帯広旅行記(ブログ) 一覧に戻る
今回の旅行記は、昭和48年(1973)にNHKテレビ番組「新日本紀行」で放送された「幸福への旅」から始まります。<br />昭和48年(1973)2月、上野駅出札窓口でのシーン<br /> お客「すみません。幸福1(枚)」<br />  駅員A「はっ?」<br /> お客「こうふく」<br />  駅員A「こうふく?? どんな字、書きますか?」<br /> お客「あの、幸せです」<br />  駅員A「やまちゃーん、補充(券)願います。幸福だって、幸福。」<br />   駅員B「どこ?」<br />  駅員A「幸福、幸福、しあわせです。」<br />   駅員B「しあわせなんて、あったっけ?」<br /> しばらくして・・・<br />  駅員A「お待ちどおさまでした」<br />当時、大学生だったかっちんもテレビを見ていました。<br /><br />この番組をきっかけに、国鉄広尾線の愛国駅から幸福駅行きのきっぷが「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームになりました。<br />当時、国鉄の「DISCOVER JAPAN」キャンペーンとも重なり、北海道へ旅する若者、女性たちが増えていったのです。(かっちんも・・・)<br />しかし、広尾線は赤字路線を解消できず昭和62年(1987)に廃止。その後、愛国・幸福駅は観光スポットとして整備され、今でも訪れる人が絶えません。<br /><br />そして、十勝の開拓に欠かせないのが農耕馬として働いた「ばん馬」。脚が短く胴が太い体形は力持ち。<br />今は帯広競馬場の「ばんえい競馬」でその姿を見ることかできます。<br /><br />今日の午後は十勝バスの車窓から南十勝の農場風景を見ながら、幸福駅、愛国駅、十勝鉄道の保存車両を見学し、最後に帯広競馬場で「ばんえい競馬」を観戦します。<br /><br />なお、旅行記は下記資料を参考にしました。<br />・NHKアーカイブス「新日本紀行」1963~1982年<br />・帯広市・幸福駅公式HP「幸福駅情報」「愛国駅情報」<br />・HBCあぐり王国北海道の放送「輪作は畑にも地域にも重要な仕組みだ」2013年4月27日<br />・JAきたみらい「じゃがいもが届くまで」<br />・帯広市「カラーマンホール」「名勝ピリカノカ(美しい形・山)」<br />・帯広競馬場「ばんえい十勝」<br />・Pacalla馬のはなし「ばん馬とどさんこ(北海道和種)のちがい」<br />・ウイキペディア「広尾線」「ディスカバー・ジャパン」「国鉄キハ20系気動車」「幸福駅」「大正駅」「特定地方交通線」「閉塞」<br />

南十勝の風景2019~国鉄広尾線幸福・愛国駅、穀物の収穫、ばんえい競馬~(帯広)

96いいね!

2019/09/08 - 2019/09/08

36位(同エリア1027件中)

0

59

かっちん

かっちんさん

今回の旅行記は、昭和48年(1973)にNHKテレビ番組「新日本紀行」で放送された「幸福への旅」から始まります。
昭和48年(1973)2月、上野駅出札窓口でのシーン
 お客「すみません。幸福1(枚)」
  駅員A「はっ?」
 お客「こうふく」
  駅員A「こうふく?? どんな字、書きますか?」
 お客「あの、幸せです」
  駅員A「やまちゃーん、補充(券)願います。幸福だって、幸福。」
   駅員B「どこ?」
  駅員A「幸福、幸福、しあわせです。」
   駅員B「しあわせなんて、あったっけ?」
 しばらくして・・・
  駅員A「お待ちどおさまでした」
当時、大学生だったかっちんもテレビを見ていました。

