ラオス・パクセからタートロへ / ハンモックでのんびり昼寝＋雨季の豪快すぎる滝にびびる

2019/08/15 - 2019/08/21

　タイ東北部をブラブラしたあと、ウボンからパクセに入りました。パクセは２年ぶり、タートロは初めてです。

　パクセにはこれまで何度も来ているので新鮮味が薄れてしまい、町の写真はほとんどなく食べたものばかりになってしまいました。しかしタートロではバンガローのハンモックで昼寝するなど、久々に田舎っぽいラオスを味わうことができました。雨季の滝も新鮮で見応えがありました。

　今回のラオスは、食って、だらだらして、ハンモックで昼寝しただけでしたが、次もまたそうしようと思います（ ← ダメ人間 ）。
　

エリア パクセ(ラオス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 タクシー 徒歩
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空 ベトナム航空
• 利用旅行会社: Agoda

　タイのウボンから国際バスでラオスへ入国します。

　この時ラオスボーダーの職員が100Bを要求してきました。土日の休日なら事務手数料がかかるとも思いましたが今日は平日です。しかもこれまでこのボーダーで金を請求されたことはありません。金額から見ても明らかにワイロだと思い、「ホワーイ、イズディスダーティマネー？」などと大声を出したら、しぶしぶ入国印を押したパスポートを返してきました。

　入国が済んだあたりで、この時たまたま同じバスに乗っていた日本人「ミヤザキ」さんとしばしおしゃべり。

　国境を闊歩する牛。ラオスだなぁと実感します。牛たちのフンの香りもまたラオスの香りです。

　パクセではアリサゲストハウスに２泊します。

アリサ ゲストハウス ホテル

　ここはどの部屋も広くて清潔です。スタッフも笑顔であいさつしてくれます。アゴダで予約もできますしお勧めです。一泊約1,800円でした。

　シャワールームも文句なし。

　パクセのお楽しみのひとつはこのダオリンカフェです。おじさんはここのフルーツシェイクが大好きでこれまでもよく飲みに来てましたが、今回は滞在中のランチをすべてここで食べました。

ダオリン レストラン カフェ アジア料理

　１日目のランチは、バミームーとマンゴーシェイクで３万キープ。

　アマゾンカフェでブラックコーヒーを飲んで一休み、13,000キープ。レシートを見ると消費税が10％となっています。わが日本も間近に迫ってますね。

　夕食はパクセホテル近くのシュアンマイレストランです。この店に初めて入ったのは10年以上前で、パクセに来るたび利用しています。庶民的で入りやすい店です。

　ここで、お昼におしゃべりしたミヤザキさんとばったり再会。お互いの旅行の話など楽しい時間となりました。

Xuan Mai Restaurant アジア料理

　ダオリン２日目のランチはチキンスープ、カオニャオ、スイカシェイク。うま～い！ 35,000キープ。

　この日からはナンノイゲストハウスに宿替えします。ここもいい宿なんです。玄関の左側を見ると、

Nang Noi Guesthouse ホテル

　新館が建ってます。今回はこちらに泊まることになりました。

　おぉ、なんと新しい。どこもかしこもピカピカです。部屋にいる限りここがラオスだとは信じられないほどです。

　エアコン、テレビはもちろん、冷蔵庫まであります。wifiもいい具合です。

　シャワールームも清潔。この部屋は一泊13万キープでした。やや高いとも思いますが、パクセのホテルのレベルの低さと料金の高さから考えると、許容範囲と思いました。

　この日もやっぱりダオリンでランチ。ローストポーク、タムマークフン（ソムタム）、カオニャオのランチセットとオレンジジュース。35,000キープ。満腹！。

　夕食はシュアンマイレストラン。フライドライスチキンとバナナシェイクで３万キープです。

　今朝は近くのホステルで自転車を借りてメコン川を見に来ました。護岸工事が進められていました。

　ヴィエンチャンもそうですが、せっかくの雄大な景色が損なわれるようで残念です。きっと氾濫などの危険から市民を守るためなのでしょうから致し方ないです。

　この日もランチはダオリン。タケノコのイエローカレーとラムヤイシェイク。これまたうまい。３万キープです。

　今日からタートロへ行ってバンガローに２泊します。滝、楽しみです。

　ということで南方面バスターミナルまで来ました。運ちゃんには「８キロメートルバスターミナル」と言えば通じやすいです。

　

