2011年2月　母娘シンガポール2泊4日　幼馴染みを訪ねてラッフルズハイティーで介護疲れの母を癒す旅

2011/02/01 - 2011/02/05

2010年のとある日、実家の父から電話が来ました。
『ちょっとお母さんがお義父さん(父は婿入りなので義父)の介護で疲れてる。誰が言っても聞かないからお前からどっか気晴らしに旅行でも誘ってあげてくれないか？』
との事。

実は看護師だった母は数年早期退職をして、癌だった祖父の世話をしていました。
三姉妹の長女で家を継ぎ、父方の祖父母は父が幼い頃に他界していたのもあって私達は母の両親にいつも可愛がって貰いました。大の仲良し夫婦で、少し英語が出来た祖父は退職後友達夫婦と海外旅行に色々行っては私達にもお土産話をしてくれました。

祖母は数年前に老衰のため自宅で眠るように旅立ってしまいました。それ以来祖父は一気に老化が進んでしまったのでした。
しかも癌を患い、入院するや否や『家に帰りたい』と病院を抜け出して『タクシーで』家に帰ってきちゃったそうで…付き添いがないと手足を固定される状況に…。
母と父と叔母の３人で病院の泊まり込み生活をしていました。

老化から癌の進行はほとんど無く病状も安定していたので、母を説得して短い期間で行ける&母もよく知っている幼馴染みが駐在しているシンガポールに決まりました。
私が一旦沖縄から秋田に帰省して
大好きなスノボーで冬を満喫して
母を連れて羽田国際ターミナルから深夜便で出発します。
(母のリクエスト)
・飛行機はANAで
・マリーナベイサンズに行きたい
・ラッフルズのハイティに行きたい
飛行機とホテルだけでノープランです。
ラッフルズの予約は友人にお願いしました。
中日の内1日夕方から友人に観光お願いしました。
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★往路2/1
9：35　秋田
↓
10：40　羽田
（母と都内散策）
00：30（2/2）羽田
↓　7時間35分
06：55シンガポール
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★復路2/4
22：45　　シンガポール　
↓6時間35分
06：20（2/5）羽田
（母は東京ドームで開催してるテーブルウエア展を見学）
（私は友達とランチをしてショッピングして幼馴染みの家に1泊）
20：15羽田
21：20秋田
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※この旅行記は2020年6月に備忘録として追加しました。
当時のメモやデータをもとに記載しましたので
曖昧な点も多く、ネット情報を頼りに書き上げました。
こんな時を利用して初めて母娘の2人海外の思い出を追加します。

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

中学3年生の受験後から始めたスノボー
大学4年生の時に検定を受けまして現在2級☆
社会人になってなかなかチャンスがなく
1級は未受験ですが、とにかく滑るのが楽しい！
沖縄に転勤になっても、毎年秋田や北海道に行って滑ってます！

今年は兄と一緒に♪

大仙市営 協和スキー場 スキー場

2月の秋田…
寒い寒い寒い…
日中の晴天で水になった雪は雨樋で凍りついて…。

こちらは祖父が他界して取り壊してしまった私の実家。
今は姉の家を建てた残り部分は駐車場になってます…。

2/1朝の秋田空港
無事出発できそうです♪

秋田空港 空港

今回シンガポールに行けた理由の1つに2010年にオープンした羽田空港国際線ターミナル！
地方空港から海外に飛び立つネックは成田までの移動…。
羽田なら一旦荷物預けて、夜のフライトまで一度外出出来ちゃいまーす。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

そして～早朝チャンギ到着！

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

まだチェックイン出来ないので朝P/upの半日観光を申し込んでました。
こちらはシティエリア。
近代化された高層ビルがいっぱい！

空にまっすぐ伸びる扇椰子が南国を感じさせます。

茶色い川に屋形船がアジアって感じ(笑)

シンガポールの公共住宅だそうです。
この洗濯の干し方…
飛んでいかない？！

ベランダはない…
台風の国に住んでる私にはハラハラ感いっぱい…

そうそう！
春節だったんです！
お祝いムードでした！

沖縄も旧暦で行事が行われる事が多いので春節が身につきました～！
沖縄みたいに台湾の歴史文化を受けつつ
戦後のアメリカの影響を残しつつ、日本という国になった生い立ちに身を置いてると、今までの生活様式を考えさせられる事が多かったです。