この番組をきっかけに、国鉄広尾線の愛国駅から幸福駅行きのきっぷが「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームになりました。
当時、国鉄の「DISCOVER JAPAN」キャンペーンとも重なり、北海道へ旅する若者、女性たちが増えていったのです。(かっちんも・・・)
しかし、広尾線は赤字路線を解消できず昭和62年(1987)に廃止。その後、愛国・幸福駅は観光スポットとして整備され、今でも訪れる人が絶えません。

そして、十勝の開拓に欠かせないのが農耕馬として働いた「ばん馬」。脚が短く胴が太い体形は力持ち。
今は帯広競馬場の「ばんえい競馬」でその姿を見ることかできます。

今日の午後は十勝バスの車窓から南十勝の農場風景を見ながら、幸福駅、愛国駅、十勝鉄道の保存車両を見学し、最後に帯広競馬場で「ばんえい競馬」を観戦します。

なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・NHKアーカイブス「新日本紀行」1963~1982年
・帯広市・幸福駅公式HP「幸福駅情報」「愛国駅情報」
・HBCあぐり王国北海道の放送「輪作は畑にも地域にも重要な仕組みだ」2013年4月27日
・JAきたみらい「じゃがいもが届くまで」
・帯広市「カラーマンホール」「名勝ピリカノカ(美しい形・山)」
・帯広競馬場「ばんえい十勝」
・Pacalla馬のはなし「ばん馬とどさんこ(北海道和種)のちがい」
・ウイキペディア「広尾線」「ディスカバー・ジャパン」「国鉄キハ20系気動車」「幸福駅」「大正駅」「特定地方交通線」「閉塞」

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • デザインマンホール「愛国から幸福ゆき」<br /><br />帯広市内にあるカラーマンホールの一つ。<br /><br />十勝平野から見た日高山脈を背景に、観光地として人気の高い「幸福駅舎」、「愛国駅舎」に展示されている機関車をデザインしています。<br /><br />国鉄広尾線「愛国駅~幸福駅」のきっぷが「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームとなり、現在も続いています。<br />

    デザインマンホール「愛国から幸福ゆき」

    帯広市内にあるカラーマンホールの一つ。

    十勝平野から見た日高山脈を背景に、観光地として人気の高い「幸福駅舎」、「愛国駅舎」に展示されている機関車をデザインしています。

    国鉄広尾線「愛国駅~幸福駅」のきっぷが「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームとなり、現在も続いています。

  • NHK名作選 みのがしなつかし「幸福への旅」<br /><br />昭和48年(1973)に放送されたNHKテレビ番組の新日本紀行「幸福への旅」は、今でもNHKアーカイブスの動画で見ることができます。<br /> http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010176_00000<br /><br />きっぷは当時上野駅の乗車券印刷発行機で発行された補充券「東京都区内から幸福ゆき」。<br />「幸福」は印判が無く、手書き。<br />経由は「仙台、青函、苗穂、東滝川」で、懐かしい青函連絡船を利用します。<br />

    NHK名作選 みのがしなつかし「幸福への旅」

    昭和48年(1973)に放送されたNHKテレビ番組の新日本紀行「幸福への旅」は、今でもNHKアーカイブスの動画で見ることができます。
     http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010176_00000

    きっぷは当時上野駅の乗車券印刷発行機で発行された補充券「東京都区内から幸福ゆき」。
    「幸福」は印判が無く、手書き。
    経由は「仙台、青函、苗穂、東滝川」で、懐かしい青函連絡船を利用します。

  • 国鉄広尾線の地図<br /><br />帯広駅と広尾駅(地図では鉄道記念公園)を結ぶ国鉄広尾線は、昭和4~7年(1929~1932)に開業し、南十勝の発展に貢献し、広尾から襟裳岬へ通じる観光路線となりました。<br /><br />しかし赤字路線は解消できず、国鉄再建法の第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の昭和62年(1987)に廃止。<br /><br />広尾線途中にあった愛国、幸福駅は、観光スポットとして保存されています。他の一部の駅でも駅舎が残されています。<br /><br />広尾線だった区間は、現在十勝バスが運行されています。<br />

