ヨーロッパ落穂拾いの旅第２弾：アンドラ、西、スロベニア、マルタ、伊旅行【１１】（2018年年末年始 ４日目③ スロベニアの夕暮れ）

2018/12/31 - 2018/12/31

ヨーロッパ未踏破国も遂に残りひと桁の9カ国となりました。昨年、落穂拾いの旅ということでモナコやサンマリノなど小国を巡りましたが、今回はその第2弾として、残りの小国、アンドラ、マルタと中欧にぽっかり残ったスロベニアを中心に、アンドラの入口バルセロナとイタリア5大都市のうち未訪問であったナポリをも回る欲張りな予定を立てました。山間の小国アンドラでは、現代的な街並みが広がっているのに驚き、久々のバルセロナはガウディ建築群の特異さと施設入館料の高さに目を瞠り、それほど期待していなかったブレッド湖やリュブリャーナなどスロベニアの美しい風景に触れ、地中海の交差点マルタの歴史建築物に圧倒され、ポンペイ遺跡や雑然たるナポリの街並みに南イタリアの風土を感じました。相変わらずの詰込み雁字搦め旅程なので無理があった部分もありましたが、なんとか巧く熟して行って来ることができました。

日程は以下の通りです。

1日目（12/28）羽田 ⇒ 北京
2日目（12/29）⇒ バルセロナ、アンドラ観光、バルセロナ移動
3日目（12/30）バルセロナ市内観光、
4日目（12/31）スロベニア移動、ブレッド湖観光
5日目（1/1）リュブリャーナ観光、マルタ移動
6日目（1/2）マルタ島内観光
7日目（1/3）マルタ島内観光、ナポリ移動
8日目（1/4）ポンペイ観光、ナポリ市内観光
9日目（1/5）ナポリ市内観光、ローマ移動 ⇒ 北京
10日目（1/6）北京 ⇒ 羽田

今回は４日目?です。

エリア ブレッド湖周辺(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Ojstrica展望台をを降りて再び湖岸に出ました。すぐ隣にもうひとつの展望台、Mala Osojnica展望台への登山道もあります。
（Ojstrica展望台14:20 ⇒ 14:37登山口）

Mala Osojnica展望台の登山道は最初から急な登りです。こちらも登りたかったですが、時間を考えここは欲張らず通過します。

元来た道を戻る予定でしたが、せっかくなので湖を一周しようと思います。コースはこんな感じ、最後は北東岸にある土産物屋街に寄って、バスターミナルへ戻ります。
（登山口14:37 ⇒ 15:17土産物屋巡り）

南岸からの景色は、遠く雪を頂いた山々を背景とできるので、写真写りはなかなか良いです。

聖母被昇天教会とブレッド城、その奥の高山はイタリアとの国境の山々でしょうか。

眺めながら歩きます。眼福です。

途中、遊歩道はこんな感じで歩行者専用になりますが、北岸より狭いです。需要としては北岸の方が多いのでしょうか。

渡船がゆっくり進んでいきます。

二艘並走しています。そしてそれぞれ結構乗っています。団体さんでしょうか。

それにしても湖は波もほとんどなく静かです。

またまた渡船が。時刻表は無く、随時出航のようです。モーター付きの船は見当たらず漕ぐ舟ばかりです。人力なので漕ぎ手は大変です。

こちらが船着場。結局渡船には乗ることは無かったのですが、時間があれば乗るのも一興だったかなと思います。

道路に合流し、土産物屋街近くまで来ると水門がありました。この湖にも流れ出る川はあるようです。

もう一度ブレッド島を振り返ります。あの島へも渡りたかったなあ。

こちらブレッド城にも登りたかったなあ。やり残したことは多々ありますが、これでブレッド湖をほぼ一周しました。後は湖岸北東のイベント会場と土産物屋街を見て回ります。

大晦日の特設イベント会場は時ならぬ人々で溢れています。
（ｲﾍﾞﾝﾄ会場散策・土産物屋巡り15:17～16:10）

露店なども出ていて賑やかです。後ろの白いテントがメインのイベント会場です。

テントでは着ぐるみなども出て、子供向けの体操などをやっていました。スロベニアでは人気のキャラクターらしく、周囲は子供連れで大賑わいです。

馬車がいました。これで湖岸一周をしているようです。

再び湖を見ると湖中に何か浮かんでいます。

白鳥のモニュメント？と思ったら前に2台の自転車があり、女性2人がそれぞれ漕ぎまくっています。

なるほど、漕ぐと白鳥が点灯する仕組みになっています。常設ではないようですが、なかなか面白い遊具です。

水面には水鳥が静かに泳いでいます。

寒いのにご苦労様。水は綺麗で透き通っています。

さて、イベントは見終わったので次は土産物屋探しです。湖岸にはこんな大きなホテルがあります。ブレッド湖はスロベニアでも有数の景勝地なのでしょう。

さらにカジノまで。商売になるのでしょうか。

少し行くと、ショッピングセンターのような店舗がありました。

その一角にお待ちかね、スーベニアショップです。さすがスロベニア有数の観光地。うれしくなってしまいました。

同じショッピングセンターの一角に、スロベニアのスーパー「メルカトール」もあります。酒つまみを仕入れることができました。

ショッピングタイムを満喫して、長かった一日が暮れて行きます。そして2018年最後の日、大晦日の夕暮れです。
（湖畔16:10 ⇒ 16:17ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙ）

早く着いたのもありますが、観光も手際よく回れたので、予定より一本前のバスでリュブリャーナへ向かおうと思います。バスの時刻を確かめておいて正解でした。
しかしバス停に着いてびっくり。凄い数の人がバスを待っています。

バスが到着し、押し合いへし合いして乗車します。車内は通路まで人が溢れ、身動きができないほど満員です。しかし私はうまい具合に最前列に座ることができました。
（ﾌﾞﾚｯﾄﾞ湖16:36 ⇒ 17:56ﾘｭﾌﾞﾘｬｰﾅ）

途中一般道から高速道路に乗ったり、降りてバス停に寄って再び高速に乗ったりと、1時間20分ほどかけてリュブリャーナ駅前のバスターミナルへ到着しました。座っては来れましたが結構疲れました。

せっかく駅前のバスターミナルに着いたので、構内を少し見学します。列車本数は多くないようで、ホームに人気はありません。治安が良いと言われるスロベニアですが、留置車両はいたずら書きされまくりです。
（ﾊﾞｽﾀｰﾐﾅﾙ18:03 ⇒ 18:13ﾎﾃﾙ）

駅からゆっくり10分ほど歩き、今日の宿ホテルセリカアートに到着しました。レセプションに行くと我がスーツケースが。ホテルにメールしておいたおかげで、係員が預かっていてくれました、感謝です。僅か半日合えなかっただけですが、久々の再会という感じでうれしいです。