大陸のほとりにて 3

2019/09/16 - 2019/09/16

駆け足でビリニュスの旧市街を散策した後は、トラカイへ。
古い要塞がそのまま博物館になっているトラカイ城を見学します。
周辺はカライメ族が現在も暮らす村とのこと。
郷土料理を楽しみつつ、生きた博物館を見学します。

9/14 成田前泊
9/15 成田空港からヘルシンキ経由でヴィリニュスへ
9/16 ヴィリニュス市内観光、トラカイ城見学
9/17 カウナス観光、十字架の丘、リガへ移動
9/18 リガ市内観光、ルンダーレ宮殿見学
9/19 スィグルダ観光、タリンへ移動
9/20 タリン市内観光、午後自由行動
9/21 フェリーでヘルシンキへ移動、直行便で成田へ
9/22 成田着

エリア リトアニア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

レストランはトラカイ城が見える場所にありました。

季節がよければ、お城を眺めながらガーデンパーティーができそう。

入り口は湖側にありました。
Viva Trakai Resort内のレストランだそうです。

前菜としてキビナイが出てきます。
いきなりメインディッシュかと思いました。

メインディッシュはチキンでした。

デザートは揚げリンゴ。
かなりすっぱかったと記憶しております。

強風で雨雲が流れていくので、雨が降ったりやんだり。

トラカイ観光案内所周辺。

木造の橋で湖の中の島をつないであります。

2本目の橋。
空が青いとレンガの色が映えます。

ちょうど晴れてきました。
この瞬間がうれしい。

トラカイ城 城・宮殿

手前の棟は後で自由時間に見学することになります。

跳ね橋を渡ってさらに奥へ。

工事中なのかと思いましたが、内部見学に支障はありませんでした。

往時のトラカイ城。

奥の建物は中世リトアニア勃興期の歴史博物館になっています。

ヴィタウタス大公の国づくりが展示の大きな柱になっています。

勇猛な騎馬戦士の絵。

ヴィタウタス大公の胸像。

こんな通路を見ると、ここが要塞なんだとよくわかる。

発掘中に、壺の中から出てきたコインだそう。

大きなホールで一休み。

教会のように整然と長椅子が並んでいました。

馬に乗った騎士が対峙する図。

ヴィタウタス大公のステンドグラス。

ケストゥティス公。

トラカイでは武勇に秀でた民族を招聘し、国を守らせていました。
そのルーツは、南はトルコ周辺、東はコーカサス周辺におよぶそうです。

その末裔が、現在もトラカイ周辺に残っているそう。

馬に乗って剣を振りかざしている騎士、というのはリトアニアの紋章。
パスポートの表紙にも刻印されているんですって。

外に出るために狭い階段を下ります。
ファンタジー映画に出てきそうな螺旋階段。
でも実際に住むとなったら大変なんでしょうね。

奥の見学を終えると、自由時間になったので、手前の要塞内の展示を見に行きます。
気づけば一人参加の4人で展示をほぼコンプリートしていました。

奥の城壁内の展示が中世の要塞本来の歴史展示になっているのに対し、こちらは19世紀の貴族の持ち物が展示されているんですって。

これは狩りの戦利品ということかしら。

ちょっと暗いですが、部屋の壁一面にパイプが展示されてます。
コレクターがいたらしい。

豪華なテーブルセット。

寝室の調度品。
これも位の高い人のためと思えば、むしろ地味なくらいかも。

女性の服飾品はやはり華やかです。

機械仕掛けの工芸品も、昔は高価だったんだろうなぁ。

暗いけれど、登記細工の四頭馬車。
こういうものは現代でも高価ですよね。

城壁の外に出るころには青空が戻ってきていました。

城壁の外側をぐるりと回るのも悪くないですね。
もう少し風が穏やかなら、ボートで湖を一周するのも楽しいでしょう。
「ボートに乗らない？」と、船頭さん(？)から声がかかります。

集合場所まで戻る時間です。
再び橋を渡ります。

インフォメーションセンター。
ガイドブックを探したけれど、見つけられませんでした。

集合後、駐車場まで歩きます。
カライメ通りを抜けていきます。

湖側の家々は、敷地が湖に接しているらしく、家と家との間から見える湖も趣深いものでした。

ヴィリニュスまで戻ってくると、夕食まで1時間弱余裕があるとのこと。
大聖堂付近で降ろしてもらって、わずかな時間で散策します。
1日目ということもあり、旧市街で降りたのは私ともう一人だけでした。

写真はロシア正教会。

せっかく時間ができたので、聖カジミエル教会を見ておこうと思い、歩き始めたのですが、、、

なぜかたどり着きません。

写真はマリアマグダレナ教会（だったと思います）。

ここはここで、静かないい通りだと思うんだけれど。

趣、ありますよね。

裏通りを大回りして、ようやく目的の聖カジミエル教会へ到着。
市庁舎広場側が正面だったようです。

聖カジミエル教会 寺院・教会

リトアニアでは、教会に入るたびに神聖な空気に触れられた気がします。
時間さえあれば椅子に座って心ゆくまでこの空気に触れていられるのに。

どの教会に行っても、祭壇がそれぞれ個性的です。

入り口のあたりで、「20セントでリーフレットを渡せるわよ」と声をかけていただいたので、ありがたくいただくことにしました。

市庁舎。

さて、時間はないけどもう1か所行きたいところがあるんだった。

この近くのはずなんだけど、、、

見つけた！
まさか地下にあるとは思いませんでした。

地球の歩き方にも載っていた、蝶ネクタイのお店です。
びっくりしたのは、自分で結ぶタイプが大半だったこと。
さんざん迷って、子ども用（＝甥っ子用）の蝶ネクタイを購入しました。
こちらはすでにリボンの形ができていて、着ける時にはフックで引っ掛けるだけ、というものでした。

ホテルに戻るとすぐに夕食です。
黒パンが出てきました。
クリームチーズと相性抜群です。

ボルシチかと思うけれど、ちょっとスパイシーでした。

メインはツェペリナイ。
かの飛行船、ツェッペリンに形が似ているからツェペリナイ。
ということは、意外にこのお料理の起源は短いのか？

ジャガイモ料理の種類はなんと数百種類。
主食はやっぱりこうでなくっちゃ！？

チョコレートケーキと揚げたパイ生地。
このケーキ、今朝も食べたような気がする。

夕食後、一人参加の皆様と連れ立ってホテル最上階のバーに行ってきました。
ツアー21人中4人の一人参加者全員が女性で、旅行中持ちつ持たれつ、ゆるく楽しく連れ立っていきます。

ラディソン ブル ホテル リエトゥヴァ ホテル

穏やかな夜景を見ながら、おしゃべりに花が咲きました。

疲れがたまっていたのか、なぜか夜中に気分が悪くなって持参していた胃薬を飲む羽目に。
まだ旅は始まったばかりだよ！