    国鉄広尾線の地図

    帯広駅と広尾駅(地図では鉄道記念公園)を結ぶ国鉄広尾線は、昭和4~7年(1929~1932)に開業し、南十勝の発展に貢献し、広尾から襟裳岬へ通じる観光路線となりました。

    しかし赤字路線は解消できず、国鉄再建法の第2次特定地方交通線に指定され、国鉄分割民営化直前の昭和62年(1987)に廃止。

    広尾線途中にあった愛国、幸福駅は、観光スポットとして保存されています。他の一部の駅でも駅舎が残されています。

    広尾線だった区間は、現在十勝バスが運行されています。

  • 帯広行きの十勝バス(中札内)<br /><br />「六花の森」がある中札内から、帯広行きの十勝バスに乗り、幸福へ向かいます。<br />

    帯広行きの十勝バス(中札内)

    「六花の森」がある中札内から、帯広行きの十勝バスに乗り、幸福へ向かいます。

  • 「幸福」バス停に到着<br /><br />国道沿いのバス停から幸福駅まで500m離れています。<br /><br />ここは帯広市幸福町です。<br />

    「幸福」バス停に到着

    国道沿いのバス停から幸福駅まで500m離れています。

    ここは帯広市幸福町です。

  • 西日を浴びる幸福駅(国道付近から)<br /><br />ディーゼルカーが2両停車しています。<br />

    イチオシ

    西日を浴びる幸福駅(国道付近から)

    ディーゼルカーが2両停車しています。

  • 「幸福駅」の案内板<br /><br />幸福駅に到着します。<br />

    「幸福駅」の案内板

    幸福駅に到着します。

  • ハートのアーチ(幸福駅)<br /><br />幸せ(ハート)の先に幸福駅が見えます。<br /><br />車で訪れている人が大勢います。<br /><br />バスで訪れたのはかっちん夫婦だけ・・・<br />

    ハートのアーチ(幸福駅)

    幸せ(ハート)の先に幸福駅が見えます。

    車で訪れている人が大勢います。

    バスで訪れたのはかっちん夫婦だけ・・・

  • 今にも動き出しそうなディーゼルカー(幸福駅)<br /><br />屋外に設置されているにもかかわらず、綺麗な外観。<br /><br />整備が行き届き、保存が維持されています。<br />

    今にも動き出しそうなディーゼルカー(幸福駅)

    屋外に設置されているにもかかわらず、綺麗な外観。

    整備が行き届き、保存が維持されています。

  • 駅名標(幸福駅)<br /><br />隣の駅は大正と中札内。<br />

    駅名標(幸福駅)

    隣の駅は大正と中札内。

  • 幸福の鐘(幸福駅)<br /><br />プラットホームから駅舎へ抜ける途中に設置されている鐘。<br /><br />模擬ウェディング用に新設した鐘ですが、いつの間にか幸せが舞い込むと噂され、来訪者の人気スポットになりました。<br />

    幸福の鐘(幸福駅)

    プラットホームから駅舎へ抜ける途中に設置されている鐘。

    模擬ウェディング用に新設した鐘ですが、いつの間にか幸せが舞い込むと噂され、来訪者の人気スポットになりました。

  • 木造の駅舎(幸福駅)<br /><br />当時は無人駅だったので、待合室として利用されていました。<br /><br />来訪記念に、大型記念きっぷや名刺を貼り付けています。<br />

    木造の駅舎(幸福駅)

    当時は無人駅だったので、待合室として利用されていました。

    来訪記念に、大型記念きっぷや名刺を貼り付けています。

  • 幸福駅に保存されているキハ22(幸福駅)<br /><br />北海道の耐寒仕様車として昭和33年(1958)から製造されたキハ22。<br /><br />1両だけでも走れるので、昭和40~60年代に北海道旅行したときローカル線でよく乗った懐かしい車両です。<br /><br />平成7年(1995)までに全車廃車され、現在はキハ40に置き換えられています。<br />

