秋田八幡平の紅葉が本気！！

2014/10/13 - 2014/10/15

東北には、何回も行ったけど、福島、山形、宮城の所謂“南東北”止まりだった。もっと上（北）に行きたかったけど、遠いんだろうなって思うとちょっと気が引けて。それでもどれぐらいの距離あるのかググってみたら、秋田まで５７０㌔ぐらいと判明。そのとき思った“うーん思ったより近い”行けるぞって。
えっ近いの？　というわけで、２泊３日の東北ツアーを企画。出発は、いつもよりはちょっとハッピーに早くて、午前０時。夜中に移動で、朝方には最初の目的地に着くパターンであります。

エリア 角館(秋田)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 自家用車

まずは、“角館”に。駅近くの駐車場に車をとめて、徒歩で移動。観光地らしく、観光地図やどの方面に行けば目的地に着けるかの標識も整備されていて、とてもわかりやすかった。

武家屋敷群に着くと、その大通り左右に平行して黒塗りの透かし塀が続き、単調な連続性をもった塀に、薬医門がアクセントを与えており、また、格式の高い武家屋敷の数々がずらりと並んでいて圧巻だった。

今からおよそ３９０年前に設計したといわれる町並みがむかしとあまり変わらないで残っているし、思ったよりはスケールが大きくて、とてもおもしろかった。欲を言えば、大通りが、石畳になっていればなって。

武家屋敷の中でも、一般公開している代表的な６ヶ所をひととおりまわって。

それから、秋田名物の“稲庭うどん”を食べたりしていたら、案の定、予定の時間を大幅にオーバーしてしまった。ま、それだけ楽しめた証拠ということで。気にしない、気にしない。

そして次は、“抱き返り渓谷”へ。

ネーミングがすばらしい。行きたくなるような感じだもんね。紅葉には、ちょっと早かったが、すでに紅葉祭りが始まっている。気分を盛り上げる前夜祭的なものなのだろうか。

それにしても、渓谷に入る前の川の水の美しさは絶品だった。なんて、きれいな色なんだろう。感動した。（古いか？）エメラルドグリーンだよね。あれは、バスクリンかバスロマンぐらいしか出せない色だよ。

整備された折り返し地点の回顧の滝までの約３０分の手頃な散策コースは、いろいろみどころあらわれてなかなかよかった。

本日最後は、宿泊地にもなっている“田沢湖”へと。

水深423.4ｍと、日本最深を誇る湖は、青い絵の具を溶かしたような瑠璃色に輝く湖水が特長で、とても神秘的。湖のシンボル的存在の“たつこ像”近くでは、記念撮影する人でいっぱいだった。

田沢湖をまわってから、宿泊ホテルの“ホテルタザワ”に。リニューアルオープンしたばかりで、きれいなホテルだった。温泉も思ったよりは、快適でトロトロの泉質だったので気持ちよかった。

また、夕飯のバイキングも、何故か個室が用意されて、ゆっくり食べることができてラッキー。このホテルには、期待していなかった分、なかなかの好印象を持った。

2日目は、朝食をとってすぐ、8時には八幡平に向けて、ホテルを出発。紅葉シーズンまっさかりといったところで、ドライブコースからは、カエデやダケカンパなどの赤色と、針葉樹の緑色があいまって、鮮やかな色彩美が見られ、秋田の紅葉の本気度を感じた。

ドライブラインの休憩地点にある駐車場に車をとめて、大沼の周囲を散策するも、その景色の素晴しさにカメラのシャッター音は鳴りっぱなしとなった。

　赤、青、黄の木々の色もいいが、雲一つないすっきりとした空の青とのコントラストが、がぜんいい。

泥火山。噴火しています。

ドライブラインで紅葉見物を満喫した後、“藤七温泉”の日帰り湯に行くことに。混浴の野天風呂で、女性はひくのかなと思っていたが、バスタオルまいてはいっている人がちらほらと見受けられた。

標高１４００ｍと東北一高い場所にある天然温泉で天空にいる気分になれた。ドライブラインからは丸見え。
野趣満点で、そのワイルドな、なかなかできない体験ができた。足元から湧き出る温泉に浸かる醍醐味もよかったし、いいことばかりだったが、ただ一つ、あとあと残る、硫黄臭だけは、ちょっといただけないかなと。

ドライブ途中に見えた綺麗な山。山の名は不明だが、富士山風です。

やっぱりこちらも紅葉きれい。

さて、次は“中尊寺”に。
八幡平で思いのほか時間を食い、大急ぎで中尊寺に向かった。なんとかかんとか、閉鎖する前に到着することができたが、見学を終えて帰るころは、あたりはかなり暗くなっていた。

金色堂って、本当に金色だったんだね。藤原氏の往時の栄華が伺い知れるわ。

3日目は、台風がくるのが予想されていたので、帰るのみかと思っていたら、東北への影響が少し遅れたということで、“秋保温泉”近くの観光スポットに少し寄り道をすることにした。
まずは、“盤司岩”。

