2019/10/19 - 2019/10/22
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spandaurさん
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定番スポットも周りながら、ワルシャワの悲惨な歴史を辿ることに重点をおいた旅です。戦場のピアニスト、白い巨塔(2003年版)のゆかりの地も訪れます。
同じような旅行を考えている方の参考になれば。
<日程概要>
1日目 ショパン博物館
2日目 ワルシャワ蜂起記念碑→マリー・キュリー記念館→聖アンナ教会→聖十字架教会
ゲットー・ウォール→フォドナ通り→ワルシャワ蜂起博物館
3日目 ワジェンキ公園→戦場のピアニスト廃墟跡→ハラ・ミロフスカ
ワルシャワ強制収容所跡→ユダヤ人歴史博物館→ウムシュラーク・プラッツ
→ショパンコンサート
※ホロコースト関連の跡地を巡るにあたって、ワルシャワ観光案内所発行のJudaicaというパンフレットが役立ちました。英語版PDFをウェブサイトからダウンロードできます。
※ここに記載の情報すべて私が訪れた際のものです。ルート、時間、料金など変更になることもあると思うので、ご自身でもご確認ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ウィズエアー
-
フライトスケジュール
BLL14:50/WAW16:25
ハンガリーのLCC、Wizz Airを利用しました。
初めてでしたが、往復とも定刻どおりで遅延なく、円滑に旅行できました。
運賃は機内持ち込みスーツケースのオプションをつけて往復で6,000円くらいでした。オプションなし(荷物は座席下に収まるもののみ)ならあと2,000円くらい節約できます。
ワルシャワ到着後は、バス停の券売機でメトロ、バス、トラム、近郊電車が3日間(刻印後72時間)乗り放題のチケットを買いました。Zone1で36PLN。今のレートで1,000円ちょい。しかも空港⇔街への移動もこれでカバーしてます。
めちゃ安い!
今住んでる街だと1日券が1,300円くらいでもちろん空港線は適用外。物価が安い街はそれだけで旅のストレスが一つ減ります。
初めて利用するときのみ、刻印機で刻印が必要なので忘れずに。 -
アパートへ
空港から175番のバスに乗り、終点のPlac Piłsudskiegoへ。
(空港へ行くときは別のバス停から乗りますので注意してください)
今回はBooking.comで予約したこちらのアパートに泊まりました。
Opera apartment。3泊で576.95PLN
バス停から徒歩3分。
「ロケーションがよいこと」と「バスタブがあること」を重視してここに決めました。
間取りは2LDKで、一人旅にはもったいないくらいでしたが、ホテルに泊まるより安かったので。。
1階がKIKU SUSHIという韓国人がやっているお寿司屋さんで、韓国料理もあります。
疲れて遠出したくないときにはうってつけで、私は最終日の夜はこちらでいただきました。石焼プルコギピビンパが絶品でした!
