2019/10/01 - 2019/10/06
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しょうぐうさん
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2回目の天津単身赴任で休みの一人旅を満喫しています。今回は国慶節の連休を利用して、蘭州、銀川に行ってきました。この地を選んだ理由は、シルクロード関連の地だということ、国慶節連休はメジャーな観光地は人でごった返すので、空いてそうな場所であること、そして直前(3日前)に計画したので列車はほとんど取れず、飛行機移動で行ける場所、の3つです。
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5日目。
時間通り8時にガイドが迎えにきてくれました。広州から来た女性グループ3人組と一緒に、一台のミニバンで廻ります。
今回のツアーの情報はパンフレットにあった『青銅峡108塔、大禹文化园、黄河大峡谷一日遊』だけ。スケジュール表も何も有りません。
最初に向かったのは、黄河にかかるダムでした。 -
まずは黄河の水利事業の歴史を展示した博物館に入ります。内容は写真や水利事業の道具の展示ばかりで、規模は小さいし特に面白みもなく直ぐに見終わってしまいます。ところが、同行の女性グループは、一点一点展示物を熱心に見学しており、なかなか先に進みません。おまけにガイドに色々注文をつけています。何を要求されているのかガイドに尋ねると、『説明員を探してきてくれ』と言われているそうです。彼女らが熱心に見ている理由はのちにわかるのですが、この時は『変なグループと一緒になっちゃったな』と、今日1日のテンポの遅さを想像、少し憂鬱になりました。
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博物館で1時間以上費やし、やっと次に進みます。ダムが見えてきました。
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大きなダムです。
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ダムの先に埠頭があり、遊覧船に乗り込みます。道中、同行の女性グループと会話します。広州にある会社に勤める同僚2人と、その娘の3人組で来ているそうです。何の会社か聞いてみると、水利事業の会社とのこと。なるほど!あんなに熱心に博物館を見ていた訳が、やっとわかりました。
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遊覧船は20分ほど走り、目的地に着きました。
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青銅峡108塔です。日本のガイドブックに載っていないので、詳しい事はわかりませんが、歴史の有る建造物のようです。
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その名の通り108の塔が建っています。
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上からの眺め。
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隣にある寺院。ここは新しそうです。
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寺院の内部です。
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108塔を後にし、大きめの遊覧船で次の目的地に向かいます。
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暫く黄河を進みます。船内で景色の説明をしていますが、断片的にしか聞き取れません。
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遊覧船は次の目的地に着きました。
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大禹文化园という非常に大きな寺院です。
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歴史的建造物ではなさそうです。ガイドに聞くと出来たのは数年前だそうです。
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内部には巨大で金ピカの像がありました。よく見ると、像、周囲の柱などを叩いてみると、カンカンと音がします。全て安っぽいハリボテです。
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外にも巨大な像が立っています。見た目は寺院の様ですが、中で法要が行われている様子はなく、どちらかというと博物館の様です。なぜこの施設が造られたのか、理解に苦しみます。
つまらないので出口付近でぶらぶらしていると、ガイドが『もう見終わったの?早いね』
『うん、つまらないからね。』と私の答え。
ガイドは苦笑いしています。 -
3人組も同様に早々に見学を終わりそろそろ帰ろうかと言うところで、3人組とガイドが何やら会話しています。
『80元でヤンピーチュアンに乗れるよ。』とガイドが提案してきます。
ヤンピーチュアン・・・?
あー、yangpichuang=羊革船ね!
乗る乗る!乗りたい!
と3つ返事で決まります。
80元払い、モーターボートに乗り込みます。 -
間も無くヤンピーチュアン乗り場に到着!
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これがyang pi chuang = 羊革船
つまり、ヤギの皮で出来たイカダです。
以前NHK BSで放映されていた関口宏の中国鉄道大紀行でみたあれです。 -
イカダで黄河を下り、トラックでまた上流に戻すことの繰り返し。結構な人気で、どんどん人が集まってきます。
そうなると始まるのは、順番の争奪戦。
俺が先だ!
イヤ、俺の方が先に来た!
お前らは6人で時間がかかるだろ。俺らは2人だから先にしてくれ!
順番バトルは続きますが、そうしている間にも、どんどん人は増えて行きます。
すると、ラオパン(老板)らしきおばちゃんが登場し、パワー溢れる仕切りで順番をバッサバッサと決めて行きます。 -
2時間近く待ち、やっと順番が回ってきました。
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4人乗りです。
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ゆらゆら、のんびり黄河を下ります。
船頭さんの口ずさむ歌が、何とも郷愁を誘います。
4人で中国語の歌を合唱したり、波を受けて揺れるイカダ上でキャーキャー騒いだり、20分程度でしたが、楽しい川下りでした。北国の春は鉄板ですね。 -
最後に遊覧船でダムに戻ります。
ガイドも一緒に、夕食をみんなで食べようと言う事になりました。
何食べる?
羊革船にも乗ったし、銀川と言えば羊肉でしょう!
と言うことで、羊肉料理です。 -
手前の羊肉のチャーシュー?焼羊?
バカウマでした。 -
最後に記念撮影。
1、2、3、茄子!(イー、アール、サン、チエズ!)
いい出会いでした。
今度は広州にもきてね。
うん、天津にもね。
再会を願い、皆んなと別れました。 -
6日目
朝9:55発の飛行機は定刻に銀川空港を飛び立ち、天津に戻りました。
終わり
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旅行記グループ
天津駐在オヤジの蘭州・銀川 国慶節ひとり旅
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