ミックスカルチャーがオリジナルのなるんですよね～。

羊年になりました～

春節だから？
いつも？！
中国は行った事がないですが
台湾を思い出します。

カラフル～

母、珍しく屋台に興味があるようです。
職業病？屋台の食べ物は決して口にしません…。
私も父は買ってくれましたが
母は絶対買ってくれませんでした…。

日本語…
カスタード蒸しパン

デニッシュ系のパンやらバターケーキやらいっぱい…。

月餅みたいなお菓子。
色んな味があって、ちょっと興味湧きます。

お腹もすいたし、母も合意が取れたので一個買ってみます。
0.8S＄＝60円位

白餡をデニッシュで包んだ感じ。
サクサクでした～

そろそろお腹が空いてきた…

半日観光はランチ付にしました♪
私のお目当て『シンガポールライス』
シンガポールのチキンライスは、甘い醤油、おろし生姜、さっぱり唐辛子の3種のソース。「甘い醤油はご飯、生姜と唐辛子のソースはチキンにかけるのシンガポール人の食べ方」だそうです。
★　☆　★　☆　★　☆
タイのチキンライス（カオマンガイ）のソースは、タオチオソース。
大豆を発酵させた中国味噌をベースに、しょうゆ、にんにく、しょうが、唐辛子などが入っている濃厚な味噌味。
★　☆　★　☆　★　☆
インドネシアのチキンライスは、シンガポールと似た甘い醤油、おろし生姜、さっぱり唐辛子味が主流。
★　☆　★　☆　★　☆
マレーシアのチキンライスも、シンガポール風で生姜と唐辛子の2種が基本。
唐辛子に加えてトマト、パプリカ、コリアンダーの根、レモン、ニンニクなど10種近い食材をブレンドされたフルーティー味。

『薬膳スープ』色んなものが入ってた。

食後の運動を兼ねて午後の観光はマーライオン！！
真後ろは金融街だそうです。

マーライオン公園 広場・公園

遠くに見えるのは目的の１つ！！2010年7月にオープンしたマリーナベイサンズ
※全面開業したのは2011年2月17日だそうです。
※この橋の下にスタバがあってオリジナルタンブラー買っちゃった～

２大シンガポール名物で♪

あの橋からみんなパシャ　パシャ　パシャ
ここで解散でーす♪

私達の観光プラン
・マーライオン　　　　　　　　　　　→クリア
・マリーナベイサンス　　　　　　　　→明日１日のんびり観光
・シンガポール動物園のナイトサファリ→今夜
・セントーサ　　　　　　　　　　　　→最終日
・ラッフルズハイティ　　　　　　　　→最終日
っという事で、午後はどうしようかな～っと母と相談。
※2011年時点では「ガーデンズバイザベイ」はもちろんありません★

シンガポールは小さな国にたくさんのエリアがあり、それぞれに異色を発しているとの事。
とりあえず、ホテルのシティに向かってマリーナエリアから寄り道しながら散策することにしました。

インドネシアっぽい寺院のような…

なんだろう・・・
目立つ・・・

写真まで取っちゃう。

結局歩き疲れて、トライショーにも乗っちゃう。

夜はナイトサファリ&チリクラブ付きディナーのオプショナルへ

まずは夕食を食べながらのトンブアカ・ショー(ファイアーショー)

ナイトサファリ サファリ・動物観察

こんな感じでショーを観賞

前菜セット

ドリアン！

なんで豚の丸焼きが…。

Kopi(コピ） ＝ コーヒー + 砂糖 + コンデンスミルク
甘いんです…。

ナイトサファリを終えて、ホテルへ…。
長い長い1日でした…。
ところが今回、ホテルには寝に帰るだけ～…っと安いホテルにしてしまったために大惨事…。
チャイナタウンの一角のビジネスホテル。
お湯が出ない…
疲れが取れないけれど冷たいシャワーを浴びる羽目に…。

