2年ぶりの台北はやっぱり美味かった～　☆☆☆その1：鴛鴦鍋と胡椒エビの編☆☆☆

2019/10/03 - 2019/10/06

2017年1月以来の台北。今回は一人仲間が仕事の関係で残念ながら参加を断念しましたが、かれこれ30年近くのつきあいがある友人と台北で落ち合い3泊4日の旅となりました。長期出張先からきた友人とはメールで事前に綿密な打ち合わせを行った甲斐あって予定通り落ち合うことができました
2人の目的は①オープントップバス乗車②鶯歌と三峡老街観光③美食と美酒④マッサージで、もうひとつ私の今回のテーマは日治時代の日本建築物めぐりです。。9月下旬に入ると台風発生との報がありヤキモキしていましたが間隙を縫う形でしたが、最終日を除き天気にも恵まれ、連日10月なのに35度くらいの暑さとなりました。
鶯歌までは台湾鉄道を利用しましたが、半日観光にはちょうど良い距離と規模だと思います。鶯歌の焼き物街のおまけくらいに思っていた三峡老街のほうがむしろ印象に残るくらい雰囲気がある場所で行けてよかったと思いました。
とにかく予定を詰め込みすぎて一日平均2万歩となりましたが、そのおかげかかなり食べたり飲んだりしたのに1キロしか体重が増えなくてよかった。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

いつもの10：50発のEVAでしたが、事前にONLINEでチェックインと座席指定したのでスイスイいけました。旅は天気次第。ほんと、晴れてよかった。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

機内食、見た目はいいです。赤ワインとても少量なのでお代わりを注文したら大きめのコップいっぱいに注いで持ってきてくれました。

松山機場へは定刻着となり入国もONLINEで事前申請していたので予定より30分早くホテルにチェックインできました。フロントで「お友達も無事チェックインされてお待ちですよ」と言われほっとしました。

ホテルサンルート台北 ホテル

さあ、ではロビーで落ち合っておやつ代わりに魯肉飯屋へいざ出陣！

最初に腹に入れるのは、ホテル裏にある徒歩数分の「黄記魯肉飯」の魯肉飯と決めていました。この店先の活気、戻ってきたなあ。

黄記魯肉飯 アジア料理

合わせるのは貢丸湯。ショウガが効いていてこれが魯肉飯よく合うんですよ。
魯肉飯は味良しですが、少々具が少なかったかな。

黄記魯肉飯 アジア料理

日本語は全く通じませんが、菜単は日本語版を出してくれました。こういうところが嬉しいんです。

黄記魯肉飯 アジア料理

悠遊カードをフル活用し地下鉄で民権西路から台北駅へ。以前から乗りたかったオープントップバスのレッドラインで市内巡りです。15時過ぎの便でしたががらがらでゆったりと。乗車後すぐにイヤフォンを配られてそれで日本語案内を聞きながら名所を回れるのでとても効率的です。西門～龍山寺～総統府付近～中正紀念堂～永康街～市政府エリア～南京東路とぐるっと一周して約一時間ちょいで台北駅に戻ります。300元でした。

台北オープントップバス バス系

台北駅構内です。やっぱりたくさんの人が床にごろっとしてます。冷たくて気持ちいいんでしょうね。おおらかです。

台北駅 駅

排骨弁当、今度は食べてみようっと。

台鉄便当本舖 その他の料理

日本からのネット予約もしっかり入ってました。待望の「無老鍋」で夕食です。
30分早く着いてしまいましたが、空席があったのですぐに案内されました。

無老鍋 (台北中山店) 地元の料理

中山北路を挟んだリージェントと老爺酒店の対面とロケーションも抜群によく、店もとてもシックで一発で気に入りました。店員さんも丁寧な接客でよく教育されてると思いました。但し日本語は通じません（英語はＯＫ）。鴛鴦鍋はコクがあり深い味わいでした。スープは赤いほうが辛いやつで白いのはまろやかな例えて言えばじっくり煮込んだ鶏スープのような感じ。朝鮮人参も入れてもらいました。牛肉は普通のをたのみましたが十分美味しかったです。海老も新鮮でした。「この海老、台湾産ですか？」と若い店員さんに聞いたらわざわざマネージャーさんらしき方に聞きに行ってくれて最初は「そうです」と答えたのですが、あとで「すみません、マレーシア産でした」と訂正に来てくれました。美味けりゃどっちでも「好」ですよ、と言っておきました。
個人的には烏賊のつみれが一番美味かったです。こりゃビールが進みますわ。ここは再訪に値します（ビールを一人二本飲んで一人当たり4千円くらいでした。満足度から考えて高くはありません。）。

無老鍋 (台北中山店) 地元の料理

どぶろくみたいですけどピーチ味のスムージーみたいなデザートです。

無老鍋 (台北中山店) 地元の料理

二日目は6時に起きて行天宮まで地下鉄で行って涼麺を朝食にしました。六福客桟からとても近くにあるのに日本人皆無。ここも菜単は日本語版ありました。

偉富麺館 地元の料理

質素で清潔な店。涼麺はごまだれがしっかり麺に絡み、ニンニクも強すぎず程良いと感じました。ローカルがサクッと食べて出勤していく、そん店でした。そんな中でも対応は丁寧で好感を持ちました。お持ち帰りのお客さんも結構いましたね。

