2019/08/11 - 2019/08/18
3位(同エリア14件中)
おとおとさん
今年の盆の旅行は、昨年末と同じく、広州トランジットのドバイ便のチケットを買いました。年末年始のドバイ経由の中東旅行が楽しかったので、8か月後の夏休みも同じルートを辿ることにしたのです。
今回は、ドバイからどこへ行くか。さんざん迷った挙句、こんな理由から、レバノン・ベイルート行きを選択しました。
1、外務省の危険レベルが、レバノンの多くで2から1に下がっていること。(そのため「地球の歩き方」にレバノンが再掲載されました。)
2、5つの世界遺産など、観光資源が豊富そうなこと。
3、レバノン料理が、おいしそうなこと。
4、中東では、夏の暑さが(まだ)穏やかそうなこと。
危険レベルが下がったとはいえ、シリアと国境を接している国です。ベイルートの市内散策を除いて、観光はすべてガイドを依頼しました。そういった観光方法なども含めて、7泊8日のレバノン観光について、4回に分けて旅行記を書いていきます。
下記が旅程です。4回目は、トリポリ観光と帰国までです。
8月11日(日)09:00関空→11:45広州、19:05広州→23:05ドバイ
中国南方航空、ドバイ泊
8月12日(月)07:30ドバイ→10:35ベイルート、エミレーツ航空
レバノン観光、ベイルート泊
8月13日(火)レバノン観光、ベイルート泊
8月14日(水)レバノン観光、ベイルート泊
8月15日(木)レバノン観光、ベイルート泊
※8月16日(金)レバノン観光
22:55ベイルート→03:50ドバイ、フライドバイ
※8月17日(土)ドバイ泊
※8月18日(日)01:00ドバイ→12:35広州、16:25広州→21:00関空
中国南方航空
※1ドル=113円で、計算しています。
※1ドル=1,500レバノンポンドで、計算しています。
※1AED(ディルハム)=37円で、計算しています。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6日目。
レバノン最終日。夜のフライトなので、夕方まで観光ができます。最初は個人散策をするつもりだったのですが、結局、昨日までガイドを頼んでいた旅行会社に、もう一日のガイドを追加依頼することにしました。急きょの話だったので、昨日までとは別のガイドさんとなりました。
空港送迎までお願いしたので、ホテルをチェックアウトし、荷物をトランクを詰めて車に乗り込みました。ベイルート国立博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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まずは、ベイルート国立博物館。
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数多くの作品が展示されています。
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なかでも、目玉がこれ。②で書いたビブロスから出土した兵士像です。表紙写真は、この拡大写真となります。像のお土産があったので、買って帰りました。
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石棺がずらっと並んでいます。そして、撮影禁止でしたが、特別室には本物のミイラが横たわっていました。
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広い博物館は、見ごたえがありました。一番のインパクトは、ミイラの実物だったでしょうか。
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そして、ベイルートから車を走らせて、レバノン第2の都市・トリポリへ。北へ90キロ離れたこの目的地は、妻のリクエストでした。
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セント・ジル要塞から観光を始めます。
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結構、広いです。
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屋上からの、トリポリ市内。
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そして、トリポリ旧市街へ。時計塔が、ランドマークになっています。
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ガイドとともに、旧市街をぶらぶら。
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スーク(市場)へ。
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石けん屋。トリポリの名産品です。お土産に買って帰りました。
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迷路のようなスークは、実に魅力的でした。
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旧市街には、モスクもあります。
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モスクのなか。
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モスクは、たくさんありました。
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レバノンコーヒー。
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教会もあります。
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教会のなか。
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空港到着時間の厳守という絶対条件があるため、市内観光は早歩きになりました。食事を後回しにしたため、スイーツショップに入ります。
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レバノン・スイーツ。
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同じく。
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アイスクリーム。2,000レバノンポンド(150円)。
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旧市街の散策は、どこの国でも面白いものだと思います。できれば、もう少し時間が欲しかったです。
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帰途に、トリポリの港へ。
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最後に、ガイドブックに載っていた「ライオン塔」に立ち寄ってもらいました。