こちらはお茶系のセット。

こちらシングルサイズ2台のツインルームでした。
もう魂の限界です。
お休みなさい…。

おはようございます。
旅行恒例の朝ランです。
今朝はマーライオンまで来ました！
今日も一日遊ぶぞ！

一気に空が明るくなりました！
太陽の光が強烈な気がする…

朝ごはんはシンガポール定番の『カヤトースト』
トーストしたパンにバターのスライスとたっぷりのカヤ、ココナッツと卵を使った伝統的なジャムをサンド。
甘い香辛料のきいたジャムって感じです。

のんびり出来るホテルではないので、身支度を整えて、散歩しながらマリーナベイサンズへ向かいます。

途中のどこかのホテルのロビーで獅子舞！！
見覚えがある装い(笑)
私も母も頭噛まれて縁起担いでおきます♪

実は私の住んでいる沖縄の村の伝統芸能が獅子舞！
毎年正月には会社にも獅子舞を招いて、お祝いします。
結構同じ顔！

到着！
マリーナベイ・サンズ（Marina Bay Sands）！
今日はここをじっくり散策しまーす♪

カジノと3つのホテル棟は合計2,500の部屋！
ロビーまで来てどうやって上がったらいいかすぐに迷いました…。

2011年2月17日に全面グランドオープンとの事ですが、ほとんど完成していました。
スマップのＣＭでもおなじみのスカイパーク見学♪
タワーの屋上57階になります。
今回は事前予約なし

タワー3の地下B1のスカイパークチケットカウンターで購入！
(SANDS SKYPARK OBSERVATION DECK)
◆営業時間
月～木曜: 9時30分～22時
金～日曜: 9時30分～23時
◆料金
大人23S $【1,800円位】
子供17S $（2歳～12歳）
シニアS $（65歳以上）
2歳未満のお子様は入場無料

マリーナ ベイ サンズ ホテル

プールはもちろん宿泊者専用☆
横目で流して歩きます。
昨日見たマーライオンが小さく見える～

こんな感じ

こちらが反対側
たくさんのキリンが並んでいます。
まだまだこれから大きな発展をする気配がいっぱい。

母も大満足して地上に降りてきました。

ショッピングモール内に運河が流れていて、欧米人が乗ってました☆
ここでも大興奮でイタリアが懐かしい母♪
運河の脇にＴＷＧを発見♪
しかもテイクアウトでアイスが食べれる～♪
もちろん購入！

TWG オン ザ ベイ (マリーナベイサンズ) カフェ

マカロンとカップアイスのダブル。
アールグレイと何頼んだかな～…。
アップルティだったかな～…。
でも凄い美味しかったんです！

2019年にシンガポール行った子に聞いたらアイスのテイクアウトはやってなかったって…。
イートインは凄い待ち時間だったらしい…。
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カジノを見に行きました。
一番驚いたのはその近くひしめくSHOPの商品の価格！
考えれらない位高額なジュエリーや時計などの宝飾品の数々…日本では雑誌の中で見る程度の品々が普通に並んでる～。
売れちゃうんだろうな～☆
なんだかんだと足が棒になった…。

残念ながら写真が見つからないのですが、
夕食は友人と待ち合わせて３人でローカルレストランと夜のシンガポールを散策。

母のリクエストでカレーを食べに行きました。
地下鉄でリトルインディアに移動してびっくり…
ここはインド？完全に人種がスイッチした！
色んな香辛料が売ってる！
母、何故か白胡椒のホールを買う(笑)

レストランに着いて席に座ると３人それぞれの前にバナナの葉っぱが置かれる。
そしてオーダーしてないのにインディカ米が寸胴に入ったものを持ち歩いてるスタッフさんに米を盛られる(驚)
もちろんメニューリストなんてない(笑)
普段屋台の商品を食べない母…大丈夫かっと私苦笑。
どうやら南インド料理のお店だったみたいで、そのお米の上に色々なルー？野菜？を乗せてくれる。
周囲は手で食べてる。

友人が店員さんに色々聞いてくれる。
さすがにスプーンを借りる。
『ラッシーが美味しいけど、砂糖入りと無しどっちがいい？日本と違って無糖は結構きついよ』と母に尋ねると母はそれでも頑なに『無糖で』(笑)
私は微糖にしました。
もちろん、酸味が結構あって、母飲めず私と割る羽目に。
そんなローカルディナーでした
(*^ω^*)
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翌朝も朝ラン
今日の夜に日本に帰ります。

