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モンゴルウルスの大草原で史上最強の騎馬民族の末裔にManaが出会ったぁ~!!<br /><br />「わがモンゴルよ」<br />阪外大蒙古語学科卒の司馬遼太郎氏が幼少から憧れ続けた草原の国へ入国した際の言葉である。<br /><br />幼い頃から古代文明や歴史的ロマンに憧れを抱き、歴史好きとして育っていく過程で日本史を掘り下げていくと、どんどん源流である中国やアジア諸国の文化へ興味が伝播し、尽きることがない。<br /><br />以前北京へ行き、万里の長城を実際に目の当たりにした時にテレビや写真で見ていた以上のあまりの壮大さとこのような巨大建造物を建てた中国文明の凄さに驚愕し、昨年その建設を着手した秦の始皇帝の眠る西安も訪れたが、この後何度王朝が変わりながらも歴代王朝が補修・増築をし、ここまでの大きさに築き続けたのが今日私たちが知る万里の長城なのである。<br /><br />では、何故このような巨大建造物を建てたのか?それこそが、今回のモンゴル旅行の一番の目的であった。中国史で恐れられ、幾度かは中原すら領土拡大した北方の騎馬民族。日本でも元寇襲来としてその脅威が間近迄迫ったが、東は極東の島国にまで遠征し、西はポーランドにまで領土を広げた彼等の強さの秘密を知るべく、現在でも当時から続くゲルを用いての遊牧民生活を気軽に体験できる、ツーリストキャンプへお邪魔してみた。

世界ウルルン滞在記 in Mongolia

15いいね!

2019/10/11 - 2019/10/14

9位(同エリア49件中)

2

56

Manaさん

モンゴルウルスの大草原で史上最強の騎馬民族の末裔にManaが出会ったぁ~!!

「わがモンゴルよ」
阪外大蒙古語学科卒の司馬遼太郎氏が幼少から憧れ続けた草原の国へ入国した際の言葉である。

幼い頃から古代文明や歴史的ロマンに憧れを抱き、歴史好きとして育っていく過程で日本史を掘り下げていくと、どんどん源流である中国やアジア諸国の文化へ興味が伝播し、尽きることがない。

以前北京へ行き、万里の長城を実際に目の当たりにした時にテレビや写真で見ていた以上のあまりの壮大さとこのような巨大建造物を建てた中国文明の凄さに驚愕し、昨年その建設を着手した秦の始皇帝の眠る西安も訪れたが、この後何度王朝が変わりながらも歴代王朝が補修・増築をし、ここまでの大きさに築き続けたのが今日私たちが知る万里の長城なのである。

では、何故このような巨大建造物を建てたのか?それこそが、今回のモンゴル旅行の一番の目的であった。中国史で恐れられ、幾度かは中原すら領土拡大した北方の騎馬民族。日本でも元寇襲来としてその脅威が間近迄迫ったが、東は極東の島国にまで遠征し、西はポーランドにまで領土を広げた彼等の強さの秘密を知るべく、現在でも当時から続くゲルを用いての遊牧民生活を気軽に体験できる、ツーリストキャンプへお邪魔してみた。

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  • 日本列島へ台風19号の猛威が迫り来る中、1時間遅れではあるが無事出発できるようで一安心。<br />前日埼玉スタジアムで開催されたサッカーW杯アジア予選にて来日していたモンゴル代表メンバーの帰国便と同じであった。

    日本列島へ台風19号の猛威が迫り来る中、1時間遅れではあるが無事出発できるようで一安心。
    前日埼玉スタジアムで開催されたサッカーW杯アジア予選にて来日していたモンゴル代表メンバーの帰国便と同じであった。

  • 初MIATモンゴル航空。成田-ウランバートルを結ぶ直行便。

    初MIATモンゴル航空。成田-ウランバートルを結ぶ直行便。

  • 約5時間半のフライト。<br />周りへモンゴルへ行くと言うと、まず聞かれるのがどこにあるの?どのくらい掛かるの?という質問。十何時間掛かると思っていた友人もおり、そのぐらい身近なようでまだまだ馴染みがないのかもしれないが、意外にも香港ぐらいの気軽さで行ける親日国である。<br /><br />個人モニターは無いが、モンゴルなだけあって機内食が肉onlyでなかなか美味しく、CAも気さくで親切。

    約5時間半のフライト。
    周りへモンゴルへ行くと言うと、まず聞かれるのがどこにあるの?どのくらい掛かるの?という質問。十何時間掛かると思っていた友人もおり、そのぐらい身近なようでまだまだ馴染みがないのかもしれないが、意外にも香港ぐらいの気軽さで行ける親日国である。

    個人モニターは無いが、モンゴルなだけあって機内食が肉onlyでなかなか美味しく、CAも気さくで親切。

  • 漆黒の闇夜に浮かぶネオンが眩しいウランバートル市内上空。

    漆黒の闇夜に浮かぶネオンが眩しいウランバートル市内上空。

  • 定刻より1時間遅れでチンギス・ハーン国際空港に到着。到着ゲートで日本語ガイドさんがお出迎え。<br />10月で既に氷点下…出発前に色々ブログを調べたり、聞いたりしたが、日本の真冬の寒さと言われても現地に行くまで全く想像が付かず、あまりの軽装だった為ガイドさんにも驚かれる。。<br /><br />しかも、合流早々に今回キャンプに客は私1人と聞かされ、後にも先にも誰も来ず私だけの貸し切り営業とのこと。1人参加だったが現地で誰かしら同様の仲間がいるはずと思っていたら、まさかの連休なのに…?と日本人特有の自分だけの為に申し訳ないという気持ちが湧き上がったが、ガイドさんからもラッキーと言われある意味こんな体験をこのお値段で経験できる自分の引きの強さを改めて実感。笑