渓谷に臨んで岩の屏風を立てめぐらしたようにそそり立っていた。高さ８０
ｍから１５０ｍの岸壁が３ｋｍ以上も連なる大パノラマだった。こんなの見るの初めてだし、全国でもそんなにないような珍しいものだと思うが、どうでしょうか。

最後に、“秋保大滝”を見に行く。
秋保大滝は、華厳の滝と袋田の滝と並んで、日本３大瀑布と言われていうる所らしい。

確かに大きい滝だなとは思うが、称名滝を見ている越中人にとってみれば、そんなの大したことないねっていうことになるだろうね。

旅のしめは、旅行中の疲れをいやすために、日帰り温泉に行く。秋保地区の人気ランキング一位の“ホテルきよ水”に行ったが、豪華グランドホテルみたいな感じの建物で、風呂も本館と別館のどちらも入れてとてもよかった。

　今回の旅行は、天候にも恵まれて、美しい紅葉を見ることができてよかった。欲張りプランは、やっぱり時間がおしてしまって、一部できないことがあり残念だったが、東北地方には、まだまだ行きたいところあるので、次の機会にまわすことにしよう。

この旅行記へのコメント （4）

• olive kenjiさん 2019/10/20 10:19:18

  直近紅葉情報助かりました。

  600kmが思ったより近いので、ちよっくら秋田迄夜走りとは凄いですね。
  
  今私は大学同窓会で東京に来ており、来たついでに明後日、遠野十和田湖へかみさんと5日間の旅行予定です。
  八幡平も通る予定なので、紅葉がどうなっているのか気がかりだったので、この旅行記が大変役に立ちました。
  写真では紅葉鮮やかで盛りの様ですが、10日後の私達には紅葉終盤状態なのかな。
  天気ももう一つだし、まー仕方ないか。
  温泉でも入って宿でゆっくりします。
  
  グッドタイミングの旅行記でしたので助かりました。有難うございました。
  いずれ、私も旅行記アップしたいと思っていますが、かみさんはアップ旅行大嫌いなんですよね～
  
  今夜はラグビー応援です olive kenji

  おくぅーんさん からの返信 2019/10/20 19:12:14

  Re: 直近紅葉情報助かりました。

  olive kenjiさん
  
  書き込みありがとうございます。
  
  ６００KMが思ったよりは近いというのは、見栄を張った発言でした。すいません。一人で運転したかのような感じですが、妻と交代での運転だったので其の分楽させてもらいました。尚、そこらへんの事情は、旅行記では割愛しております。
  
  東北も何回行ってもいいところですね。今の時期に行かれるなんて、羨ましい限りです。事故に気をつけて満喫していらしてください。
  
  丁度私も、olive kenjiさんに連絡しようとしていたところでした。行き違いになったようですが、私の娘が四国に旅行中です。昨日、「olive kenjiさんの香川に到着」ってLineで連絡ありました。自称隠れファンのようです。彼女は芸術祭の見学がてらの旅行です。東北に負けず劣らず、四国もいいですね。
  
  おくぅーんより

  olive kenjiさん からの返信 2019/10/21 05:21:03

  Re: 直近紅葉情報助かりました。

  おはようございます。
  お嬢さまが香川にお越しでしたのですか。私が留守にしていて残念です。
  居れば案内役代わりに私を使ってもらえばよかったのに。
  
  船なども上手く乗れたでしょうか。
  先日、高松港に着いたら今までに見たことの無い大勢の乗船待ちの国内外の人達でびっくりしました。
  住んでいる私でさへ分からないような複雑な航路に、積み残しなどないかと心配するばかりでした。
  
  お嬢さまが無事楽しい旅行が出来ますことを祈るばかりでございます。
  帰宅されたら、本当のところの感想をお聞きできれば嬉しいです。
  
  今回の同窓会では魚津の友人とも話をしましたが、北陸新幹線の不通や、これから先の減便など大変かと思います。
  今までに無かったような災害が、どこで起きても不思議でないので困ったものです。
  
  では東北へ行ってまいります。
  おくぅーんさんもお嬢さまもお元気でいて下さいませ。

  おくぅーんさん からの返信 2019/10/24 22:54:52

  Re: 直近紅葉情報助かりました。

  olive kenjiさん
  
  いつもありがとうございます。
  
  娘が香川旅行より帰還いたしました。とても楽しかったらしく、いろんな土産話を聞かせてもらいました。
  まずは、芸術祭の期間中のため、観光客がたくさんで港での長い乗船待ちも想定内とのことで、これは諦めの心境だったと。
  食べ物に関しては、小豆島で頂いたオリーブの新漬けが、絶品の美味しさだったとのことで、家族にも味わってもらいたいとお土産に買って来ました。あとは、お菓子の”おいり”もお土産で買って来たので頂いのだが、その溶ける感覚すごかったです。
  娘から話を聞いている限りでは、お世辞抜きで、また行ってみたくなる良いところだったいう感想だとのことでした。
  機会があれば、自分も行ってみたくなりました。
  
  それでは、今後ともよろしくお願いいたします。
  
  おくぅーんより