初めてのアイスランド　④北部　（ミーバトン、デティフォス他）

2019/07/14 - 2019/07/20

初めてアイスランドを旅行しました。

普段の旅行では、公共交通機関を利用しますが、アイスランドでは整っていないため、現地ツアーを利用して観光しました。
なかなか見ることのできないような不思議な地形など、自然を満喫する旅となりました。

1日目　ケフラヴィーク国際空港到着　レイキャヴィーク市内へ。　　レイキャヴィーク泊
2日目　ゴールデンサークル　現地ツアーに参加、　夕方、プールへ。　レイキャビーク泊
3日目　南海岸　現地ツアーに参加　　レイキャヴィーク泊
4日目　レイキャヴィーク空港発、空路アークレイリへ。　アークレイリ散策　アークレイリ泊
5日目　ミーヴァトン、デッティフォスなどを周る現地ツアー参加　アークレイリ泊
6日目　空路アークレイリからレイキャヴィークへ。　午後、ブルーラグーンへ。　レイキャヴィーク泊
7日目　ケフラヴィーク国際空港発

アイスランド滞在5日目は、北部の見所を周る、Dettifoss Grand Tourという現地ツアーに参加しました。
ゴーザフォス、ミーバトン湖、デティフォス等、変化に富んだ景色を楽しむことが出来ました。

エリア ミーバトン(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

アイスランド滞在五日目は、アークレイリ発の現地ツアーで、北部の観光スポットを周ります。
SBA-Nordurleidというバス会社が催行する、Dettifoss Grand Tourに参加しました。
同様のツアーを扱う現地ツアー会社は、いくつかありましたが、この会社は、特に少人数を確約していない分、いくらか安く、また早期予約の割引もありました。

結果的に、参加者は私達だけだったので、プライベートツアーとなりました。

始めに向かったのは、ゴーザフォスです。
世界遺産に指定されている、美しい滝です。
天気が良ければ、もっと、きれいなのだと思います。

滝のそばまで下りて、近づくことができました。

神の滝、という意味だそうです。

ゴーザフォスが流れる川です。

この日、後から行くデッティフォスと比べると、川幅はそれほど広くはありません。

ゴーザフォスの後は、ミーバトンへ向かいました。
ミーバトン周辺には、いくつもの観光スポットがあります。

スクートゥスタジルは、水蒸気爆発によってできた、シュードクレーターと呼ばれる地形が多く見られる場所です。

遊歩道を歩いて、散策できます。

ミーバトン湖は、蚊の湖という意味だそうで、実際に沢山の蚊がいました。

クレーター状の地形だということが良く分かります。

続いて向かったのは、ディムボルギルです。

溶岩によって造られた、奇妙な形の岩が多く見られる場所です。

どうやって、形成されたのかを説明する看板。

溶岩からできた様々な形の岩の間に、遊歩道が設けられています。
たいていの観光スポットは、駐車場から自分で歩いて、指定された時間に集合というパターンでしたが、ここでは、迷わないようにと、ドライバー兼ガイドさんが、一緒に歩いてくれました。

