2019 南会津(湯野上温泉駅、芦ノ牧温泉駅)列車旅

2019/09/02 - 2019/09/03

先月夫婦で車で訪ねた福島県南会津の湯野上温泉を、今回はひとりで列車旅しました。
最寄り駅の馬橋駅(松戸市)を0635の電車に乗り、北千住駅を経由して最初の目的地芦ノ牧温泉駅に1141到着。

小さな芦ノ牧温泉駅周辺には、3軒のラーメンの名店があります。
牛乳や食堂、うえんで、ばんげ屋食堂です。
先月は牛乳や食堂でお昼を食べたので、今回はうえんでで山塩ラーメンと名物焼き鳥(豚のカシラ肉)を食べました。

その後芦ノ牧温泉駅1316の列車で湯野上温泉駅まで戻り1330到着。
駅横の足湯でのんびりチェックインまで時間を潰してホテル大島に投宿しました。
周辺を2時間ほど走る計画でしたが、物凄い雨に断念し、宿の温泉三昧に切り替えました。

今回の旅では、地元の田島町に住む知人から頂いた情報で駅の近くにある酒屋さんが、「名酒飛露喜の特約店なので買えるかも？でも一限さんには売ってくれないかな？」と教えてくれたので大雨の中をホテルの傘と下駄をを借りて、ジャージの裾を捲り上げて伺いました。お店に着くと冷蔵庫に飛露喜が1本だけあったので、「千葉から来た者ですが、これを買うことは出来ますか？」と尋ねると、ご主人が「どうぞお買い上げください」と言ってくれたので無事ゲット出来ました。
夕方には、その知人が宿を訪ねてくれ、1時間ほど楽しく談笑&たくさんのお土産を頂戴しました。

お宿の夕食は、地産地消料理に会津地酒3種飲み比べのセットプランで、そこに馬刺を追加オーダーした豪華で美味しくボリューム満点の食事を堪能しました。
会津地酒は10種ほどの中から自分でチョイス、こってり、さっさり、薫り豊かと味わいの異なる素晴らしい飲み比べが出来ました。
このお宿は、離れに露天風呂と内風呂、本館にも内風呂があるので2030までに制覇しちゃいました。

翌朝は昨日の挽回で走るつもりでしたので0530に起きました。しかし雨が降っていて身軽旅でrunシューズで帰るから、濡れたシューズだと嫌なので断念し、朝御飯を食べ、身支度整えて1000の列車で会津田島駅まで向かい、1043会津田島駅始発のリバティ号で帰ってきました。

目的の1つのrunは叶いませんでしたが、思いもがけず知人に会えたり、美味しいラーメン食べたり、名酒を購入出来たり、お宿はみんな親切で明るく食事も美味しくお風呂も満足出来て素晴らしい1泊旅行になりました。

エリア 湯野上温泉(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

事前購入した往復フリー券
下今市駅から芦ノ牧温泉駅間は乗り降り自由で6,500円です。

馬橋駅0635の電車で北千住に移動しました。

北千住駅 駅

往路はフリー券の適用範囲内の料金加算しない普通列車(急行以下利用)で行きます。
0703発の区間急行で南栗橋まで。

北千住駅 駅

0752南栗橋着、0800始発の日光行きの急行を待ちます。

南栗橋駅 駅

急行入線

南栗橋駅 駅

車内は扉に近い席以外はボックス席です。
日光方面の登山、ハイキングに行く年配者が多く、席によっては盛り上がってました。

南栗橋駅 駅

0907下今市駅着、0926始発の鬼怒川駅行きの電車を待ちます。

下今市駅 駅

鬼怒川駅行きの車内は各停ですが、急行車両と同じでした。

下今市駅 駅

0949鬼怒川温泉駅着、1001始発のAIZUマウントExpressに乗り換えです。
ここでハプニング！
同じホームで待っていたら、隣のホームに白い車両が入線しました。何気なく見ていたら、それがAIZUマウントExpressだと気付き、発車3分前にホームを跨ぐ階段を駆け上がり乗車しました。
他にもおいらと同じ勘違いした人が2人いて、彼らは発車数秒前に駆け込んで来ました。