パクセー南バスターミナル（8?バスターミナル） バス系

　このターミナルは遠くてほんとに不便です。町なかからトゥクトゥクで４万キープもかかりました。

　各方面への時刻表です。しかしここに書かれてる以外にもバスはあるようです。

　バスがいました。タートロと札が出ています。これなら安心ですね。チケットは３万キープでした。

　ちなみに「タートロ」と発音しても「タートゥロ」でも通じずらかったです。「ターッロ」の方が通じるようでした。

　ほぼ定時に発車しました。

　発車して約２時間、車掌がおじさんの方を見てここだと言っています。

　降りるとすぐ枝道が伸びています。これをまっすぐ歩きます。

　ちなみに、枝道の入口に小さな市場もあります。

　川と橋と滝が近づいてきました。宿までもうすぐです。

　河原には牛や水牛がごろごろいます。

　ここも「ラオスの香り」に包まれています。

　ファンディーゲストハウスに着きました。

Fandee Guest House ホテル

　ここはバンガローが３つだけの小さな宿です。

　お世辞にもおしゃれだとか清潔だとかは言えません。wifiは使えません。夜どしゃ降りの時に少し雨漏りしました。でもこんな「山小屋」気分を味わうのもラオスの醍醐味だと思います。

　ベッドはゆったり、大きな蚊帳付き、虫の音やカエルの合唱が楽しめます。

　タオルやせっけんがありません。おかみさんに言えば貸してくれるのかもしれませんがわかりませんでした。おじさんは汗拭き用の手ぬぐいと、前の宿の使い残しせっけんで難を乗りきりました。シャワーからはお湯が出ました！

　この宿にした決め手はハンモックです。二日間ともこれで昼寝しました。汚い足をお見せして申し訳ないです。

　宿の看板猫です。いつも客用のイスで昼寝してました。

　宿から少し先に橋があります。

　そこから見えるのがタートハーンの滝。階段状に流れ落ちるきれいな滝です。

　この看板によるとタートロの滝まで200メートルとありますが、歩いてみると500メートル以上ある感じでした。

　蟻の大群が道を横断していました。こんなのをうっかり踏むと、蟻たちに一斉に咬みつかれてすごく痛い思いをします。

　タートロの滝まではほぼ一本道。

　看板がありました。もうすぐのようです。

　おぉ、見えてきました。

　うひゃー、水煙がすごい。昨日の夜の大雨で水量が増えているのでしょう。

　びびりながらもがんばって近づきますが、足元は滑るわしぶきでずぶぬれになるわで、これ以上は危険と判断し撤退しました。

　屋根付きの展望台があればいいのにと思いました。

　戻る道すがら、きれいな蝶がいました。

　インフォメーションのそばにあった観光マップです。タートハーンとタートロは簡単に行けますが、タートスーンまではかなりありそうです。まあこの二つで十分満足できました。

　おじさんが泊まったファンディーの他にも、パラメイゲストハウスや、

　チットパンヤゲストハウスや、

　サイロミェンゲストハウスをはじめ、他にもいろいろありました。予約せずに来ても泊まれないということはなさそうです。

　宿の近くの食堂で昼食です。肉の串焼きと野菜の煮込みとカオニャオです。

　「いいなー」と子猫がうらやましそうに見つめます。

　周辺をぶらぶら。午後は犬も猫もだいたい昼寝してます。

　看板猫は今日もお昼寝です。

　泊まってみようかなとお考えのかたへのお願い。おかみさんは子だくさんで忙しく、お客への細やかなサービスはなかなかできません。食事で用意できないものもあればコーヒー一杯に待たされることもありました。そのような事情を許せるような心持ちで利用してあげてください。

　翌朝チェックアウトし、二泊の宿代と飲食代で185,000キープでした。おかみさんの話ではパクセへ行くバスは、８時と９時に、停車した同じ場所で乗れるそうです。７時45分頃に着いて待っていると、バスはなんと８時ジャストに来ました。

　パクセへ戻ってきました。まずは朝食、ランカムホテル１階のレストランでチキンのヌードルです。これがあっさりとしたやさしい味でうまいんです。

ランカム ホテル ホテル

　ナンノイゲストハウスに１泊チェックインし、荷物を放り投げてまたダオリンへ。きのこ炒めとカオニャオとバナナシェイクです。
　　　
　パクセを中心としたエリアの主だったところはだいたい行った感じなので、今度は北部を狙ってみようかと考えています。
　

この旅行記へのコメント （2）

• さっとん姉さん 2019/10/14 23:31:35

  初めまして。

  08月15日、ウボンからパークセー行きのバスで隣に座っていたのは私です。
  旅先では、私の方から同朋に話しかけない、という鉄則を守っているので。
  たいへん失礼しました。

  笛吹きおじさんさん からの返信 2019/10/15 20:24:42

  RE: 初めまして。

  　パクセでご一緒した「アオキ」です。笛吹きおじさんともいいます。
  
  　旅行記拝見しました。楽しいアジア旅をされているようですね。
  
  　お互い初対面のあいさつはちょっとぎこちない感じでしたが、今度お見かけした時はきちんと声をおかけします。
  
  　それではまたいつか旅の空で。