2019/09/18 - 2019/09/23
219位(同エリア360件中)
公共交通トラベラーkenさん
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2019年9月19日~23日、ベトナム北部の旅行に行ってきました。ザ・アジアワールド(KIS)の「高原鉄道&ロープウェイで行くベトナム最高峰ファンシーパン山観光付♪美しい棚田の街サパ&ハノイ 周遊5日間」というツアーを利用しました。ツアー基本料金が77,800円と格安でしたが、帰りの航空チケットが取れず、27000円追加してプレミアムエコノミー席になりました。それでも一人あたり119,210円というお得な旅行でした。
ハノイのノイバイ国際空港からハノイ市内のホテルまでの往復は他のツアー客との混載車でしたが、それ以外はドライバーと現地ガイドさんと我々だけの旅行になります。
旅行のメインは中国国境付近のサパという村です。赤ザオ族、黒モン族、花モン族などの少数民族がすむエリアで、カラフルな民族衣装や、山の傾斜を利用した棚田の風景など、興味深いスポットがたくさんあるエリアでした。
旅行記その3は、標高3143m、ベトナム最高峰のファンシーパン山と午後の自由行動で行ったハムロン丘、サパの町散策まで。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
-
昨夜は隣の部屋の客が遅くまで騒いでいたので、夜中に何度か目が覚めてしまいました。ドアのほうでカタッカタッという音がしていたのですが、特に気にもせず朝まで寝ていました。
早朝、妻が「トイレの床に何かいる」と驚いていたので、見てみると、小動物がいます。 -
じっと目をつぶって動かない小さなネズミでした。昨夜の音はこれが原因だったようです。私がトイレをしながら観察しているとほんの少しだけ足を動かしています。どうやらまだ生きているようです。山のネズミは割と小さ目でした。
ティッシュで包んで窓の外へ投げすてました。 -
天井の隅を見ると四角い穴が開いています。
ネズミがかじって開けたのでしょうか。 -
ネズミを捨てたついでに外の景色を眺めます。昨夜はずっと大雨が降っていたようですが、今はあがっています。雲は厚いですが、観光は問題なくできそうです。
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一つ上の階のレストランに食事に行きます。
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思っていたより品数も多くて、良い朝食でした。
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麺もその場で温めて提供してくれます。
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竹の筒が山積みされていたので1本持ってきました。
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開け方がわかりません。無理やり竹をむしって中を出します。他のお客さんがスタッフに開けてもらっているのを眺めていたら、そのスタッフも竹を思い切り机の角に叩き付けていたので、これで正解のようです。
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赤米を蒸したものみたいです。
もっちりとしたもち米でした。美味しかったです。 -
山小屋風?のおしゃれなレストランです。お客さんも少なくてゆったりと食事ができます。
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フルーツ各種。ここではドラゴンフルーツが美味しかったです。
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今日観光するファンシーパン山は厚い雲に隠れてしまって見えません。
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迎えに来たガイドさんと出発です。町からロープウェーの駅まで走るケーブルカーがメンテナンス中のため、車で行くことになります。
大きな駐車場で車を降りて、ロープウェーの駅までカートで移動します。なんとなく中国の観光地のシステムと似ています。 -
駅近くでカートを降ります。
朝早くから観光客でにぎわっています。お土産店もたくさん出ています。 -
民族衣装のお姉さんたちが音楽に合わせてバンブーダンスを披露しています。この後私たちもやらせてもらいました。
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ロープウェーの駅は大混雑です。
今日は土曜日なので国内の団体旅行客が大勢押しかけてきているようです。
みんなでおそろいの帽子をかぶっています。 -
白い帽子の団体さんに続いてロープウェーに乗り込みます。
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いきなり絶景です。
谷に沿って村が続き、その両側の斜面に美しい棚田が広がっています。 -
昨日歩いた場所を上空から確かめることができました。
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ファンシーパン山に到着。すごい霧と風です。
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お寺に入ってみました。
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とてもきれいな仏像がたくさん並んでいます。
ベトナム人はそれほど宗教に熱心な民族という印象はなかったのですが、熱心にお祈りする観光客もたくさん見かけました。 -
ホーチミンさんも祀られています。
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ロープウェーの駅からさらにケーブルカーを乗り継いで頂上に向かいます。
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頂上に到着。
周囲360度真っ白な霧に包まれて何も見えません。
狭い頂上は大混雑です。 -
何も見えないし歩くのも大変なくらい混雑しているのですが、なんだかみんな異様に楽しそうです。
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帰りは階段で降りて行きます。
いくつか枝分かれした道があり、その先に大きな仏像などが建っています。 -
観音様でしょうか、近づくにつれ霧の中からボウッと現れ出てきます。