岩は、色々なものに見立てることができます。

これは、人の横顔に見える岩。

リスに見えます。

向かい合った二人の人に見えます。

穴のあいた岩。
空いた穴の中でポーズを取る人の写真が、ガイドブックに載っていました。

ディムボルギルの岩でできた洞窟には、サンタクロースが住んでいる、という事が書かれてあったようです。

サンタクロースの住居、という演出で、服が置いてありました。

ディムボルギルにも、北アメリカプレートと、ユーラシアプレートの割れ目があり、両者を跨いで写真を撮ったりもしました。

ゲストハウスで作ってきたサンドイッチで昼食にした後は、クヴェリルです。

ゴールデンサークルで訪れたゲイシールよりも、かなり強く硫黄の匂いが漂っています。

雨も降っていて、泥で滑りやすいため、気をつけて歩きました。

泥の沼からは、ボコボコと音を立てて、絶えず泡が出ています。

地球上とは思えないような景色でした。

ロープで区切られたところ以外は、危ないので歩くことができません。

植物が生きられない環境なため、草木も見られないのだそうです。

クヴェリルの次に向かったのは、デティフォスです。
駐車場で降りて、10分くらい歩きます。
滝に向かう途中は、岩しか無い、荒涼とした景色でした。

デティフォスが見えてきました。

轟音とともに、濁った水が流れています。

水量が凄いので、滝までの距離があっても、水しぶきが雨のように降ってきます。

ヨーロッパ最大水量の滝だそうで、恐ろしいほどの勢いで水が流れています。

少し離れたところまで歩いても、常に水がかかります。

対岸の方が、より一層滝に近づけるようでしたが、私達は対岸へは行けませんでした。

水が濁っていることで、より迫力が増して見えるのでしょうか。

アイスランドへ来て、いくつも滝を見ましたが、デティフォスの迫力は群を抜いています。

遠くへ目を向けると、断崖の間を川が流れる様子が分かります。

カメラが濡れますが、それでも何枚も写真を撮りました。
防水仕様のカメラがあれば、その方が良さそうです。

レイキャヴィークから、アークレイリまで移動し、見にきた甲斐があったと感じる、物凄い迫力の場所でした。

デティフォスの上流にも、滝があります。
駐車場に戻る前に、行って見ました。

セルフォスという滝で、デティフォスよりも小さい滝でしたが、綺麗な形をしていました。

大迫力のデティフォスを後にして、次に向かったのは、Jokulsarsgljufur Canyonという渓谷にあるスポットです。
この場所も、ドライバーさんと一緒に歩きました。
写真にある、低木の実を摘んでくれました。
ぴりっとしたスパイスのような味の実でした。

Jokulsarsgljufur Canyonは、氷河によって造られたのだそうです。

奇妙な形をした岩も見られます。

ドライバーさんの案内で、Echo Cliffsと呼ばれる場所へやってきました。

柱状節理の大きな岩がありました。

川側に回り込むと、岩の一部が少し窪んだような形になっていました。
ドライバーさんの指示で、ここで目をつぶり、ぐるぐると回ってみました。
目をつぶったまま止まって、川の音がどちらから聞こえるかを質問されました。
川の音は、川からではなく、この岩から聞こえ、名前のもとになっているエコーを体感しました。

続いて、同じく渓谷にある観光スポットの一つ、アゥスビルギを訪れました。
駐車場から5分ほど歩くと、急に、断崖に囲まれた美しい渓谷が現れます。

100mの高さの断崖で形成された馬蹄状の渓谷です。

少し高い所へ上がって眺めました。
これまで見てきた観光スポットとは異なる雰囲気の、静かでとても美しい場所でした。

上がれるぎりぎりの高さまで行ってみました。

綺麗な景色を写真に収め、駐車場へと戻りました。

この日のツアー最後に訪れたのは、フーサヴィークという港町です。

フーサヴィークは、ホエールウォッチングで有名な町です。

漁港のすぐそばには、かわいらしい教会もありました。

アイスランドで有名な、パフィンを模ったオブジェもありました。

漁港では、防寒着を着て、ホエールウォッチングに参加する人達も見かけました。

所要10時間の、この現地ツアーでは、北部の観光スポットを存分に楽しむことができました。

アークレイリに戻り、ゲストハウスのすぐそばにある、バックパッカーズ・アークレイリのレストランで、夕食をとりました。
アイスランドの中では、良心的な価格のお店です。
ぎりぎり、ハッピーアワーに間に合い、半額でビールも味わえました。

アイスランドは、ホットドッグも有名らしいので、食べてみました。
ラムも含んだウインナーは、独特の味わいで、好みが分かれるところだと感じました。

この旅行では、2泊アークレイリに滞在し、アイスランド北部の自然を楽しめました。