旧市街の入り口部分にあり、王宮はすぐそこ、バス・メトロ・トラムの駅も徒歩圏内にあり、観光にはとても便利。
半面、寝室が道路に面していて、夜間でも車の通行がそこそこあり、不眠症気味なこともあって熟睡できませんでした・・・。 -
ショパン博物館
アパートに着いて一息着いたのが、18時前。
これはまだ行けるな、とショパン博物館に行くことにしました。
他の博物館は18時くらいで閉まってしまうところが多いのですが、ショパン博物館のこの日の閉館時間は20時。ありがたや・・・。
チケット13PLN
乗ってきて下りた場所とは違うPlac Zamkowyという旧市街前にあるバス停からショパン博物館に向かいます。空港へ向かうバスもここから出ています。
バス Plac Zamkowy→Ordynacka
Plac Zamkowyから出るバスはだいたいOrdynackaには止まりますが、バス停に貼ってあるルート図で確認ください。
私は乗り放題チケットを買ったのでバスを使いましたが、徒歩でも十分行けます。 -
ショパンが実際に使ったピアノ
到着後すぐだったということもあって、疲れてたのか、なかなか展示物が頭に入ってこなかったです。
元々私、ショパンについてはいくつか好きな曲はあるものの、その生涯とかはあまり知らなくて、直筆の手紙や楽譜を見てもさほど感動がないというか。ショパン好きの人にはたまらないんだろうな。
そういった意味では翌日訪れるマリー・キュリー記念館の方が興味深かったです。キュリー夫人は伝記を持ってて、小さいときに何度も読んだので。 -
ワルシャワ蜂起記念碑
~ここから2日目~
今日の午前中は旧市街の観光がメインです。
アパートからすぐなので、徒歩で周ります。
1944年8月1日、ワルシャワ市民がドイツ軍に対して起こした蜂起の記念碑です。10月2日に降伏しますが、報復措置で街は徹底的に破壊されてしまいました。旧市街を初め、今見られるワルシャワの多くの建物は戦後に復興されたものです。 -
旧市街広場
-
バルバカン
クラクフにもあったな、これ。 -
マリー・キュリー記念館
キュリー夫人の生家があったところが今は博物館になっています。
チケット11PLN -
キュリー夫人の家系図
この家系図ですが、上に行くほど現代になります。
キュリー夫妻は真ん中あたりの右側です。
ご子孫の多くは、物理学者や生物学者になられてます。
さすが。
ひ孫の方がご存命なようです。 -
キュリー夫人の実験道具や、愛用していた品などが展示されています。
小さいころ、ポプラ社の伝記をほとんど持っていて、その中でも特にキュリー夫人の話は好きでした。
印象的だったのが、キュリー夫人ことマリアが小学生の頃の話。
当時ロシアの支配下に置かれていたワルシャワ、ポーランドの国語や歴史を学校で教えることが禁止されていました。それでも担任の先生はこっそりとポーランドの授業をしていたそうです。
そんなある日、抜き打ちでロシアの役人の見回りが。
見回りが来た合図が鳴ると、すぐさまポーランド語の教材を隠し、裁縫の授業中に偽装しました。
「誰か一人生徒を指名してください」
と役人に言われ、
「ごめんね」
と心の中でつぶやきながら、クラス一の秀才、マリアが先生から指名される。
「あなたのお祈りの言葉を教えてください」
役人にそう言われたマリアは、
「天に召します我らの父よ・・・」
と流暢なロシア語で答える。
もちろん、普段のお祈りはポーランド語だけれども・・・。
役人の質問は続く。
「この国で一番偉い人は誰ですか?」
・・・言葉に詰まるマリア。
「どうしたのです、なぜ答えないのです?」
役人に促され、
「・・・はい、この国を治めてくださっているロシア皇帝、~陛下です」
とロシア語で答える。
「よろしい!」
大満足で役人が帰った後、先生とマリアは悔しくて抱き合って泣き崩れた・・・。
そんなエピソードでした。
小さいながらに、なんて理不尽な話なんだと思ったものでした。
思えば、私がポーランドという国に興味を持ったのは、ここがスタートだったような気がします。 -
聖アンナ教会の塔
ここは、2003年版『白い巨塔』で、唐沢寿明さん演じる財前先生が、ワルシャワ医科大での公開オペの日の朝、鼻歌を歌いながらイメージトレーニングをしていた場所です。
塔のチケット6PLN
偶然、2003年版の『白い巨塔』を最近見直す機会があり、おぉ~、ここに行きたい!と思いネットで調べたら聖アンナ教会の塔だということがわかりました。いやぁ、今はロケ地とかネットで調べると簡単にわかりますね。昔はこうはいかなかったんですが、便利な世の中になりました。
ここを訪れるにあたり出発前に疑問だったことが二つ。
①午後の予定がビッシリ詰まってるのでできるだけ朝早く行きたいが、何時から開いているのか。ネットで調べまくっても公式な案内がちっとも出てこない。
②日曜だけど、ミサがあったりすると入場できないんだろうか?
まず①については、事前にワルシャワ観光案内所にメールで問い合わせました。すると、
「塔の開放時間は特に決まっていません。ただ10月末ということであれば10時~16時くらいの間に行ってもらえれば大丈夫だと思います」
とのお返事が!
