華麗なるロシアは、チャイニーズでカオスでした。

2019/09/28 - 2019/10/04

T物語で初ロシアです。セントレアからＫＡＬ仁川経由でモスクワ入り３泊、鉄道でサンプトペテルブルグへ移動し２泊。サンプトペテルブルグを夜発で仁川経由のルートとなりました。セントレアからだと一番時間が有効の使えるのがT物語でした。参加人数は２７名で食事、観光、添乗員さん付きのらくちんツアー。参加年齢は高め７０前の方が多かったかな。観光の移動は近距離で、長くても3時間程でした。短い紅葉シーズンにドンピシャで、国慶節にもドンピシャ。夫が完全に忘れてました。ホテルも観光地もチャイニーズであふれかえってました。

エリア モスクワ(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

セントレア、仁川と乗り継いでモスクワの郊外のホテルに宿泊です。到着日はカップ麺食べてすぐ寝ました。２日目の市内観光はクレムリン周辺となります。モスクワ周辺は山がないそうで、一番高い雀が丘からの眺望も少々がっかりです。天安門広場に比べると赤の広場は意外に狭く思いました。ワシリー寺院が見たくて来たロシア。もう帰ってもいいです。夫はここがクレムリンで、玉ねぎ屋根の下にプーチンがいるのだと思っていたようです。

クレムリンの中を一通り観光し、グム百貨店へ。遊園地のように、皆さんアイス舐めながら歩いています。食品等を見て回りましたが、高いのでしょうね、よく分かりませんでした。袋下げてる人はいなかったような。観光客へのアピール施設でしょうね。地下と3階にトイレがありますが、お安い3階に。通路の一番端にあり、男性女性は離れてます。ホテルのすぐそばのショッピングセンターは日曜の夜で賑わってました。

3日目はセルギエフ・ポサードまで出かけます。ここもバスを降りた途端、上海に瞬間移動したかのようでした。中国の人がキリスト教の修道院や教会を見学するのってどんな感覚なんでしょう。宗教がないわけではないのでしょうが、とりあえず仏教の家に育った私がモスクを見学するようなものなのかな？それでもなんか判りません。夫は「それがサイトシーイング！」でした。

季節の変わり目で、曇りや雨。青空に金の玉ねぎ見たかった。

午後にモスクワに帰り再度市内観光です。初日から現地のガイドさんに、地下鉄の駅を見たいと伝えておくと、夕食後地下鉄で家に帰るから駅まで同行しましょうかと言ってくれました。皆さんには悪いのですが離団して夜のモスクワをちょっと見しました。地下鉄2回券１２０ルーブルの観光です。ガイドさんとは反対方向の地下鉄に乗り、３駅見学してみました。ホームの壁の装飾は本当に素敵でした。もっと見ておけばよかった。

電車は5分も経てば来るので、もし方向を間違えても安心して戻れます。ホームにあと何分の表示もあります。ロシア文字？読めませんからＲの逆さま、大きい＊などの形で駅名をたどっていきました。日本と同じで列車のドアの上に表示があります。色と数字で乗り換えは分かりますので、安心してください。ツアーの方々は海外の地下鉄は経験無いようで「怖くない？」と何度も聞かれました。後日皆さんに写真を見ていただきました。

駅見学の後、赤の広場に上がりました。ワシリー寺院のライトアップが見られ大満足です！小雨でしたが夫は撮影に夢中でした。

ライトアップされると立体感出ますよね。この日が９月30日で、クリスマスマーケットの資材が運ばれていました。何もなかった昨日のより広場はずいぶん狭くなっていました

４日目は朝の７時のサプサン号（ハングル？じゃなくロシア語でハヤブサだそうです）でサンプトペテルブルグへ。私の世代だとレニングラードがしっくりきます。英語読みだとセントピーターズバーグ。アメリカのどこかですかね。運河の街で、ロシアのベネチアだそうです。地の上の教会は改修中で残念写真です。

ヘンテコな車発見！日本車ではないのに、パトカー配色にシャコタンギャング。アニメからかな。サンプトペテルブルグは運河のせいかバスは市内の同じところをグルグル回っているような感覚になります。夕方のエルミタージュ美術館前の人混みはすべてチャイニーズのようです。

ホテルは大型なのですがエレベーターの半分が休んでいます。12階に泊まりましたが、中層階の人は乗れないので、下に行きたくても空いている上行きに乗るしかないです。5日目はエカテリーナ宮殿へ。私達のツアーは宮殿まで裏から歩いて行きます。手入れの行き届いた庭で紅葉が素晴らしかったです。

久しぶりの青空が。でもこの時だけでしたね。

11時の予約時間で入場すると、またもや瞬間移動で上海の人混みの中にいました。何とか現実に戻り見回すと、ただ凄いの一言です。革命、空爆にあいながらこれだけの修復できるって本当に凄いことだと思います。見学後外に出ると正面入場はたくさんの人の行列。最後尾は3時間待ちの看板近くまでありました。雨の中待つの大変だろうな。こういった所は大手のツアーに限ります。

昼食に水餃子が出たのですが、これが酷く不味い。ノイシュバンシュタイン城でも同じような不味い餃子が出た記憶があります。気を取り直してピョートル大帝の夏離宮へ行きます。噴水は来週までのようで、噴水なければ絵にならないと思います。びっくり噴水？はまさかと思いましたが、やってました。ツアーの方々大はしゃぎ？です。ホテルに戻り隣の24時間営業スーパーでお土産のチョコを買いましたが、ここの中国語を喋る店員さんの元気なこと。お給料増えてるんでしょうね。

帰国日はエルミタージュ美術館がメインです。夜の便で帰りますのでスーツケースは朝バスに乗せます。新館から見学しました。人も少なく快適に鑑賞できたのですが、お目当てのダンスは貸し出し中で見られず残念でした。昼食は新館のカフェでしたがこれが正解でした。午後に行った本館は激込みでした。私達のグループだけでしたので、小さいカフェでもゆっくり注文出来て落ち着いて食事が出来ました。残ったルーブルが501.1だったのでコーヒー150キャベツのピロシキ50を2個、質素にすまして二人で500使い切りました。1.1は募金箱へ。

ここはロシアだ！と心に念じ、気合を入れ本館へ向かいます。装飾はここも素晴らしいの一言です。ここまで豪華で広い部屋は見たことなかったです。結婚式の先撮りをされていた新婦さんが背が高く綺麗だなと思ってみてると、ヒールじゃなくぺったんこの靴でさらに驚いてしまいました。さすがに昨日までとは違い、いろいろな人種や言語が聞こえるとなぜか妙に落ち着けました。

運河クルーズに行きましたが、お天気が悪く船上には出ずじまい。これで観光は終了です。空港までが夕方からの渋滞で大変でした。高速道路の整備が遅れているのか曲がって渋滞して、また曲がって渋滞しての繰り返しです。ラウンジでシャワーを浴びてシャンパン飲んでほろ酔いで機内へ。夫はすぐに寝て機内食もパスです。仁川のトランジットも５時間越えでしたのでラウンジを抜け出してツアーの方とおしゃべりしてました。夫はセントレアから運転ありますのでビールを１杯だけの我慢のラウンジでした。