リヴィウから夜行電車でオデッサに移動した。ウクライナは長距離になるとどうしても夜行寝台列車となる。ただ、ウクライナ国鉄のWEBサイトで簡単に予約・支払いができるので便利である。<br />夜、リヴィウ駅に着くと出発掲示板が壊れていた。さて、どの番線から出るか分からない。ふと見るとINFのところに人が立ち寄ってなにか見て行く。行ってみると、列車番号と発車番線が紙に書かれておいてあった。これで無事に電車に乗れた。<br /><br />さて、オデッサだが、クリミア半島がロシアに占領された結果、海のリゾートはこのオデッサ周辺だけとなってしまった。<br />多くの人で混んでいる。ただ、この街の市内交通はミニバスが中心であるため、外国人には大変不便な街である。ミニバスは番号と行先表示はロシア語なので、どうにもなりませんので。また、このミニバスが混んで、さらに暑いときている。スーツケースなどは持ち込めない。なお、ミニバスも降りる時に運転手さんのところにお金を置いて支払う。ちゃんとおつりもくれます。混んでいる場合は後ろから降りるのだが、その場合はどこで降りますからと言って料金をお客さんに手渡しで渡してもうらう（外人には無理）。<br /><br />市電やトロリーバスがあるのだが、どこをどう走っているかは不明。さらに、港方面に行っていた市電が休止していた。<br />交通機関が不明のなかでどこにホテルを取るかが大問題である。<br /><br />一番の通り（横線の通り）はデリバスィフスカ通りで観光通りである。縦方向の通りはプレオブラジェンスカ通りとなる。現地では必ずこの通りの名前をロシア語で書いて持っていること。<br />頼みの市電は１０番が電車駅の左方向にターミナル乗り場がある。この１０番が海方向にブレオ通りを進む。ただし、途中が終点で、そこからは徒歩でデリバスィフスカとの交差点まで１０分ほどの歩きとなる。見どころはデリバスィフスカ通りから徒歩圏です。<br /><br />ホテルはこのデリバスィフスカ通りかプレオブラジェンスカ通りに近いところにすれば自力でホテルまでは行ける。なお、１０番の市電はトラム乗り場を出て市場のところを通過するが、この辺はおんぼろ通りで、とんでもないところに来てしまったと思います。しかし、進んで行くとそれなりの街並みとなりますので、安心してください。<br /><br />位置状況はオデッサ駅があり、左方向に市電乗り場（料金は降りる時に運転手さんに払う）、さらに左斜め前方向がバスターミナル、そのバスターミナルの前が市場です。このバスターミナルと市場の間にミニバスがやって来ます。<br />電車駅の正面側に市バスなどの乗り場がありますが、どこに行くかは不明で利用のしようがない。正面側の大通りを市電５番が走る。<br /><br />わたしはこのデリバスィフスカとプレオブラジェンスカ通りの交差点に近いところで、ゴールサト公園の横のホテルにした。<br />便利で新しく、設備も良く、受付の女性が親切で本当に良かった。ただし、料金はかなり高い。<br />Wine&Pillow Hotel by Frapolliというホテルです。<br />ここのスタッフの人に市場まで行くミニバスの番号を教えてもらったので、駅方向には簡単に行けるようになった。<br /><br />市内の見どころは多くはない。このデリバスィフスカ通りから徒歩で行ける範囲にある。ポチョムキン階段、オペラ劇場、考古学博物館など。また、海水浴場はアルカディアという場所で有名だが、イモ洗い海水浴場である。江の島より混んでいる。ここへは５番のトラムが行く（終点）。<br />遊覧船は港から出ている。ポチョムキン階段に行ったついでに乗ってくると良い。それからデリバスィフスカ通りの入り口付近にパッサージュという建物がありますが、内部のアーケードが古く、彫刻がほどこされたとても不思議な建物でした。<br /><br />街中を歩いているとしゃれなお店とレストラン、古い建物などが点在していて歩くのは楽しい街である。ただし、道に迷った時のために泊まっている場所付近で有名な通りの名前をロシア語で書いて持っていること。或いは駅という単語のロシア語も役にたつ。英語は全く通じないので、なにを言って無駄です。ともかく紙に書いたロシア語だけがたよりですので。でも人は親切でこの紙に書いたロシア語のおかでどれらけ助けられたかしりません。<br /><br />両替は米ドル、ユーロです。両替所は多くありますが、デリバスィフスカ通りの両替所が最もレートが悪いですので。<br /><br />不思議な雰囲気の街です。<br /><br />なお、ハト屋には気をつけてください。ハトを勝手に人の肩に置き、写真を撮らせて金をふんだくる詐欺商売です。ともかくしつこい！<br />キエフの縫いぐるみ詐欺と同じです。ともかく写真を撮らせてという商売をしているやからは詐欺師ですので。<br />なお、ベラルーシにはこの手の詐欺師は皆無でした。<br />