    定刻より1時間遅れでチンギス・ハーン国際空港に到着。到着ゲートで日本語ガイドさんがお出迎え。
    10月で既に氷点下…出発前に色々ブログを調べたり、聞いたりしたが、日本の真冬の寒さと言われても現地に行くまで全く想像が付かず、あまりの軽装だった為ガイドさんにも驚かれる。。

    しかも、合流早々に今回キャンプに客は私1人と聞かされ、後にも先にも誰も来ず私だけの貸し切り営業とのこと。1人参加だったが現地で誰かしら同様の仲間がいるはずと思っていたら、まさかの連休なのに…?と日本人特有の自分だけの為に申し訳ないという気持ちが湧き上がったが、ガイドさんからもラッキーと言われある意味こんな体験をこのお値段で経験できる自分の引きの強さを改めて実感。笑

  • 空港から国道を直走り、途中からは電灯も無いオフロードを先人達の轍を頼りに約1時間半走り、ようやく今回お世話になったモリンドツーリストキャンプへ。<br />22時半を過ぎていたが、スタッフ総揃いで車までお出迎え&amp;荷物も全て運んでくれるというVIP待遇!<br />ゲル内は思っていた以上に広く、既に石炭ストーブで暖かい上に家具やベッドもモンゴルの伝統的装飾が施され可愛く女子ウケ抜群!!

    空港から国道を直走り、途中からは電灯も無いオフロードを先人達の轍を頼りに約1時間半走り、ようやく今回お世話になったモリンドツーリストキャンプへ。
    22時半を過ぎていたが、スタッフ総揃いで車までお出迎え&荷物も全て運んでくれるというVIP待遇!
    ゲル内は思っていた以上に広く、既に石炭ストーブで暖かい上に家具やベッドもモンゴルの伝統的装飾が施され可愛く女子ウケ抜群!!

  • ゲルに荷物を置いたら遅めのディナーが用意されていたので、レストラン棟へ。ちなみに三食&amp;乗馬全て日本語ガイドさんが付き合ってくれて、ほぼ彼と2人で旅行しているような感じ笑。<br /><br />キャンプで栽培されている野菜が毎回出てくるので、モンゴル=肉だけということはなく、バランスの取れたお食事がいただける。<br />こちらはリンゴとブルーベリーとナッツで少し甘めのサラダ。

    ゲルに荷物を置いたら遅めのディナーが用意されていたので、レストラン棟へ。ちなみに三食&乗馬全て日本語ガイドさんが付き合ってくれて、ほぼ彼と2人で旅行しているような感じ笑。

    キャンプで栽培されている野菜が毎回出てくるので、モンゴル=肉だけということはなく、バランスの取れたお食事がいただける。
    こちらはリンゴとブルーベリーとナッツで少し甘めのサラダ。

  • 本日のメインはボルシチと黒パン。未だにソ連従属時の影響下が残るモンゴルはキリル文字然り、ロシア料理も多いとのこと。<br />約30年前までは社会主義だったこの国が民主主義へと移り変わり、時代の変遷を見てきたガイドさんから貴重なお話を沢山聞くことが出来たのもこの旅の収穫となった。<br /><br />中でも印象的だったのが、東日本大震災の際に日本にいた彼がスーパーの食料品が全く陳列されていない状態を見て、社会主義時代を思い出したということ。ちょうどモンゴル滞在中に日本列島へ台風13号の猛威が迫り、友人からスーパーやコンビニの食料品が無いと連絡が入っていたが、それがスタンダードな国がまだまだ存在しているということを改めて思い知る。

    本日のメインはボルシチと黒パン。未だにソ連従属時の影響下が残るモンゴルはキリル文字然り、ロシア料理も多いとのこと。
    約30年前までは社会主義だったこの国が民主主義へと移り変わり、時代の変遷を見てきたガイドさんから貴重なお話を沢山聞くことが出来たのもこの旅の収穫となった。

    中でも印象的だったのが、東日本大震災の際に日本にいた彼がスーパーの食料品が全く陳列されていない状態を見て、社会主義時代を思い出したということ。ちょうどモンゴル滞在中に日本列島へ台風13号の猛威が迫り、友人からスーパーやコンビニの食料品が無いと連絡が入っていたが、それがスタンダードな国がまだまだ存在しているということを改めて思い知る。

  • 最後のデザートはブランデーの効いたロールケーキ。<br /><br />食後シャワーを浴びられるか聞くと、大丈夫だが風邪を引かないようにとのこと。レストラン棟に温水シャワーと水洗トイレが付いているので、そんな不便なことはないが、そこは大草原。水量が少ないので、氷点下の中震え上がりながらシャワーからのトイレに付いていたドライヤーがビジネスホテルタイプでなかなか乾かず、ゲルに戻る前に芯まで冷え込む。

