2016/12/23 - 2016/12/30
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「ヨーロッパでクリスマスを過ごしたら、どんなことが起こるのか」
「クリスマスシーズンを本場で体験したい」
という個人的興味を解決するため、2016年の冬、クリスマスのドイツに乗り込んだ。
ヨーロッパにはいくつもすばらしい場所があるが、このときは南ドイツを選択。
いざ行ってみると、初めての体験・思いがけない出来事に遭遇。
自分なりに体験したドイツのクリスマスについてまとめてみた。
-
【クリスマスはフライトも休みだ】
「ヨーロッパのクリスマスを実際に見に行こう」
と決めたものの、クリスマス前後はヨーロッパの航空会社のフライトに運休が多いことが判明。
今回は、ANAミュンヘン線で飛ぶことに。
普段は日本から行けるフライト・航空会社でも、この時期は確認が必要。 -
羽田を離陸する直前の機内から。
羽田空港は国内の航空会社が多いし、国内航路も集中しているため、「ホントに海外に行くんかな」と感じた。
東京の高層建築に向かって飛んでいくのが、スリルがある。
この後、すごい角度とターンで東京の空を上昇した。
騒音や空域の問題をうまくすり抜けるパイロットの皆さん、ご苦労様です。 -
日本から約12時間、直行便が就航している南ドイツの都市ミュンヘンに到着。
直行便で行けば、12月23日夜にミュンヘンに到着してからでも、何とかクリスマスマーケットをのぞける。
空港から街の中心部に直行。
ミュンヘンは空港から街中まで向かうシャトルバスが走っているので、便利。
街中なのにスケート場がある!?
ヨーロッパでは、クリスマスシーズンや年末年始に街中にスケートリンクを作る所が何か所もあるようだ。 -
【クリスマスマーケットとは夏の夜店だ】
日本で写真や旅行番組を見ていると、ドイツのクリスマスマーケットは、イルミネーションなどで素敵な雰囲気に見える。
いざ行ってみたら、
飲食の屋台が多いことを知る。
露店が木造だったりクリスマスのデコレーションで飾られていたりする様子が風情がある。
では、どんな物が売られているのか?
ミュンヘンのクリスマスマーケットでは、ソーセージ・ホットワイン・ナッツ、あとクリスマスらしい飾りやお菓子の屋台がいくつもあった。
日本で例えるならば、夏祭りや花火大会の夜店だろうか。
空港から直行という無理をしてでも、風情が味わえたのはよかった。
人が多く暗いので、貴重品は要注意! -
翌朝、散歩がてらもう一度行ってみた。
昨晩は暗くて分からなかったが、こんなお店もあった。
イルミネーションは見られないものの、昼間のマーケットはすいているし、昼間でもそれなりに風情があり、周りがよく見えるので安全面ではいいかもしれない。 -
【クリスマスとは帰省ラッシュだ】
ミュンヘン中央駅にやってきた。
列車が着くたび、どっと人が降りてくる。
また、ローカル線でも座れないほど混んでいる列車を見た。
ヨーロッパでは、クリスマスは「家族で過ごす連休」。
ふるさとに帰ったり、スキーリゾートに滞在したりする人が増える。
そのため、乗り物が混む。
日本より1週間早い帰省ラッシュのよう。 -
【クリスマスとはひな人形だ】
泊まったホテル、街のショーウィンドウなどいろいろなところに、クリスマスの飾りが。
自分が見た範囲では、アメリカの映画に出てくるようなイルミネーションやクリスマスツリーはなかった。
代わりに、初めて見たのがこちらのクリスマスの置物「クリッペ」。
日本で敢えて例えるなら、ひな人形のようなものか。
置物のテーマはキリスト誕生の様子で、出てくる人物は決まっている。
しかし、飾られている場所によってひとつひとつ違うので、つい見てしまう。
また、街や通りに星の形の飾りや白色・金色のイルミネーションはあった。
キリストが生まれたとき、星が輝いたことを表しているのだと思う。
ドイツでは「キリストの誕生日である」という本来のクリスマスの由来を大切にしている印象。 -
【クリスマスとは元日だ】
クリスマスの日と翌日26日は、ドイツではクリスマスの祝日。
南ドイツのガルミッシュ・パルテンキルヒェンを訪れたら、ゴーストタウンのように誰もいなかった。
ネコ1匹いない。
バーゲンとかビアホールで賑わっているんじゃなかったのか?