偉富麺館 地元の料理

朝飯後、台北駅に向かい台鉄で鶯歌に向かいました。途中に車両基地があり多種多様な車両が見られ、鉄ちゃん垂涎の場所だな、と思いました。ここからタクシーで三峡老街に。

鶯歌駅 駅

三峡老街の入口です。

きれいにリノベーションされていました。日本人は見かけませんでした。まだ９時だたからかも知れません。

レトロな街並みで落ち着きます。

人だかりがしていた「三峡金牛角」というお店で台湾風クロワッサンを購入。クロワッサンとは似て非なるものですが、端っこがカリカリと香ばしく中はしっとりとほのかに甘くとても美味でした。必ずしも日本人には評判良くないかもしれませんがこの素朴な味、私は好きです。1個25元也。

モニュメントもいいですね。

なかなか立派な廟で社会科見学の小学生達がいました。

三峡清水厳祖師廟 寺院・教会

味のある建物です。

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

タクシーで鶯歌の陶器街へ。

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

これは多分市役所か区役所？それとも銀行？恐らく日治時代の建築であることは確かしょう。

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

実は茶器のひとつでも買おうかなと思い行ったのですが、前の晩の飲み過ぎに加えてあまりに暑いのと同じような店ばかりなのでお腹いっぱいになってしまい結局セブンイレブンに入りスムージーを飲んでぼーっとしてしまい購入欲が萎えてそのまま台北へ戻ることにしました。

鶯歌陶瓷老街 文化・芸術・歴史

その足で急いでランチのため兄弟飯店近くの梨園湯包へ。

ここも日本人はおらず。何はなくともまずはチャーハン。あっさり味です。

空心菜、間違い無いです。

そして、おまちかねの小籠包。当然、美味いです。生姜の千切りをタップリと合わせます。

豆干と小魚。こうきたらそりゃあ、昼呑みになりますよ。

鍋貼も試しました。店員さんがおすすめのソースも紹介してくれましたが、んー、焼き餃子は自宅近所の「翠葉」が上かなあ。

ランチの後は佳徳へパイナップルケーキを買いに行きました。相変わらず行列店です。最近は葱ヌガークッキーが家族の人気が高いので併せて購入しました。その後お土産を買いにカルフール東興店へ。一旦ホテルへ荷物を置いてシャワーを浴びたら待望のマッサージへ向かいます。今日は評判の千里行にしました。二時間全身コース。数名用の部屋で男性のマッサージ師さんでしたが、私のツボを的確に当てて気持ちいいというよりは治療と言える痛気持ちいい施術をしていただきました。終わった後は自分の体じゃないくらいスッキリと肩と腰の痛みが無くなりました。

千里行 エステ・スパ・マッサージ

夕食は林森北路の百家班で胡椒海老をアテに宴会です。以前に台北駐在の部下に連れてきてもらって以来の大ファンになりました。今回ぜひグルメの友人に食べてもらいたいと思いここにした次第。

百家班活蝦店 (林森店) シーフード

腸詰もご覧の通り肉厚でジューシー、ニンニクスライスをたっぷり載せて陳年紹興酒に合わせれば昇天ものです。

百家班活蝦店 (林森店) シーフード

そして、本日の主役、胡椒海老のご登場です。多くを語る必要はありません。友人曰わく、これまで数多の海老を幾多の地で試してきたがこれに勝るものなし、と。但し殻を剥く必要があるので手はベタベタになりますので、行かれる際にはウェットティッシュをぜひご持参くださいね。

百家班活蝦店 (林森店) シーフード

かくして飲兵衛の夜は今日も更けて行きます。。。

百家班活蝦店 (林森店) シーフード

そして、やはりここでも最後の客になってしまいました。

百家班活蝦店 (林森店) シーフード

夜更けの林森北路。趣があります。

林森北路 (リンセンベイルゥ) 散歩・街歩き

いわゆる熱炒かな。目があいましたがスルーしました。もう一件予定があるので。

林森北路 (リンセンベイルゥ) 散歩・街歩き

こうしてホテルに帰ったのは２時ぐらいでした。明日はまた朝6時に起きます。俺、大丈夫か？(その2に続く）

林森北路 (リンセンベイルゥ) 散歩・街歩き

この旅行記へのコメント （2）

• sanhaoさん 2019/12/18 18:40:07

  林森北路

  はじめまして、
  もう40年以上前になりますが台北に駐在しました。国賓飯店の裏のアパートに住み、西門にある会社に出勤していました。当時は台北には3万人以上の日本人がいて林森北路は観光客と駐在員で毎夜大賑わいでした。私も殆ど毎夜のように出掛けていました。懐かしいです。もうすっかり変わってしまった様ですね。
  来年は、ゆっくり台湾旅行を楽しもうと思っています。皆さんの旅行記を参考にしています。
  
  これからも宜しくお願いします。

  papapuさん からの返信 2020/10/31 12:32:27

  RE: 林森北路

  sanhaoさん
  
  ご参照いただき誠にありがとうございました。
  西門でお勤めだったそうで。下名は約３０年前、墾丁で１年、台北で５年勤務しました。４０年前なら林森北路もさぞ賑やかだったでしょうね。今は日本人駐在員の数もめっきり減ったせいでさびれた感じですが、逆に地元の若者のためのお店が増えたそうです。コロナ禍の前にヨーロッパを周られたのは大正解でしたね。