中国 成都の旅 1

2019/10/11 - 2019/10/15

10月の3連休を利用してどこかに行きたいと思い立ち、前後に1日ずつ休みを取り、成都に行ってきました。
もともとは台湾に行ったことがないので台湾を考えていましたが、直前で航空券も高く、以前から行きたかった成都でうまく航空券を確保できました。目当てはパンダ、楽山大仏、 金沙遺跡博物館です。

旅程は以下の通りです。往路はANA便などもありますが到着が遅くなり、夕方に成都に到着するのはこれだけでした。復路は、14日中か15日の早い時間帯で戻ってこれるものということで、14日夕方に成都を出発し、14日は台北で宿泊、15日の早朝便で帰国というフライトになりました。

2019/10/11 OZ121 名古屋-ソウル 11:05-13:05
　　　　　 CA402 ソウル-成都 14:40-17:30

10/11-10/14 成都滞在

2019/10/14 BR766 成都-台北 19:15-22:35（台北で宿泊）
2019/10/15 BR128 台北-名古屋 07:55-11:45


中国は10年ほど前に上海に行って以来ですが、成都の都会ぶりに驚きました。外国人旅行者はあまり見かけず、中国国内の旅行者がほとんどのようです。（九寨溝へ行くのために滞在する程度なのでしょうか？？）
意外なことに英語もあまり通じず、マクドでもメニューに英語表記がありませんでした。また、中国ではチケットの購入などの支払いはほぼすべてスマホで決済できるようになっているのですが、外国人は使えず、クレジットカードもVISA、マスターはほとんど使えませんでした。欧米文化圏の旅行に慣れ過ぎていることもあり、改めて欧米文化圏外の旅行の難しさに気づきました。中国は行ってみたい場所がいろいろあるので、今回の失敗を次からの旅行に生かしていければと思いました。

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エバー航空 中国国際航空 アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

台風の影響で、電車や空港が混雑してもと思い、いつもより早めに空港へ。
ANAのA320NEOです。香港便です。パッと見ではA320と区別がつきませんが、エンジンが大きく感じます。エンジンナセルにもP&Wのマーキングがあります。

今回搭乗するアシアナ航空のA321です。あまり韓国との関係がよくないですが、ほぼ満席でした。

ソウルに到着し、搭乗時刻が近づきゲートへと向かいます。成都行の飛行機はすでに来ていました。

ここで、アナウンスが流れますが、なんとなく聞いていると自分の名前が呼ばれました。

即スタッフのもとへ向かいます。話を聞くと、帰りの便の確認とビザの確認、もう一つはどこから搭乗してきたのかの確認でした。復路便がエバー航空なので国際航空では確認できなかったとかそのあたりの理由かと思われます。
とくに問題ありませんでしたが、やはり中国は厳しいですね。

国際航空に乗るのは初めてですが、CAさんは英語も達者で、袋に入ったスリッパも袋から出して足元に置いてくれるというサービスぶりです。

食事は数時間の短距離路線であるにも関わらずしっかりした内容で、おいしくいただきました。デザートにフルーツとケーキも出ました。

空港に着くと、パンダがお出迎えしてくれます。パンダのバージョンはたくさんあり、いくつかかわいいと思ったものの写真を撮りました。

入国審査、荷物受取まではスムーズに行きました。ホテルへはバスで向かう予定で、バスの矢印に従って進みますが、なかなか到着しないなあと思っているうちにターミナル2まで来てしまいました。。。
ターミナル2に到着してすぐ、エアポートシャトルを見つけることができました。
今となってはよくわかりませんが、途中で長距離バスのターミナルと、路線バスの停留所があり、「バス」はそれを指していたのではないかと思われます。地球の歩き方を読んでいると、「エアポートシャトル」という表現になっており、おそらく「エアポートシャトル」という標識を見逃していたのだと思われます。
何はともあれ、この日は無事ホテルに到着することができました。