    幸福駅に保存されているキハ22(幸福駅)

    北海道の耐寒仕様車として昭和33年(1958)から製造されたキハ22。

    1両だけでも走れるので、昭和40~60年代に北海道旅行したときローカル線でよく乗った懐かしい車両です。

    平成7年(1995)までに全車廃車され、現在はキハ40に置き換えられています。

  • 耐寒仕様の車内(キハ22)<br /><br />クロスシート(車端部はロングシート)に二重窓、床は雪が融けて濡れた時に滑りにくいように木張りです。<br />

    耐寒仕様の車内(キハ22)

    クロスシート(車端部はロングシート)に二重窓、床は雪が融けて濡れた時に滑りにくいように木張りです。

  • 車両前後にある運転台(キハ22)<br />

    車両前後にある運転台(キハ22)

  • 車両後面(キハ22)<br /><br />キハ22 221は富士重工業製です。<br /><br />運転席の側面にある折り畳まれた状態のアーム(棒)は「タブレットキャッチャー」です。<br /><br />アームを横に引き出しておくと、閉塞区間の入口で列車を走らせたまま、輪っかのタブレットキャリア(通票)を引っ掛けて受け取ることができます。<br />

    車両後面(キハ22)

    キハ22 221は富士重工業製です。

    運転席の側面にある折り畳まれた状態のアーム(棒)は「タブレットキャッチャー」です。

    アームを横に引き出しておくと、閉塞区間の入口で列車を走らせたまま、輪っかのタブレットキャリア(通票)を引っ掛けて受け取ることができます。

  • ビート畑(幸福駅)<br /><br />駅周辺は砂糖の原料になるビート(てん菜)畑を栽培しています。<br />

    ビート畑(幸福駅)

    駅周辺は砂糖の原料になるビート(てん菜)畑を栽培しています。

  • 真っ赤なサルビアとツーショット(幸福駅)<br />

    真っ赤なサルビアとツーショット(幸福駅)

  • 黄金色に輝く「キンエンコロ」(幸福町)<br /><br />「幸福」バス停に戻る途中、「キンエンコロ」が太陽の光を受け、黄金色に輝いています。<br />

    イチオシ

    黄金色に輝く「キンエンコロ」(幸福町)

    「幸福」バス停に戻る途中、「キンエンコロ」が太陽の光を受け、黄金色に輝いています。

  • 絵画のような十勝(バス車窓)<br /><br />ビート畑、豆畑、白樺並木。<br /><br />帯広行きのバスに乗り、十勝の景色を眺めています。<br />

    絵画のような十勝(バス車窓)

    ビート畑、豆畑、白樺並木。

    帯広行きのバスに乗り、十勝の景色を眺めています。

  • 牧草ロールとサイロ(バス車窓)<br />

    牧草ロールとサイロ(バス車窓)

  • 穀物の収穫風景(バス車窓)<br />

    穀物の収穫風景(バス車窓)

  • パッチワークのような畑(バス車窓)<br /><br />十勝の畑作は栄養分のバランスが崩れないように、毎年畑に植えるものを変えていく輪作です。<br /><br />輪作の基本は、小麦・豆類・ビート・馬鈴薯の4種類。<br /><br />十勝の畑はパッチワークのような素晴らしい彩りになります。<br />

    パッチワークのような畑(バス車窓)

    十勝の畑作は栄養分のバランスが崩れないように、毎年畑に植えるものを変えていく輪作です。

    輪作の基本は、小麦・豆類・ビート・馬鈴薯の4種類。

    十勝の畑はパッチワークのような素晴らしい彩りになります。

  • 広尾線大正駅(バス車窓)<br /><br />広尾線廃止後、木造駅舎、ホームが一時保存されていましたが、平成9年(1997)に解体され、現在は「大正ふれあい広場」として新規に造られたホームと旧木造駅舎に似せた公衆トイレが設置されています。<br />

