2019/08/29 - 2019/08/31
290位(同エリア845件中)
no-9さん
3年前にアマンキラに行ってからアマンの波が来ています。
インドネシア、スリランカと熱帯地方らしいゆるい雰囲気と直線的で端正なデザインの建物とに癒されましたが、アマネムを訪れるにあたり果たして日本のリゾートとしてのアマンはどうなのかなと少し思っていました。だって、日本にあって日本家屋に泊まるんですよ。
でもアマネムでその答えとなるような不思議な体験をしました。
滞在2日目スタッフの方と話をしていた時のことでした。
普通に日本語で話しているのですが、その言葉の意味がそのまま意識に上ってくるのではなく、異言語を聞いてそれを頭の中で日本語に翻訳した時のような感じで意識に上ってくるのです。分かりにくいですが今までにない感じでした。
その解釈ですが、アマネムの雰囲気が関係しているのかなと思います。
建物は確かに日本的ですが、そこに使われているバランス感覚というかデザインの言語(あくまで自分が感じた、ですが)は海外のアマンにとても似ていて、アマネムではたまたま伝統的な日本建屋の形として表現されている、ような気がしました。設計が故ケリー・ヒル氏ということもあると思いますが。
だから日本にいて日本的な建物に泊まっているのに海外のアマンがデジャブして、それが日本のものとは感じられない、言ってみれば「ジャパン」として感覚に飛び込んでくるので、一瞬海外にいるような感覚になったのではないかと。単にアマンに来れてボーとなってただけかもですけどね。
そしてスタッフの方々はフランクですが丁寧な方ばかりでした、また海外と違い言葉の壁はないので緊張せずにホスピタリティーを感じることができました。皆さんアマンが好きなのか、各国のアマンリゾートに行かれた時の話などを聞くのが楽しく、共通の話題として盛り上がれるのが意外な発見でした。
ということで実際旅をして感じたのは「同じアマンの空気」でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- ANAグループ 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
夜のセントレア
インバウンドもまだ好調のようで外国の方々で賑わっていました。
ここの中華粥屋さんで夕食 -
その後ホテルにチェックイン
空港島にあるフォーポインツバイシェラトンにしました。
空港のメインロビーから歩いて15分くらい。津との連絡船乗り場の近くからバスがありますが平坦で雨が降っていなければ歩きやすい道です。
近くにセブンイレブンがありますが外国人観光客で長蛇の列。時間帯によると思いますが必要なものは空港内であらかじめ購入しておくのが良いと思います。
写真のバーにあるビリヤード台の上にはメニューが置いてあり実際には使えない風でした。 -
お部屋は広くてデザインも良い感じ。
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連絡船乗り場から見たホテル群
北海道で涼しい空気に触れ夏ももう終わりかなと思っていたらそんなわけなく、ホテルからここまで歩くだけでじっとりと汗かく蒸し暑さでした。 -
津までは高速艇で45分です。
あらかじめネット予約し当日お支払いです。10分前に行けば良い感じでした。 -
津のなぎさ港にあらかじめタクシーを予約していました。
10分ほどで津駅に。
そこから近鉄線で伊勢へ。 -
間も無く実りの秋を迎えようとしています。
-
初めてのお伊勢詣りです。時間的な関係で内宮だけです。
案内人の予約をしていました。大きな荷物も無料で預かってくれます。
色々歴史や伝説の話を聞きながら回ると勉強になるし楽しいです。
年取ってきたからかな。 -
五十鈴川の清らかな流れ
昔は川の水で体を清めていたみたいです。 -
小石が集まってできたさざれ石。
国歌に出てくるさざれ石は小石という意味らしいです。 -
伊勢神宮には様々な所に神様が御坐す。
「なにごとのおはしますかは知らねども、かたじけなさに涙こぼるる」(西行)
豊かな自然があり陽の光が差し込む木々を見たときにそう感じました。 -
お馬さん
毛並みの艶がよかったわ~ -
1.5時間くらいのツアーでガイドさんにも大満足でした。
天気も良く暑かったので大汗かきました。
お腹も減ったので食事へ、手捏ね寿司 -
その後、赤福本店へ
いやはや美味しかったです。 -
縁側に座って風に吹かれ蝉の鳴き声を聞きながら食べていて夏を感じました。