    最後のデザートはブランデーの効いたロールケーキ。

    食後シャワーを浴びられるか聞くと、大丈夫だが風邪を引かないようにとのこと。レストラン棟に温水シャワーと水洗トイレが付いているので、そんな不便なことはないが、そこは大草原。水量が少ないので、氷点下の中震え上がりながらシャワーからのトイレに付いていたドライヤーがビジネスホテルタイプでなかなか乾かず、ゲルに戻る前に芯まで冷え込む。

  • 到着時は真っ暗で辺りが全く見えなかったが、翌朝外に出ると期待していた通りのどこまでも広がる大草原に朝日が神々しい。

    到着時は真っ暗で辺りが全く見えなかったが、翌朝外に出ると期待していた通りのどこまでも広がる大草原に朝日が神々しい。

  • 朝日の中のキャンプ。レストラン棟と客室として使われるゲル。繁忙期は更にゲルの数を増やし、シーズンオフになると数を減らしておくらしい。それも持ち運び自由で、組み立て・解体の楽なゲルならでは。

    朝日の中のキャンプ。レストラン棟と客室として使われるゲル。繁忙期は更にゲルの数を増やし、シーズンオフになると数を減らしておくらしい。それも持ち運び自由で、組み立て・解体の楽なゲルならでは。

  • レストラン棟の水洗トイレ。他の東アジアと同様にトイレットペーパーは流さずゴミ箱式だが、客は私1人だった中、常に掃除されていてとても綺麗だった。奥にシャワー室有り。

    レストラン棟の水洗トイレ。他の東アジアと同様にトイレットペーパーは流さずゴミ箱式だが、客は私1人だった中、常に掃除されていてとても綺麗だった。奥にシャワー室有り。

  • 朝食は8時から。明け方が1番冷え込むので、石炭を足しにスタッフがゲルに来てくれる。<br />モンゴル版ドーナツ(揚げパン?)のボールツォクと自家製パンは毎朝出たがとても美味しかった。

    朝食は8時から。明け方が1番冷え込むので、石炭を足しにスタッフがゲルに来てくれる。
    モンゴル版ドーナツ(揚げパン?)のボールツォクと自家製パンは毎朝出たがとても美味しかった。

  • 何故かおかゆ…?!ガイドさんにモンゴルでも食べるのか伺うと食べないとのことなので、下は3歳~かなりご年配まで老若男女な日本人観光客が訪れるキャンプならではのおもてなし?なのかもしれない。

    何故かおかゆ…?!ガイドさんにモンゴルでも食べるのか伺うと食べないとのことなので、下は3歳~かなりご年配まで老若男女な日本人観光客が訪れるキャンプならではのおもてなし?なのかもしれない。

  • メインはヒャムと言われるモンゴルのハム。モンゴルで大変人気だそう。茹で卵の上に乗っているのはイクラとキャビアとのことで、キャビアは近くでチョウザメを養殖しているらしい。<br />ちなみに、イクラは日本では鮭の卵となっているが、元々ロシア語でありロシアやモンゴルでは総じて魚卵を指している為、キャビアもイクラと言われている。赤いイクラと黒いイクラで言い方を変えているようだ。<br />モンゴルには体長2mにもなる有名なアムールイトウも生息しており、それを目当てにモンゴルに来る釣り人も多いらしい。開高健や夢枕獏といった小説家がモンゴルへ幻のイトウ釣りに行った話を思い出した。

    メインはヒャムと言われるモンゴルのハム。モンゴルで大変人気だそう。茹で卵の上に乗っているのはイクラとキャビアとのことで、キャビアは近くでチョウザメを養殖しているらしい。
    ちなみに、イクラは日本では鮭の卵となっているが、元々ロシア語でありロシアやモンゴルでは総じて魚卵を指している為、キャビアもイクラと言われている。赤いイクラと黒いイクラで言い方を変えているようだ。
    モンゴルには体長2mにもなる有名なアムールイトウも生息しており、それを目当てにモンゴルに来る釣り人も多いらしい。開高健や夢枕獏といった小説家がモンゴルへ幻のイトウ釣りに行った話を思い出した。

  • 10時から乗馬スタート。<br />ヘルメットとチャップスはキャンプで貸し出してくれるとのことだったが、持参した乗馬用グローブとコンバースのスニーカーでは寒いだろうと女性スタッフが自前の登山ブーツと裏起毛の手袋を貸してくれた。

    10時から乗馬スタート。
    ヘルメットとチャップスはキャンプで貸し出してくれるとのことだったが、持参した乗馬用グローブとコンバースのスニーカーでは寒いだろうと女性スタッフが自前の登山ブーツと裏起毛の手袋を貸してくれた。

  • 表紙写真は都内のモンゴル料理店で貸し出していたデール(モンゴルの民族衣装)を着用したものだが、今回もデールを着て騎乗するプランにしていたら、寒いからとガイドさんが親切にも秋冬の男性用(裏地が毛布素材)を選んでくれた為、持参したロングダウンの上から羽織ったのでとても暖かく過ごせた。

    表紙写真は都内のモンゴル料理店で貸し出していたデール(モンゴルの民族衣装)を着用したものだが、今回もデールを着て騎乗するプランにしていたら、寒いからとガイドさんが親切にも秋冬の男性用(裏地が毛布素材)を選んでくれた為、持参したロングダウンの上から羽織ったのでとても暖かく過ごせた。

  • 拡大すると分かるのだが、馬の上(真ん中やや右寄り)あたりに小さい黒い点が2つあるが、遊牧民が犬を伴ってこちらへ向かってきていると言われ写真を撮ったが、肉眼で認識できたのはもう少し近くに来た時であった…笑。