鬼怒川温泉駅 駅

発車2分前に乗り込めたので、一旦車外に出てパチリ！

鬼怒川温泉駅 駅

無事定刻発車オーライ。
最前列に座ったので前面車窓から見れました。
鉄分大好きくんらも数人乗っていて、盛んに前に来てパチリしてました。

山合を縫うように走ります。
ディーゼル機関の音とゆったり揺れる車両を心地好く感じました。

今日泊まるお宿のある湯野上温泉駅
ここで降りないで芦ノ牧温泉駅まで向かいます。
せっかくフリー券を買ったので有効に使いました。

湯野上温泉駅 駅

1141芦ノ牧温泉駅着。
ここから歩いて3分としないところに今日のお昼を食べる有名ラーメン店の"うえんで"があります。

芦ノ牧温泉駅 駅

まずは駅舎をパチリ。
ねこが働く駅としても有名な芦ノ牧温泉駅。
今日の勤務員は、らぶ駅長でした。駅長帽をちゃんとかぶり駅事務室にいました。
ねこのストレスを考慮してか、ねこを撮影するのは禁止です。
その他は制限はないそうです。　

芦ノ牧温泉駅 駅

"うえんで"に到着。
うえんで？これは、上の台という昔の周辺の地名を地元訛りで"うえんで"と言うため、それを店名にしたそうです。

うえんで グルメ・レストラン

お店の入り口をパチリ！

うえんで グルメ・レストラン

メニュー

うえんで グルメ・レストラン

手打ち麺の山塩ラーメン(やまじお)と名物の焼き鳥(鶏肉でなく豚のカシラ肉)を塩1、タレ2も食べました。
優しい味の山塩ラーメンともちっとしてジューシーな焼き鳥は、そこいらの焼きとんとは比べにならない旨さです。
旅の楽しみは昼からビールなんですが、宿に着いたら着替えて12kmくらい走るためグッと堪えました。

うえんで グルメ・レストラン

1230芦ノ牧温泉駅に戻りました。
駅の隣に会津鉄道神社を見つけ、旅の安全を祈願してお詣りしました。
1316発のAIZUマウントExpress6号で湯野上温泉駅み向かうため、しばし時間を潰しました。

芦ノ牧温泉駅 駅

駅の横にトイレがあります。
この外観から察するに和式水洗トイレだと思いますよね？

芦ノ牧温泉駅 駅

トイレは何とシャワートイレでしかも人感センサーで蓋が勝手に開く最新式トイレでした。

芦ノ牧温泉駅 駅

ホームにはこんな宣言が掲げられとました。
これを暗唱して授業に入るそうです。素晴らしい！

芦ノ牧温泉駅 駅

反対ホームには会津若松駅行きが入線しました。

やや遅れてAIZUマウントExpress6号が入線しました。

芦ノ牧温泉駅 駅

1330湯野上温泉駅着。
茅葺き屋根の駅舎が味わいを深めてくれました。
せっかくだからトイレを拝見(^ω^)。

湯野上温泉駅 駅

ここもシャワートイレでした。
観光地にはトイレ改革必要ですね！
でも個室が1つだけってのは…
個室がもう1つくらいあれば…ですね(；^ω^)。

湯野上温泉駅 駅

駅の隣に足湯があります。
チェックインまでの時間をここにいましたが、延べ12人くらい浸かりました。

湯野上温泉駅 駅

足湯にちゃぽん！

湯野上温泉駅 駅

歩いて1、2分で行けるホテル大島に投宿するのですが、向かう頃には雨が降ってました。
先に見える白い看板がお宿です(^_^)v。

湯野上温泉駅 駅

部屋を案内されました。
和室12畳の広めの部屋で、窓からは会津鉄道の線路が目の前を走ります。
トレインビューの部屋です。

ホテル大島 宿・ホテル

トイレもシャワートイレでした(*´∀`)♪。

ホテル大島 宿・ホテル

雨は本降りから土砂降りに…これでは走れません。
うえんででビールを断念したことを残念に思ったおいらです(；^ω^)。

ホテル大島 宿・ホテル

良い感じでしょ！

ホテル大島 宿・ホテル

ちゃぽん！

ホテル大島 宿・ホテル

露天風呂からの眺め
露天風呂は離れにあって、小さな内湯とセットで利用できます。
露天風呂に入るには、基本予約制なのですが、今日は宿泊者が少ないからと予約せず入れました。
雨に煙る渓谷を見下ろしての露天風呂も良いものです。