この後、五十鈴川駅から賢島駅まで再び近鉄で。 -
賢島駅の改札を出るとアマネムのプラカードを持ったホテルマンが待っていてくれました。
無料の送迎サービスがあるのは嬉しいです、レクサスLX。 -
最初に迎え入れらる建物、奥にうっすらと海が見えます。
送迎の際だけに使われています。
タクシーで外から帰ってきた時もここに着きました。 -
ウエルカムドリンクをいただき景色を見ながらホテルの敷地設備の説明を受けました。
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そのあとはカートでメインパビリオンへ
ぐるっと歩きながら説明をしていただけます。 -
そのあとにお部屋へと案内
デザインはやはりシンメトリー -
モリスイートからの眺め。
蝉の鳴き声、花の周りを飛ぶ蝶々などなど
名前の通り森が近く自然を近くに感じることができます。 -
妻の誕生日(少し先ですが)と伝えておいた所、ウエルカムフルーツとともにシャンパンがお部屋にセットされていました。初めてです。嬉しいですね。
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こちらは女満別空港で頂いたトウモロコシ。
食べることができず女満別→名古屋→賢島と連れてきていましたが、アマネムで調理をお願いしたら快く茹でていただきすぐ持ってきてくれました。
甘くて美味しかったです。 -
アフターヌーンティー。
紅茶、コーヒー、お菓子で腹ごしらえ。
昼間に伊勢であんだけ昼食食べたのにね、別腹。
混んではいませんでした。 -
広々とした空間が広がっています。
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腹ごなしにインフィニティープールで泳ぎます。
ホテルは海の近くですが視覚的には緑の木々に開けているインフィニティープールです。温水で水深は深くはありません。
プールサイドにイスとパラソルは備えられていますが、タオルは近くにあるものを自分でセットしないといけません。
更衣室もあります。 -
プールに入るとこんな感じ。
ネムの木が近くに植わっており可憐な花を咲かせていました。 -
落ち着ける場所、ライブラリー。
ほかのアマンではライブラリーはオープンな作りとなっている所もありましたが、アマネムやアマンウェラは扉で閉ざされていて静かです。
人も滅多に来ないし落ち着けます。
アマン東京のライブラリーがなくなったことを知ってショックでした。あの高い本棚がある空間がかっこよかったのですが。 -
ソファーの角でクッションにもたれ掛かって好きな本を読むという穏やかな時間を過ごすにはぴったりです。
-
手の大きさと比べてください。
こんな大きなアマンリゾートの本もあります。 -
夕食です。
ロマンチックディナーとか出来ますかと事前に伺うと、1組限定でプールサイドでの和食フルコース、シャンパンボトル付きプランがあるとのことでした。一人5万円、、
レストランで雫、奏コースにしました。
プレゼントで頂いたシャンパンを開けてもらいます。
この日は6-7組いたと思いますが、サーブはスムーズ。 -
コースを選んでいるときに妻が、奏コースが良いけど付いている鮎と鰻が苦手だからあげるね、と二人で会話していました。
そしたらその一品だけ僕のところにサーブされたのです。
何気ない会話を聞いていたのでしょうか。聞き耳すごい。 -
おいしい日本酒とも出会えました。
勧めてくれた「作 中取り」、とろける様な口当たりでした。
これは部屋の冷蔵庫に置かれていたものです。
家に帰って早速注文しました。 -
今年もチョコレートケーキでお祝い。
アマンキラ、アマンウェラとハッピーバースデーソングを歌って持ってきてくれましたが、アマネムでは歌はないバージョン。
チョコレートの味はやはり濃厚、違いはいちごが入っていることかな。
全部は食べきれないので翌日部屋で頂きましたが、やっぱり2日目がしっとりしていて美味しいのは共通ですね。 -
トイレの前にあるインテリア。
存在感ある。 -
トイレに入って最初に訪れたアマンギリでアマンに度肝を抜かれたことを思い出しました。
トイレにも手を抜かないのです。
まずクーラーが心地良いくらい効いているのです。レストランからトイレへは少し外を歩きます。蒸し暑い外を歩いて入ったトイレでクーラー。二重にホッとします。
次に個室しかないです。それも隔壁の上や下にスペースがあるやつではなく完全な!