それは日本で描いていた「勝手なヨーロッパのクリスマスのイメージ」だった。
ドイツは、昔の日本の元日のように静まり返っている。
これが仇となり、食べる物や移動手段に困る「難民」となる羽目に。
店によっては、24日午後から休みに入るよう。
もし個人旅行なら、クリスマスは大都市や都会にいた方がいいかもしれない。 -
【クリスマスとは礼拝だ】
街の人を唯一見たのは教会。
クリスマスの夜、ホテルで寝ていたら、夜中にけたたましい鐘の音で起こされた。
戦争でも始まったかと思った。
街の教会で、深夜のミサのために鐘を鳴らしていたのだ。
クリスマスは、高価なプレゼントや恋人と過ごす日ではなく、夜中にも昼にも礼拝をする日だった。
出入り口からのぞいたら、「中に入りなさい」と促された。
日本から来た観光客にも関わらず、クリスマスのミサというものも初めて経験させてもらった。
ドイツ語の聖書朗読や賛美歌はまったく分からなかったが、キリストの誕生を祝う本場の雰囲気を感じ取れた。
参加させてくださって、ありがとうございました。 -
【これがドイツのクリスマス料理だ】
ドイツでは、12月24日午後からクリスマス休みに入る。
日本の昔の正月3が日みたいなものか。
そのため、まさかヨーロッパで、クリスマスに食糧難と交通網遮断状態に陥るとは想定しておらず。
ロンドンでも公共交通が止まると聞いたし、ヨーロッパのクリスマスは事情が違うことを、十分に肝に銘じておくべきだった。
26日夜になって、ホテルにあるレストランがようやく再開することを知った。
フロントの女性が「予約した方がいいですよ」と言ったので、それに従った。
指定時間に行ったら驚いた。
町の人がレストランにひっきりなしに来ていたからである。
こんなたくさんの人、昼間どこにいたのか?
「家族でゆっくり過ごすのがヨーロッパクリスマス」だと身をもって知った。
人々のテーブルの上に乗った食事を見て、同じものを注文。
出てきたのは、
アヒル肉のロースト・赤キャベツの酢漬け・じゃがいもの団子。
みんなこれを食べて、談笑している。
地方や家庭によっていろいろな祝い方があるだろうが、これが南ドイツのクリスマス料理だ。 -
レストランが地元民で膨れ上がってきた頃、アコーディオンに合わせて若い男性がダンス(ステップ)を踏み始めた。
伝統的な衣装を初めて見たので、ダンスの後に写真を撮らせてもらった。
南ドイツと接しているチロル地方(オーストリア)の伝統的な衣装と似ている。
自分は現地の人間ではないが、同じ雰囲気を共有できて、最高に楽しい時間であった。
日本で我々がクリスマスケーキやチキンを食べているときに、ドイツではこうやって過ごしていたんだ。
思いがけず地元民の宴に混ぜてもらい、現地のクリスマスを味わえた。 -
帰国するためにミュンヘンに帰ってきたら、クリスマスマーケットは撤収中だった。
ツリーは残っていたが、初日に見たマーケットは跡形もなく、トラックが運び去っていく。
街も通常営業に戻っていて、交通や買い物の不便も解消されていた。 -
【クリスマスマーケット、意外な穴場はここだ!】
ミュンヘン空港にやってきたら、なんと空港施設の広場でクリスマスマーケットをやっていた。
クリスマスが終わったのに、である。
場所は、ターミナル1と2の間のショッピングモールの広場。 -
ここは結構本格的なマーケットで、空港なのにスケート場まであった。
ここは国際空港の敷地内なのに、一時的なマーケットだとしても、なかなかの施設である。
ヨーロッパの他の地域を旅し、ここミュンヘンを経由すれば、
途中降機して空港でドイツのクリスマスマーケットも味わえる。
※今年の予定や実施内容は、各自で確認していただきたい。 -
【祭りの後か、後の祭りか】
ドイツのクリスマスを味わい、現地夜発の帰国便に搭乗する。
搭乗カウンターの係員さんが、日本語で思いもよらない一言をかけてくれた。
「よいお年を!」
ハッとした。
ドイツで聞けるとは思わなかった一言。
ドイツでクリスマスの余韻に浸っていたら、日本はもう年越しモードに入っていたという現実を知る。
本場を味わうつもりが、日本の流行?に乗り遅れた感。
やばい!急いで帰らないと。
帰国したら、羽田空港と東京駅で帰省ラッシュにはまりましたとさ。
泣いたね。 -
【まとめ】
ドイツで実際にクリスマスシーズンを過ごしてみた結果、日本で想像していたものと違うことや初めて知ることが多かった。
クリスマスマーケットが開かれる雰囲気は、確かにロマンがあっていい。
しかし、それだけではないドイツの人のクリスマスへの思いや、街中の様子なども実際に来てみて初めて分かった。
「クリスマスの連休には店や交通機関の休みに注意」ということも、身をもって学んだ。
また新たに知りたいこと:
「ヨーロッパの他の国や地域では、クリスマスをどうやって過ごしているのか?」
「アメリカは、本当に映画ホームアローンのようなクリスマスを過ごしているのか?」
「正月はヨーロッパの人たち何してる?」
等々。
限度を知らない好奇心は続く。
あとどれくらい世界を巡れるのか…。
とりあえず、明日も働くしかない。
次のクリスマスをどこで過ごそうか、想像しながら日本で働く毎日は続く。
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