唐招提寺での中秋の名月観賞

2019/09/13 - 2019/09/13

９月１３日（金）１６時過ぎから、奈良・唐招提寺に出掛けました。
「中秋の名月」ということで、唐招提寺では「観月讃仏会」が催されました。
中秋の名月と言っても、夕方の空には厚い雲があり、お月見は期待できないと考えておりました。

金堂前では、１８時過ぎから、観月讃仏会法要が始まりました。
金堂の扉が開かれると、　
　・廬舎那仏坐像（中央）　
　・薬師如来立像（右）　
　・千手観音菩薩立像（左）　
が明るく照らされて浮かび上がりました。

般若心経と共に、厳かな雰囲気を味わうことが出来ました。
法要が終わっても、月は雲間に隠れて、まったく見えなかったです。

開山堂（鑑真大和上御身代わり像を安置）、御廟（鑑真和上の墓所）、
中興堂を回って、僧坊（東室）で抹茶をいただきました。
美味しかったです！
あちこち散策していると、夜空が晴れてきて、満月を拝むことが出来ました。

ラッキー！

伝統行事の観月讃仏会に参加することも叶い、名月も楽しまさせて頂いた貴重な唐招提寺での体験でした。

・唐招提寺
　南都六宗の一つである律宗の総本山です。多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真大和上は、東大寺で５年を過ごした後、新田部親王の旧宅地（現在の奈良市五条町）を下賜されて、天平宝字３年（759）に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。金堂は８世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれます。現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています【HPより】

・唐招提寺のHPはこちら
　　　　https://toshodaiji.jp/

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

講堂。　　

１７時５０分、一面の雲が、空を覆う。　

正面には多くの参拝者が、観月讃仏会法要の始まるのを待っています。

金堂横より

観月讃仏会法要の始まりを待つ参拝者。　　

金堂前にて

金堂。

金堂にて

和服姿も・・・

観月讃仏会法要は、間もなく・・・

観月讃仏会法要の始まりです。　

中央は「廬舎那仏坐像」　　　　　

右は「薬師如来立像」　　　　　

左は「千手観音菩薩立像」

左は「千手観音菩薩立像」　　　

その右が「廬舎那仏坐像」　

ハギも咲いています。

金堂前にて

献茶の儀。

お茶もいただきました。

僧坊（東室）にて

僧坊（東室）にて

観月讃仏会法要の後、開山堂、開山御廟、中興堂を拝観する。　

空を見上げたら、何と、雲の雲間に、見事な月が顔を見せる。　　　　　

１８時５８分。

中秋の名月！　　　

１９時３分。

１９時７分。

１９時１２分。

１９時３３分。

１９時３８分。

社務所　＆　名月。　　　　

１９時４１分。