なので、10時くらいに行ったのですが、「11時にオープンします」との案内がドアに貼られており_| ̄|○
なので、時間を潰して10時40分頃に再度戻ったら、ちょうどドアを開けてくれたところでした。一番乗り♪
夕方18時前に人がいるのも見ましたし、結構アバウトなようです。管理人のおじさんの都合次第なのかな。
②については、教会と塔はまったくの別建物なので、ミサは全然影響しません。 -
塔から見た旧市街
絶景!
個人的には、旧市街で一番おすすめできるスポットです。 -
ユーゼフ・ポニャトフスキ像
旧市街を後にし、クラクフ郊外通りを徒歩で南下します。
おぉ、ユーゼフだ!
ユーゼフ・ポニャトフスキだ!
ポーランド最後の国王・スタニスワフ2世の甥で、池田理代子さんの漫画『天の涯まで』の主人公になった、ユーゼフ・ポニャトフスキの像です。
『天の涯まで』はいわばベルばらのポーランド版(?)で、ポーランドに訪れる前に絶対に読んで欲しい名作です(ところどころフィクション入ってますので史実と混同しないよう注意してください)
ポーランド分割の頃の悲惨な歴史がよくわかります。 -
聖十字架教会
この日は日曜日で、着いたらちょうどミサの最中でした。
ミサの最中は写真のように赤いロープが張られ、ここから先は信者以外は立ち入り禁止との看板が置かれていました。
なのでロープの外側でミサが終わるのを静かに待っていました。
ここに来られる方の目的はほぼショパンの心臓だと思いますが、ショパンの心臓が収められているのは上の写真にも写っていますが、回廊挟んで左手前の柱です。
ミサが終わるまで待つ時間がなくても、ロープの外側からでも見えます。 -
これがショパンの心臓が収められているところです。
-
コペルニクス像
ポーランド三大偉人(?)
ショパン、キュリー夫人とくればあと一人はコペルニクス! -
ショパンの曲が流れるベンチ
ワルシャワ市内に何か所かあるのですが、ここで初めて見つけました。
後日旧市街付近であと2つ見つけたかな。
ボタンを押すとショパンの曲が流れ、それぞれ違う曲なのですが、ここコペルニクス像前は革命のエチュードでした。 -
今も残るワルシャワ・ゲットーの壁へ
昼食後、バスでCentrumまで向かい、Sienna 55にあるゲットーの壁を見に行きます。
Centrumのあたりは、対岸に移動するのに地上移動ができず、駅舎の中を突き抜けたり、地下に潜る必要があります。これが土地勘がないとちょっとわかりづらいです。「こっち方面はこの出口」みたいなことが書かれているのですが、この「こっち」が観光客にはわからないような書き方で・・・。
壁があるのはSienna 55ですがこの住所はあまり気にせず、Złota 62を目指すことが大事です。
Złota 62に黒い門(私が行ったときは開いている状態でした)があるので、門の中の一般アパートの敷地内に入ります。
敷地内に入ったところで、写真のような標識があります。
青い標識の矢印の方向2か所に壁が残っています。 -
矢印右へ進んだところにある壁です。
高い・・・思っていたより高さがあります。
完全に外の世界と隔離されてたんだなぁ。 -
矢印真っすぐに進んだ場所にある壁です。
ここの壁はさっきと比べると低いけど、ここから見える景色が何とも言えない。
壁(戦時中)越しに、文化科学宮殿(人民共和国時代)、近代的なビル(現代)と三つの時代を眺める・・・不思議な気持ちです。 -
途中歩いていると、突然現れた碑。
国内軍のマークがあるので、ワルシャワ蜂起関係の慰霊碑でしょうか。
残念ながらポーランド語のみで理解できず。
ワルシャワの街にはこういったいくつもの慰霊碑、記念碑があります。
いかに戦争の被害が甚大だったか、いやでも感じさせられます。 -
トラムに乗り、フォドナ通り(Chłodna) を目指します。
トラム DW Centralny→Hala Mirowska
トラム、バスの座席にはワルシャワの風景がプリントされていてとてもかわいいです。
こういった点は観光客にポイント高いですね。 -