    拡大すると分かるのだが、馬の上(真ん中やや右寄り)あたりに小さい黒い点が2つあるが、遊牧民が犬を伴ってこちらへ向かってきていると言われ写真を撮ったが、肉眼で認識できたのはもう少し近くに来た時であった…笑。

  • 遊牧民のおじさん。デールの着こなしや馬の扱いが堂に入って格好良い。<br /><br />自分のとこの牛を探していたら、こっち方面で見たと聞いて来たそうだ。モンゴルではそこら中に馬、牛、羊、ヤギが放牧というより放し飼い状態で自由に行き来している為、飼い主の方が自分の家畜を探しにいく。笑<br /><br />モンゴルの人たちはこのように草原で会った者同士でよく世間話をするとのこと。天候や家畜、これからどの辺へ遊牧し移動するのか等、そういった情報交換が家畜を探したり遊牧地を決める際に役立つようで、長く遊牧を続けた文化ならではの重要なコミュニケーションなのだと改めて感じた。<br />近年は馬ではなくオートバイで家畜を探しに行ったり、スマホで連絡をやりとりしたり近代化の波はこの大草原まで届いているようだった。

    遊牧民のおじさん。デールの着こなしや馬の扱いが堂に入って格好良い。

    自分のとこの牛を探していたら、こっち方面で見たと聞いて来たそうだ。モンゴルではそこら中に馬、牛、羊、ヤギが放牧というより放し飼い状態で自由に行き来している為、飼い主の方が自分の家畜を探しにいく。笑

    モンゴルの人たちはこのように草原で会った者同士でよく世間話をするとのこと。天候や家畜、これからどの辺へ遊牧し移動するのか等、そういった情報交換が家畜を探したり遊牧地を決める際に役立つようで、長く遊牧を続けた文化ならではの重要なコミュニケーションなのだと改めて感じた。
    近年は馬ではなくオートバイで家畜を探しに行ったり、スマホで連絡をやりとりしたり近代化の波はこの大草原まで届いているようだった。

  • おじさんが伴っていたモンゴル犬。<br />四つ目犬とも言われる通り目の上に二つ斑点がある大型犬。モンゴルでは牧羊犬ではなく、番犬として飼われているので、この後おじさんの牛探しに同行させてもらい、牛を見つけ一緒に牛追いをさせてもらったが、その間もこの子は自由な感じで私たちの後を付いてきていた。<br /><br />モンゴルの草原には小さな穴が無数にあり、そこからよく小さい野ネズミが顔を出しているが、警戒心が強く近づくとすぐ穴に戻ってしまっていたので遠目でしか見れなかったが、モンゴル犬は私たちの後ろを付いてきつつ、その野ネズミを見つけると狩って捕食していた。猫ではなく犬もネズミを捕まえるのかと思いつつ、自らタンパク質を補給する生物としての逞しさを実感した。<br /><br />前に白鵬関の好物がプレーリードッグという記事を読んだことがあったので、ガイドさんに聞くが???となったので、ウサギ大のネズミみたいな感じで穴の上に立ち上がり周囲を確認したりすると説明すると、それはシベリアマーモット(モンゴルではタルバガンと呼ばれる)とのこと。今は生息数が激減しているらしい。

    おじさんが伴っていたモンゴル犬。
    四つ目犬とも言われる通り目の上に二つ斑点がある大型犬。モンゴルでは牧羊犬ではなく、番犬として飼われているので、この後おじさんの牛探しに同行させてもらい、牛を見つけ一緒に牛追いをさせてもらったが、その間もこの子は自由な感じで私たちの後を付いてきていた。

    モンゴルの草原には小さな穴が無数にあり、そこからよく小さい野ネズミが顔を出しているが、警戒心が強く近づくとすぐ穴に戻ってしまっていたので遠目でしか見れなかったが、モンゴル犬は私たちの後ろを付いてきつつ、その野ネズミを見つけると狩って捕食していた。猫ではなく犬もネズミを捕まえるのかと思いつつ、自らタンパク質を補給する生物としての逞しさを実感した。

    前に白鵬関の好物がプレーリードッグという記事を読んだことがあったので、ガイドさんに聞くが???となったので、ウサギ大のネズミみたいな感じで穴の上に立ち上がり周囲を確認したりすると説明すると、それはシベリアマーモット(モンゴルではタルバガンと呼ばれる)とのこと。今は生息数が激減しているらしい。

  • 12時過ぎにはキャンプへ戻り、13時からレストラン棟でランチ。<br />小さい水餃子入りスープ。モンゴル料理は基本塩味であっさりしているので、日本人の口にも馴染みやすい。

    12時過ぎにはキャンプへ戻り、13時からレストラン棟でランチ。
    小さい水餃子入りスープ。モンゴル料理は基本塩味であっさりしているので、日本人の口にも馴染みやすい。

  • ホーショール(モンゴル版揚げ餃子)。<br />羊肉だが臭くもなく美味。万人受けする味。<br />モンゴルでは夏は白い食べ物と言われる乳製品、冬は赤い食べ物と言われる肉料理を大量に食すが、あんな大草原で自由に暮らしている羊の肉は臭みも少なく、味付けもシンプルなので食べやすい。