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その先に小さな祠がありました。
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ここはベトナム土着の信仰神が祀られているようです。
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さらに階段道を降りて行きます。
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巨大な坐像が見えてきました。
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真下に来ましたが、霧でお顔が見えません。
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坐像を1周回って後ろ側から内部に入りました。
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結局深い霧のせいで景観を楽しむことはできませんでしたが、派手なお寺や異様にテンションの高いベトナム観光客を見ることができて満足でした。
再びロープウェーで山を下ります。 -
標高3143mから標高1600mほどのサパまで一気に下りて行きます。
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朝よりも霧が少なくなってきたようです。下の景色が良く見えるようになりました。
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少し青空も見えてきました。
美しい峡谷の風景が広がっています。 -
駅を出たところでは民族舞踊のショーをやっていました。私たちが来たときにはほとんど終了していたので何をやっていたのかは不明です。
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往きと同様、カートに乗って駐車場に戻ります。
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サパの町に戻ってきました。
ホテル近くのレストランで昼食です。 -
タイガービール小瓶 25000ドン
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ポタージュスープ。毎回これが出てきます。
このあたりの郷土料理なのでしょうか。 -
前菜的なフライドポテトと空芯菜の炒め物。
これだけでおなか一杯になりそうな量です。 -
店の外から窓越しに土産物を売りに来る現地のおかあさんたち。
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まず豚肉。
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次に牛肉。
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そしてアヒルの肉。
とにかく肉がたくさん出てきます。山間部の村ではごちそうといえばやはり肉なのでしょう。
さすがに食べきれず残してしまいました。味はどれも美味しかったですが、アヒルの肉のソースは少し臭みがありました。 -
デザートはスイカ。味は普通でした。
もうおなかがはちきれそうです。 -
食後はガイドさんと別れて、自由行動になります。ホテルで一息入れてからサパの町の散策に出かけます。
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サパ教会。
結婚式の写真撮影をする若い男女がいました。 -
サパ教会の向かって左側のの道をすすむとサパガーデンと書かれたゲートがあります。このゲートの前で左折します。
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細い路地の両側にお土産店が並んでいます。この道を進むとハムロン丘に続いています。坂の途中、道の左側にチケット売り場があるのでそこで入場券を購入します。一人70000ドン。
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丘と名前がついていますが、意外と階段が多く傾斜もきついところがあります。
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十二支の庭とあります。
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ベトナムも中国の影響で十二支があるそうです。
日本とは少し違うところもあるようで、たとえば日本のヒツジがベトナムではヤギになっています。 -
日本のネズミがベトナムではミッキー的な何かになっています。
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牛は水牛だそうです。
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猪はブタなんだそうです。猪八戒ですね。
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鶏。
だいぶカラフルです。 -
ウサギの代わりに猫。名前はジェリーでしょうか。
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ヘビ。
コブラですね。 -
龍
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馬
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サル。孫悟空でしょう。
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犬
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虎
日本とは微妙に違っていますが、同じ十二支の風習が伝わっているのをはじめて知りました。 -
虎の像の横に細い道があったので階段を登ってみました。
メインのルートから外れているのはわかっているのですが、せっかく入場料を払ったのだから全部見なければ損だというセコい根性が働いています。 -
途中にボロボロな看板でマイクロウェーブステーション(記憶があいまいですが、たぶんこう書いてありました)とラブケイブと書いてありました。意味が分かりませんでしたが構わず進むと行き止まりです。見上げると電波塔のようなものが立っていたので、ここがきっとマイクロウェーブステーション?なのでしょう。
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分かれ道があったので進んでみます。
