2019/09/20 - 2019/09/28
12位(同エリア119件中)
風神さん
カザフスタンは世界第9位の面積を有し、内陸国としては世界最大です。
その南西端はカスピ海に面し、カザフスタン12番目の州マンギスタウ州が占めています。
マンギスタウ州と南の隣国トルクメニスタンの北西部に広がるウスチュルト台地には、太古からの地球の営み、大陸の分裂と再結合、海の封じ込めと塩湖化、海底の隆起と侵食等々に因って形成された信じがたい景観が広がっています。
しかもこのウスチュルト台地は、塩湖を含む広大な岩石砂漠地帯・無人地帯で、もちろん携帯電話も使えず、あのロンリープラネットにさえごく一部が簡単に紹介されているだけの「手つかず」の地域です。
そのウスチュルト台地を、テント4泊,4輪駆動車で巡る旅行です。
日程
1日目:成田⇒空路カザフスタンの旧首都アルマトイへ。
2日目:アルマトイ⇒空路マンギスタウ州の州都アクタウへ。
3日目:4輪駆動車4台とキッチンカーでウスチュルト台地へ向かいます。ウスチュルト台地の砂漠キャンプ1泊目はボスジラの奇観の直下です。
4日目:ウスチュルト台地の上に上がり、ビューポイントを巡りながら、砂漠キャンプ2泊目のキャンプサイトに向かいます。
5日目:ウスチュルト台地の上から、広大な塩湖と白亜の断崖を撮影。大地の下に下りて、トゥズバイル塩湖の干上がった塩の層の上に3泊目のテントを張ります。
6日目:干上がった塩湖を沖方向に散策。数々の奇岩・白亜の断崖を巡りアンモナイト等の化石が散乱するショモナイの崖下で、最後のキャンプ。
7日目:白亜と石灰岩の美しい模様を見せるシェールカラ・マウンテン、古 代の海、チラス海の形成と隆起によって生まれた巨大な球形の岩石ラウンドロック、岩窟イスラム寺院などを見ながら、州都アクタウに戻りホテル泊です。
8日目~9日目:空路アルマトイ経由で、翌朝成田に戻ります。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
ウスチュルト台地に入って二日目。
キャンプ一泊目の夜が明けてきました。
まだ日の出前です。ウスチュルト台地 自然・景勝地
-
陽が昇り出すと、
キャンプサイトを囲む白い岩の壁が、
赤く染まりました。ウスチュルト台地 自然・景勝地
-
冷たく硬い大気の中、
赤い色は徐々に下に広がっていきます。 -
この岩は特に赤く見えました。
-
キャンプサイトは広い谷地形の、一番奥に当たります。
この岩が、谷の突き当りの壁に当たります。 -
すっかり陽が昇れば、
本来の白い岩に戻ります。 -
この岩は、
元々少し赤みを帯びています。 -
車に囲まれた場所は「ダイニング」、
朝食の用意をしてくれています。 -
その間、付近を散歩します。
キャンプサイトを振り返るとこんな感じです。 -
背の高い草木はありませんが、
こんな花も咲いています。
草ではなく、木質です。 -
マーモットか何か、
たぶんげっ歯類と思われる動物の巣穴が、
あちこちにあります。 -
ウスチュルト台地は地球のプレート活動によって、
内陸に封じ込められたテチス海の海底が隆起し、
さらに侵食・風化によって特異な景観になった場所です。
従って海底に生息する生物の化石が多数見つかります。
これは貝の化石。 -
これも貝の化石、
2枚貝でしょうか。 -
こちらはアンモナイトの一部。
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フンコロガシらしき昆虫もいます。
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朝食後、移動を開始。
最初のビューポイントに登ります。 -
真っ白な白亜の砂と、
赤い岩の塔。 -
完全に垂直に切り立っています。
-
広い谷地形が大幅に侵食され、
一部の硬い岩が塔として残り、
この写真の様に、
谷の外側も谷底と同じくらいに低くなってしまっています。 -
これが谷の内側に当たります。
谷の口(下流方向)は台地下の平原に通じています。 -
キッチンカーはランチ場所に向けて先行します。
-
どんどん遠ざかって行きます。
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また別のポイントの直下に来ました。
左の塔の天辺、
まるでフクロウが止まっているように見えます。 -
拡大すると、ますますフクロウにみえます。
左右の目まで付いています。
「フクロウの塔」と名付けることを提案します(笑) -
こんな景色を見ながら移動します。
-
先程の「フクロウの塔」です。
-
柔らかい白亜(チョーク)は、
どんどん侵食されていきます。
この小さな溝もどんどんと侵食され、
やがて深くて広い谷になります。 -
硬い岩が残れば、
こんな「テーブル」になります。 -
茶系、ピンク系の地層もよく見られます。
-
台地の上に上がりました。
先程の塔を、やや見下ろす位置です。 -
なんともすさまじい風景です!
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右方向、遠くにに見える白い帯は、
干上がった塩湖です。
明日の夜はその上にテントを張ります。 -
谷がひどく侵食された跡ですが、
硬い岩は残ります。 -
手前の平たい岩は、
大地の上です。
岩の平原と言った状態になっています。 -
大地の縁は、
高い垂直の崖を形成しています。 -
向かい側の崖と、台地平面です。
台地上に人が2人見えます。 -
岩がテーブル状に残った例です。
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これも同様です。
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二つのテーブルの上面と、
遠くに見える台地上面の高さが、
ほぼ一致しているのは・・・ -
元々ひとつながりの台地・平面であったことを示しています。
-
たまに、
台地が岬状に細く突き出た所に、
このような石積みが見られます。
数百年前の遺跡です。
野生動物を追い込んで狩りをしたとの現地ガイドの説明ですが、
わざわざ追い込み猟をするほどの大型動物がいたのか、
その狩りをした人間の住居跡や、食べた動物の骨は見つかてえいるのか、
疑問も残ります。 -
ウスチュルト台地を特徴づけるもののひとつ、
縞模様、ギザギザ。 -
先程と同じ塔ですが、
少し違った角度、左寄りから撮影しています。 -
こんな風景を眺めながら、
今日のキャンプサイトに向かいます。 -
長い下り坂は、
台地の上から、
下の平原に下りているからです。 -
小型のボクティマウンテンのような山の前・・・
-
ここで2泊目のテント泊です。
幸い風も出ていないので、
明るいうちにテントを張ります。 -
あっという間に日没です。
-
この夕焼けなら、
明日も好天間違いなし!
さらにウスチュルト台地の奥へと進みます。
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