2018/02/10 - 2018/02/10
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ムッシュさん
ピーテル・ブリューゲル(父)を中心に、ファミリー画家の絵画作品を編集。
*ピーテル・ブリューゲル(父)の作品は、圧倒的にウィ―ン美術史美術館とベルギー王立美術館に所蔵されている。
*ブリューゲルと銘打った展覧会の場合でも、ピーテル・ブリューゲル(父)の作品展示は少ない。
*ピーテル・ブリューゲル(父)の主要作品は約50点と言われてる。
来日した作品以外の、旅行先で訪問した作品も掲載してる。
*ブリューゲルファミリー絵画は、2018年の一族系譜展で来日した作品を観る。
【これまでのブリューゲル関連の展覧会】
2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)
2017年「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展」(都美術館)
2015年「ブリューゲルとバロックの巨匠展(ルーベンス、レンブラント、ヴェラスケス)光と影の天才たち」
2010年「ブリューゲル版画の世界 ベルギー王立図書館所蔵
1990年「ブリューゲルとネーデルランド風景画展」プラハ国立所蔵
ピーテル・ブリューゲルの作品一覧:ウィキペディア参照願います。
(Wikipedia)
新規情報を入れば追記します。
- 旅行の満足度
- 5.0
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2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)
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ピーテル・ブリューゲル(父)1553 ??▽「ガリラヤ湖のキリストと使徒たち」 個人コレクション
*作品一覧より転記 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1556 x▽bs「東方三賢王の礼拝」ベルギー王立美術館蔵
*ベストセレクション作品
#2011年、2023年ベルギー旅行時にベルギー王立美術館を訪問・鑑賞した、する -
ピーター・ブリューゲル(父)1557 ??「聖アントニウスの誘惑」ワシントンン・ナショナル・ギャラリー( wng)所蔵
#2018年ワシントン旅行時に、ナショナル・ギャラリー( wng)を訪問・鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1559 bs「ネーデルラントのことわざ」ベルリン絵画館所蔵
#2007年ベルリン旅行時に、ベルリン絵画館を訪問・鑑賞した
*ベストセレクション作品
*画面の一人一人にことわざの意味あり。 当時のネーデルランド地方のことわざや格言が80以上(一説には120以上)も描かれているらしい。非常に計画的に画面を構成したであろう。
*特徴は、膨大な数の人間を描くことだ。これはブリューゲルが最後まで捨てなかった傾向。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1559 「謝肉祭と四旬節の争い 」ウィ―ン美術史美術館蔵
#2007年ウィ―ン旅行時に、ウィーン美術史美術館を訪問・鑑賞した
*当時の民衆の生活がいっそう生き生きと、詳細に描き出されている。
*キリストの死からの復活祭の前の40日間、受難者イエスを偲び肉食や祝祭を自粛する修養期間が『四旬節』。それに先立つ肉食などの禁則事項との告別を行う祭事『謝肉祭(=カーニバル)』を主題に人間の愚かさを描いた作品。
*画面手前の大樽に乗った太った男は謝肉祭の、その右側の痩せ細った男は四旬節のシンボル。二人は互いに争っているようにも見えるが、つき従っている民衆にはそんな様子はない。お祭り気分のようなにぎやかな雰囲気につつまれている。
画面ほぼ中央にはフードと帽子を被った二人組の後ろ姿が描かれ、その前を仮装した人物が松明をかざしながら先導している。これは道化を描いたものだ。道化は古来、お祭りにはなくてはならぬ存在だった。この絵の中の道化は、日中にもかかわらず松明をかざしている。それは逆さまの世界をシンボライズした仕草なのだろう* -
ピーテル・ブリューゲル(父)1560 ?▽bs「子供の遊び」ウィーン美術史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時に、ウィーン美術史美術館を訪問・鑑賞した
*80人以上の子供遊戯と260人以上の人物動作画
*純粋な身体遊戯としては、とび馬(中央)、騎馬戦(そのすぐ左)、目隠し鬼(更に左)、刑罰あそび(目隠し鬼のすぐ上)、馬乗り(右下)、揺らしっこ(その上)などであり、簡単な道具を使った遊びとしては、輪っかころがし(中央下)、樽のり(その上)、コマ回し(右手中央)など。
子どもらの表情を子細に眺めてみると、そこには子供らしさがないことに気づく。どの子どもも、大人のような顔つきをしているといってよい。
この時代の子供というのは特別な存在ではなく、人間が一人前の大人になる前の過渡的段階の生き物。いわばできそこないの大人だった。
*ルネサンス期の人文主義者たちが理想とする、遊びで成長する子供の世界をブリューゲルならではの視点で描き出しました* -