ホテル大島 宿・ホテル

地元の知人が、「湯野上温泉駅近くに良いお酒を扱ってる酒屋さんがあるので。そこなら幻の名酒『飛露喜』が買えるかも？」とmessengerでくれた情報から、土砂降りの中をお宿の傘と下駄を転がし、ジャージの裾を捲り上げて向かいました。
この写真では大した降りに見えませんが、この直後に大降り、土砂降りになり、一旦軒下で雨宿りしました。

湯野上温泉駅 駅

途中、観光名所"夫婦岩"も遠望ながら拝めました。

『飛露喜』買えました！

裏もパチリ！

地元田島町に住む知人が訪ねてくれて、こんなにたくさんのお土産を頂きました。

会津地酒3種飲み比べセット
こんなにたくさん、10種類もの日本酒から選ぶのです。
食事も地元産の野菜をふんだんに使ったボリューム満点です。
馬刺も追加注文しましたので日本酒と一緒に味わいました。
尚、追加注文は2日前までにお願いします。

ホテル大島 宿・ホテル

馬刺もパチリ

ホテル大島 宿・ホテル

晩ごはんは、会津地酒3種飲み比べセットのプランでした。
10種類ものお酒の中から3つ選ぶのは悩みましたが、女将さんのアドバイスで地元南会津の酒蔵のお酒を選びました。
近ごろ日本酒は、軽い口当たりと喉ごし、香り、爽やかさを売りにするお酒が多い中、右の国権しぼりたて春一番は、甘くてズシッと味に重さも感じる美味しいお酒で感激しました。

ホテル大島 宿・ホテル

女将さんとの会話が弾んだお陰か、3種が一つ増えて4種にしてくれました(^-^)/。

ホテル大島 宿・ホテル

離れには露天風呂とセットの内風呂の他にもう一つ内風呂があります。
岩風呂造りです。

ホテル大島 宿・ホテル

和傘を天井から提げた脱衣所も乙な演出です！

ホテル大島 宿・ホテル

本館の内風呂
どのお風呂も清潔感があって気持ち良いです。

ホテル大島 宿・ホテル

ちゃぽん！

ホテル大島 宿・ホテル

湯舟に通した管からは、源泉が流れ出てます。

ホテル大島 宿・ホテル

朝ごはんも品数は多めでした。
会津米のご飯も美味しいですよ。

ホテル大島 宿・ホテル

チェックアウトして外観をパチリ。通りを挟んだところに離れがあります。

ホテル大島 宿・ホテル

離れをパチリ！

ホテル大島 宿・ホテル

湯野上温泉駅
0959発の会津鉄道リレー128 号を待ちます。

湯野上温泉駅 駅

下りホームから駅舎をパチリ！
山並みを被う雲にも旅を感じました！

湯野上温泉駅 駅

そうか、乗り換え1回で新宿まで行けるんだよな。

湯野上温泉駅 駅

可愛い手書き塗装のリレー128号が入線しました。

湯野上温泉駅 駅

車内のトイレもこんなラッピングです。

座席とトイレ、見事なアンバランス(^ω^)。

1028定刻どおり会津田島駅に着きました。
1043始発のリバティ128号とツーショット。

会津田島駅 駅

まだ誰も乗ってないときに車内をパチリ！

会津田島駅
湯野上温泉駅の茅葺き屋根の駅舎と違って近代的な駅でした。

会津田島駅 駅

リバティ号の特急券は、湯野上温泉駅で購入しました。

プシュッとやりながら帰ります。

これにて今回のご案内は終わります。
最後までご覧くださりありがとうございます。