2019/08/27 - 2019/08/27
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Prof.Chickenさん
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諸事情あって、東から2回、西から2回、合計4度立つことになったウズベキスタンの首都・タシケント。古代からあったオアシスで、三蔵法師も訪れているけれど、チンギス・ハンに壊され、1865年には早くもロシアの支配下となり、とどめは1966年の大地震で崩壊。現在の街はいたって現代的なヨーロッパの街といった風情。歴史好きにはそれほど用のない街になってしまっております。
写真は「チョルスー・バザール」。伝統を踏まえて造られたと見えて、色合いに好感が持てます。
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サマルカンドからタシケントへの移動に旅行社が用意してくれたのは、新幹線「アフラシャブ号」ではなく、普通の寝台列車。でも疲れていたのでありがたかったですし、ベッドの隣は美大1年生?のディアナ。日本のアニメが好きなようで、絵や漫画の話題で盛り上がりました。
サマルカンド7:47発、タシケント11:52着。 -
ところが列車を下りても来るはずの迎えがいない。必死に周りの人たちに頼んでいるうち、日本人の団体を動かしている日本語のできるツアコン(もちろん別の会社の人)が、代わりに電話をしてくれました。
1週間前に一度会っていた運転手でしたが、電話の向こうで言うことが支離滅裂。どうやら日本の旅行社の手配している内容を破棄して、自分に別の金を払えば珍しいところに連れて行く、と主張している模様。いくらか聞けば100ドルなどと言う。結局やってきた運転手は別の人で、しかも英語ができないから何の話も進まない。
日本の旅行社にもちょっと問題があり、「運転手がどこへでも好きなところに連れて行く」と書いてあるのですが、実際には①駅→市内の好きなところへ1移動だけフリー、②帰りはウズベキスタンホテルのロビー→空港までの移動が無料、というパッケージのようでした。
運転手、言葉が通じないから色々言っても無視して結局ウズベキスタンホテルに連れて行かれます。「帰りもここで拾うからな」と。「いや僕はバザールに行きたい」と言うと、今度はいいと言っているのにガイドを始めます。 -
もういいや、好きにしろ、と思っていると食堂へ。どうせ僕が2人分払わされるんだろ、と思っていたら、運転手が2人分払っています。あれ?いい奴なの?とりあえず自分の分の2万スムはすぐに僕が出しました。
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ウズベキスタンはこういう丸いナンが有名なんだ、撮れ!みたいに、運転手主導の時間が続きます。
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こいつのナッツや干しぶどうがうまいんだ、買え!と。実際試食したアーモンドがおいしかったので250グラム?ぐらい購入。でも、試食したのと同じ品質のものを買えたのかどうかは不明。
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バザールを上から眺めることしばし。
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「モスクのあるところへ行きたい」と言うと、地下鉄の入り口だけ教えてくれて、「モスクは向こうの方だ」と指さすだけで去って行く運転手。歩いたらけっこう距離ありました。道が工事中だったりで、ツーリストの誰もいない、わけのわからない地元の道を歩いて到着。後方に見えるのが「ジュマ・モスク」。実は世界最古のコーランと呼ばれるものがあったようなのですが、炎天下を歩いてもう動けず。
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こちらは「バラク・ハン・メドレセ」。16世紀からある建物で、綺麗に修復済みといったところでしょうか。
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「カファリ・シャーシ廟」という建物にも行きましたが、もはや祀られているのが誰かもわからず、惰性で写真。
この後たまらずタクシーを拾い、もうバザールまで戻ってしまいました。物価がわかってきたので「シュコーリカ?」(ロシア語でいくら?)と聞いて、「ベイシ(ウズベク語で5)」と言われたら、ああ5000スムのことだな、と理解して、すっと57円だけ渡してタクシーを下ります。1週間もいれば慣れたもの。 -
バザールではひたすら飲み物。コーラはペットボトルが5000スム、ビンの立ち飲みが2500スムでした。
よその街ではあまり見かけない500スム札、また地下鉄が1400スムだったのでよその街では絶対見かけない100スムコインなどが手に入りました。
え?これだけ?とお思いでしょうが、タシケントの思い出はほとんどなし。
この後ウズベキスタンホテルのロビーにいると、日本人団体がやってきました。みなさんどう見ても70歳オーバー。日本の高齢者は元気だなと痛感しました。
そしてさっきの運転手がやって来ます。一旦ウズベキスタンを離れるので、残った小額紙幣はくれてやるかと財布を出したのが失敗で、スムではなく米ドルの7ドルの方をエネルギッシュにねだられます。あー、やっぱりタシケントのタクシードライバーは噂通り厄介だったか…。スマホを見せてくれと言うから何かと思えば自分の携帯にかけて番号記録してるし…。1か月後にもう一度タシケントに着いた時、この運転手を雇わなかったのは言うまでもありませんでした。 -
ちなみにこれは1か月後、9月にタシケントに行った時(3回目)の写真。もう観光もせず、ラーメン食べてます。ところがここがおそらく韓国系の店で、ラーメンはたぶん辛(シン)ラーメン。もちろん過去に食べたことは何度もありましたが、中央アジアに1か月いた後で食べると、身体が危険物質と判断するようで、この後身体を壊しました。「辛いものを食べるとお腹を壊す」という発言をテレビでは聞いたことがありましたが、そんなわけないでしょと思ってました。急に食べ物の質が変わると身体がびっくりするんですね。
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さらに4回目のタシケントは空港での長時間乗り継ぎ。空港を出て、タクシーの運転手が多数まとわりつくのを無視して、鋼のメンタルで左斜め45度に歩き続けます。するとバス停があって、1停留所だけ乗るとドミトリーが営業されています。1000円払うことになるんですが、これで次のフライトまでゆっくり横になれます。フライトの2時間前が近づいたところでまたバスで空港に戻りました。
ウズベキスタン・スムについての注意。おそらく最初にタシケントの空港で行うであろう両替のレシートは、帰国時までなくさないで下さい。それがないとドルなどへの再両替ができないシステムです。僕の財布の中には約2000円分の札束が残っていて、ぶくぶくに太った状態で帰国することになってしまいました。額面がでかいから親戚へのお年玉にこれ使ってやろうかな… -
ちなみに多くの方が利用するであろうロビーのある、ウズベキスタンホテルはこちら。
ウズベキスタンのSIMカードですが、UMSという会社のものがどうも不調です(ネットにも動かなくなったという方多数)。空港ではここの会社のカードしか売っていなかったのですが、チャージがされていないらしく、1晩で使えない状態に。このホテルのロビーで4万スム分チャージしてもらいましたが、その日は使えたものの、一旦ウズベキスタンを離れ再び電源を入れるとまた使えない。
他社のものは試していないのでわかりませんが、とりあえずUMSはトラブルが多いようですよ、という情報だけお伝えします。
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