ピーテル・ブリューゲル(父)1560 ??▽bs「ナポリ湾の海戦」ドーリア・パンフィーリ美術館(ローマ)所蔵
#2015年ローマ旅行時に、ドーリア・パンフィーリ美術館を訪問・鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1560頃 ◎2006bs「イカロスの墜落のある風景」 ベルギー王立美術館所蔵
#2006年「ベルギー王立美術館展」(国立西洋)で来日
♯2011年、2023年ブリュッセル旅行時に、ベルギー王立美術館を訪問する
*翼をもつ少年イカロスが、空高く飛びすぎて太陽に焼かれて墜落するという神話がモチーフ。画面右下に海に落ちて下半身だけ。前景の農夫や羊飼いなど、誰一人イカロスに気づいていないようです。
*オヴィディウスの叙述では、太陽は中天にあるはずなのに、この絵の中では水平線の彼方に沈もうとしている。そして海に落ちたイカロスは、波の上から脚を出しておぼれている姿で描かれている。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1562 ? 「死の勝利 」プラド美術館蔵
#2012年マドリード旅行時に、プラド美術館に訪問・鑑賞した。
*人々はごく簡単に死んでいったものだ。そこは「死」が勝ち誇った世界だったわけである。そんな死の威力を、画家たちは描いた。死の舞踏とか、死の勝利といったテーマのもとで。
ブリューゲルはこの絵の中で、死のイメージを骸骨のような形で表している。画面の右手ではおびただしい数の骸骨が巨大な軍団を作って前進している。画面中央から左手にかけては、骸骨が生きた人間に襲い掛かり、首をはねたり刃物で突いたりしている。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1562 ??▽bs「サウルの自害」ウィーン美術史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時に、美術史美術館に訪問・鑑賞した。
*迫りくるペリシテ人は、膨大な量に上る人間の集団として描かれている。彼らは鎧をまとって槍をかざしている。身分の高いものは馬に乗っている。そうして岩場の上に追いつめられたサウルに迫っている。
左手の岩場の上では、サウルが剣に身を投げ出して自殺をした瞬間が描かれている。突き立てられた剣はサウルの首を貫通しているのだ。従者もまた剣を自らの首に突き刺そうとしている。迫りくる敵軍を前に自殺するユダヤ人の壮絶な運命が見る者の胸を打つ。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1562 xbs「悪女フリート」マイヤー・ファン・デン・ベルグ美術館(アントウェルペン)所蔵
*未だ観ていない。
*「悪女フリート」は、フランドルの説話に出てくる。地獄の入口に立って、やってくる人々を待ち構え、身ぐるみをはぐという、とてつもない女のこと。ブリューゲルはこの悪女を題材にして、この絵を描いた。
画面ほぼ中央で鎧をまとい右手に剣を持っているのが悪女フリート。左手には略奪したものをいくつか抱えている* -
ブリューゲル(父)1562 xxbs「反逆天使の転落」ベルギー王立美術館蔵
#2023年ブリュッセル旅行時に、ベルギー王立美術館を訪問する。
##2011年ベルギー旅行時に、ベルギー王立美術館に訪問・鑑賞した。
*ブリューゲルが、徹底的に混乱した世界をそのままに表現した作品と言えます。善と悪の対決を描いた最初の作品
*作品を描くにあたって、ブリューゲルはヒエロニムス・ボスの方法を大胆にとりいれた。悪のイメージに、ぞっとするような動物性のイメージを重ね合わせる方法である。この絵では、反逆天使たちは、半分は人間、半分は獣として描かれている。また腹を突き出した蛙、口を大きく開けた魚の化け物、そして肛門をさらした訳の分からぬ化物など、ボス的なイメージが積み重ねられる。
反逆天使たちは、地獄へと落ちていくにしたがって、次第に人間の形を失って、最後には動物の化物に変化してしまうのだ。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1563 「女の肖像」アルテ・ピナコテーク(ミュンヘン)
#2007年ミュンヘン旅行時に、ミュンヘン・アルテ・ピナコテークを訪問・鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1563 ?▽「エジプトへの逃避途上の風景」 コートールド・ギャラリー所蔵
#2018年ロンドン旅行時に、コートルード・ギャラリーを訪問・鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1563 ?▽「バベルの塔」 ウィーン美術史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時に、美術史美術館に訪問・鑑賞した。
*同館のベストセレクション作品 。日本に来ることはないだろう。
*天にも届く巨大な塔を人間が作るのを神が観て、それを壊し、建設を中止させる様子。
*塔の外回りは螺旋状の坂になっており、坂を利用して機材を運んだり、作業員が移動したりする光景が展開される。坂の途中にはクレーンが設置されている。クレーンや人間の大きさと比較してこの塔がいかに大きいか、視覚に直接訴える迫力がある。
*バベルの塔は人間の高慢の象徴だとされる。左手下に描かれているニムロソ王は、バベルの塔の建設者で、自分の高慢な野望を満足のためにこの塔を建てた。