ウクライナ旅行ー６：オデッサ

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2019/07/22 - 2019/07/25

28位(同エリア58件中)

#オデッサ

寅さん

リヴィウから夜行電車でオデッサに移動した。ウクライナは長距離になるとどうしても夜行寝台列車となる。ただ、ウクライナ国鉄のWEBサイトで簡単に予約・支払いができるので便利である。
夜、リヴィウ駅に着くと出発掲示板が壊れていた。さて、どの番線から出るか分からない。ふと見るとINFのところに人が立ち寄ってなにか見て行く。行ってみると、列車番号と発車番線が紙に書かれておいてあった。これで無事に電車に乗れた。

さて、オデッサだが、クリミア半島がロシアに占領された結果、海のリゾートはこのオデッサ周辺だけとなってしまった。
多くの人で混んでいる。ただ、この街の市内交通はミニバスが中心であるため、外国人には大変不便な街である。ミニバスは番号と行先表示はロシア語なので、どうにもなりませんので。また、このミニバスが混んで、さらに暑いときている。スーツケースなどは持ち込めない。なお、ミニバスも降りる時に運転手さんのところにお金を置いて支払う。ちゃんとおつりもくれます。混んでいる場合は後ろから降りるのだが、その場合はどこで降りますからと言って料金をお客さんに手渡しで渡してもうらう（外人には無理）。

市電やトロリーバスがあるのだが、どこをどう走っているかは不明。さらに、港方面に行っていた市電が休止していた。
交通機関が不明のなかでどこにホテルを取るかが大問題である。

一番の通り（横線の通り）はデリバスィフスカ通りで観光通りである。縦方向の通りはプレオブラジェンスカ通りとなる。現地では必ずこの通りの名前をロシア語で書いて持っていること。
頼みの市電は１０番が電車駅の左方向にターミナル乗り場がある。この１０番が海方向にブレオ通りを進む。ただし、途中が終点で、そこからは徒歩でデリバスィフスカとの交差点まで１０分ほどの歩きとなる。見どころはデリバスィフスカ通りから徒歩圏です。

ホテルはこのデリバスィフスカ通りかプレオブラジェンスカ通りに近いところにすれば自力でホテルまでは行ける。なお、１０番の市電はトラム乗り場を出て市場のところを通過するが、この辺はおんぼろ通りで、とんでもないところに来てしまったと思います。しかし、進んで行くとそれなりの街並みとなりますので、安心してください。

位置状況はオデッサ駅があり、左方向に市電乗り場（料金は降りる時に運転手さんに払う）、さらに左斜め前方向がバスターミナル、そのバスターミナルの前が市場です。このバスターミナルと市場の間にミニバスがやって来ます。
電車駅の正面側に市バスなどの乗り場がありますが、どこに行くかは不明で利用のしようがない。正面側の大通りを市電５番が走る。

わたしはこのデリバスィフスカとプレオブラジェンスカ通りの交差点に近いところで、ゴールサト公園の横のホテルにした。
便利で新しく、設備も良く、受付の女性が親切で本当に良かった。ただし、料金はかなり高い。
Wine&Pillow Hotel by Frapolliというホテルです。
ここのスタッフの人に市場まで行くミニバスの番号を教えてもらったので、駅方向には簡単に行けるようになった。

市内の見どころは多くはない。このデリバスィフスカ通りから徒歩で行ける範囲にある。ポチョムキン階段、オペラ劇場、考古学博物館など。また、海水浴場はアルカディアという場所で有名だが、イモ洗い海水浴場である。江の島より混んでいる。ここへは５番のトラムが行く（終点）。
遊覧船は港から出ている。ポチョムキン階段に行ったついでに乗ってくると良い。それからデリバスィフスカ通りの入り口付近にパッサージュという建物がありますが、内部のアーケードが古く、彫刻がほどこされたとても不思議な建物でした。

街中を歩いているとしゃれなお店とレストラン、古い建物などが点在していて歩くのは楽しい街である。ただし、道に迷った時のために泊まっている場所付近で有名な通りの名前をロシア語で書いて持っていること。或いは駅という単語のロシア語も役にたつ。英語は全く通じないので、なにを言って無駄です。ともかく紙に書いたロシア語だけがたよりですので。でも人は親切でこの紙に書いたロシア語のおかでどれらけ助けられたかしりません。

両替は米ドル、ユーロです。両替所は多くありますが、デリバスィフスカ通りの両替所が最もレートが悪いですので。

不思議な雰囲気の街です。

なお、ハト屋には気をつけてください。ハトを勝手に人の肩に置き、写真を撮らせて金をふんだくる詐欺商売です。ともかくしつこい！
キエフの縫いぐるみ詐欺と同じです。ともかく写真を撮らせてという商売をしているやからは詐欺師ですので。
なお、ベラルーシにはこの手の詐欺師は皆無でした。