2019　大阪の安藤建築散歩（グランディT梅田＆サン・オークスビル）

2019/10/03 - 2019/10/03

大阪市北区豊崎にあるグランディT梅田は、安藤忠雄建築研究所のすぐ北側に建つデザイナーズマンションで、その安藤忠雄氏の設計により２００８年に竣工しました。

安藤忠雄建築研究所のエントランス前から北側を振り向くと、建物の上部が民家越しに見えるような至近距離にあります。

同じく大阪市北区豊崎にあるサン・オークスビルは、安藤忠雄氏の設計により１９９０年に竣工したオフィスビルで、こちらも安藤忠雄建築研究所やグランディT梅田の北側に位置しています。

サン・オークスビルの１階にコンビニが入ったため、そのカラフルさが逆にこの建物のつや消し効果として働いている感じは否めませんが、安藤イズムそのものは健在で、建築当初のデザイン性は色あせることなく、十分に存在感を発揮しています。

エリア キタ（大阪駅・梅田）(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

安藤忠雄建築研究所のエントランス前から振り返ると、民家越しに見えるグランディT梅田。

グランディT梅田は、目と鼻の先と形容するのがふさわしいほど、安藤忠雄建築研究所とは至近距離にあります。

南側からグランディT梅田に近づくにつれ、だんだん安藤さんの匂いがしてきました。

こちらが西面（正面）の外観です。

でっ、こちらが北面外観。

エントランス周りの光景です。

奥は自転車置き場なんでしょうか、パンチングメタルのドアが付けられています。

エントランスホール内部からの光景です。

東側の上部は・・・

奥行きのない塔屋のような空間で構成されています。

最上部のガラリが付けられている部分には塔屋としての機能は存在するようですが・・・

下階には窓のある居室が設けられています。

では、サン・オークスビルへ徒歩で移動します。

歩くこと５分あまりでサン・オークスビルに着きました。

１階にカラフルなコンビニが入っているため、それが逆にこの建物のつや消し効果として働いている感じは否めません。

とはいえ、圧倒的な安藤イズムは健在そのもので・・・

建築当初の存在感は十分に感じ取ることができます。

西側エントランスと・・・

東側エントランスの外観です。

エントランス内部の様子。

２階への階段とエントランス外部の見返し。

わずかに見える東側外観。

もちろん、安藤さん十八番の２本一組の樋が付けられています。

北東角から見た外観。

こちらも、わずかに見える西側の外観です。

防犯上必要なんでしょうね、防犯カメラが後付けされていました。