*バベルの塔は旧約聖書創世記に記されている伝説の建造物。『ノアの箱舟』のノアの子孫二ムロデ王が、自身の力を誇示するために天に届かんばかりの高い塔を作ろうとした。その様子を見た神は怒り、人間の驕りを罰するため同じ言葉を話していた人間の言葉を通じないようにさせ混乱させたという物語。
*よく見ると建築に携わっている人々の様子が生き生きと描かれていて、とても面白い作品です。
*バベルの塔は、旧約聖書創世記に出てくる伝説の塔です。ブリューゲルの代表作です。人類が集まってこの巨大な塔を作り、それが最終的には神によって乱され、
人が散り散りになってしまったと言い伝えられています* -
ピーテル・ブリューゲル(父)1564 ▽「ゴルゴタの丘への行進」ウィ―ン美術史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時に、美術史美術館に訪問・鑑賞した。
*サイズ124 × 170 パネル画、ブリューゲルの作品のうち、二番目の大きさとなる。作品では、イエス・キリストが十字架に磔にされる場面が描かれている。
*16世紀、ベルギー・フランドル地方において、公開処刑は一般的であった。群集は公開処刑を騒ぎ立て、まるで祝祭やカーニバルのような雰囲気である。対照的に、死刑を宣告されたキリストは、恐怖と苦悩に満ちている。また、行商人らが公開処刑に集まった群集に対して商いを行い、スリが公開処刑に注意が向いている群衆の所持品を盗む様子も描かれている。
*キリストは当然、大きく一番目立つように描かれると思い込みで、民衆と同じサイズで中央に埋もれているキリストを見つけ出すことに時間がかかる。
画面手前に大きく描かれた聖母と仲間たちの嘆く姿は、従来の宗教画と同じですが、より一層、中景の人間模様が生々しく現実的に見えてきます。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1564 〇「東方三博士の礼拝」ロンドンナショナルギャラリー 蔵
#2018年ロンドン旅行時に、ナショナル・ギャラリーを訪問・鑑賞した。(2回目)
*場面は、画家が活躍したフランドルの田舎。三博士がキリストに捧げたのは、王権、神性、死をそれぞれ象徴する黄金、乳香、と没薬。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1564‐65 〇2018「農家の婚礼の踊り」ウフィッチー美術館所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日
*フィレンチェ旅行時に、ウフィツィ美術館を訪問した(2回)
*テンペラ、木に張った羊皮紙 ウフィツィ -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568頃 〇2017「バベルの塔」ロッテルダム、ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館所蔵
#2023年10月ロッテルダム旅行時に、当美術館を訪問する
#2017年「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展」で来日
*壮大な風景と驚異の細部が凝縮された傑作です。24年ぶりに来日。
*ブリューゲルは生涯で3点の《バベルの塔》をテーマにした作品を描いたとされますが、現存しているものは、ウィーンの美術史美術館と、ロッテルダムのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館に所蔵されている2点となります。
*サイズはウィーン版の半分ほどですが、こちらのほうが威圧感と不穏さが強調されています。
*2017年に日本に来日して「バベルの塔展」が開かれて、とても話題になった本作。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 bs [月暦 鳥罠のある冬の風景 」ブタペスト国立西洋美術館所蔵
*ベストセレクション作品
#2007年 ブダペスト旅行時にブタペスト西洋美術館を訪問・鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 「聖マルティヌスの日のワイン 」プラド美術館所蔵
#2012年マドリード旅行時に、プラド美術館に訪問・鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 ▽bs「穀物の収穫」メトロポリタン美術館所蔵
#2017年アメリカ東海岸旅行時に、ニューヨークで訪問した
*一年を通して農民の生活を描いた月歴画の一つ。そのうち穀物の収穫時期である8,9月を描いたも。ブリューゲルの友人でアントウェルペンの裕福な金融商人ニコラース・ヨンゲリンクの邸宅の装飾画として制作された。
のどかな田園風景とそこに暮らす農民の姿が生き生きと描かれ、緻密な細部の描写から、当時の服装や道具、食生活までが分かります。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 ▽「姦淫の女」コートールド・ギャラリー美術館・ロンドン所蔵
#2018年ロンドン旅行時に、訪問・鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 ??x「干し草の収穫」プラハ,ロブコヴィツ宮殿