フォドナ通り20番地
ユダヤ人評議会議長だったアダム・チェルニアコフが住んでいたところです。評議会議長は、ワルシャワ・ゲットー内を一つの街とするならば、いわば市長のような立場です。
ゲットー内のユダヤ人の大半が移送(すなわち強制収容所へ送られる)されることに決まり、チェルニアコフは自分の無力さを感じ絶望し、1942年7月23日、服毒自殺をしてしまいます。
翌日訪れるポーランド・ユダヤ人歴史博物館で、彼の日記が展示されています。 -
フォドナ通り22番地
ここは大ゲットーと小ゲットーを繋ぐ橋があったところで、手前の白黒写真が当時の様子です。
もう少し同じアングルで取りたかったのですが、逆光がきつくこれが精いっぱいでした。
この橋はワルシャワ・ゲットーを題材とした映画作品には必ずといっていいほど出てくる橋で、ワルシャワ・ゲットーを象徴する風景です。
鉄柱二つに電線のようなものが渡っているところが、ゲットーの橋をイメージして作られたオブジェです。
夜間は電線部分がLEDで浮き上がると何かで読んだので、夜にも行ってみたのですが何もなかったです・・・。ひょっとして、ボタンとかあったのかな。 -
そばにあるモニュメントのこの地の説明。
-
モニュメントそばにあります。
最初何かわからなかったのですが、レンズ部分を覗いて下にあるノブを引くと当時の写真が見られます。
4つあるのですが、そのうちの2つは私には背が届きませんでした・・・。 -
ゲットーの壁があったところにはこのようなサインもあります。
ドイツ・ベルリンの壁があった場所にも同じようなサインがありますね。 -
ワルシャワ蜂起博物館
トラム Okopowa→Muzeum Powstania Warszawaskiego
この日は日曜日で、毎週日曜日は入場無料です。
門を入ると正面にKASAと書かれた建物があり、そこがチケットブースです。
無料の場合も無料チケットが必要ですので、KASAでもらってください。
オーディオガイドは、ここではなく、入場後の売店で借りられます。
日本語オーディオガイドがあるとのことで、きちんと把握したいと思ったので借りました。10PLN
でも、借りない方がよかったかも。。
説明が長く、しかも展示物一つ一つに対して説明しているわけではないので、結局ガイドを聞いても展示されているものの説明文も読んでしまうので、時間がかかり過ぎて。英語がそこそこわかる方であれば、オーディオガイドなしでもいいと思います。
あと見学順路がいまいちよくわからなかったです。
順路を書いたパンフレットがあった気がするので、それを入り口で取った方がいいです(私は忘れました・・・) -
映画『戦場のピアニスト』のモデルとなった、主人公ウワディスワフ・シュピルマン、ご本人です。
ワルシャワでの攻防が激しくなり、市民の多くはワルシャワから逃げ出した、だけど逃げることができない人、例えばドイツ軍に見つかると即、死を意味するユダヤ人などは隠れ続けた、彼もそんな一人だった、といった説明とともに写真が飾られていました。 -
レフ・カチンスキ元大統領
ワルシャワ蜂起博物館の外壁にありました。
2010年、カティンの森事件の追悼行事に向かう途中に飛行機事故に遭い亡くなった、レフ・カチンスキ元大統領を追悼する碑のようです。
事故のあった数か月後に私はクラクフにいたので、この事故のことはよく覚えています。当時クラクフの街で彼を追悼するメッセージのようなものが書かれた幕を見ました(カチンスキ元大統領はクラクフに埋葬されています)
現職大統領夫妻および有力政府高官を多数乗せた大統領専用機が墜落し、乗客乗員96名が全員死亡という大惨事・・・ポーランド国民の悲しみはいかばかりだったのかと思うと言葉もありません。
カティンの森事件さえなければ、亡くなることもなかったのかと思うと、なんて罪深い事件なんだろうと思います。
~後編に続きます~
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