あまり人通りのない道のようです。 -
雑草が生い茂る細い道のどん詰まりに、穴がありました。
入り口の人工物がハート型になっているところを見ると、どうやらここがラブケイブらしいですね。 -
洞穴の内部はコケや蜘蛛の巣がいっぱいです。
とても愛を語らう気分にはなれなかったので、早々に立ち去ることにしました。 -
何とかメインルートに戻ることができました。
観光客の姿を見てホッとしました。 -
奇岩に囲まれた細い階段道を登っていきます。
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丘の中腹に来ました。
ここも恋人たちのフォトスポットになっています。先ほどのラブケイブより明るくて良いですね。 -
きれいに造成された庭に出ました。
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この場所はいくつかの旅行サイトで見かけたことがあります。
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キレイな庭園のさらに奥へ。切り立った岩の隙間を横歩きで進みます。
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巨大な岩の隙間の細い道を進むのが面白いです。
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結局1周回って元の広場に戻ってきました。
先ほどとは反対の方向に回ります。 -
私たちの目的地は一応、高台にある展望台なのですが、先ほどからことごとく道を間違えてしまっています。
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またしても岩に囲まれた狭い通路ですが、ここは人通りが多いようで、とてもキレイです。
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だんだん視界が開けてきました。展望台が近いようです。
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ありました。
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サパの町が一望できます。
サパ湖を中心にとても小さな町であることが良くわかります。 -
午前中に登ったファンシーパン山方面も明るくなっています。
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ハムロンの丘は以上で終了。下に降ります。
かなり面白いスポットでした。 -
丘から降りてきました。
サパ公園を抜けてサパ湖方面へ進みます。 -
民族衣装を着こんだ小さな子供が疲れ切った顔つきで土産を手に近づいてきます。憐みを誘う様子で、ついつい買ってあげたくなりますが、それがこの子たちを働かせる親のねらいなのでしょう。
子供には労働ではなく、教育を受けさせるべきです。観光客は安易に子供たちから土産を買うのを控えるべきだと私は思います。
というわけで無視して先に進みます。 -
この周辺のレストランではチョウザメを食べさせてくれるみたいです。
食べてみたい気もしますが、昼食の肉料理がまだお腹に残っています。 -
サパ湖に来ました。
望遠付きの立派なカメラを持った集団が一斉にカメラを湖に向けています。
何か面白いものがあるのかと思ってそばに行って同じ方向にカメラを向けてみました。 -
スワンボートがありました。
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サパ湖を過ぎてさらに進むとサパ市場があります。
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立派な建物ですが、内部は閑散としてます。
1階には乾物やドライフルーツなど、2階には衣料品などを扱う店が並んでいます。
観光客相手ではなく、完全に地元民の為のマーケットです。 -
建物の外のテントには生鮮食品を扱う店が並んでいます。
ここはアジアの市場らしく、活気にあふれていました。 -
新鮮な野菜がたくさん並んでいます。
サパに来て肉料理ばかり食べていたせいか、ものすごく美味しそうに見えました。 -
おそらくタウナギの一種でしょう。気持ち悪いです。
日本ではほとんど食べる習慣のないサカナなので、いつかアジアを旅行した時に食べてみたいですね。 -
そのほか淡水魚各種
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この御夫婦は黙々とカエルを捌いていました。
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オブジェのような鳥の足
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市場の外では鳥の丸焼き
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アジアの市場はどこへ行っても面白いですね。
日本では見かけない食材が並んでいるのが興味深いです。 -
ホテルの方へ戻ってきました。そろそろ夕食の時間帯なので、レストランや道路わきの屋台などにお客がチラホラ入り始めています。
このあたりは串焼きのお店が多いようです。自分で好きな具材を選んで店員に焼いてもらうシステムみたいです。興味はありましたが、いまだにお昼ご飯の肉がおなかにあるようで、あまり重いものは食べられそうにありません。 -
結局ホテルのすぐそばにある大衆食堂に入りました。
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ホテル街なので観光客が多いようです。
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若いご夫婦らしき二人で店を切り盛りしていました。
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鶏と牛の麺を頼みました。
どちらもすごく美味しかったです。夕食はこれで十分だったので、帰りにスーパーでビールを買ってホテルに戻りました。
今日は1日盛りだくさんな観光日程でした。
サパというところは、雄大で美しい自然と、少数民族の珍しい文化の両方が楽しめる素晴らしい町でした。
明日はいよいよ最終日です。
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旅行記グループ 2019年9月18日~23日 ベトナム北部旅行
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