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ピーテル・ブリューゲル(父)1565 ?▽bs「月暦 暗い日」ウィーン美術史美術館蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 ▽「月暦 雪中の狩人」ウィーン美術史美術館蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した
*館のベストセレクション作品
*遠近法、俯瞰の構図が分か
*6点からなる連作月暦画のうちの一つ。一月を表す荒涼とした冬景色。中世の時祷書に見られるような美しい世界が広がっていて、遠方には峻厳にそびえたつアルプス。
雪に覆われたまっ白な景色と樹木や人物、空を舞う鳥たちのほぼ黒に近い暗色が水墨画のようでもあり、冬の冷気と静けさをも感じさせます
*季節画のうちの「冬」を描いた作品。狩人たちの狩りの収穫はどうやらうさぎ1羽だけだったようで、帰郷の足取りは重く、犬の尻尾も垂れ下がっています。そんな冬の厳しさを主題におきつつも、奥で遊びに興じる人々や雪に覆われた雄大な自然の姿を同時に描き出すことで、画面が暗くなりすぎずに「冬」のもつ人の温かさや自然の美しさをも楽しむことが出来ます* -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 「牛群の帰り」ウイーン美術史美術館(ウィーン)所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 「聖マルティヌスの日のワイン」プラド 美術館蔵
#2012年マドリード旅行時に、プラド美術館に訪問・鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565‐67 x 「ベツレヘムの幼児虐殺」ロイヤル・コレクション・ENG
*ヘロデ王による嬰児虐殺はマタイの福音書に出てくる話だ。新しい王がベツレヘムに生まれたと、東方の三博士から聞いたヘロデ王が、自分の王位が奪われるのを恐れて、ベツレヘムにいる2歳未満の男児をすべて殺せと命じたエピソード。
*画面には槍や刀で突き刺される子ども、殺されて裸のまま母親の膝に横たわる子ども、自分の子どもの命乞いをする父親などが、すさまじい迫力を以て描かれている。後方には槍を突き立てた兵士たちの一団が描かれているが、槍を突き上げるのは、スペイン軍の特徴だった。兵士たちの中心には白いひげの男が馬に跨っているが、それはスペインのアルバ公といわれる。スペインによるフランドル支配の残虐性を訴えたものだとも解釈されている。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1566 〇2006「ベツレヘムの人口調査」ベルギー王立美術館所蔵
#2006年「ベルギー王立美術館展」で来日
#2011年、2023年 ブリュッセル旅行時に、王立美術館を訪問、鑑賞した。
*そのころ、皇帝アウグストゥスから、全世界の人口調査をせよと勅令が出た。人々はみな、住民登録をする為に、各々の故郷へと帰って行った。それゆえ、ダビデの末裔であるヨセフもガリラヤのナザレを出て、ベツレヘムと呼ばれるユダヤのダビデへと上って行った。身重になっていた許嫁の妻マリヤと共に、登録をする為であった。』と語られている。
* キャンバス右下には、ロバに乗ったマリヤとロバをひくヨセフが描かれている。マリヤは聖母マリア、イエス・キリストを身ごもっている。キャンバス左下には、旅籠にて住民登録の窓口。合わせて、家禽による物納も行われている。背景には、雪景色と廃れた城があるが、アムステルダムの塔門が基になっている。
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ピーテル・ブリューゲル(父)1566 〇2018 [洗礼者ヨハネの説教 」ブダペスト国立西洋美術所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日
#2007年 ブダペスト旅行時にブタペスト西洋美術館を訪問・鑑賞した
*ヨハネはネーデルランドで優勢な再洗礼派の宗教的な支柱であった。ヨハネは画面中央よりやや左手に立っている。かれが左手で指差しているのはイエス・キリストだ。キリストは明るい服装で、腕組みをし、瞑想しているように描かれている。説教に聞き入っている民衆はすべてブリューゲルの同時代人たちだ。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 bs [月暦 鳥罠のある冬の風景 」ブタペスト国立西洋美術館所蔵
*ブダペスト旅行時に、ブダペスト国立西洋美術館を訪問した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1565 「鳥罠のある冬景色」イギリス・ウィルトン・ハウス
*画面の左手には氷の張った川でスケートを楽しむ人々が描かれ、右手の大木の下には戸板で仕掛けた罠の周りを鳥たちが無心で飛び跳ねている。鳥が危険にさらされているのは明らかだが、人間だって危険でないわけではない、いつ氷が割れるかもしれないる。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1566 〇2016「 結婚式の踊り 」デトロイト美術館所蔵
#2016年「デトロイト美術館展」(上野の森美術館)で来日