    ホーショール(モンゴル版揚げ餃子)。
    羊肉だが臭くもなく美味。万人受けする味。
    モンゴルでは夏は白い食べ物と言われる乳製品、冬は赤い食べ物と言われる肉料理を大量に食すが、あんな大草原で自由に暮らしている羊の肉は臭みも少なく、味付けもシンプルなので食べやすい。

  • デザートはバナナシェイク。底にブルーベリージャムが入っていた。なかなかお洒落なメニュー。

    デザートはバナナシェイク。底にブルーベリージャムが入っていた。なかなかお洒落なメニュー。

  • ゲルでお昼寝し、15時から午後の乗馬スタート。<br />午前中はガイドさんの馬と一緒に私の馬も引っ張ってくれていたが、午後は自分だけで手綱を持って乗ってみる。<br />モンゴルでは手綱は左手だけで持ち、右手は鞍に置く為、落馬しないようにどちらにも力が入り過ぎて腕が痛くなった。。。

    ゲルでお昼寝し、15時から午後の乗馬スタート。
    午前中はガイドさんの馬と一緒に私の馬も引っ張ってくれていたが、午後は自分だけで手綱を持って乗ってみる。
    モンゴルでは手綱は左手だけで持ち、右手は鞍に置く為、落馬しないようにどちらにも力が入り過ぎて腕が痛くなった。。。

  • 途中立ち寄ったオボー。<br />モンゴルでは土着のシャーマニズムと融合したチベット仏教が主流であり、小高い丘にはこのようにオボーやストゥーパが置いてある。<br />周囲を時計回りに3回周り、旅の加護を祈念する。

    途中立ち寄ったオボー。
    モンゴルでは土着のシャーマニズムと融合したチベット仏教が主流であり、小高い丘にはこのようにオボーやストゥーパが置いてある。
    周囲を時計回りに3回周り、旅の加護を祈念する。

  • 17時過ぎにはキャンプへ無事帰還。<br />今日1日お世話になったのと、明日もまたお世話になる為、新鮮な井戸水を献上するがお気に召さないご様子。<br /><br />モンゴル馬はポニーぐらいの大きさで大らかな性格なので、初心者向けにツーリストキャンプでの乗馬が大人気だが、放し飼いで最低気温-40℃の中でも自力で草を探して食べて生き抜く強さと長距離の移動も可能なタフさを兼ね備えているので、モンゴル馬の存在無しではあの無敵の騎馬民族が台頭することはなかったであろう。現在はサラブレッドと掛け合わせた新種改良もされたりしているが、寒さに弱く体も丈夫ではない為かなり手を掛け、気を使わないと育たないらしい。

    17時過ぎにはキャンプへ無事帰還。
    今日1日お世話になったのと、明日もまたお世話になる為、新鮮な井戸水を献上するがお気に召さないご様子。

    モンゴル馬はポニーぐらいの大きさで大らかな性格なので、初心者向けにツーリストキャンプでの乗馬が大人気だが、放し飼いで最低気温-40℃の中でも自力で草を探して食べて生き抜く強さと長距離の移動も可能なタフさを兼ね備えているので、モンゴル馬の存在無しではあの無敵の騎馬民族が台頭することはなかったであろう。現在はサラブレッドと掛け合わせた新種改良もされたりしているが、寒さに弱く体も丈夫ではない為かなり手を掛け、気を使わないと育たないらしい。

  • ディナーは19時からの為、先にシャワーを浴びて少しリラックスしてからレストラン棟へ。<br />前菜はキュウリとトマトのサラダ。

    ディナーは19時からの為、先にシャワーを浴びて少しリラックスしてからレストラン棟へ。
    前菜はキュウリとトマトのサラダ。

  • メインはツォイバン(モンゴル版蒸し焼きそば)。<br />麺も自家製とのことで、羊と野菜が油脂で絡んであり、かなり脂っこく量も多め。どうにか食べ切った感じで、食後のデザートにクッキーが出たが写真を撮るのを忘れるぐらいの満腹具合だった。

    メインはツォイバン(モンゴル版蒸し焼きそば)。
    麺も自家製とのことで、羊と野菜が油脂で絡んであり、かなり脂っこく量も多め。どうにか食べ切った感じで、食後のデザートにクッキーが出たが写真を撮るのを忘れるぐらいの満腹具合だった。

  • 食後はガイドさんとシャガイ。<br />羊のくるぶしの骨を使った遊びで、骨の4面が其々羊・馬・ラクダ・ヤギの形を指しており、それを覚えて同じ面同士をおはじきのようにして遊ぶゲームや、双六のように4つのシャガイを振って同じ面の数だけ進む競馬のゲームをしたりして遊ぶ。

    食後はガイドさんとシャガイ。
    羊のくるぶしの骨を使った遊びで、骨の4面が其々羊・馬・ラクダ・ヤギの形を指しており、それを覚えて同じ面同士をおはじきのようにして遊ぶゲームや、双六のように4つのシャガイを振って同じ面の数だけ進む競馬のゲームをしたりして遊ぶ。

  • 翌朝の朝日。<br />明け方は冷え込むがこのような素晴らしい景色が見られる。眼福。

    翌朝の朝日。
    明け方は冷え込むがこのような素晴らしい景色が見られる。眼福。

  • レストラン棟に置いてあった『スーホの白い馬』。<br />日本人なら誰しもが知っているモンゴルの民話である。学校の図書館には必ずと言っていいほどあったので、久々お会いできて懐かしくなった。<br /><br />ガイドさん曰く、日本人はみんなこの本のことを言うが、モンゴル人は全く知らず話の内容を聞いて初めて馬頭琴(モリンホール)が誕生した話として認識するそう…笑。