そしてお手拭きはハンドタオル。それも30分後に行くと補充されている。
若干やりすぎな感じもありますが、トイレにアマンの真髄を感じた気がすると言ったら怒られるでしょうか。 -
夜のライブラリー
食後にゆっくり過ごすにも最適な場所です。
おやすみなさい -
夜中大きな雷で目が覚めました。
朝から雨です。
雨だとプールやサーマルスプリングは入りづらいかもしれません。
でもこんな風に屋根から滴る水滴を見ながら縁側でぼんやりできます。 -
傘の先にいたバッタ
かなりのお気に入りと見えて翌日もいました。 -
朝食は和食にしました。
米飯は釜で炊かれていましたが焦げ目もなく美味しかった。
3日目は少し内容が違っていました。和食なので飽きは来ません。 -
食後はジムで走っていると晴れ間が見えてきたのでサーマルスプリングに入りに行きます。
あったかい温泉で本を読みながら寝そべってゴロゴロ。 -
2ヶ所屋根付きのカバナがあり、ちゃんと屋根があるので雨が降ってもここなら寛げるかな。
-
スパパビリオンにあって朝早くから夜遅くまで開いているようです。
昼、夕と2回行きましたが、混み具合はまちまち。
夕食前が多いみたいです。
自撮りしている若い子が多かった印象 -
朝の楽しみランニング。
アマネムにもゲートがあり、施設から出る時には一応部屋番号を聞かれました。そしてちゃんと機械式ゲートを開けてくれます。
そういえば賢島駅から来る時に車の中でスタッフの方と話したのは、各地のアマンのゲートでの対応って違いますよねってことでした。
確かに、今まで行ったとこは警備員さん同士でくっちゃべっていて走りに行くときも帰ってきた時もノーチェックで、バーを上げてくれることもなかったです。南国らしくて良いですけどね。 -
リゾートの代名詞の一つである目立たないホテルの看板。
-
近くの地区を走って来ました。
穏やかな日の出に出会えました。 -
部屋の近くの木の合間から光が差し込んでいます。
力強く生命力に溢れる木ですね。
ホテル内に結構植わっていました。 -
部屋の温泉も気持ちよかったです。
確かに熱めなので夜入れて朝半分抜いてまた入れてました。
入るときはベットルームとの扉を閉めとかないと湿気がすごいです。 -
湯上りの牛乳最高!!
-
このバスローブめちゃくちゃ着心地良かったです。
調べるとシンガポールの会社製で有名らしいです。
知らないことばかりやな~ -
さあ帰り支度。
サンクンテラスでもゴロゴロしてみたかったです。 -
ちゃんと2つのアマネムタグを付けてもらえました。
-
7ヶ所目のアマンリゾート訪問となりました。
どこも設備は同じで寛ぎ方は同じ、ただデザインがその地域の伝統に根ざしたものになっているので、飽きはないです。かえって同じ目的の施設が違うデザインで形作られているので国々で違う美意識や歴史が際立つように思います。
もちろんスタッフの方々も優しいから心地良いんですけどね。
たくさんホテルグループがあり今はアマンの波が来ていますが、同一系列で攻めていくのも楽しいかもと感じました。そんなに海外行けませんけどね。 -
帰りは中部国際空港(NGO)から。
うっすら始まった夕焼けに抵抗するかのごとく西方へ飛んで帰ります。 -
今年の夏の思い出たち。
晩夏の道東の旅で知床の豊かな自然や北海道の食材を活かした料理を堪能ました。
旅前に心配していたような出張の延長線上になるようなことは、勿論全くなく心配無用で楽しめました。
しかし、4泊5日そのうち連泊は1箇所だけと移動も多くいささか疲れた感は否めませんでした。
その点、アマネムではやはり素晴らしいハードとソフトがあり心からゆっくりとすることが出来ました。
長期休みは基本年1回なのでやっぱりスペシャルな体験をしたいと思います。
旅を計画する時のアレもコレもと言う段階からどれだけ引き算をしていき絞り込んだものにするのがバランスのとれた旅になる秘訣のような気がしました。
また来年に向けて頑張ろう!
長い旅行記に最後まで目を通して頂いてありがとうございました。
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