*ブリューゲルは、125人の列席者をキャンバス全体に配置し、それぞれに躍動感をもたせている。キャンバス前方には、ルネサンス時代の特色がある衣装を身に纏った踊り子と農民がいる。
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ピーテル・ブリューゲル(父)1567 bs 「農民の婚礼 」ウイーン美術史美術館蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した
*これも人気のベストセレクション作品
*農民を人間らしい暮らしをするものとして再評価する時代。明るく、陽気に、活力あふれる個性的な人として描く」
*中央に置かれるべき新郎新婦が、どこにいるのかすぐには見つかりません。
主役がいないというより、ここに描かれている一人一人が主役とも考えられる。納屋のような室内での祝席では、参列した村人たちの熱気が伝わり、談笑が聞こえてくるようです。手前の人物を一番大きく、遠景の人物を小さく描くことにより、奥行きが深まり、質素な雰囲気ながら、ダイナミックな空間が描き出されています。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1567 ?▽「サウロの回心」ウィーン美術史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した
*サウロがキリスト教徒を迫害しようとダマスクに向かう途中、突然天から光が差し込み失明し落馬します。サウロはその時「なぜ私を迫害するのか」というイエスの声を聞き、回心してキリスト教徒になった。
構図は隊列にいる後方の歩兵の視点から描かれており、主人公であるパウロは小さく描かれ(中央右手で落馬している)、強い遠近感をもって峻厳な山と遠くに広がる風景がダイナミックに描かれている。
*深刻な宗教戦争がはじまる。その戦争は80年間もの間続き、フランドルはカトリックに改宗したベルギーと、プロテスタントを守ったオランダとに分裂した。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1567 ▽「怠け者の天国」 アルテピナ・ミュンヘン所蔵
#2007年ミュンヘン旅行時に、アルテピナコテークを訪問し、鑑賞した。
*本作は、ブリューゲルの寓意画で聖書に出てくる物語や諺などを、日常の情景を通して人物や事物を象徴として描き、人間の罪や愚行の戒めること。怠惰と暴飲暴食といった『大食』という罪。食べたいだけ食べ、働かずに居眠っている男たちは、僧侶、農夫、兵士たち。左上の「お菓子の屋根」は「豊富で有り余ること」右上の「腹にナイフが突き刺された豚」は「事はすでに決められている」といった諺。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568 「農民の踊り 」ビュールレコレクション所蔵
*農民は教会に対して背を向け、夢中で踊っている。農民は誰一人として聖母マリアの絵画に気付いていない様子。農民が、精神的よりも物質的事柄に心を奪われていることが明らかである。
*楽し気に踊る男女、早く加わろうと急ぐカップル。飲みすぎた酔っ払い、この楽し気な絵にも「信仰の軽視」、「情欲」、「怒り」、「大食」といった人間の愚行や罪を戒めをこめている。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568 ▽「3人の兵隊」フリック・コレクション所蔵
#2017年ニューヨーク旅行時に、フリック・コレクションを訪問した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568 「農夫と鳥の巣取り」ウイーン史美術館所蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568 ◎2015「足なえたち」ルーヴル美術館所蔵
#2015年「ルーブル美術館展」(国立新美術館)で来日
*パリ旅行時、ルーブル美術館を訪問した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1568年 x「盲人の寓意」ナポリ・カポディモンテ美術館蔵 122×170㎝
*盲目というテーマ。聖書マタイによる福音書第15章14節の「もし盲人が盲人の手引きをするなら、二人とも穴に落ち込むであろう」という言葉に基づいている。 -
ピーテル・ブリューゲル(父)1569 x「海の嵐」ウィ―ン美術史美術館蔵
#2007年ウィ―ン旅行時にウィーン美術史美術館を訪問鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)1564 「十字架を運ぶキリスト」ベルリン絵画館蔵
#2007年ベルリン旅行時に、ベルリン旅行時、ベルリン絵画館を訪問・問鑑賞した -
ピーテル・ブリューゲル(父)ヤーコプ・グリンメル1557 〇2018《種をまく人のたとえがある風景》個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
これより、ヤン・ブリューゲル(父)編です。
ヤン・ブリューゲル(父)1590 ?▽「エデンの園」ドーリア・パンフィーリ美術館所蔵
#2015年ローマ旅行時に、ドーリア・パンフィーリ美術館を訪問した。 -
ヤン・ブリューゲル(父)1594 「地獄のオルフェウス」フィレンツェ,パラティーナ美術館所蔵