二日目は朝から成都パンダ繁育研究基地に向かいます。入口で案内を見て、基地の奥までカートで行って、パンダを見ながら入口に戻ってくるのがいいように思えます。

しかしそう簡単にことは運びません。ここは中国です。カート待ちの大行列です。。。
とうことでカートはあきらめ徒歩で園内に向かいます。
チケットを買う際、園内マップのようなものはもらえませんが、インフォメーションセンターに行くと置いてあります。日本語版もありました。

しばらく奥へ歩いていくと、少し人だかりができています。行ってみるとパンダを発見。ひたすらタケを食べ続けています。

こちらは木の上で全く動きません。寝ているのか起きているのかすらわかりません。

レッサーパンダもいます。レッサーパンダは動きが早く、何かあるとすぐに隠れてしまいます。

パンダキッチンという、パンダの餌を作ったり、餌の説明をしている施設です。

珍しかったので、パネルは全部デジカメで撮影してきました。パンダがずっとタケを食べているのは、消化吸収があまりでないため大量のタケを食べないといけないからだそうです。あまり動かないのもそのあたりと関係があるんですかね？

こちらでもずっとタケを食べています。でもなんだか憎めません。

こちらはどれだけやる気がないねんという格好です。微動だにしません。

パンダの赤ちゃんです。初めて見ましたが、とてつもなくかわいいです。ここは少しならばないと見れません。警備員のような人が早くいけとせかしてきます。

この後もしばらく園内を回り、パンダを堪能します。
帰りは11時過ぎで、少し早いですが、向かいにある商業施設で四川の冷麺を食べました。見た目は真っ赤だったりしますが、タイ料理の辛さとは異なります。胡椒の入れ過ぎのような味です（おそらく花椒と思われる）。うまく表現できないですが、タイ料理が鋭利な刃物で切られたような辛さだとすると、こちらは鈍器で殴られたような辛さです。
どちらにせよ、辛いものが苦手な自分にはそれほどおいしいとは感じられません。

続いて武侯祠/錦里へ向かいます。

三国志で有名な劉備のお墓です。

こちらは諸葛亮です。

武侯祠を出ると、錦里に出てきました。歴史を感じる街並みにお店がたくさん並んでいて、食べ歩きにもってこいです。

いわゆるゲテモノ系の食べ物はありませんが、色が鮮やかで辛そうです。辛いものは苦手ですが、見るだけなら楽しいです。

見るだけで口のなかが辛くなってきます。さすが四川省です。

魚豆腐というようです。色は毒々しいですが、それほど辛くありませんでした。赤い粉は、たぶん唐辛子だと思うのですが辛くありません。

おしゃれなカフェのようなお店もあります。

こういう歴史を感じる街並みは歩いていて飽きないです。

こちらは唐辛子。見てるだけで口が辛くなってきます。。。

続いて、明日使用する楽山への高速鉄道のチケットを受け取りに、成都東駅へ行きます。チケットはtrip.comという香港系のサイトで予約できますが、そのままでは電車に乗れず、窓口でチケットを受け取らないといけません。インターネットで調べたところ、チケットを受け取っていない場合は2時間くらい前に駅に行かなくてはならないようで、前日に受け取ることにしました。

それにしてもでかい駅です。空港のようです。

成都東からの帰りは天府広場に寄りました。地下広場の様子です。

周辺は近代的な高層ビルが並んでいます。

天府広場です。広くて整然としています。トンファーを持った警察官か軍人が数名で見張っています。中国はどこに行っても人が集まるところには警察や軍がいます（建国70周年のせいもあるのでしょうか？）。そのおかげか、治安は非常にいいかんじがします。逆に言うと、見張っていないとテロが起きてもおかしくない状態なんかもしれません。成都はチベットにも近くて少数民族が多そうです。

続いて春熙路へ。成都は都会だと思うのですが、外資系のお店（スタバやマクドナルド）はあまり見かけません。旅行の時はたいがい現地の食べ物を食べるのですが、辛いのはダメでして、春熙路なら何か夕食にいいものがないか思い、出かけてみました。
マクド、KFC、スタバはありましたが、他は中国系のお店ばかりで、結局、伊勢丹のココイチでカレーを食べました。

明日は楽山への高速鉄道が朝早く、4時半起きです。カレーを食べた後は、朝ごはんのパンを買い、早々とホテルに戻りました。