    広尾線大正駅(バス車窓)

    広尾線廃止後、木造駅舎、ホームが一時保存されていましたが、平成9年(1997)に解体され、現在は「大正ふれあい広場」として新規に造られたホームと旧木造駅舎に似せた公衆トイレが設置されています。

  • 古い木造建物(大正付近の車窓)<br /><br />何に使われていたのでしょうか?<br /><br />

    古い木造建物(大正付近の車窓)

    何に使われていたのでしょうか?

  • トウモロコシ畑(バス車窓)<br />

    トウモロコシ畑(バス車窓)

  • 馬鈴薯の収穫作業(バス車窓)<br /><br />茎葉処理後の畑に、ポテトハーベスターという機械を使って馬鈴薯を収穫しています。<br />

    イチオシ

    馬鈴薯の収穫作業(バス車窓)

    茎葉処理後の畑に、ポテトハーベスターという機械を使って馬鈴薯を収穫しています。

  • 「愛国」バス停で降ります<br /><br />広尾駅までは徒歩2分。<br />

    「愛国」バス停で降ります

    広尾駅までは徒歩2分。

  • 広尾線愛国駅の駅舎<br /><br />駅舎は改築され、現在は交通記念館として開館しています。<br />

    広尾線愛国駅の駅舎

    駅舎は改築され、現在は交通記念館として開館しています。

  • 黒光りするSL-9600形(愛国駅)<br /><br />大正7年に川崎造船所で製造され、全道各地で運転されました。<br />

    黒光りするSL-9600形(愛国駅)

    大正7年に川崎造船所で製造され、全道各地で運転されました。

  • 元駅舎内部(交通記念館)<br /><br />記念館内部には、国鉄時代の懐かしい品々が展示されています。<br />

    元駅舎内部(交通記念館)

    記念館内部には、国鉄時代の懐かしい品々が展示されています。

  • 第一次、第二次廃止線(交通記念館)<br /><br />国鉄赤字ローカル路線は昭和58年(1983)から順次廃止されていきました。<br /><br />帯広と広尾を結ぶ広尾線は、第ニ次廃止線の対象となり、昭和62年(1987)廃止になりました。<br />

    第一次、第二次廃止線(交通記念館)

    国鉄赤字ローカル路線は昭和58年(1983)から順次廃止されていきました。

    帯広と広尾を結ぶ広尾線は、第ニ次廃止線の対象となり、昭和62年(1987)廃止になりました。

  • 全盛期の広尾線(交通記念館)<br /><br />広尾線は昭和4年から7年にかけて徐々に開通し、南十勝の発展に貢献してきました。<br /><br />幸福駅は地元の要望により、昭和31年(1956)に開業しています。<br />

    全盛期の広尾線(交通記念館)

    広尾線は昭和4年から7年にかけて徐々に開通し、南十勝の発展に貢献してきました。

    幸福駅は地元の要望により、昭和31年(1956)に開業しています。

  • イベント列車(交通記念館)<br /><br />広尾線廃止決定に伴い、別れを惜しむ「リゾートエクスプレス愛国・幸福号」が昭和61年(1986)12月に幸福駅にやって来ました。<br />

    イベント列車(交通記念館)

    広尾線廃止決定に伴い、別れを惜しむ「リゾートエクスプレス愛国・幸福号」が昭和61年(1986)12月に幸福駅にやって来ました。

  • 乗車券や鉄道備品(交通記念館)<br />

    乗車券や鉄道備品(交通記念館)

  • 通票閉そく機(交通記念館)<br /><br />閉そく区間両端の停車場の駅長同士が連絡をとりあい、この装置から当該区間の円盤状の金属「通票」を1個だけ取り出し、走行する機関士に携帯させます。<br />

