚｼｪｰﾚﾉﾌ広場）

大聖堂や周囲もようやく活動し始めたという感じです。

市庁舎前の撤収作業もようやく終わったようです。

観光トラムです。こういう楽しい乗り物でぐるっと回るのも楽しいかもしれません。時間的にまだ早そうですが、そろそろ動き出すのかな。

またまたプレシェーレノフ広場に到着です。天気も青空が覗くようになり、フランシスコ会教会のピンク色が鮮やかに映えます。

隣の建物も欧風建築。よく見たらてっぺんに像があるのに気づきました。

広場の一角に像があります。これはプレシェーレノフ広場の名の由来となったプレシェーレンというスロベニアの詩人だそうです。早朝の短い時間でしたが、旧市街散策を堪能できました。そろそろホテルへ戻ろうかと思います。
（ﾌﾟﾚｼｪｰﾚﾉﾌ広場9:54 ⇒ 10:22駅）

肉屋の橋を渡ってみます。

するとその先にスーベニアショップが奇跡的に開いていました。これは入らないわけにはいきません。嬉しくてお土産をいくつか買ってしまいました。

さてホテルへ戻ります。竜の橋も見納めです。

ホテルへ戻る前、最後に駅に来てみました。

電光掲示板もあり、外観とは異なり現代的です。

しかしホームは誰もいなくてがらんとしています。列車の着く時間ではないでしょうが、寂しいものです。
（駅10:24 ⇒ 10:32ﾎﾃﾙ）

ようやくホテルに戻って来ました。短時間ですがリュブリャーナ市内をひと回りすることができました。