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塔のなか。これでトリポリ観光はおしまいです。
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ベイルートに戻ってきました。レストランです。
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とりあえず、ビール。
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頼んだ料理の数々。レバノン最後の晩さんは、38,000レバノンポンド(2,862円)となりました。
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空港への途中で、鳩の岩へ寄ってもらいました。ベイルートの撮影スポットとして人気のこの場所が、レバノン最後の観光地となりました。
鳩の岩 観光名所
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空港へ到着。これでレバノンともお別れ。ドバイへ帰ります。
国立博物館、トリポリ、鳩の岩、空港送迎というスケジュールで、ガイド料は180ドル(20,340円)でした。おそらく多少のサービスがあったのだと思います。トータルでは、この日を含めて結局4日間のガイドでちょうど800ドル(90,400円)の料金となりました。合計すると高いのですが、入場料も含めての1日1人100ドル(11,300円)と考えると、まずまずの金額なのかなとも思えてきます。ベイルート・ラフィク・ハリリ国際空港 (BEY) 空港
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フライドバイのドバイ便は、夜の11時出発です。
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フライドバイの機内食。
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7日目。
朝の4時、ドバイに着きました。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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朝の5時、ホテル到着。シャワーを浴びて、即就寝です。
アシアナ ホテル ホテル
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昼過ぎの起床。遊びに行く時間はありましたが、ドバイの40度前後の気候のなか、動き回る体力もなく、ほぼ室内で過ごすこととなりました。
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ドバイのアシアナホテルは、ベイルートの安価なホテルとは違って、きれいでした。おかげで、快適なホテルステイとなりました。
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とりあえず少しだけ、ホテルのまわりをぶらぶら。
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レバノンと違って、ドバイは大阪より暑かったです。あと、さすがに建物は近代的でした。
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ホテルのなかのレストラン。マニラというフィリピン料理のお店で、夕食です。
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私のフィリピン料理のイメージといえば、シニガンです。酸っぱいスープが特徴です。
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レバノン料理よりは見慣れた料理が出てきます。
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ついつい麺類も頼んでしまいました。見知ったアジアに戻ってきたという気分になります。こういう料理を目の前にすると、また東南アジア旅行をしたくなってしまいます。
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レバノン帰りのドバイで食べるフィリピン料理。よくわからない組合せですが、おいしく完食し、118AED(4,366円) 。ホテルなのでやや高い夕食となりました。
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8日目。
深夜1時の飛行機で帰国するため、再びドバイの空港へ戻ってきました。
ホテルは、朝の5時にチェックインし、夜の10時にチェックアウトするという、めったに経験しない時間帯でのトランジット的な利用で、2泊13,160円でした。朝食抜きですが、ホテルのレベルを考えると安かったと思います。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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レバノン旅行の費用は、おおよそこんな感じでした。
飛行機代 313,594円
(関空~ドバイ往復、ドバイ~ベイルート往復)
ホテル代 42,284円
(ドバイ1泊、ベイルート4泊、ドバイ2泊)
ツアー代 90,400円
(ベイルートガイド4日間)
その他諸経費 約63,000円
合計 約509,000円
1人当たり合計 約254,500円
その他諸経費は、中東での滞在費(食費、交通費、ガイドチップ、お土産代など)、トランジットの空港での食費、自宅から関空までの往復交通費など、今回の旅行で発生した費用のすべてです。
ホテル代は非常に安かったのですが、飛行機代が高くついたのと、お土産をちょっと多めに買ったことで、1人250,000円を超える金額となってしまいました。それでも、GWのブータン旅行に比べると、だいぶん安いのですが…。 -
ドバイから広州へ、広州から関空へ、という中国南方航空での空の旅は順調でした。治安の心配もあったレバノン旅行も、無事に帰国することができました。
4回にわたる旅行記は、以上となります。マイナーな地域の、長い旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。広州白雲国際空港 (CAN) 空港
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この旅行記へのコメント (2)
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- Elliott-7さん 2019/10/04 11:53:00
- 拝見しました
- レバノンは初めて拝見しました。行ったことがないのでとても新鮮でした。ありがとうございます。
- おとおとさん からの返信 2019/10/07 23:32:06
- RE: 拝見しました
- Elliott-7様
レバノンは4traに登録されている旅行記の数が少ないのをみても、相当にマイナーな旅行先なのだと思います。メッセージありがとうございました。
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