    通票閉そく機(交通記念館)

    閉そく区間両端の停車場の駅長同士が連絡をとりあい、この装置から当該区間の円盤状の金属「通票」を1個だけ取り出し、走行する機関士に携帯させます。

  • タブレットキャリア(交通記念館)<br /><br />タブレットキャリアには、通票(タブレット)を入れる皮革製の袋と、携帯用の輪っかが付いています。<br />

    タブレットキャリア(交通記念館)

    タブレットキャリアには、通票(タブレット)を入れる皮革製の袋と、携帯用の輪っかが付いています。

  • 駅のスタンプ(交通記念館)<br /><br />昔、全国の駅スタンプを集めていたので懐かしいです。<br />

    駅のスタンプ(交通記念館)

    昔、全国の駅スタンプを集めていたので懐かしいです。

  • 夏の陽射しを浴びる車掌車(愛国駅前)<br />

    夏の陽射しを浴びる車掌車(愛国駅前)

  • ひまわり3兄弟が歌ってます(愛国駅近く)<br /><br />愛国駅近くにひまわり畑があります。<br />

    イチオシ

    ひまわり3兄弟が歌ってます(愛国駅近く)

    愛国駅近くにひまわり畑があります。

  • 背の高いヤチダモ(愛国駅前)<br />

    背の高いヤチダモ(愛国駅前)

  • 愛国の親子バス停<br /><br />十勝バスと拓殖バスのバス停。<br /><br />小さなバス停の拓殖バスは、もしかするとミニバスが来るのかも・・・<br />

    愛国の親子バス停

    十勝バスと拓殖バスのバス停。

    小さなバス停の拓殖バスは、もしかするとミニバスが来るのかも・・・

  • 黄色く染まる十勝の夕暮れ(バス車窓)<br /><br />再び帯広行きの十勝バスに乗っています。<br />

    イチオシ

    黄色く染まる十勝の夕暮れ(バス車窓)

    再び帯広行きの十勝バスに乗っています。

  • 農業機械のミーティング(バス車窓)<br />

    農業機械のミーティング(バス車窓)

  • 「イオン帯広店前」バス停で降ります<br />

    「イオン帯広店前」バス停で降ります

  • 「思い出の小径」<br /><br />ここは西6条南20丁目(イオン帯広店近く)。<br /><br />昔、十勝鉄道が走っていた線路跡が「とてっぽ通、思い出の小径」と呼ばれています。<br /><br />「とてっぽ」とは、地元の人が親しみを込めて呼んだ「十勝鉄道」の呼び名です。<br />

    「思い出の小径」

    ここは西6条南20丁目(イオン帯広店近く)。

    昔、十勝鉄道が走っていた線路跡が「とてっぽ通、思い出の小径」と呼ばれています。

    「とてっぽ」とは、地元の人が親しみを込めて呼んだ「十勝鉄道」の呼び名です。

  • 十勝鉄道の保存車両(思い出の小径)<br /><br />蒸気機関車4号は、大正9年(1920)日本車輛で製作。<br /><br />客車コハ23号は、大正14年(1925)楠木製作所で製作。<br /><br />昭和34年(1959)に旅客輸送が停止し、両車両が廃止されました。<br />

    十勝鉄道の保存車両(思い出の小径)

    蒸気機関車4号は、大正9年(1920)日本車輛で製作。

    客車コハ23号は、大正14年(1925)楠木製作所で製作。

    昭和34年(1959)に旅客輸送が停止し、両車両が廃止されました。

  • 夕暮れに浮かぶ日高の山(帯広市内)<br /><br />左の高い山が芽室岳、右隣が芽室岳西峰(パンケヌーシ岳)。<br /><br />帯広競馬場まで歩く途中で見つけました。<br />

    夕暮れに浮かぶ日高の山(帯広市内)