    レストラン棟に置いてあった『スーホの白い馬』。
    日本人なら誰しもが知っているモンゴルの民話である。学校の図書館には必ずと言っていいほどあったので、久々お会いできて懐かしくなった。

    ガイドさん曰く、日本人はみんなこの本のことを言うが、モンゴル人は全く知らず話の内容を聞いて初めて馬頭琴(モリンホール)が誕生した話として認識するそう…笑。

  • 前日も温かいブルーベリーのジュースが出たが、この日はチャチャルガン(中国名:サジー)の温かいジュース。<br />ビタミン豊富で抗酸化作用もあるので、モンゴルでは昔からよく飲まれているおり、風邪予防にもなるとのこと。既に砂糖が入ってたらしいがそれを感じないくらいかなり酸っぱくて独特の味だが、美味しく飲める。

    前日も温かいブルーベリーのジュースが出たが、この日はチャチャルガン(中国名:サジー)の温かいジュース。
    ビタミン豊富で抗酸化作用もあるので、モンゴルでは昔からよく飲まれているおり、風邪予防にもなるとのこと。既に砂糖が入ってたらしいがそれを感じないくらいかなり酸っぱくて独特の味だが、美味しく飲める。

  • スーテーツァイ。最初日本のモンゴル料理屋でモンゴル式ミルクティーと言われ、飲んだら塩味でびっくりし脳内で混乱したが、ミルクスープと思って飲むと味にも慣れてきて美味しく飲める。日本でいうところの味噌汁のような感じ。

    スーテーツァイ。最初日本のモンゴル料理屋でモンゴル式ミルクティーと言われ、飲んだら塩味でびっくりし脳内で混乱したが、ミルクスープと思って飲むと味にも慣れてきて美味しく飲める。日本でいうところの味噌汁のような感じ。

  • 黒パンの上に茹で卵をマヨネーズで和えたフィリングとその上にチーズを乗せて焼いたもの。

    黒パンの上に茹で卵をマヨネーズで和えたフィリングとその上にチーズを乗せて焼いたもの。

  • 乗馬スタートしようとした際に、近くを少年が水場を探しながら羊を放牧していたので、またまた同行させてもらうことに。<br /><br />ようやく見つけた水場は凍っており、羊たちは飲めないだろうとのこと。馬たちは器用に蹄で氷を割って飲んでいた。井戸水よりこちらの水がお好みのようだった。笑<br /><br />少年は高校生で平日はウランバートルで学校に通っているが、土日に放牧のお手伝いをしているとのことだった。前日に市内から車で移動していた際に私たちのことを見たらしく、ヘルメットを被っていたので外国人だと親と話しといたらしい。まぁ現地の人でヘルメットなんかしてる人なんて皆無だし、草原って意外と色々な人に見られているんだということが分かった。笑

    乗馬スタートしようとした際に、近くを少年が水場を探しながら羊を放牧していたので、またまた同行させてもらうことに。

    ようやく見つけた水場は凍っており、羊たちは飲めないだろうとのこと。馬たちは器用に蹄で氷を割って飲んでいた。井戸水よりこちらの水がお好みのようだった。笑

    少年は高校生で平日はウランバートルで学校に通っているが、土日に放牧のお手伝いをしているとのことだった。前日に市内から車で移動していた際に私たちのことを見たらしく、ヘルメットを被っていたので外国人だと親と話しといたらしい。まぁ現地の人でヘルメットなんかしてる人なんて皆無だし、草原って意外と色々な人に見られているんだということが分かった。笑

  • 丘の上のストゥーパの前で。<br />日本でいう卒塔婆で、仏舎利が納められている。

    丘の上のストゥーパの前で。
    日本でいう卒塔婆で、仏舎利が納められている。

  • キャンプへ戻りランチタイム。<br />水餃子のスープは出汁もよく出ていて、水餃子も肉汁が多くてこの旅行で1番美味しいスープだった。

    キャンプへ戻りランチタイム。
    水餃子のスープは出汁もよく出ていて、水餃子も肉汁が多くてこの旅行で1番美味しいスープだった。

  • 牛肉とパプリカを炒めたものとマッシュポテトとライスのワンプレート。<br />食べ応え十分で味も美味しかったが、如何せん量が多く、なるべく残さず食べるよう育てられた世代には日々格闘であった…笑。

    牛肉とパプリカを炒めたものとマッシュポテトとライスのワンプレート。
    食べ応え十分で味も美味しかったが、如何せん量が多く、なるべく残さず食べるよう育てられた世代には日々格闘であった…笑。

  • デザートはヨーグルトのブルーベリーソース掛け。

    デザートはヨーグルトのブルーベリーソース掛け。

  • 午後は遊牧民宅へ訪問。今回お世話になった馬たちの所有者で、馬を返しがてら1時間半ぐらい掛けて大草原を馬に乗って向かう。

    午後は遊牧民宅へ訪問。今回お世話になった馬たちの所有者で、馬を返しがてら1時間半ぐらい掛けて大草原を馬に乗って向かう。

  • 2日間お世話になった馬たちとのお別れ。<br />感謝と慰労を込めて自分で手綱を取ってあげることに。

    2日間お世話になった馬たちとのお別れ。
    感謝と慰労を込めて自分で手綱を取ってあげることに。

  • 手綱を取った途端、一目散に群れに戻っていくの図。<br />一度も振り返ることなく、走り去って行った馬を見て、たった2日では友情は生まれないことを悟る。心の中で、あらいぐまラスカルのラストシーンが蘇り、振り返って追い払う一連の過程を体験してみたかったと心残りな最後であった。

    手綱を取った途端、一目散に群れに戻っていくの図。
    一度も振り返ることなく、走り去って行った馬を見て、たった2日では友情は生まれないことを悟る。心の中で、あらいぐまラスカルのラストシーンが蘇り、振り返って追い払う一連の過程を体験してみたかったと心残りな最後であった。

  • 訪問したお家のご夫婦。スーテーツァイとボールツォグをいただく。白いのはウルムと呼ばれるモンゴルのクロテッドクリーム。バターと生クリームの中間のような味で、ボールツォグに付けて食べる。<br /><br />この後、バンシタイ・ツァイと言われる水餃子入りミルクスープもご馳走になる。ランチでお腹いっぱいだったが、残すのは失礼にあたる為頑張って完食する。<br /><br />ガイドさんを通してお父さん・お母さんとも話したが、モンゴルにいる間に出会った人たちがみんな日本の台風の心配をし、うちのゲルに寄らないかとお誘いしてくれた。彼等の温かく客人をもてなす文化も放牧民ならではだと思った。<br /><br />今回、幸運?にも観光客が私だけだった為、モンゴル人しかいない環境下で人々の温かさに触れ合うことが出来、大好きだったテレビ番組のウルルン滞在記的な濃厚な数日間が過ごせたことに深謝。

    訪問したお家のご夫婦。スーテーツァイとボールツォグをいただく。白いのはウルムと呼ばれるモンゴルのクロテッドクリーム。バターと生クリームの中間のような味で、ボールツォグに付けて食べる。

    この後、バンシタイ・ツァイと言われる水餃子入りミルクスープもご馳走になる。ランチでお腹いっぱいだったが、残すのは失礼にあたる為頑張って完食する。

    ガイドさんを通してお父さん・お母さんとも話したが、モンゴルにいる間に出会った人たちがみんな日本の台風の心配をし、うちのゲルに寄らないかとお誘いしてくれた。彼等の温かく客人をもてなす文化も放牧民ならではだと思った。

    今回、幸運?にも観光客が私だけだった為、モンゴル人しかいない環境下で人々の温かさに触れ合うことが出来、大好きだったテレビ番組のウルルン滞在記的な濃厚な数日間が過ごせたことに深謝。

  • 帰りはキャンプスタッフが車で迎えにきてくれ、オフロードを夕日に照らされた草原を見ながら帰路を急ぐ。

    帰りはキャンプスタッフが車で迎えにきてくれ、オフロードを夕日に照らされた草原を見ながら帰路を急ぐ。

  • ディナー前に乗馬証明書を授与される。<br />この2日間は兎に角落馬しないように気をつけていた為、かなり安全第一で無理のない騎乗だったので、次回はベストシーズンに落馬を恐れず思い切り馬に乗ってみたいと誓う。

    ディナー前に乗馬証明書を授与される。
    この2日間は兎に角落馬しないように気をつけていた為、かなり安全第一で無理のない騎乗だったので、次回はベストシーズンに落馬を恐れず思い切り馬に乗ってみたいと誓う。

  • 春雨サラダとボーズ(モンゴル式小籠包)。<br />羊と牛の半々だったが、肉汁も多くてどちらも美味しかった。

    春雨サラダとボーズ(モンゴル式小籠包)。
    羊と牛の半々だったが、肉汁も多くてどちらも美味しかった。

  • デザートはバニラムース。<br />食後はガイドさんの友人が車のパーツを日本から取り寄せたいそうで、彼に相談の連絡が入ったが自分も日本語の専門用語はよく分からないから一緒に見てほしいとのことで、探してみるが私と彼は車の部品が全くちんぷんかんぷんだった為2人がかりでも見つけられず。友人もそこまでしてくれたとのことで納得してくれたようだったので、人助けにはならなかったけれど、この4日間付きっきりでサポートしてくれた彼へ少しは恩返しが出来たかも?!

    デザートはバニラムース。
    食後はガイドさんの友人が車のパーツを日本から取り寄せたいそうで、彼に相談の連絡が入ったが自分も日本語の専門用語はよく分からないから一緒に見てほしいとのことで、探してみるが私と彼は車の部品が全くちんぷんかんぷんだった為2人がかりでも見つけられず。友人もそこまでしてくれたとのことで納得してくれたようだったので、人助けにはならなかったけれど、この4日間付きっきりでサポートしてくれた彼へ少しは恩返しが出来たかも?!

  • 翌朝は朝4時半にキャンプ出発。<br />そんな早朝だったのにも関わらず、キャンプスタッフ全員に見送られ、空港で食べる用に朝ごはんも渡される。<br />この数日間、快適に過ごせたのはスタッフ皆さんのホスピタリティの賜物である。<br />元々モンゴルではチップの文化が無かったが、欧米人も多く訪問するようになり、段々根付きつつあるとのことだったので、ゲル内のベッドの棚に幾らかドル札を置いておいたのだが、清掃後にそのまま置いてあったので、キャンプを去る際に直接手渡しとゲル内にメモと一緒に置いておいたが、マナーとしてではなく本当の意味でのサービスへのお礼と思える旅であった。

    翌朝は朝4時半にキャンプ出発。
    そんな早朝だったのにも関わらず、キャンプスタッフ全員に見送られ、空港で食べる用に朝ごはんも渡される。
    この数日間、快適に過ごせたのはスタッフ皆さんのホスピタリティの賜物である。
    元々モンゴルではチップの文化が無かったが、欧米人も多く訪問するようになり、段々根付きつつあるとのことだったので、ゲル内のベッドの棚に幾らかドル札を置いておいたのだが、清掃後にそのまま置いてあったので、キャンプを去る際に直接手渡しとゲル内にメモと一緒に置いておいたが、マナーとしてではなく本当の意味でのサービスへのお礼と思える旅であった。

  • 何故かチェックインカウンターには出国する人しか入れない為、自分の便のカウンターが開くまでみんな待合所のようなところにワラワラと溢れかえっている。笑

    何故かチェックインカウンターには出国する人しか入れない為、自分の便のカウンターが開くまでみんな待合所のようなところにワラワラと溢れかえっている。笑

  • ボードにチェックインが始まったかが表示されるが、ガイドさんが何度も確認に行ってくれてオープンの表示前にカウンターに入っても大丈夫と教えてくれ、最後にそこまで見送ってくれた。<br />空港-キャンプ間もキャンプにいる間もずっと日本語の話せる彼が付き添ってくれ、子供の一人旅でも安心なレベルなので、北海道の牧場へホームステイ体験の更に規模が大きめな感じ。笑

    ボードにチェックインが始まったかが表示されるが、ガイドさんが何度も確認に行ってくれてオープンの表示前にカウンターに入っても大丈夫と教えてくれ、最後にそこまで見送ってくれた。
    空港-キャンプ間もキャンプにいる間もずっと日本語の話せる彼が付き添ってくれ、子供の一人旅でも安心なレベルなので、北海道の牧場へホームステイ体験の更に規模が大きめな感じ。笑

  • チェックイン後、出国審査前に朝ごはん。フレンチトーストに野菜を挟んだサンドイッチとみかんとフルーツジュースとお水が入っていた。

    チェックイン後、出国審査前に朝ごはん。フレンチトーストに野菜を挟んだサンドイッチとみかんとフルーツジュースとお水が入っていた。

  • 空港のベンチ上にはチンギスハーン、グユクハーン、フビライハーンの肖像画が飾られている。<br /><br />余談だが、モンゴルでは現在も末子相続が主流であり遊牧民にはこちらが多いようである。同じく東アジアの日中韓は儒教の教えもあってか長子相続が一般的なので、ガイドさんに何故か聞いたところ、末っ子や娘が若くして社会に出て苦労するのは可哀想と親が思うので、現在も娘を先に大学に行かせたりするらしい。最後まで家に残る末子が親の面倒を見て、そのまま財産も受け取った方が良いという考えらしく、年が上の息子ほど1人でも逞しく生きていける為、家を出る際にそれなりの財産は分配し自立させるということだった。

    空港のベンチ上にはチンギスハーン、グユクハーン、フビライハーンの肖像画が飾られている。

    余談だが、モンゴルでは現在も末子相続が主流であり遊牧民にはこちらが多いようである。同じく東アジアの日中韓は儒教の教えもあってか長子相続が一般的なので、ガイドさんに何故か聞いたところ、末っ子や娘が若くして社会に出て苦労するのは可哀想と親が思うので、現在も娘を先に大学に行かせたりするらしい。最後まで家に残る末子が親の面倒を見て、そのまま財産も受け取った方が良いという考えらしく、年が上の息子ほど1人でも逞しく生きていける為、家を出る際にそれなりの財産は分配し自立させるということだった。

  • 免税品店の中にモンゴル帝国軍兵士の甲冑像があり、世界の3分の1を征服した屈強さが伝わってくる。

    免税品店の中にモンゴル帝国軍兵士の甲冑像があり、世界の3分の1を征服した屈強さが伝わってくる。

  • 7時45分発の予定だったが、約1時間ぐらい遅れて搭乗開始。

    7時45分発の予定だったが、約1時間ぐらい遅れて搭乗開始。

  • さらばモンゴル。<br />どこまでも続く赤茶色の大地へ別れを告げる。

    さらばモンゴル。
    どこまでも続く赤茶色の大地へ別れを告げる。

  • 復路の機内食は牛肉の煮込みとマッシュポテト。<br />こちらも美味しかった。<br />今回の旅では全ての料理が口に合った。

    復路の機内食は牛肉の煮込みとマッシュポテト。
    こちらも美味しかった。
    今回の旅では全ての料理が口に合った。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • Manaさん 2021/08/20 13:56:48
    ご連絡ありがとうございます。
    思いがけずの日本人1人きりの状態でしたが、
    だからこそ楽しめた部分もあったと思います。

    ベストシーズンは7~8月と聞いています。その頃は日本人含め観光客も多いようですが、私が行った時期は既に冬のような気温だったので、叶った1人旅でもありました^ ^過ごしやすいのは間違いなくベストシーズンだと思うので、どこを重視するかとだとは思います。
  • norio2boさん 2021/08/16 07:26:49
    旅行記拝見
    モンゴル旅行記楽しく拝見しました。

    現地の方々との交流を楽しんでいらっしゃる様子うらやましく拝読しました。

    ベストシーズンはいつごろなんでしょうか?

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