2010年2月：小三通-“両馬”巡り(2) 在米華僑の故郷の一つ連江へ。同じ連江でも台湾の連江とは違う街｡［福建省：連江-川石島］

2010/02/22 - 2010/02/22

“両門(廈門-金門)対開，両馬(馬尾-馬祖)先行”の“小三通”構想。
両岸が発展するための計画だとか｡
そのうちの両馬間を巡ってみることに｡

馬尾からバスで30分ほど，台湾の連江縣とは海を隔てた，福建省連江県へ｡
川石島と連江市街へ｡
台湾の馬祖と目と鼻の先。
馬祖の旅行記；https://4travel.jp/travelogue/11376428

沢山の若者がアメリカに出稼ぎに行っているとのこと。
経済的にはそこそこ潤っているものの，過疎化が進んで，ちょっと寂れた感じ？

エリア 中国

連江県に着いた後、琯頭鎮の埠頭まで｡
朝食時だけあって，意外と人が沢山？

ちなみにこの目の前を福州・馬尾から台湾・馬祖へのフェリーがものすごいスピードで通り過ぎて行く。

それはともかく船へ｡
川石島までは1時間ほどの船旅。

観光地ではないので，観光客は皆無｡
島民の交通手段。

琯頭は小さい鎮なのに立派なマンションが沢山｡
アメリカに出稼ぎに行っている人が多いようで，羽振りがいい感じ｡

トイレは垂れ流し。
揺れがそれなりにあるので…ビチャビチャ…｡

民家のある場所に埠頭｡

はっきりしない空模様｡
島民は琯頭鎮まで買い出しに行っている様子｡

島自体は寂れているものの、牌坊は立派。

いわゆる漁村｡
魚網が至る所に。

道端に漁師道具。

集落を抜けて島の反対側へ。

島の観光の目玉｡
五虎島を眺められるスポット｡

島の反対側は砂浜。
馬祖の向かいにあるので，軍事施設も｡

きめの細かい砂。
天気が良ければかなりいい感じの場所｡

穏やかでも，多少緊張感のある場所｡
演習場としても使われるのか，手榴弾の残骸などが落ちてたりして…｡

リゾート施設跡地なのか，夏の時期だけ開業しているのか？
とにかくひっそりした場所｡

野生のヤギが木に上って食事中｡
道路は彼らの糞だらけ｡

集落に。
リヤカーさえ通れない小道を縫って進んで行く｡

船の時間まで村歩き。

味気ない村ではあるものの，村民の息づかいを感じられる｡

牡蠣の養殖でも行われているのか，至る所で牡蠣の殻を剥いている｡

直接買い付けることができるそう｡

島から連江市街や琯頭鎮へ引っ越す人も多いそう｡

静かな漁村｡

帰りの船に乗って琯頭鎮の埠頭まで｡

バンのローカルバスに乗って連江市街へ｡
ここも寂れた感じ。
出稼ぎに行く人が多いので，畑を世話する人手不足だとか｡
それで，四川やその他の省の人の出稼ぎ場所になっているとか｡
こんな小さな片田舎でも外地人が多い印象｡

街の中心部は比較的広い道路｡
蓮荷路は中距離バスも通る通り｡
ケンタッキーも進出していて，経済的にはそこそこ潤っている様子｡
街の中心部を囲む感じで、マンションの建設ラッシュ｡

八一六路を南下，陳第公園を過ぎると一気に生活臭が｡
かなり賑わっているエリア｡
街自体はこじんまりとしていて、使い勝手は良さげ｡
至る所にファストフード店｡
徳克士や個人経営のハンバーガーショップも。

昔ながらの建物も健在｡
今でも現役の農業銀行。

こちらは図書館。
街自体は碁盤目状に区画整理されていて味気ない感じはするものの，建物は20年くらい前から時間が止まっている感じ｡