    左の高い山が芽室岳、右隣が芽室岳西峰(パンケヌーシ岳)。

    帯広競馬場まで歩く途中で見つけました。

  • 夕焼け空を巣に帰る鳥たち(帯広市内)<br />

    夕焼け空を巣に帰る鳥たち(帯広市内)

  • デザインマンホール「森で遊ぶ馬くん」(帯広市内)<br /><br />帯広市内にあるカラーマンホールの一つ。<br /><br />「ばんえい十勝」マスコットキャラクターを中心に帯広市の「花」、「木」、「鳥」をデザインしています。<br />

    デザインマンホール「森で遊ぶ馬くん」(帯広市内)

    帯広市内にあるカラーマンホールの一つ。

    「ばんえい十勝」マスコットキャラクターを中心に帯広市の「花」、「木」、「鳥」をデザインしています。

  • ばん馬のお出迎え<br /><br />帯広競馬場に到着。<br /><br />現在の時刻は18時過ぎ。ナイターレースを観戦します。<br /><br />開催日は土曜~月曜。入場料は100円。<br />

    ばん馬のお出迎え

    帯広競馬場に到着。

    現在の時刻は18時過ぎ。ナイターレースを観戦します。

    開催日は土曜~月曜。入場料は100円。

  • エキサイティングゾーン(競馬場)<br /><br />レース中のばん馬をレースコースの近くで観戦ができる「エキサイティングゾーン」。<br /><br />普通の競馬ではありえません。<br />

    エキサイティングゾーン(競馬場)

    レース中のばん馬をレースコースの近くで観戦ができる「エキサイティングゾーン」。

    普通の競馬ではありえません。

  • 第7レース発走(競馬場)<br /><br />スタートして最初のヤマ場「第1障害」の坂(高さ1m)はどの馬もクリアー。<br />

    第7レース発走(競馬場)

    スタートして最初のヤマ場「第1障害」の坂(高さ1m)はどの馬もクリアー。

  • 第2障害の坂(競馬場)<br /><br />ここは高さが1.6mとやや高く、ばんえい最大のヤマ場。<br />

    第2障害の坂(競馬場)

    ここは高さが1.6mとやや高く、ばんえい最大のヤマ場。

  • 第2障害の坂を越え、猛ダッシュ(競馬場)<br /><br />ばん馬の尻をムチでピシピシと音を立てて叩き、痛そう・・・<br />

    第2障害の坂を越え、猛ダッシュ(競馬場)

    ばん馬の尻をムチでピシピシと音を立てて叩き、痛そう・・・

  • 次の集団の第2障害越え(競馬場)<br /><br />ばん馬は頭を下げ、全力で最大1トンの鉄ソリを曳っぱります。<br />

    イチオシ

    次の集団の第2障害越え(競馬場)

    ばん馬は頭を下げ、全力で最大1トンの鉄ソリを曳っぱります。

  • あら、どうしたの「1番くん」(競馬場)<br /><br />さっきからずっと頂上の手前で止まっている。<br /><br />人間の世界なら職場放棄かも、馬の世界では自由気まま。<br />

    あら、どうしたの「1番くん」(競馬場)

    さっきからずっと頂上の手前で止まっている。

    人間の世界なら職場放棄かも、馬の世界では自由気まま。

  • ゴール(競馬場)<br /><br />9頭の出走馬はすでにゴール。<br /><br />1番くんはまだだけど・・・<br />

    ゴール(競馬場)

    9頭の出走馬はすでにゴール。

    1番くんはまだだけど・・・

  • 「帯広競馬場前」バス停<br /><br />2レースほど見て、バスで帯広駅に帰ります。<br /><br />ばんえい競馬は、馬の体力と気力で勝ち負けが決まるので、予想が難しそうです。<br />

    「帯広競馬場前」バス停

    2レースほど見て、バスで帯広駅に帰ります。

    ばんえい競馬は、馬の体力と気力で勝ち負けが決まるので、予想が難しそうです。

96いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP