#46　スウェーデンのダーラナ地方へ　世界遺産・ファールン大銅山

2016/10/07 - 2016/10/10

スウェーデン名物の木工品、赤いダーラナホース。
そのふるさとのダーラナ地方は、17世紀は世界一の大銅山と言われたほどの銅の産地でした。

世界遺産に登録されているその銅山を見に中心都市のファールンに向かいました。

エリア ファールン(スウェーデン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7:45ストックホルム発、ファールン行きのインターシティに乗りました。
ファールンまでは2時間45分です。

車窓からはきれいな紅葉の景色が続いていました。

ファールン中央駅。

ファールン駅からファールン銅山までは約1.5km。歩いて25分くらいです。
タクシーでもいいですが、ぜひ歩いていきましょう。

途中は住宅街ですが、独特の赤い色の塗料が使われた家が多いです。
この色は銅からつくられた顔料で、「ファールンレッド」と言われています。
この赤い色も銅山の賜物です。

やっとファールン銅山に着きました。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

穴の周りは1周10分くらいで歩けます。

銅山の目の前には博物館があります。
ガイドブックには10月～5月は休業と書いてありましたが、
10月～4月の冬季間は、土日のみ営業しています。
高山ツアーと博物館合わせて210クローナ（約2800円）です。

銅山博物館 博物館・美術館・ギャラリー

炭鉱の遺跡も残っています。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

銅山ツアーに参加しました。
夏は１日何度も行われますが、
10月になると、英語の銅山ツアーは1日1回（確か12:00開始）しかないので、
事前にホームページで確認してから行きましょう。

坑道内は石や水が落ちてくるので、ヘルメットとポンチョを貸してくれます。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ツアーで中に入ると鉱山を一望できます。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ここが鉱山への入り口

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

中は階段が整備されているので、普通に歩ける人であれば問題ありません。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

鉱石を運ぶエレベーター

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

結構奥深くまで入っていきます。
かなり幻想的でした。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

ツアーは1時間半くらいです。
かなり満足できるものでした。

ファールンの大銅山地域 史跡・遺跡

銅山を後にして、ファールンの市街地に向かいます。

町を流れる川の近くにダーラナ博物館があります。
中にはダーラナ地方の歴史が分かる資料が充実していて、
様々なダーラナホースが展示されています。

ダーラナホースの赤い色も銅で作られた塗料が使われていました。

ダーラナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダーラナホースの歴史。
最初は赤くなかったようです。

ダーラナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダーラナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダーラナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ダーラナ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ファールンの目抜き通り。
ダーラナ地方の中心都市でもあるので、お店はたくさんあります。
10月上旬ですが、11月下旬の日本と同じくらいの寒さです。

大聖堂前の広場では、世界各国の料理が食べられるイベントが開かれていました。

北欧は人口の少ない地方都市でも寂れている感じはあまりしません。
歩いている人もたくさんいて車が無いと生活できないという感じではないし、若い人も結構います。

日本の地方都市との違いは何だろうか・・・

ファールン駅に戻ってきました。
北欧は10月に入ると日没が一気に早くなるので、早めに帰ります。

帰りもファールンからストックホルムまで直通特急があると思ったのですが、
直通は無く、ボーレンゲまで普通列車で行って、そこから特急でストックホルムに向かいます。

ただ、普通列車も結構カッコいい電車でした。

ボーレンゲ行き列車の中

ボーレンゲ駅に着きました。
向かいのホームから、15:57発のストックホルム行きに乗ります。

ストックホルム行きの列車が入ってきました。

ストックホルムに着いたのは18:16分。
サマータイムなので実質17時台なのですが、もう暗いです。

地下鉄 ヒュートリエット駅 駅