インド国境に行く予定でミャンマーに来てみたら、タディンギュの連休でバスも飛行機も全然取れない。<br />ならば、取りあえずマンダレーまでとも思ったけれど、こっちも席なし。<br />結局、毎日ヤンゴンのあちこちをぶらぶらして過ごしました。<br />その一つ、「ダラ Dala」。<br />ヤンゴンの南側の河をはさんで対岸の地区です。<br />フェリーに10分ほど乗っただけで、大都市ヤンゴンの喧騒とはちょっと違った雰囲気を味わえ、小さなパゴダや寺院もあります。<br /><br />Pansodan St.の南端にフェリー乗り場があり、外人は4,000チャット（ミャンマー人は200チャットくらい）もするのですが、実は日本人はタダ。<br />この航路のフェリーボートは日本から寄贈されたものだから、日本人からは運賃を取らないとのこと。外人の切符売り場で、日本人だと告げてパスポートを提示するとタダになります。どこにも日本人はタダだとは書いていないので、知らずに行くと4,000チャット取られてしまうので注意。（復路も同様）<br /><br />でも、本当の【注意！】は以下です。<br />英語で「dala scams」か「dalla scams」と入れて検索すれば、被害情報がいっぱい出てきます。<br />詐欺師らは、この桟橋の料金所以外にスーレーパゴダ付近にもいて、声をかけてきます。「島へ行かないか」と。（ダラは島ではありません）<br />彼らについていくと、対岸のバイクタクシー乗り場へ案内されて、書き込みによれば運賃はタダだとか、1時間いくらだと案内されます。これがウソ。帰ってきたときには、男5人に取り囲まれて100ドルだと言われたなどの被害例があります。<br />運賃詐欺だけではありません。彼らは、2008年のサイクロン被害を受けた「Tsunami Village」や孤児院を案内して、寄付させようとします。その何割かが男らの稼ぎになるはずです。<br />ちゃんとした管理もないところでの現金による寄付に不信感を抱いた客には、現物寄付ならごまかしようがないだろうと、米屋に連れていかれます。そこで、50kgの米を買わされたとか、40,000チャット分買っただのという被害例があります。何でそんな金を出したのか理解に苦しみますが、うまい具合にそう誘導するのでしょう。<br /><br />よって、フェリー乗り場で対岸まで無料で案内するなどと言われても、フェリーに乗って往復してみるだけだからなどと言って、きっぱりと断りましょう。無視したくらいでは、勝手についてきますから。<br />

ヤンゴンでの暇のつぶし方 - ダラ Dala - 【注意！】

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2019/10/08 - 2019/10/16

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インド国境に行く予定でミャンマーに来てみたら、タディンギュの連休でバスも飛行機も全然取れない。
ならば、取りあえずマンダレーまでとも思ったけれど、こっちも席なし。
結局、毎日ヤンゴンのあちこちをぶらぶらして過ごしました。
その一つ、「ダラ Dala」。
ヤンゴンの南側の河をはさんで対岸の地区です。
フェリーに10分ほど乗っただけで、大都市ヤンゴンの喧騒とはちょっと違った雰囲気を味わえ、小さなパゴダや寺院もあります。

Pansodan St.の南端にフェリー乗り場があり、外人は4,000チャット（ミャンマー人は200チャットくらい）もするのですが、実は日本人はタダ。
この航路のフェリーボートは日本から寄贈されたものだから、日本人からは運賃を取らないとのこと。外人の切符売り場で、日本人だと告げてパスポートを提示するとタダになります。どこにも日本人はタダだとは書いていないので、知らずに行くと4,000チャット取られてしまうので注意。（復路も同様）

でも、本当の【注意！】は以下です。
英語で「dala scams」か「dalla scams」と入れて検索すれば、被害情報がいっぱい出てきます。
詐欺師らは、この桟橋の料金所以外にスーレーパゴダ付近にもいて、声をかけてきます。「島へ行かないか」と。（ダラは島ではありません）
彼らについていくと、対岸のバイクタクシー乗り場へ案内されて、書き込みによれば運賃はタダだとか、1時間いくらだと案内されます。これがウソ。帰ってきたときには、男5人に取り囲まれて100ドルだと言われたなどの被害例があります。
運賃詐欺だけではありません。彼らは、2008年のサイクロン被害を受けた「Tsunami Village」や孤児院を案内して、寄付させようとします。その何割かが男らの稼ぎになるはずです。
ちゃんとした管理もないところでの現金による寄付に不信感を抱いた客には、現物寄付ならごまかしようがないだろうと、米屋に連れていかれます。そこで、50kgの米を買わされたとか、40,000チャット分買っただのという被害例があります。何でそんな金を出したのか理解に苦しみますが、うまい具合にそう誘導するのでしょう。

よって、フェリー乗り場で対岸まで無料で案内するなどと言われても、フェリーに乗って往復してみるだけだからなどと言って、きっぱりと断りましょう。無視したくらいでは、勝手についてきますから。