よく見ると色んなところにカメラがある～
さすがシンガポール！

ベイサンズはどこからでも見えますよー

ホテルに戻って、今日はセントーサ島に行ってみます

セントーサ ボードウォーク 散歩・街歩き

ショッピングモールが手前にあって、橋を渡るとユニバーサルスタジオシンガポール！
まあまあ日本にもあるので遠くから見る位にしてみました。

ホテルのＨＰよりお借りしました。
シンガポールと言えば1887年創業のラッフルズ・ホテル Raffles Hotel。
シンガポールと言えば、ハイティー。

今回の目玉！
母のリクエストの1つ
この最強の２つの組み合わせた、シンガポール屈指の名門ホテルのハイティー
「ティフィン・ルーム Tiffin Room」のハイティーの時間は、午後３時半から午後５時半まで。
友人に16時の予約をお願いしてます。

グランドロビー (ラッフルズ ホテル シンガポール) カフェ

セントーサ島から急いで戻ってきたら時間に余裕があったのでホテルを散策します。
周囲を感じさせないリゾートの風がここに吹いていました。

SHOPの入り口です。

コーヒーやシンガポールスリングセットが売ってました。

私はコーヒー豆とチョコレートドリンクの素を購入

ロビーの入り口付近もコロニアル調で素敵～。

ホテルの色んなところに素敵な椅子があります。

私、友人を待つ間寝てしまってました(笑)

さてそろそろ予約時間。
ハイティーの値段は、
大人55.0 S $
子供27.5 S $
（税・サービス料別）

ドレスコード（服装指定）があり「スマート・カジュアル」
「袖無しのアンダーシャツ、短パン、半ズボン、サンダル、スリッパや、プールで着るような装いは不可」みたいな事が載っていました。

※アフタヌーンティーとハイティーの違い。
シンガポールではハイティーはお菓子とスコーンの他、飲茶などの食事がビュッフェ形式で提供されるのが一般的。
アフタヌーンティーの場合はお菓子、スコーンとフィンガーフード（サンドイッチなど）が紅茶・コーヒーとともに提供されます。

ティフィン ルーム ビュッフェ

予約したテーブルに座るなり、すぐにハイティーの３段トレイを持って来てくれました♪

3段スタンド
上段
☆英国風ケーキ
ストロベリーのタルトレット
ダークチョコレート&ラズベリーのアールグレイティー風味ケーキ
パッションフルーツ&マンゴーのムース

中段
☆焼き菓子
英国風フルーツケーキ
スパイス&オレンジママレードのケーキ

下段
☆英国風フィンガーサンドウィッチ各種
スモークサーモン&クリームチーズ
ハム&チキン
キュウリ&クリームチーズ
タマゴ&クリームチーズ

パウンドケーキや小さなケーキもあります。

フルーツも色々と揃っています。

お料理教室の先生一押しのラッフルズのハイティー。
母がどうしても来たかったハイティー。
ハープの生演奏を聞きながら、ゆっくりと楽しみます。

私、サンダルで来ちゃったんですが大丈夫でした。
ビーサンとかじゃなかったし、皮だったからかな？
母はビルケンでした(笑)

こちらも公式ＨＰよりお借りしました。
ラッフルズでお腹いっぱいになり
友人にお礼をして空港に向かいます。

深夜便で日本に帰ります。
2泊4日の母娘の初めて海外。
10年弱だった今思い出す事は
やっぱり楽しかったアクシデントでした。
祖父は2011年の秋に祖母のもとに出発しました。
この旅は祖父がくれた休暇だったんでしょうね。
母は今も『あの時行けてよかった』と言ってくれます。

今日久々友人とランチをしました。
小学生２人のママです。
友人も8月にシンガポール旅行の手配済みですが、飛行機のキャンセル対応はまだ7/31分まで。
ホテルはシャングリラをノンリファンドで予約済み…。
子供の都合考えると、無事キャンセル出来ても次はいつ？
旅行はタイミングが難しい…

コロナウイルス…
どうか私達の大切な瞬間を奪わないで…
どうか早く世界中が健康的に動き出しますように…

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港