#2015年フィレンチェ旅行時に、パラティーナ美術館を訪問した -
ヤン・ブリューゲル(父)1595-1600 ◎2018「水浴をする人たちのいる川の風景」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル(父)1600-25 〇2018「花卉」プラド美術館所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日
#2015年「プラド美術館展」(国立西洋美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル(父)1603 ??▽「花束」ミュンヘン,アルテ・ピナコテーク所蔵
*ミュンヘン旅行時に、アルテ・ピナコテークを訪問した。 -
ヤン・ブリューゲル(父)1615 〇2018「ノアの箱舟への乗船」デッサウ・アンハルト絵画館
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル(父)1619 ?▽「地獄のアイネイアースと巫女」ウィーン美術史美術館所蔵
*ウイーン旅行時に、ウイーン美術史美術館を訪問した。 -
ヤン・ブリューゲル(父) 、ヤン・ブリューゲル(子)1615-20 〇2018「机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇」 個人所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル(父)? ?▽「コレクションキャビネット」プラド美術館所蔵
*マドリッド旅行時に、プラド美術館を訪問した。 -
ヤン・ブリューゲル(父) ?▽「火の寓意・ウルカヌスの鍛冶場のヴェヌス」 ローマ・ドーリア・パンフィーリ美術館所蔵
*ローマ旅行時に、ドーリア・パンフィーリ美術館を訪問した。 -
ヤン・ブリューゲル(父)???▽「結婚式の行列」フランス・プチ・パレ所蔵
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ヤン・ブリューゲル1世とヘンドリック・ファン・バーレン1621-22 〇2012「四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪」マウリッツハイス美術館所蔵
#2012年「マウリッツハイス美術館展」で来日
♯2011年、2023年マウリッツハイス美術館を訪問し鑑賞した。 -
ここからは、ピーテル・ブリューゲル(子)の作品です。
ピーテル・ブリューゲル(子) ?? [鳥罠のある冬の風景 」プーシキン美術館所蔵 -
ピーテル・ブリューゲルエルダ(子)1580‐90 〇2018「バグパイプ奏者と旅人のいる村」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ピーテル・ブリューゲル・エルダー(子)1595 〇2015「バベルの塔の建設」プラド美術館蔵
#2015 年「プラド美術館展」(国立西洋美術館)で来日
#2012年マドリード旅行時にプラド美術館を訪問、鑑賞した。 -
ピーテル・ブリューゲル・エルダー(子)1565 ?「干し草の収穫 枝を束ねる二人の農民」プラハ国立美術館所蔵
*プラハ旅行時に、プラハ国立美術館を訪問した。 -
ピーター・ブリューゲルエルダ(子)1610 〇2018「七つの慈悲の行い」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ピーテル・ブリューゲル・エルダ(子)1610 〇2018《野外での婚礼の踊り》個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日
*披露宴を待ちきれない人々が、結婚を祝して踊りを始めた。男たちはブラゲットをつけ、おんなたちは前掛け姿に姉さんかぶりの格好だ。
肝心の花嫁と花婿がどこにいるのか? -
ピーテル・ブリューゲル・エルダ(子)2世1616 〇2018「聖霊降臨祭の花嫁」デッサウ・アンハルト絵画館所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル2世1645-50 〇2018《聴覚の寓意》個人所蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
ヤン・ブリューゲル2世(子)??〇2018「『籠と陶器の花瓶に入った花束』個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
アンブロシウス・ブリューゲル【孫】1645-1650 〇2018「花瓶に入ったチューリップとダリア」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
アンブロシウス・ブリューゲル【孫】1650-60 〇2018「ガラスの花瓶に入った花束」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日 -
クリストッフェル・ファン・デン・ベルヘ1620 〇2018「青い花瓶に入った種々の花々」個人蔵
#2018年「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」(都美術館)で来日
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